夢野久作のレビュー一覧

  • ドグラ・マグラ(下)

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    主人公が本当は教授であったとか、より衝撃的な結末が待っていると思ったら、最終的には、何が現実で何が記憶による幻想なのか分からずにループしてしまった。
    前半の言葉遣いが難しく、読むのが大変だった分、元の話に戻ったら読みやすかった。
    研究成果を報告してほしいと頼まれており、途中から報告書のような書き方になっていたが、結局ベットへと戻ってしまい、分かったような分からないような思いだった。
    もう一度読んだらすっきりしそうだが、読み終えた人との議論を楽しもうと思う。
    田口先生の勧め

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    2025年10月09日
  • ドグラ・マグラ(上)

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    んー後半ちょっと冗長だと感じてしまった。前半部分は比較的読みやすくて、徐々に主人公周りのことが分かっていく感じが面白かったが、博士の手記あたりからちょっと読み進めるスピードが落ちた。後半でどう展開されて謎が解かれていくのか、どう着地するのか楽しみ。

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    2025年10月08日
  • 死後の恋―夢野久作傑作選―(新潮文庫)

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    『ドグラ・マグラ』は挫折したが、この作品は短編集で内容も比較的読みやすかった。
    特に「死後の恋」「瓶詰地獄」「あやかしの鼓」は面白く読めたが、その他の作品はあまり印象に残らなかった。
    全体の雰囲気は江戸川乱歩の作風に近いようにも感じられたが、解説によれば江戸川乱歩は「あやかしの鼓」を酷評しており、その見方はさすがだなと思った。

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    2025年10月05日
  • ドグラ・マグラ(上)

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    下で納得できる内容じゃなきゃゆるさない。
    細胞の記憶や分化、神経や遺伝子など、生物の知識がないと内容が入ってこないのでは?と思った。

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    2025年09月24日
  • 縊死体 乙女の本棚作品集

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    乙女の本棚シリーズでイラストを手掛けているホノジロトヲジさんのイラスト作品集。
    「瓶詰地獄」「外科室」「死後の恋」「人間椅子」「春の心臓」「縊死体」が収録。
    縊死体は書き下ろし全文収録で新聞の様な表現が素晴らしい!美麗イラストを堪能できる一冊。

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    2025年09月16日
  • ドグラ・マグラ(下)

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    ネタバレ

    ドグラ・マグラ下巻。上巻はよく分からなかったが、下巻に関しては少し推理小説じみた雰囲気を感じた。若林博士と正木博士の研究対立に巻き込まれたことがすべて夢だったのか現実だったのか判然としない不思議な印象を受けました。

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    2025年09月10日
  • ビルディング(乙女の本棚)作品集(乙女の本棚)

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    「乙女の本棚作品集」としての三冊目。
    『赤とんぼ』『山月記』『魚服記』『鼠』『ルルとミミ』の五篇に加えて、書き下ろしイラストの『ビルディング』(夢野久作)も収録されている。

    ねこ助さんの幻想的な淡いタッチの絵は、読者を物語世界によりいっそい深く深く誘っていくようでとても好き。
    児童向けや童話風のお話とぴったりなのだけど、私は山月記がとりわけ好き。見開きで描かれる、あの威風堂々としながらも繊細そうな虎は忘れられない。

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    2025年09月08日
  • ルルとミミ(乙女の本棚)

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    湖の水が黒く濁ってくると、この村に何かしら悲しいことが起こると言われている…
    夢野久作の怪奇幻想な作品を想像して読んだが、美しい情景が浮かんでくるような、幻想的な童話のような物語。
    イラストが物語更に美しく引き立たせており、美しさと悲しさの余韻を残すラストも良かった!

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    2025年08月25日
  • 瓶詰の地獄

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    とっても短いのに切れ味抜群
    ドグラ・マグラもいいけど僕はこっち派
    青空文庫でも読めるのでホントおすすめ

    これ国語の教科書とかに載せたら学生に流行らないかな
    テストで
    2人にあったことはなんでしょう
    みたいな

    あ、いや、だめか笑

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    2025年08月20日
  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚2冊目。夢野久作初読。初読となれば、何を選ぶか。借り受ける直前迄は『瓶詰地獄』で御座いました。微かに粗筋を思い出し此方に切り替えたので御座います。

    よぉく分かりました。
    昭和3年。この頃のデカダンスの気鬱な匂い。ロシアの革命さえも、王朝没落物語として消費してゆく日本の民衆。
    「アナスタシヤ内親王殿下‥‥。」
    義経渡大陸伝説宜しく、内親王渡日伝説などを試みる下卑た小説家風情の欲望。

    瓶詰地獄も、ドグラマグラも、もういいかな。嚔という漢字を覚えたのが一つの収穫。

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    2025年08月18日
  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    多分初読。だから、途中までなぜこれが乙女の本棚なのかと思ったのだけど、まあタイトルにも冒頭にも「死後の恋」ってあるんだから、乙女な展開が待っているんだろうという予想はできたわけで、最後まで読んで、ああなるほどこれは乙女だなと思った次第。
    『目羅博士~』でも感じたことだけど、最後の見開きページを表紙にするのはどうなのかね。ネタバレになりかねないのだけど、意外性を重視する作品でないのはタイトルから明白なので、問題ないのかなあ。

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    2025年07月20日
  • ドグラ・マグラ(上)

