夢野久作のレビュー一覧

  • 犬神博士 アニメカバー版

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    この小説はかの“夜は短し歩けよ乙女”の作者森見登美彦さんのお勧めの文庫本6冊中の一冊です。
    夢野久作という作家の名前は知っていましたが、作品のジャンルを怪奇小説?例えば横溝正史風のおどろおどろしい内容だと誤解していました。
    得てして食わず嫌いの先入観が読書の幅を狭めるものです。
    という訳で森見さんの勧めとあらばと手に取った小説は決して怪奇小説ではなかったのでした。どちらかというと、大衆向きの冒険小説、人間離れしたヒーローが活躍する近代小説というべきものですか。
    そこに森見登美彦の小説の原型も見え隠れします。雰囲気が漂っていますね。
     
    時代は日清戦争の前夜という設定。ところは福岡。主人公は出生

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    2012年02月11日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    全11編収録。
    夢野久作入門編といったところか。
    巻頭「死後の恋」と巻末「あやかしの鼓」が絶品。
    妻木君もなかモシャモシャでお茶噴いた(笑)

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    2012年08月22日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    夢野久作の得意な怪奇、倒錯した性、ミステリーが凝縮された短編集。
    なかでも表題作「あやかしの鼓」は主人公の独白で語られるが、心理描写はリアルで、90年近く前に書かれたものとは思えないほど主人公の息遣いを近くに感じることができる。
    またストーリーにもたくさんの仕掛けがあり、糸がほぐれるように少しずつ謎が明らかになる感覚は非常に心地よい。

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    2012年01月19日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    夢Qにしては信じられないくらいポップ。

    おカッパ頭の少女のなりをした踊りの名手、大道芸人の美少年チイは、風俗壊乱踊りを踊ってワイセツ罪でつかまるが、超能力ぶりを発揮して当局者をケムにまく。つづいていかさま賭博を見破ったり、右翼玄洋社の壮士と炭坑労働者とのケンカを押さえるなど八面六臂の大活躍。大衆芸能を抑圧しようとする体制の支配に抵抗する民衆のエネルギーを、北九州を舞台に、緻密で躍動的な文体で描き出す、夢野文学傑作の一つ。 -作品紹介

    ポップやけど、世間や「大人」に対する違和感や憤りが見え隠れするので、「夢Qらしさ」はあると思う。
    未完なのが惜しい。いろいろ想像するのも楽しいが、やっぱり著者

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    2011年07月01日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    夢野さんのなかで一番勢いのある作品と勝手に思っている。
    読んでると止まらなくなる文章。
    夢野さんが最後まで書き上げれなかったのが残念。

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    2011年05月28日
  • ちくま日本文学全集夢野久作

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    収録作品:いなか、の、じけん 抄 / 瓶詰地獄 / 押絵の奇蹟 / 氷の涯 / 人間腸詰〈そうせえじ〉 / 猟奇歌 / 謡曲黒白談より / 杉山茂丸

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    2011年08月11日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    この「マンガで読破」シリーズを、初めて原作を読まずに読みました。
    手軽に話のオチ分かっていいな~というのが読んだ直後の感想でした。
    多分、原作読んでる人には不服な点もあるんだろうなあ・・・

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    2010年12月19日
  • 瓶詰の地獄

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    夢野久作短篇集。

    決してミステリー文学ではないものの、近い感覚で読み進めることができる。
    夢野久作独特の湿気た不気味さで満ちており、良い意味で先が読めない。
    また読後タイトルを見返すと、改めてその秀逸さに気づく。

    個人的な好みは「瓶詰めの地獄」「人の顔」「支那米の袋」「鉄槌」。
    「冗談に殺す」を読み残している。

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    2019年01月16日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    痛快に尽きる。
    時代背景が好みだった。
    大人は少し馬鹿げていて滑稽だ。
    夢野は外れがない。
    実に面白い。
    ラストが気になるが逆に未完成感がたまらない。

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    2010年11月28日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    胎児よ胎児よなぜ踊る、母親の心がわかって恐ろしいのか、、、?。
    迷宮入りの事件に記憶のない少年、医学部長の若林博士、精神医学医の正木教授、

