夢野久作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
夢野久作の命日
遺作は「ドグラ・マフラ」…まだ読めてない
「少女地獄」は 美しい少女達の変質的な人生
3編
「何でもない」
医院を開業した医師の元に19歳の少女が看護婦を希望して現れる
彼女は可愛く、優秀、そして気遣いの人
申し分ない女性だった
しかし、彼女のその姿は全て虚構
あらゆる手段を使い嘘をつき通す
最後にその嘘が発覚するのだが
この少女の嘘は切ない
彼女の妄想する自分は空想の中
「殺人リレー」
友人のバスガイドが運転手に結婚詐欺に合う
殺人まで犯した男に、なぜか惹かれていく少女
「火星の女」
遺書的手記で真相を綴るのは
女子高生の焼身自殺、校長の失踪、女教師の自殺
金と色にま -
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孤島に流された二人が
よくある「孤島に流された二人が」をテーマにした短編である。瓶に手紙を入れて流す、という手法との組み合わせが、新味といえば新味なのだがそれほどに意外性はない。最後のオチの部分の切れ味もまあ予想通りだ ということでいまいちである。
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童話らしい童話
次々とストーリーの舞台を自由に変えてゆくファンタジー童話らしい童話である。このような作品にありがちな、教訓モノと言って要素もほとんどないし、ましてやエログロ要素もまったくない。素直に読める作品である。
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ごくごく短い作品
夢野久作のショートショートと言える作品である。ごくごく短い作品であるが、ショートショートの命とも言える終盤のオチも含めて手際よくまとめられている。意外感などもよく出ているが、ちょっと怖さが足らないかな。
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他愛もない教訓モノのおとぎ話
ストーリーのあらすじから見ると他愛もない教訓モノのおとぎ話.童話である。読みどころ聴きどころは、お菓子たちが踊っているときの歌である。ちょっと中原中也を思い起こさせるような雰囲気を持っている。ドグラ・マグラで有名な夢野久作がこのような小品を残していたというのも面白い。
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幻想的ではあるが
輪廻、生まれ変わり を扱っているのでちょっと幻想的でよい。全体のボリュームの半分以上を「詩」の形にして、変化をつけている。それだけにオチの部分のあっけなさにちょっとがっかりした思いがする。もっとも、それが作者夢野久作の狙いだったような気もするが。
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童話風
作者夢野久作が描く童話風の作品は、純粋に無邪気で素直な童話そのもののような作品と、寓意 暗喩に満ちたものの二種類がある。この作品は素直な前者に属する作品である。ちょっと哀しさを漂わせる童話っぽい作品で、教訓めいたところがないのもよい。
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Posted by ブクログ
ブウウウーーーンンンという奇妙な音に目を覚ました主人公。ここがどこであるのか分からないのみならず、自分が誰なのかも分からない。そんな中隣の部屋から「お兄様、お兄様、声を聞かせて」と叫ぶ女性の声が。曰く返事をしてくれたらこの精神病棟から二人で出ることができるとのことである。その声に驚き返事ができないでいると白衣を着た博士が現れ主人公はある精神医学的な実験の最中に居るとの事。主人公の記憶を呼び起こすべく様々な物を見せる。その中にこの実験の概要を理解すべくまとめられた冊子や書類などが纏めまれたものに目を付ける。前半の内容はこんな感じであるがその殆どのページが主人公が目にしている書類である。主人公に対
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はい40おネェ!
続々と新刊が発売される超人気シリーズ『乙女の本棚』ですが、もうそろそろ追いつきそう
で、夢野久作の『死後の恋』です
分かる!
これは「アナスタシヤ内親王殿下」言いたなる!
分かる!
「アナスタシヤ内親王殿下」言いたい!
まさに声に出して言いたい日本語!
アナスタシヤ、ロシア人だけども
しかし、『死後の恋』の方は分からん!
何をもって『死後の恋』やねん!っていうね
もうちょっと説明しなさいよ!思う
いやアイツ絶対わざとやねん
みんな騙されとんねん
夢野久作に中身なんかないねん
なんかいい雰囲気の文章に騙されてなんか込められてるように思わされてるだけやねん
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Posted by ブクログ
『チイの「悟空感」が最高な痛快冒険小説』
R6年12月課題図書,『犬神博士』夢野久作
1、印象に残った箇所(ページ数も明記)
①P176、瘤おやじとの花札対決でチイを全面的に信頼して有り金を全ベットする男親
→男親のこの「しょーもないヤツだけど憎めない」感が個人的には終始ツボでした(笑)、調子に乗って独立宣言して女親から怒られるシーンとかも面白かった
②P224、天沢老人の圧倒的に事実には基づかない骨相学による弁護
→冒頭から終わりまで事実は一つも書かれておらず「骨相学」一本で勝負に打って出るのがツボ(笑)、加えて入口のセリフ「私は骨相学上から見て、当局と全然正反対の意見を主張しなけれ -