【感想・ネタバレ】乙女の本棚6 瓶詰地獄のレビュー

あらすじ

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乙女の本棚シリーズ最新作は夢野久作×「刀剣乱舞」イラストレーターのコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

この美しい、楽しい島はもうスッカリ地獄です。
浜辺に流れ着いた3通の手紙。そこには、遭難した兄妹の無人島での生活が綴られていた。

『刀剣乱舞』のキャラクターデザインなどで知られ、数多くのイラスト・マンガを手がけるイラストレーター・ホノジロトヲジが夢野久作を描く、珠玉のコラボレーション・シリーズです。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

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Posted by ブクログ

夢野久作の『瓶詰地獄』と素敵なイラストがコラボする、乙女の本棚シリーズ第6巻です。
とある役場から海洋研究所に宛てて3つのボトルメールが打ちあがった旨の手紙が送られます。
手紙の内容はそれぞれ遺書、神への懺悔、両親宛ての助けを乞うもの、でした。
この手紙を出した太郎とアヤ子、二人は大海原を漂流した末にたどり着いた島で長く暮らすことになる兄妹です。
食料や資源などの豊富な島であったので兄妹は特に不自由なく生活をすることができましたが、長い年月により成長したお互いの肉体を異性として意識するようになっていきます。
男と女の関係となってしまったものは兄妹には戻れず、それは社会的にも認められないものでした。
彼らは救われても許されない十字架を背負うことになり…。
美しい純文学を美しいイラストが彩り、世界観を更に色濃く描く良書です。

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2025年07月22日

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ネタバレ

いつだって、二人きり、二人だけが暮らす世界というものは、歪むというのか、美しいというのか、とても特殊な環境にならざるを得ない。二人が男女なら尚更……その環境内において、相手に対して覚える嬉しさや盛り上がってくる気持ちと、背徳感のような、後ろめたさのような、虚しい気持ちと。そして気持ちがいっぱいになったら縋るのは、神様という
とても究極的な世界観だと思いました。(ちょうど今、愛することについて学んでいて、その中で神話からの引用がとても多いので、そういう事を思いつくのだと思います。)個人的にはとても好きです。

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2024年06月02日

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小説で読むと難しいと頭が拒否して避けて通った作家を絵本で読むとすんなりと受け入れてくれる。きれいな絵なので暗い作品も緩和され気になっていたけど避けていた本がまだあるので楽しみ。

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2024年03月04日

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 乙女の本棚シリーズから、夢野久作さんとホノジロトヲジさんのコラボ作品「瓶詰地獄」です。「この表紙いいね~!今まで借りた中で一番いい!」と、ボカロ好きなうちの息子が言いました。現役乙女世代にも、いい感じに見えるんですね!でも息子は読まないと思うけど(^-^;

 浜辺に流れついた、ビール瓶3本…その中には手紙が詰められていた…。この手紙はある無人島から流れついたもので、その手紙には無人島で暮らす兄と妹の生活が綴られていた…。漂着当初は不自由もなかったが、年月の経過によりお互いに成長したことでふたりの心に変化が生じたことで苦しみ、やがては死をも覚悟するようになる…。

 ふたりはどうなったんだろう…3通の手紙から読み取れることしかわからない、言ってしまえば想像するほかないんだけれど、切ない胸の想いと葛藤が痛いほど伝わってくる作品でした。3通の手紙は、書かれた順ではないところも想像力を高められる要因になっています。そしてホノジロトヲジさんのイラストが、読みながら見るとますますキレイで…私的にはこの作品、すごく好きです!

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2023年07月15日

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無人島に流れついた11歳の兄と7歳の妹。
三本の空き瓶に託した3通の手紙で時系列を遡って描かれるふたりの状況。
聖書を焼きすて、堕ちていく。

昭和初期の作品。
大正から昭和にかけてはこのような妖しい作品が許されていた時代だったのか。

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2023年03月20日

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ネタバレ

美しい絵を添えて描かれる悲劇の一端。
純粋に敬虔であったからこそ罪の大きさをより一層、彼は感じたに違いない。
手紙形式で展開される物語のため、その手紙を書く間にどんな葛藤があったのか、想像力が掻き立てられる作品だった。

全て密閉された状態で海洋研究所に送られたのに気づいて、関係者には読まれなかったのか…なおさら悲しいと思ってしまった。

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2021年08月29日

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ネタバレ

過不足の無かったはずの楽園が、時を経て性徴という魔力を前にじわじわと崩壊していく様の、うつくしさと残酷さ。
そして、神の目から逃れるように、救いを投げ出すように目印を倒し聖書を焼いたのに、瓶の中に残されていた手紙に綴られていたのはひたすらに懺悔だった。
そういう歪さに、ただただ感服させられたというか、謎の高揚めいたものを覚えてしまいました。昔の作家はすごい……。

