夢野久作のレビュー一覧
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イラストはイラストで好きなのだが、本作には合わなかったように思う。独特の解釈のイラストもあり頑張っているのは伝わるのだが、どうしても涼しさを感じてしまう。
おそらく色味のせいだろう。
アヤ子が泣く場面ではウミガメや卵があるのは良いが、彼女自身は空色で、爽やかさを感じてしまう。最後の絵もごちゃごちゃしすぎている。
妹から女を感じるという絵は赤茶色い色だったので、その絵だけは妖艶に感じられた。
最初のビール瓶の絵が三本以上あるのが謎すぎる。
島での生活についての説明の後にドーンと2ページに跨ぐ黒背景の1枚絵があるが、これが1番何を伝えたいのかよく分からない。
その次のページにしても、ヤバン人のよう -
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ネタバレ若林博士の屍体弄りの描写がグロテスクで、下巻とはいえ、冒頭から飛ばしている笑
上巻より前半は読みやすいのだが、中盤から後半にかけては読みずらい。解説によれば、主人公が呉一郎か、呉一郎とモヨ子からできた胎児か、という説が強いらしい。終わり方からいくと、どうも時間の感覚が歪んでいるので胎児として夢を見ているのだと思うと納得できるし、解放場でも呉一郎らしき姿を目にした。私は胎児説。
正木博士と若林博士がタッグを組んで自分たちの精神病理学説を実証するために、呉家の人間が見ると気が狂う巻物を呉一郎に見せ、呉一郎で検証する。呉一郎にとって、正木博士は実は父だった。 -
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独特な文体は相変わらずですが、ご近所トラブル集と思えなくもない。
■笑う啞女
若い医師と才媛の婚礼の宴席に、頭のおかしい女が現れる。女の笑い声の執拗な描写が怖い。「エベエベ、ケケケ、アワアワ」
■人間レコード
東亜の戦時中が舞台。人体そのものを暗号情報に仕立てられた老人の末路。
本当の共産主義は「他人の物は我が物、我が物は他人の物」、志那の共産主義は「他人の物は我が物、我が物は我がの物」というジャイアン思想の一説が印象的。
■衝突心理
川崎でのトラック衝突事故。対向車がいるときのハイビーム問題。ラストでチョイドンデン返し。飲酒運転は危ない。 -
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ネタバレ少し古さを感じるとしても文章がフランクで読みやすい。編集が入っているのだろうか?とても大正〜昭和初期の人物の作品とは思えない。
この著者は推理小説作家としてデビューしているのだが、ホラー作家の適性の方があるのではと思った。
気味の悪い独特の雰囲気を描くのは上手い。対して推理やミステリーものの質は低いと思った。この時代(= 新本格以前)のほとんどの推理小説は今と比べると質が低く、読めたものじゃないと思うことも多いので時代が悪かった可能性もあるが。
読まないまま上巻の中途で放り出している著者の別の作品『ドグラマグラ』では明るいキチガイを描いていたので、『白菊』(;人形だけがいる館と脱獄囚の話)の -
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執筆年1917(大正6)年から1936(昭和11)年ころのアンソロジー。
ほんの2,3ページ程度の掌編小説や連作短歌(!)がたくさん収められている。私は主に角川文庫で夢野久作をいくらか読んできたが、本書で重複しているのは「瓶詰地獄」くらいであり、相当めずらしい作品が集まっている。
やはり夢野久作はカルトの、B級作家であるとしか言いようがない。文体もストーリーもテーマの選び方も妙に「へにょへにょした」感じの変態作家と思い、その作品は最高の芸術品とは言えないものの、メインストリームの文学群にちょっと疲れてきたとき、なんとなく「ほのかに」面白がらせてくれるような、変わり種の口直しのような文学世 -
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乙女の本棚6冊目はいよいよ夢野久作でございますよ!
何がいよいよなんでしょうね
良くないなー
良くないよほんと
夢野久作なんてね
分かんなくて普通ですからね
どうとでも取れるんですから
どうとでも取れるように書いてるんですから
どうとでも取っていいんですよ
それをこうなんかもうナイスアシストされてるわけです
良くないわー
夢野久作なんてね
むしろ分かっちゃダメなんですから
なんだかよく分からなかったけどなんか不思議な気持ちになったなーくらいで十分なんです
★3くらいがちょうどいいんですよ
だいたい夢野久作ってどんな作家?って質問に答えようとしたら今の時代コンプライアンスに引っかかる