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Posted by ブクログ 2010年03月15日
この人の本は、昔の言葉、
しかも今作に至っては九州弁でかかれているのに、
グイグイと引き込まれてしまう。
話もあっちいったり、こっちいったりするくせに
わかりやすい。
皮肉っぽいし、馬鹿馬鹿しいところもある。
オチもわかりにくくなっている。
でも、とても面白い。
これはすごいと...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年11月03日
夢野久作氏の代表作を3つ網羅したが・・・
普通の本屋で他の作品って売ってるのかな。
いいよね。あの明治あたりのハイカラ文化の雰囲気。
豪傑な九州男児の悶着は、ちょっと雰囲気違うけど、文体の心地よさは健在。すき。
子どもが主人公の作品は、映像での作品化は難しいのではないかと思う。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年04月19日
「犬神博士」と呼ばれる変人が幼少時代の思い出を語る夢野久作の絶筆作品。乞食芸人に育てられた5、6歳の美少年が様々な修羅場をこえて、筑豊炭田の利権が独占資本の手に落ちるのを防ぐ。風俗騒乱の踊りで猥褻罪で捕まったり、イカサマ賭博を見破ったり、玄洋社社長と堂々とやりやったりと娯楽要素たっぷりの冒険譚。日清...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年02月11日
この小説はかの“夜は短し歩けよ乙女”の作者森見登美彦さんのお勧めの文庫本6冊中の一冊です。
夢野久作という作家の名前は知っていましたが、作品のジャンルを怪奇小説?例えば横溝正史風のおどろおどろしい内容だと誤解していました。
得てして食わず嫌いの先入観が読書の幅を狭めるものです。
という訳で森見さんの...続きを読む
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