第二の手紙を読み終えた時に、「間に合わなかった」(或いは抗えなかった)ことを示す第一の手紙の意味を知り、締めくくりの第三の手紙で得も言われぬ気持ちにさせられる構成の巧みさも良いです。
挿絵がまた大変に美しいので、文章だけの本が苦手な人でも読みやすいです。

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2020年07月25日

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夢野久作さんがすき!
ホノジロトヲジさんのイラストも好き!
な、私にとってこんなにも嬉しい本はないです。
ありがとうございます…!!



挿絵は20枚ほど収録されていて、全て描き下ろしです。
見開きページの迫力、美しさは息を呑むほど…。
各ページによって文字や紙の色に違いがあって、ページをめくるたびにドキドキしました。

描かれる無人島の兄妹は西洋のお人形風で華奢な美男美女。
耽美で繊細な線や色合いから、彼らの住まう無人島が現世から切り離された小さな楽園。という世界観も、鮮烈に伝わってきます。どちらかと言うと、あまり夢野久作作品からは想像もつかないような雰囲気なので読む人によっては違和感を感じるだろうけど、好きか嫌いか。そこだけは好みの問題でもあるのかなぁ…と思いました。

イラストレーターさんが約90年も昔の作品を新たな装いで、現代に再び蘇らせてくれた…!この本を通して、夢野久作作品に興味を持つ人がもっと増えてくれればいいなぁ。

他のシリーズの作品も気になってきたので、
また手に取ってみようと思います。

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2018年01月03日

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無人島に漂着した幼い兄妹が出したであろう3通のボトルメールのお話。
3通の手紙が一体いつ書かれたものなのか?
情報が少ないので読者に解釈が委ねられる作品となっています。
ホノジロトヲジさんのイラストにより耽美的に天国と地獄が描かれた名作です!

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2025年04月27日

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乙女の本棚シリーズ。
夢野久作の作品はドグラ・マグラ以来初めてです。さすがの世界観。作中の兄妹と、イラストの男女は若干年齢が違いそうな気がしましたが、この作品にとても合っています。

純粋な思いと、人間の欲望。3本の瓶に入った手紙がとても悲しく、2人の間に起こってしまった事が推察されて何とも言えない気持ちになりました。

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2025年04月26日

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ネタバレ

何だか切なくて、可哀想な話だと思った。
せっかく海難事故から逃れて、兄妹2人、南国の楽園のような島にたどり着いて生きながらえたのに、聖書という書物があったからゆえに、ある意味その地で生きるには不要な知識を植え付けられてしまい、悩み苦しむことになってしまったのだ。

聖書を読んでいなければ、一般的な世界でタブーと言われることは起こってしまったかもしれないが、2人とも、そこまで深刻に思い悩むこともなく、楽しい人生を送れたのではないか。二度と元の社会へ戻れないのであれば、今いる土地で幸せに生きられる道を模索することの方が、ずっと良いのではないか、と考えさせられた。

色々な解釈ができると思うのだが、私は、第二の瓶の内容を書いた時点では、2人は肉体的魅力に翻弄されつつも、プラトニックラブの範疇でいられていると解釈した。兄妹とはいえ、男女の肉体美に囚われて、性的に惹かれてしまうことは、そんなにいけないことなのだろうか。聖書を熟知していない私は、この2人は信心深くて偉いなぁと少し不思議に思いつつも感心してしまった。

この本のように、知らなければもっと身軽に、気軽にできることって、世の中にはたくさんあるのだと思う。その人のより良い生き方にとって、足枷となる考え方が、何食わぬ顔でそこら中にゴロゴロ転がっているような気がして、自らを縛りつけている人間の思想とか常識とかが、少し恐ろしくなった。

罪の意識を持って、自戒することは、時と場合によって必要なのかもしれないけれど、いつか死ぬと分かっているこの命を全うする中では、いつまでも自分は罰せられるべき人間と思っていないで、いつか自分を赦してあげるときがきてもいいのではないか。そのほうが楽に生きられるし、前向きに生きて何かいいものを生み出せた方が、生まれてきた甲斐はあるのではないかと、私は思ってしまう。
だから、ここまで思い悩んで苦しんでいる2人を見て、いたたまれない気持ちになった。もう、仕方がないんだから、楽しく生きれる考え方で生きていいんだよ、と言ってあげたい。

