夢野久作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この手の話はネタバレすると途端に面白みが半減するのでかなり注意しましょう。そしてネタバレします。
うん、読むと気が狂う話って言うからどんなものかと思ったらエンドレスでしかも誰も幸せになれない話だった。確かにこれは読後感が悪い。でもよく作りこんであるからそんなに嫌いな話ではないかな。そしてマンガにしてもこれだけ面白いのだから原作はさぞやリアリティがあることだろう。この作者はいつもミステリー系を書いてるんだったっけ。やっぱりどこかジャンルの書き方みたいなものをマンガからでも感じるなあ。
原作ではないので、内容よりも主にマンガの描き方について触れておきたい。一読してからもう一度読み返してみると -
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Posted by ブクログ
ナンダカ、切ナクテ、ウツクシイ──
そんな感想が、読み終えたあとに静かに残る一編。
ここ最近、夢野久作作品を続けて読んでいて思うのは、 彼の得意とする書簡体や独白文の小説には、少なからず語り手のナルシズムが滲み出る、ということだ。
それは作者自身の陶酔ではない。
あくまで、手紙を書いている登場人物の嗜好や自己陶酔であり、 だからこそ、語り手に高尚な人物や清廉な女性が選ばれると、 その文章で形作られる物語世界もまた、幻想的で妖艶な魅力を帯びてくる。
この感覚こそが、夢野久作という作家の人気の一端なのではないだろうか。 因縁や死といった題材を、陰惨でも恐怖でもなく、 どこか厳かで華美なもの