【感想・ネタバレ】乙女の本棚10 赤とんぼのレビュー

あらすじ

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人気シリーズ「乙女の本棚」今回は新美南吉×シリーズ初登場のイラストレーター・ねこ助のコラボレーション!
小説としても画集としても楽しめる、魅惑の1冊。全イラスト描き下ろし。

赤とんぼは、かあいいおじょうちゃんの赤いリボンにとまってみたくなりました。
誰もいない別荘。そこに引っ越してきた少女は、一匹の赤とんぼと出会った。

本書は、有名小説と人気イラストレーターによる珠玉のコラボレーション・シリーズ「乙女の本棚」の1冊です。
今作では、書籍の装画、ゲーム、CDジャケットなどで美麗な人や獣を描くイラストレーター・ねこ助が新美南吉の名作を描きます。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。オールカラーで小説と描き下ろしイラストが楽しめます。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

赤とんぼと少女の友情のはなし。最後に少女が東京に帰り赤とんぼとお別れする場面は切ない。
少女が切ない顔で話と絵とマッチしていて癒される。

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2024年08月16日

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夏読36冊目。
赤とんぼとおじょうさんの、出会いと別れの切ないお話。
赤とんぼが少女で表現されていて、いいな。
乙女の本棚シリーズ、幻想的な絵柄と昔の文学がとてもよく合う。

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2023年08月14日

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新美南吉の『赤とんぼ』初めて読みました。ねこ助さんのイラストもいいですね。とてもきれいです。特に青い朝顔が透明感があり、リアルでした。

イラストでの赤とんぼの擬人化で、この物語が印象深くなりました。文章だけの本で読んでいたら、私はきっとそのままの赤とんぼしか思い浮かばなかったです。自分と違った物語の解釈もおもしろいと思いました。ふと、色々なイラストレーターが同じ物語のイラストを書いたら、またそれぞれの感じで楽しめそうだなと思いました。

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2025年05月31日

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赤とんぼは、かあいいおじょうちゃんの赤いリボンにとまってみたくなりました。
誰もいない別荘。そこに引っ越してきた少女は、一匹の赤とんぼと出会った。

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2024年09月01日

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イラストは赤とんぼを擬人化していて可愛かったです。書生さんとの会話の意味は?東京では何があったの?と色々と妄想を膨らませてしまいました。
赤とんぼだけが唯一分かり合える友だったのでしょうか。

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2024年06月21日

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新美南吉文学忌、南吉忌又は貝殻忌
咽頭結核で29歳で死去。

赤とんぼの擬人化は思い切っていて可愛い。
赤とんぼと東京から来た少女のふれあい、つながり。書生の若者らしいちょっとしたイジワル。
ねこ助さんの風景も少女もとても綺麗。

貝殻忌は、「貝殻」という詩から

かなしきときは
貝殻鳴らそ。
二つ合わせて息吹きこめて。
静かに鳴らそ、
貝がらを。

誰もその音を
きかずとも、
風にかなしく消ゆるとも、
せめてじぶんを
あたためん。

静かに鳴らそ
貝殻を。

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2024年03月22日

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乙女の本棚八冊目

う〜ん、素晴らしい
ねこ助さんのイラストが素晴らしい

だけど…
『乙女の本棚』シリーズ、読めば読むほどこのシリーズ良いのか?悪いのか?って疑問が大きく膨らんできている
そして、あんまり良くないかもって考えに傾きつつある

例えばこの『赤とんぼ』新美南吉さんが赤とんぼに何を乗っけているのか?かあいいおじょうちゃんに何を乗っけているのか?書生さんに何を乗っけているのか?

答えはあるようでない

あるようでないけど自分なりのそれを見つけることに『赤とんぼ』を読む意味があるのではないかと思うのです
自分なりに考えることが「本を読む」ことの意味なのではないのかと思うのです

そして考えるというのは悩んだり、恐れたり、間違えたりすることなのではないかと思うのです

『乙女の本棚』シリーズは間違えるという行為を排除してしまう危険に満ちている
考えないで理解してしまうことの恐ろしさに満ちている

よし、とりあえずR-30指定図書にしましょう!