夢野久作の作品は、初めて読んだと思うが、初見で読んだだけでは理解できないところも多く、考えさせられてとても面白かった。文章もキレイだし、他の作品も読んでみたい。イラストも悩ましい様子が表現されていて、世界に入り込むことができた。

やっぱり、乙女の本棚シリーズ、最高!
シリーズ制覇できるように頑張ろうと思う。

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2025年02月06日

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南の島に漂着した少年少女の兄妹の物語。
島に閉じ込められたことと、瓶の中に物語を閉じ込めたことが掛かっているのかな?
兄妹で愛し合ってしまったと憂いている内容で、挿絵も美しいのだけど、本当はロビンソン・クルーソーのような格好だったんだろうなあ。

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2024年11月18日

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「乙女の本棚」というシリーズで、文豪の名作に人気イラストレーターがイラストをつけた、大人向けの絵本シリーズらしいです。

恥ずかしながら、夢野久作はドグラマグラしか知らず、この「瓶詰地獄」を読んだことがなかったので、「えっこれだけ?抜粋版なのかな?」と思ってしまいました…
(後で元のを読みましたが、元々短いお話でした)


絵が綺麗です。
このホノジロ・トウジさんというイラストレーターの方は「刀剣乱舞」のイラストレーターもしてらっしゃるとのこと。


ちょっと夢野久作の作品に充てるには美化しすぎな気もしましたが、それはそれでいいんじゃないかと。
ただ話の内容と絵が合ってない細かい部分があったのでそれだけ少し気になりました。

この後、普通に文字だけの「瓶詰地獄」買ったんですが、やっぱり手に取りやすいのはこちらの方ですね。

こういうのをきっかけにして、文学がどんどん普及していったら嬉しいです。

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2024年11月03日

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この美しい、楽しい島はもうスッカリ地獄です。
浜辺に流れ着いた3通の手紙。そこには、遭難した兄妹の無人島での生活が綴られていた。

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2024年09月19日

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夢野久作命日、遺作は「ドグラ・マグラ」
1928年『猟奇』

海洋研究所に漂着した手紙の入った3本のビール瓶
それは、孤島に漂流した兄妹からの手紙
一方通行の書簡体系式。
時間を遡って手紙が読まれる。
タイトル「瓶詰地獄」のセンスの良さ。
悲劇的状況の中で二人という幸福。
心身の成長と共に変化する関係。
なぜ地獄なのか、美しい兄妹の孤島での生活を読んで欲しい。

ホノジロトヲジさんの乙女系的キャラクターに救われるが、イメージ的には、もっと人間的かな。

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2024年03月11日

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とある島に流れ着いたた三本のビール瓶には、それぞれに手紙が入れられていた。
その手紙には、離れ島に漂流してしまった兄妹による、助けを待ちながら暮らす島での何年間にもわたる生活の様子と、懊悩が書かれていた——

〈ああ。何という恐ろしい責め苦でしょう。この美しい、楽しい島はもうスッカリ地獄です。〉

鼻血がでそうなほど耽美な話だった。十一歳の私と、七歳になったばかりの妹のアヤ子。
二人きりで漂流した先は、それでも食糧が豊かにあり、清らかな風と美しい花に彩られ、小鳥のさえずりを聴きながらのんびりと過ごせる島だった。
まるで楽園にいるかのような暮らしをしていたはずだったが、アヤ子が成長していくにしたがい、やがて二人の様子がおかしくなってくる。誰も止められない、美しくも悩ましい狂わんばかりの変容。
禁忌だとわかりながらどうすることもできない感情や衝動と、それを抑えんとする祈りの神々しさ、それらのすべてが残酷だった。
瓶に封じ込めて海に投げることしかできない兄の想い。第一の瓶、第二の瓶、第三の瓶のあんばいが見事だった。
ホノジロトヲジさんのイラストが繊細で儚げで、とにかくぴったり。夢野久作は読みたくてたまらないわりに食指が伸びないので、少女の本棚シリーズでこれからもたくさん刊行してくれることに期待!

