夢野久作のレビュー一覧

  • 空を飛ぶパラソル

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    ネタバレ

    本作は全8作品からなる短編集である。(”いなか、の、じけん”と”怪夢”はショートショート集であり、さらに細かく作品数は分かれる)

    本当は他の本を買う予定で本屋に行ったのだが、残念ながら目当の本が無かった。ぼんやりと小説コーナーをうろついていた時、ふと目に留まった。
    久しぶりに作者の独特な世界観にヒタルのも悪くないと思い、購入し読むことにした。

    全8作品のすべての感想を記載してもいいかもしれないが、冗長的になるし、読んでいてこの作品すごい!と思えるものと、正直少し俺とは合わないかなと思う作品があってイチイチ書くのもつまらない。
    ここでは、表題作の「空を飛ぶパラソル」の感想だけしるして、あとは

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    2021年07月15日
  • 犬と人形

    ネタバレ 購入済み

    不思議

    火事でも生き延びた犬と人形。
    夢に出てきて無事を知らせる。
    彼らには,不思議な,霊的な力があるような気がしてならない。

    #泣ける

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    2021年04月26日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    悲しいですね。
    苦しみと悲しみが伝わってきました。
    最後は苦しみの島になってしまうなんて。このお二人が救われますように。
    物語には惹かれました。当時、この物語が出回った時代に私がいれば間違いなく夢野久作氏の作品の虜になっていたでしょう。
    イラストがとても美麗でした。

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    2021年04月17日
  • 死後の恋―夢野久作傑作選―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    デビュー作「あやかしの鼓」含む10編からなる短編集。
    短編ではあるが、しっかりと夢野久作ワールドを楽しめる。
    夢野久作を読んでみたい!と思ったけど、長編はちょっと…という人にぴったり。
    あと、ドグラ・マグラとか少女地獄とかで挫折した人にもよいと思う。

    いなか、の、じけんはちゃんとオチが付いているし(まぁ結構アレだけど)、個人的にはちょっと笑える。
    表題作の死後の恋は、短いけど"これぞ夢野久作ワールド"みたいな感じだし、あやかしの鼓は言うことなしだし…
    再読だが、ページを捲る手が止まらなかった。

    この短編集のいいところは、ちょっと夢野久作読みたいって時にさっくり読めるとこ

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    2021年02月02日
  • 瓶詰の地獄

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    読んでる途中で妊娠が分かって、つわりが落ち着くまでは読書が全然できなかったからかなり間が空いたのやけど、安定期入ったし最後まで読みました。
    前回の妊娠中も夢野久作読んだよそういえば。
    夢野久作てそんなにたくさん読んでないけど、ハズレがないのすごすぎない???ほんとにどれも面白かったよ。
    「冗談に殺す」は探偵モノ以外の江戸川乱歩感があったけど、鏡つうのはこの時代も重要なモチーフやったみたいやし、探偵モノ以外の江戸川乱歩と夢野久作てどっちも幻想怪奇系でちょっと作風似てるよな。みんな変態だよ。みんな。

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    2019年11月25日
  • 乙女の本棚6 瓶詰地獄

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    ネタバレ

    オッサンだけど読んでみた乙女の本棚シリーズの一冊。ちょっと古い映画ですが「青い珊瑚礁」の兄妹版か。絵がキレイだ。

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    2018年10月04日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    未知への恐怖。わからない、理解を拒絶するものといふのは、途方もない恐怖を生む。そして、さういふものといふのは、いつもひとの日常と隣り合はせに潛んでゐるものだ。
    ひとはいつでも、自分の成してゐることは、自分の力で成しえたと思ふものである。けれど、自分といふ存在は自分ではないものが在るからこそ保証されてゐるに過ぎないのだ。
    正常であらうとすればするほど、逆説的に狂気に陷つてしまふ。正常とは、正常と狂気が存在することを知りながら、あえて正常あらうとする意志のことだ。
    彼は、ひとのもつさういふ二面性を巧みに拾ひあげる。巧妙なtrickや激しい動機といつたものがなくても、グロテスクといふ形で、あるひは、

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    2018年04月14日
  • 夢Q夢魔物語

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    小品集ということでどの話も短くてサッと読める。
    以前読んだ話もいくつか入ってたけど、あまり有名ドコロではないのを攻めて選んだということで読んだことのない話がたくさん読めてよかった。

    最初の【魔】の章が一番よみづらい話が多かったかな。というか鼻についての話が大半だったような…。

    章ごとに、少女をめぐる奇談だったり童話のようなものだったり死者や怪奇だったりといろんなテイストの話があって贅沢な感じ。

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    2018年03月07日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    初めての夢野久作。
    強く、賢く生きるチイは何処へ向かったやら...。
    コミカルに厳しい現実を上手く生きていくヒントみたいなのがありそう。

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    2017年10月12日
  • 人間腸詰 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    独白や語りは、語りの方向次第で物語の現実を構成できるといふところにあると思ふ。語る人間のことばが直接物語世界となる。他人にとつて、実際にあつたことかどうか決してわからないが、それを知る術はない。しかも、他人の解釈をはさむことのできない現実であることがほとんどである。ミステリアスやグロテスクといふのは、彼の作品で、他人の語りを斥け、ともすれば狭くなりがちな独白世界の解釈可能性を拡げる働きをしてゐるのではないか。
    独白といふものは、世界事象を一方向からだけしか語れない。語り手以上の世界は望めない。だが、強烈すぎる神秘や猟奇といふものは、語り尽くされることを拒絶するものであるから、語り手のことばでは