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    ストーリーが二転三転四転として引き込まれた。
    言葉遣いが現代的でない部分があったり、場面が飛んだりして奇書の名に恥じぬ読みづらさだった。
    挫折しないように所々パラパラと読み飛ばしながら読んだ。

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    2025年07月14日
  • 猟奇歌 夢野久作歌集

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    ネタバレ

    うーん、猟奇的。

    山の奥で仇讐同士が巡り合った誰もいないので仲直りした

    無限に利く望遠鏡を覗いてみた自分の背中に蝿が止まっていた

    五十銭貰って一つお辞儀する盗めばお辞儀せずともいいのに

    あたりが好き

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    2025年07月09日
  • 疵(きず)の迷楼 耽美幻想セレクション

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    ネタバレ

    ■江戸川乱歩「鏡地獄」
    既読を再読。

    ■谷崎潤一郎「人魚の嘆き」
    未読のまま。
    水島爾保布の挿画ありの中公文庫で読みたいので。

    ■小栗虫太郎「方子と末起」 ★
    初読。まさことまき。
    百合、スール、手紙のやり取りという少女小説、にして不思議の国のアリスモチーフ。
    推理小説<恋愛小説。

    ■泉鏡花「妙の宮」 ★
    初読。
    たった4ページだが、なんでこんな風景を思い描いたのだろう? と。

    ■木下杢太郎「少年の死」
    高原英理・編「少年愛文学選」で既読。

    ■坂口安吾「蝉―あるミザントロープの話―」
    初読だが、混乱をそのまんま文章にした風情で、よくわからなかった。
    Misanthrope はフランス

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    2025年07月08日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    総題の漢字よし。
    収集箱じゃつまらない、蒐集函なのだ。
    カバーイラストも素敵。
    新潮文庫nexというレーベルで、ヤングアダルトにこの作品たちを差し出した編集部、GJ!

    ■坂口安吾 桜の森の満開の下
    既読を再読。

    ■芥川龍之介 影 ★
    初読。
    芥川といいえばドッペルゲンガーなのでそういうことかと中盤で思わせておいて、ラストなんと映画だった? 夢だった? というオチ!
    しかもそれすら真実かどうか不明な放り出し方。凄い。
    しかし、「歯車」でも感じたことだが、狂気に飲み込まれそうな感覚を、それでも作品化「しちゃえる」ことが、逆に悲劇だったのかもしれないと考えたりもした。

    ■江戸川乱歩 芋虫
    既読

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    2025年06月24日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    乙女の本棚シリーズの一冊。
    夢野久作の「瓶詰地獄」とは、また思いきったセレクトだな。これに乙女用に絵をつけると、まあこんな感じにせざるを得ない。これをよしとするかどうかは、好みの問題か。個人的にはちょっと文章とのずれが気になるかな。

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    2025年05月25日
  • ドグラ・マグラ(上)

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     理解できる、やっぱり理解できない、を反復するような内容だった。
     正常と狂人の境目ってなんだろう。よく血液型診断に対して、人間が4パターンしかないわけないだろって言う人いるけど、むしろ分類できるほど人間って深くないのかも。
     きっと境目は線じゃなくてグラデーションなんだろうな。

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    2025年05月12日
  • ドグラ・マグラ(下)

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    九州帝国大学医学部精神病科の七号室で記憶を失った主人公『私』が目覚めるところから物語がはじまる。

    内容としては面白かったものの、とにかくものすごく読み難い。
    まず上巻の後半半分から下巻の前半半分程を作中に登場する資料(論文、考察、インタビュー記事または映像の説明等)が延々と書かれている。
    やっと資料部分を読み終え語り手が主人公の『私』に移ったら、今起きている出来事が『私』の精神病による妄想や幻覚なのか、夢なのか、現実におこっていることなのかわからなくなる…

    以前から読んでみたかった作品なので読めて良かったけど、なかなか1回読んだだけでは理解が難しい作品だったので、再読したい。
    次はオーディ

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    2025年05月06日
  • 瓶詰の地獄

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    素敵な装丁に惹かれて読んでみました
    すぐに幻魔境へ誘い込まれる世界観に
    圧倒されました!!



    海難事故で遭難し 南国の孤島に
    流れついた可愛らしい兄と妹

    第1の瓶…
    第2の瓶…
    第3の瓶…

    それぞれの瓶には
    兄と妹が数年過ごした地獄のような
    状況が描かれる



    彼らが犯してしまった罪と罰
    そして…
    彼らに残された運命とは…



    抽象的な表現に 想像を掻き立せられ…
    余白を残す終わり方がたまらない!!

    美しく狂気を孕んだ文章に酔いしれました

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    2025年05月01日
  • タナトスの蒐集匣 -耽美幻想作品集-(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

     耽美とは何なのか未だ理解できていないが、収録作から思うに愛憎、背徳、情念、倒錯、フェティシズム、幻想、狂気etcが入り混じったものか。そこにタナトス≒死への衝動が加味された、名だたる文豪らによる10編。

    「桜の森の満開の下」(坂口安吾)や「瓶詰地獄」(夢野久作)は本書のコンセプトをまさに体現している作品か。作家のフェチ全開「刺青」(谷崎潤一郎)、美しくニューロティックな幻想「夢十夜」(夏目漱石)、サスペンスからの意外な結末「影」(芥川龍之介)もそこに沿ったものかと。
    "美"という点では泉鏡花の「浮舟」、折口信夫「身毒丸」なのだろうが、個人的には独特の文体含め作品世界にハ

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    2025年04月25日