夢野久作のレビュー一覧

  • 死後の恋(乙女の本棚)

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    美しい絵に中和されたところは多少あるが、苦手な戦争モノだった。。。作品のテーマは戦争ではないのだが、戦時中の物語で、苦手な戦争のグロさが途中でいきなり出てきて、最後まで読めたもののしんどかった。。。
    苦手なジャンルでも最後まで読ませるくらい物語としては興味深いのですが唯々苦手、という一言に尽きる。とりあえずクリスマスの夜に読むものではなかったー(涙

    2023.12.25
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    2023年12月25日
  • 瓶詰の地獄

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    結果的に、わたしにはあまり夢野久作がハマらなかったということがよくわかった。死後の恋のビジュアル感、支那米の袋の臨場感はイイ!と思ったけど、全部の話で話長えよ〜!!って思ってしまうのは、もう相性の問題だと思った。鉄槌の主人公がいちばんサバサバしてて好感が持てました。

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    2023年12月06日
  • ドグラ・マグラ(下)

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     巷間言われているほどのグロさもエロさもない。正木を通じて語られ続ける作者の世界観、生死観は理解の範疇である。

    (内容紹介)
     昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。
     常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。

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    2024年01月03日
  • ルルとミミ(乙女の本棚)

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    むかしむかし、ある国の美しい湖のふちにある村にルルとミミという兄妹の孤児がいた。

    ルルは亡き父と同じ立派な鐘造りを目指す。

    「湖の水が濁るとよくないことがある」

    幻想的で悲しいお話だった。

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    2023年09月08日
  • 人間レコード 夢野久作怪奇暗黒傑作選

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    一番最初の「笑う啞女」が特に夢野久作って感じがした。

    絶対に言えない秘密を抱えながら、その秘密を唯一知っている(というか当事者の)啞女に付き纏われた挙句のラスト。怖い。

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    2023年09月06日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    乙女の本棚6冊目はいよいよ夢野久作でございますよ!

    何がいよいよなんでしょうね

    良くないなー
    良くないよほんと

    夢野久作なんてね
    分かんなくて普通ですからね
    どうとでも取れるんですから
    どうとでも取れるように書いてるんですから
    どうとでも取っていいんですよ

    それをこうなんかもうナイスアシストされてるわけです
    良くないわー

    夢野久作なんてね
    むしろ分かっちゃダメなんですから
    なんだかよく分からなかったけどなんか不思議な気持ちになったなーくらいで十分なんです
    ★3くらいがちょうどいいんですよ

    だいたい夢野久作ってどんな作家?って質問に答えようとしたら今の時代コンプライアンスに引っかかる

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    2023年09月05日
  • 人間レコード 夢野久作怪奇暗黒傑作選

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    夢野久作といえば『ドグラ・マグラ』。そんな雰囲気をまとった夏にぴったりな回帰短編集ということでうっかり買ってしまった。

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    2023年09月03日
  • 少女地獄

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    難しい言葉や表現が読んでく上で少し苦戦したけれど、理解できると面白かった

    読んでいくうちになんとも言えない不気味さや薄気味悪さがゾクゾクとさせられた

    個人的には1番初めの話が1番引き込まれて面白かったかな

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    2023年08月29日
  • ルルとミミ(乙女の本棚)

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    夢野久作氏による童話『ルルとミミ』。
    水晶のような水がいっぱいにきらめく美しい湖のほとりに存在する、とある小さな村。
    この村で鐘造りの名人であったルルとミミの父親は、寺のあたらしい鐘を造ることに失敗し、それを恥ずかしがって湖に身投げしてしまう。
    成長した兄のルルは、父の跡を受け継いで、お寺の鐘をいよいよ完成させたのだが——

    という話。その村には、「湖が真っ黒に濁るとよくないことが起こる」という恐ろしい言い伝えがある。
    兄を救うために湖に飛び込んだミミの大冒険と、ゴシック調のダークファンタジーな雰囲気、その対比は大人の童話という感じがした。
    ルルとミミの兄妹愛が尊い。メリーバッドエンドという感

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    2023年08月27日
  • 人間腸詰

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    表題作のタイトルのインパクトよ。
    殺人事件を扱っている作品もあるがミステリーというより猟奇サスペンスの方に片寄っている感がある。『戦場』は『西部戦線異状ない』から想を得たのだろうか。
    この人の作風なのか、独白形式が多いがそれもあってか読みやすい。

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    2023年08月25日
  • 人間腸詰

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    夢野久作お得意の独白体の物語。
    独白体故、事実か嘘か読者に決定は出来ない。
    だが、誇張の入った面白い話は全てこうしたパラドックスを含んでいるものだ。