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    2017年09月28日
  • 死後の恋―夢野久作傑作選―(新潮文庫)

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    夢野久作傑作選。ちくま文庫の全集から来た短編集。
    死後の恋、瓶詰地獄(「瓶詰の地獄」改題)、人の顔、支那米の袋、あやかしの鼓、は以前、角川文庫で読んだが、強烈な印象のあった瓶詰地獄以外はすっかり忘れていた。読んでいくうちに思い出したのが、支那米の袋とあやかしの鼓。女性の語り口調が特有だが、昭和初期のこの時代だからだろうか。
    どれも独特の不気味さ、後味の良くないもの、それでも癖になるようなじわじわくる話ばかりだが、少し違った印象を受けたのが「いなか、の、じけん」。はじめは、如何にも田舎で起きるような、しょうもない事件を集めたものか、というのが多かった。だが次第に、笑えない事件も出てくる。不気味な

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    2017年09月21日
  • 死後の恋―夢野久作傑作選―(新潮文庫)

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    久しぶりの夢野久作作品でしたが、相変わらずの世界観に圧倒されてしまいました。一度読み始めるとまさに夢の中に迷い込んでしまったかのような感覚に囚われてしまう、それがたまらなく好きです。
    収録作品の幾つかは過去に読んだことがありましたが、改めて読み直すと内容をあまり覚えていなかったので、新鮮に読めました。お気に入りは『白菊』です。
    第2弾の刊行を楽しみにしています。

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    2017年05月07日
  • 死後の恋―夢野久作傑作選―(新潮文庫)

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    描かれた一つひとつのシーンが鮮やかに目に浮かんでくる、とても映像的な短篇集だと感じた。切ないけど面白い。

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    2016年12月28日
  • 押絵の奇蹟

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    「氷の涯」
    日本陸軍歩兵二等卒、上村作次郎がハルビンで起こした事件とは。舞台もわかるし話もドラマチック。だが、上村と一緒に逃げたニーナという娘の独白みたいなものが10数ページも切れ目なく。さすがに読み疲れた。

    「押絵の奇蹟」
    ピアニストの娘が自分の母と、ある歌舞伎役者にまつわる話を手紙に書き送る。なんという純愛、そう言ってもいいのかな。しかしこちらもかなり回りくどい。

    「あやかしの鼓」
    こちらも「あやかしの鼓」について書いた手紙。いわゆる呪われた鼓というものだろう。わかっているのにこの鼓に惹かれる周囲の人々とは。

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    2015年07月26日
  • 押絵の奇蹟

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    また読むのに時間がかかってしまった。ふるい本だから今と言葉遣いもちがうし、漢字も難しい。でも内容は素晴らしい。今では書けない、言ってはいけない言葉をバンバン使うのも現代だからこそ楽しめる。

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    2015年11月16日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    「あやかしの鼓」のみ再読。このぞわっとするような空気がたまらない。
    鼓に限らず、人が丹精こめて作ったものには、良くも悪くも何かが宿っていると思う。
    それが何人もの人に受け継がれていくものならなおさらだ。

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    2015年05月31日
  • 押絵の奇蹟

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    妄想なのか現実なのか、愛なのか幻なのか…想像せずにはいられなくなる究極の狂気とエロティシズムがそこにはある。

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    2014年04月14日
  • 押絵の奇蹟

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    このシリーズの表紙が好きで購入したのですが、

    3つのお話のうち2つは読んだことがあったという。

    でも確か読んだのは5年くらい前か?
    さっぱり内容を覚えてなくて、楽しめたっていう。

    いいんだか悪いんだか。

    もっと読みたいぞ。夢野久作さん。

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    2014年02月13日
  • 押絵の奇蹟

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    数年振り、夢野久作ワールドを堪能(?)いたしました。
    『氷の涯』『押絵の奇蹟』『あやかしの鼓』全3編。
    全て、遺書(『押絵の奇蹟』は微妙ではあるが)の体をした書簡体。論文、記事等引用形式もあり、後の『ドグラマグラ』の片鱗も見え隠れするのも…。
    個人的に気に入った順に、簡単に触れます。
    イヤミス的な読後感の『押絵の奇蹟』。でも、弱ってる時ほど、とりとめのない話しに没頭したり、誰かにしたくなったりする、っていうのはわからないでもない。
    ミステリー、ホラー、あやしさ(←あえて、平仮名で)、様々な要素二転三転する『あやかしの鼓』。解説にあるように、オーラス前が少し急ぎ足の感は確かに…。『瓶詰の地獄』を

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    2013年11月27日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    小説特有の「現実と非現実が交錯し、読者自身が見失うような感覚」は味わえませんが、基本的な話の筋を理解するにはピッタリな本だと思います。
    「ドグラ・マグラ」に興味があるも難しくて手が出せない方に読んで欲しいです。

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    2013年08月27日