    謎が一つ一つ解ける度にページをめくるスピードがあがる、衝撃のラストに目がはなせない。

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    2010年08月04日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    福岡、筑豊、直方、北九州と、見知った土地が舞台というのでかなり一気に読んだ。最近知ったけど福岡の人だったのですね夢野久作さん。
    犬神博士と呼ばれる怪しげな風体の男と、大道芸人から福岡中を股にかけ玄洋社と炭鉱労働者の喧嘩を仲裁に行く、女装の美少年チイ。これが同一人物らしいのだが、長じて犬神博士と呼ばれるまでの話は一切ない。だがそこに至るまでの話が必要なのかと言われると、どうなんだろう。チイの活躍ぶりをたっぷり堪能させてもらったことだし、その辺は良いのかな。福岡日々新聞(現・西日本新聞)万歳。

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    2010年07月11日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    この手の話はネタバレすると途端に面白みが半減するのでかなり注意しましょう。そしてネタバレします。



    うん、読むと気が狂う話って言うからどんなものかと思ったらエンドレスでしかも誰も幸せになれない話だった。確かにこれは読後感が悪い。でもよく作りこんであるからそんなに嫌いな話ではないかな。そしてマンガにしてもこれだけ面白いのだから原作はさぞやリアリティがあることだろう。この作者はいつもミステリー系を書いてるんだったっけ。やっぱりどこかジャンルの書き方みたいなものをマンガからでも感じるなあ。
    原作ではないので、内容よりも主にマンガの描き方について触れておきたい。一読してからもう一度読み返してみると

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    2010年04月07日
  • ちくま日本文学全集夢野久作

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    「いなか、の、じけん」と「瓶詰め地獄」が特に素晴らしかったです。
    わたしは閉鎖的な環境の中で歪んでいく人間達のお話が好きな気がします。
    瓶詰め地獄はストーリーも素晴らしいですが、語り口の切羽詰った中にも耳が痛くなるほどの純粋さとか尊さが感じられましたね。すてき!

    09.11.23

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    2009年11月24日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    痛快でとても面白かったです!
    子供の視点から見た大人の馬鹿馬鹿しさも必見。
    ですが、どうしてもラストが気になってしょうがないので評価は4。

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    2009年10月17日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    主人公・犬神博士、もしくはチィ。結構突飛な価値観のようでじつはかなり全う。
    彼の視線で見る矛盾した大人たちはなかなかに「滑稽」で面白い。
    夢野節を十二分に味わえる。

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    2009年10月04日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    チイ=犬神博士には思えなかった。
    しかしチイの思想は社会性に欠けているが、正しいようにも・・・
    アネサンマチマチ見てみたいわ(笑)

    あとがきで「南方熊楠」に興味を持った。

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    2009年10月04日
  • ドグラ・マグラ(まんがで読破)

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    小説では読んだことあったけど、だいぶ内容を忘れてしまったので購入。マンガにしちゃうとあっという間に読めますね。おどろおどろしさはきっと小説にはかなわないけど、話のあらすじを知るにはいいかも。

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    2009年10月07日
  • 犬神博士 アニメカバー版

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    犬神博士の子供の頃の神童っぷりが面白かったです。
    イカサマ博打の天才は某灰色男の主人公を彷彿とさせますね>_<
    続きがあったら読みたい笑

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    2009年10月04日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    癖のある文体、気味の悪い表現。
    苦手な人は受け付けない要素だが、一度ハマルとどっぷり。
    夢野久作にはそんな中毒性がある。
    死語の恋と缶詰地獄が好き。

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    2009年10月04日
  • あやかしの鼓 夢野久作怪奇幻想傑作選

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    鼓作りの男が、想い焦がれた女性へ贈った鼓の陰気な、けれども静かな美しい音が…。表題作をはじめ夢と現実が不思議に交錯する華麗妖美な世界があなたを誘う。夢野文学の入門書とも言える決定版の一冊。

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    2009年10月07日