    アメリカが遥かなる国であった時代。
    遥かなる国は、想像の国でもある。
    想像には羽根がつくので、想像力はドンドン飛翔していく。
    ましてや、この語りを確かめることはだれにも出来ないのだ。
    語り手が調子に乗って、あることあること、あることないこと、そしてないことないことをいくら喋っても、それは違うとは誰も言えないのだ

    物語に登場するアル•カポネのようなギャングが「カント•ディック」と命名されているのが笑ってしまう。
    アメリカに行った語り手の主人公が

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    2023年08月07日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    話の切り口がなるほどと思いながらも、ほの暗い印象も含めて重くそれでいて手を打つような見事さがありました。
    初めて読んだけど他の作品も読もうかなって思えるものでした!

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    2023年07月22日
  • 死後の恋―夢野久作傑作選―(新潮文庫)

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    挫折した。
    「死後の恋」「瓶詰地獄」「支那米の袋」は世界観を味わえたけど、他は“もういいか”でした。
    次は学生時代から読もうと思って未だ読めてない「ドグラ・マグラ」。跳ね返されるかな。

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    2023年05月17日
  • 少女地獄

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    私には少し難しかったかなと感じました。
    もっとたくさんの言葉や文学を身につけてから
    もう一度読みたいと思います。

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    2023年05月14日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    浜辺に流れ着いた3通の手紙。
    そこには、遭難した兄妹の無人島での生活が綴られていた。

    1通毎に時が戻る。
    死を決意→じわじわ狂っていく→健やか
    暗かった。
    タイトルの瓶詰地獄にふさわしい。

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    2023年05月11日
  • 少女地獄

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    翻弄しているようで、翻弄されている。
    翻弄されているようで、嘲笑っている。
    振り回されて、傷つけられて、その上で見せる恐ろしく強い意志。
    かたや、最初から最後まで手玉にとっている。
    通り一辺ではない、表裏一体な「少女」「女性」たち。
    同じ女性としてツラい展開もあれば、ニヤリとする展開もある。…一気に読むとドッと満足感と疲労感!
    固定観念的な性差を避ける時代だけど、どこかこの男女の「断絶」はいつの時代も在るんだろうなぁ、と思ったり。

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    2023年04月11日
  • 少女地獄

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    ネタバレ

    ①小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』と並んで、日本探偵小説三大奇書と言われる「ドグラ・マグラ」の作者、夢野久作作品。
    ②過日読み終えた「おちくぼ姫」同様に人気てぬぐい店「かまわぬ」とのコラボ和柄Specialカバーである。

    上記2点が本書を購入した理由、「ドグラ・マグラ」の難解さを思い出す度に手にとることを躊躇い、積読となっていましたが、何故か今回はすんなりと手に取ることが出来ました。

    初版は昭和51年1月30日に初版発行された本書、私が所持しているのは平成25年5月25日の70版発行分。

    初版から約37年半で70版、いかに多くの読者が手にして来たかがわかります。

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    2023年03月25日
  • ドグラ・マグラ(上)

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    これ読むの? 話の中にでてきた、まとめられた書類。その全文と思われるものを全部読まなきゃならなくなるとは思わなかった。凄い人凄い人いわれてる人程、ただただ回りくどいだけの人のような気が。設定では大正時代だけど。書かれたの昭和50年。
    この回りくどい言い回しや無闇矢鱈に垂れ流される言葉が…どうも馴染まない。

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    2025年12月02日
  • 押絵の奇蹟

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    『氷の涯』
    正直よくわからなかった。ただ、ラストがよかった。

    『押絵の奇蹟』
    最後の最後まで真相が明かされない所が良くもあり悪くもある。話の内容はとてもよかった。運命・神秘・可能性みたいなものを感じた。
    心の中の想い人ににてしまうというのはあり得るように思う。女独自の感覚かもしれないが。一種のテレゴニーのようなものか。

    『あやかしの鼓』
    まず強く感じたのは“因果”。
    あらすじは割とよくある感じではあるが、作者らしいしつこさが素晴らしく出ていた。
    しつこさも体良く全てが繋がりだすと退屈な話になり得るのだなと感じた。

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    2023年03月04日
  • 空を飛ぶパラソル

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    夢野久作作品は、ドグラ・マグラだけだったので、短編集ということで読んでみた。やはり猟奇的で耽美的な作品が多い印象。世界観に没入する前に、突然話が終わってしまうのがなんとも歯痒い。

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    2023年02月23日