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2023年09月13日

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最近ブク友さんたちの間で話題になっている『乙女の本棚シリーズ』
色々気になる本がある中で私が選んだ一冊は『瓶詰地獄』
この漢字四文字の並びからして、もう期待しかありません。
浜辺に流れ着いた瓶詰。その中には無人島に取り残された兄妹からの手紙が。
このあらすじを読んで、私の脳内はすっかり『人魚とビスケット』になっていました。これ、絶対好きなヤツじゃーん、と。
しかし、ページを捲るとすぐに地獄の意味が分かります。分かった上でページを捲り続けなければいけません。
昭和三年に発表されたこの作品。文体や言葉使いなどが丁寧で上品な分、地獄の感じが増しますね。
そして、なんといってもこのイラストが苦しさをより伝えてきます。
このシリーズ、やり方が上手いですね。読書初心者にも不朽の名作に手を出したことのない人にも入り口になりやすい、イラストを眺めているだけでも溜め息、そしてなんといってもシリーズを揃えたくなります。オタクゴコロをそそりますよね。乙女の本棚ならぬ、オタクの本棚になりそう。
これは、ハマってしまいますね。

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2023年07月31日

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ネタバレ

最後の手紙で二人の関係性がわかって、冒頭の手紙の犯した罪の意味がわかり、こちらまで苦しくなるようだった。幸せが不幸せに転じる楽園。守りたいのに加害してしまいたくなる葛藤。助けが来た絶望。

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2023年06月02日

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悲しいですね。
苦しみと悲しみが伝わってきました。
最後は苦しみの島になってしまうなんて。このお二人が救われますように。
物語には惹かれました。当時、この物語が出回った時代に私がいれば間違いなく夢野久作氏の作品の虜になっていたでしょう。
イラストがとても美麗でした。

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2021年04月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

オッサンだけど読んでみた乙女の本棚シリーズの一冊。ちょっと古い映画ですが「青い珊瑚礁」の兄妹版か。絵がキレイだ。

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2018年10月04日

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乙女の本棚シリーズの一冊。
夢野久作の「瓶詰地獄」とは、また思いきったセレクトだな。これに乙女用に絵をつけると、まあこんな感じにせざるを得ない。これをよしとするかどうかは、好みの問題か。個人的にはちょっと文章とのずれが気になるかな。

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2025年05月25日

Posted by ブクログ

イラストはイラストで好きなのだが、本作には合わなかったように思う。独特の解釈のイラストもあり頑張っているのは伝わるのだが、どうしても涼しさを感じてしまう。
おそらく色味のせいだろう。
アヤ子が泣く場面ではウミガメや卵があるのは良いが、彼女自身は空色で、爽やかさを感じてしまう。最後の絵もごちゃごちゃしすぎている。
妹から女を感じるという絵は赤茶色い色だったので、その絵だけは妖艶に感じられた。
最初のビール瓶の絵が三本以上あるのが謎すぎる。
島での生活についての説明の後にドーンと2ページに跨ぐ黒背景の1枚絵があるが、これが1番何を伝えたいのかよく分からない。
その次のページにしても、ヤバン人のように裸体になってしまったと書いてあるのにきっちり服を着た絵が横にあって首を傾げる。

どうにも私は夢野久作に小綺麗さを求めていないので、解釈が合わなかった。

第一の瓶はドグラ・マグラの妹を思い出す。
話の終わり方が呆気なかった。

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2024年07月10日

Posted by ブクログ

私の好きな書簡形式でした。
ただ、最後まで読んでも、?という感じで、ネットの考察を読んで、ほ〜!という感じです。
奥が深く、あれはこういうことかな?といろいろ想像できるのが面白いです。

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2024年04月14日

Posted by ブクログ

乙女の本棚6冊目はいよいよ夢野久作でございますよ!

何がいよいよなんでしょうね

良くないなー
良くないよほんと

夢野久作なんてね
分かんなくて普通ですからね
どうとでも取れるんですから
どうとでも取れるように書いてるんですから
どうとでも取っていいんですよ

それをこうなんかもうナイスアシストされてるわけです
良くないわー

夢野久作なんてね
むしろ分かっちゃダメなんですから
なんだかよく分からなかったけどなんか不思議な気持ちになったなーくらいで十分なんです
★3くらいがちょうどいいんですよ

だいたい夢野久作ってどんな作家?って質問に答えようとしたら今の時代コンプライアンスに引っかかる言葉しかないですからね
ピー音しか聞こえないですから

なのでちゃんと理解できてる人なんてもうほんと犯罪者予備軍ですから
夢野久作大ファンです!なんて言ってる人は即刻拘束すべき危険思想の持ち主ですからね

よく分からなかったなーくらいがちょうどいいんです

※本レビューには、現在の観点から見ると差別用語と取られかねない表現が含まれていますが、原文の歴史性を考慮してそのままとしました。

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2023年09月05日

Posted by ブクログ

浜辺に流れ着いた3通の手紙。
そこには、遭難した兄妹の無人島での生活が綴られていた。

1通毎に時が戻る。
死を決意→じわじわ狂っていく→健やか
暗かった。
タイトルの瓶詰地獄にふさわしい。

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2023年05月11日

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