え?30過ぎたら乙女じゃないって?
あほか!ヽ(`Д´#)ノ
女性とおネエは死ぬまで乙女じゃ!
(女性とおネエのフォロワーさんのハート鷲づかみ( ̄ー ̄)ニヤリ)

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2023年09月13日

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 乙女の本棚シリーズから、新見南吉さんとねこ助さんのコラボ作品「赤とんぼ」です。きれいな表紙…古き良き日本の姿が描かれているようで、すごく気になってました(*^-^*)

 深い緑に囲まれた山里の別荘でのお話…赤とんぼの視点から描かれており、ある初夏の日、赤とんぼが羽を休めていた別荘に、赤いリボンの帽子を被った少女と、そのお母さん、書生さんが引っ越してきた…。赤とんぼは“かあいいおじょうちゃん”の存在が気になり、少女は“わたしのかあいい赤とんぼ”と…書生さんが話して聞かせた赤とんぼの言い伝えにも動じず楽しく過ごしていた…。夏が終わりを告げようとしていたころ、少女は東京に戻ることになり、赤とんぼとも別れることになる…。

 赤とんぼを女の子として描いているのもよかったです。少女も赤とんぼも、かあいいです。本編もねこ助さんのイラスト、すごくきれいでした!それから、書生さんが、指をぐるぐるまわして赤とんぼを捕まえる描写は、懐かしいなぁ~私もやってました(^-^;)

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2023年07月17日

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童話。
赤とんぼとかあいいおじょうちゃんのほのぼのとした童話。
赤とんぼをかわいがるおじょうちゃんと彼女を気に入る赤とんぼの交流がかわいらしかった。
それとねこ助さんの挿絵が本当に素敵。

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2023年05月03日

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ネタバレ

 大正2年、愛知県生まれ、結核により29歳で没、新美南吉・作&ねこ助・絵「赤とんぼ」、2019.2発行。<初出、1928年> 夏の間、別荘に来た娘と赤とんぼの楽しいひととき、別れた後のさびしさと思い出を描いたものです。

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2022年01月26日

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赤とんぼの視点で綴られる、少女との一夏のふれあい。
少女の帽子の赤いリボンにとまってみたい、という赤とんぼの願いがすごく可愛らしいと思った。
ほのぼのした物語かと思っていたら一転、書生さんが話してくれた赤とんぼと蜘蛛にまつわる逸話は仄暗く、さらにその次のページの両面開きのイラストは恐ろしく、思わずヒィッッッとなった。
赤とんぼと少女の別れは、季節の移ろいとともに訪れる。もしこれから、秋の夕方などに穂先に止まってじっとしている赤とんぼを見かけることなどがあれば、この話を思い出してしまう。ごんぎつね然り、新美南吉ってこういう心をぎゅっと掴まれるように物悲しい、生物と人間の話が多いのだろうか。

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2021年10月12日

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可愛らしい物語でした
物語的にはすごく単調な感じ。
だけど、それが読みやすい。
ねこ助さんのイラストも美しい。

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2021年05月13日

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乙女の本棚シリーズ。
初めての作者さんだと思ったら、ごんぎつねの作者さんとの事。赤とんぼとお嬢ちゃんの一夏の物語。
ねこ助さんのイラストがかわいらしいです。
お嬢ちゃんの身には、何が起きてしまったのでしょうか。多分、良い事があって東京に戻る訳では無さそうです。二度と赤とんぼは、お嬢ちゃんに会う事は無いでしょう。優しいお話のようで、少し物悲しい作者だと思いました。

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2025年10月20日

Posted by ブクログ

赤とんぼとおじょうちゃんの、ひと夏の思い出でしょうか

文章もイラストもとても素敵です
イラストの色合いは、うっとりするくらい美しいです

美しいだけに、私にとっては言葉にできないくらい怖くて嫌なものが登場した時の衝撃は大変なものでした(全身鳥肌状態)
頑張って最後まで読みましたが、あまり内容が入ってこなかったかも

とても素敵な作品に間違いはありません
〇〇が苦手でなければですが…

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2025年08月31日

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乙女の本棚シリーズの一冊。
この話は読んだことがなかったな。
なるほどこんなふうに絵にするのか。内容は子ども向けの童話だが、確かにこれは乙女の本棚向きになっているな。
これはイラストレーターのアイデアなのか、編集者のアイデアなのか。

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

新美南吉の「赤とんぼ」。ごんぎつねくらいしか読んだことなかったかも。

赤とんぼは主人公だったんだ。

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2025年04月22日

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久しぶりの乙女の本棚

秋なので選んだ作品。
綺麗なイラストは良かったが、物語はあんまり響かなかった、かな

2024.10.27
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2024年10月27日

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赤とんぼと別荘と思われるところへやって来た女の子のひと夏の出会いと別れ。
色使いがとても綺麗な絵が、この物語をより幻想的なものにしている。
装丁もおしゃれで、和紙っぽい見返しもとっても綺麗だ。
大人の絵本だね。

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2023年12月11日

Posted by ブクログ

かあいいおじょうさんと赤とんぼの交流を描いた童話。
ねこ助先生の絵は、この作品ではどことなく日本画っぽい色味と構図で美しい。赤とんぼの擬人化はかわいい。
書生・山田は少し不憫というか、不器用、人間関係や子ども相手が下手なのかな、と気になるところ。

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2023年07月13日

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