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昭和10年1月、書き下ろし作品として松柏館書店から自費出版された。〈日本一幻魔怪奇の本格探偵小説〉〈日本探偵小説界の最高峰〉〈幻怪、妖麗、グロテスク、エロテイシズムの極〉という宣伝文句は、読書界の大きな話題を呼んだ。常人では考えられぬ余りに奇抜な内容のため、毀誉褒貶が相半ばしている。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、十余年の歳月をかけて完成された内容は、狂人の書いた推理小説という異常な状況設定の中に、著者の思想、知識を集大成する。
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Posted by ブクログ
唯脳論、胎児の夢、等のフロイトやラカンの精神分析論の影響受けた奇抜な理論と、怪しいマッドサイエンティストによる独白が続く。確かに奇書である。
一言感想「ドグラ・マグラってミステリだったんだ」 「読んだ者の精神に異常をきたす?面白いじゃないかかかってこい!!!」という些か不純な動機から読み始めた本著だが、今のところ私の精神に異常は感じられない。いや、私が異常を異常と捉えていないだけかもしれないが。 さて感想であるが、ミステリとしてとても面白...続きを読むい。奇書とよばれる程のものであるから、説明の過程が省かれている様な突拍子もない奇怪な内容が続くのかと思いきや、説明がとても丁寧でそこまで理解に苦しむポイントはなかった。 本当に面白くてページを捲る手が止まらなかった。 下巻にて全ての謎が詳らかになるのが楽しみである。 ただ個人的な問題にはなるが、最近文字の滑りが激しいため読み落としがあるのは否めない。 下巻も読み終わってから是非とももう一度読みたい。
少女地獄を読んでから夢野久作の世界観にハマってしまい読みました。 確かに文章が難しくて読みづらい部分はあったけど、理解できる内容ではあったし、奇怪なミステリーといった感じで面白かったです。 上巻だけでは物語の全貌が掴めていないので下巻も買って早く読みたいなと思います。
皆さん挫折する、『キチガイ地獄外道祭文』の部分の方がむしろ一番読みやすかったw テキ屋の口上みたいに音読出来てとても面白かった。あ、ここ『人間腸詰』っぽい。あ、ここ『犬神博士』か?とセルフオマージュというか内容入れ込みにも感じるところが多々あってとても楽しいwただまぁやっぱ長いっすよね、かったるい、...続きを読む飽きる飽きるwそれは仕方がないと思うw 私としては寧ろここより小説部分の方が逆に読み進めにくいなぁと感じたw 『たのしいプロパガンダ』って本があったけど…下手したらこういうノリなんだろうなと…怖くはなりました…w てか、解放治療って要は『シャッターアイランド』の世界だよねw あ-―-ア ところで…私は気が触れてません。 私は気が触れてません。私は気が触れてません。私は気が触れてません。私は気が触れてません。私は気が触れてません。私は気が触れてません。私は気が触れてません。私は気が触れてません。ところで...ところで…ところで...スカラカ、チャカポコ、スチャラカ、チャカポコ…。
ひたすらによく分からん、 けど不思議な魅力で読み耽ってしまう、 この作品に出てくる精神医学に関する資料、こんなにも納得感を抱かせてくれるのは驚いた。 ただ、そこで挫折する人は多いと思う。 それを乗り越え下巻まで辿り着いたら、驚きと納得で感情を揺さぶられる。
日本三大奇書のひとつで、読むと精神に異常をきたすと言われている作品。 表題の『ドグラ・マグラ』はいわゆる作中作。 つまり『ドグラ・マグラ』の中の「ドグラ・マグラ」を読むのだ。 しかもそれは精神を患う「わたし」が書き上げたものであり、さてその内容は真実なのか? もうそれだけで頭がグルグルだ……。 ...続きを読む 上巻は、ほとんど正木博士の論文を読むことになるのだが、これがまた非常に難解。 時間軸もあちこち、一人称も文体もあれこれ。 ついて行くのがやっと、というか、ほぼついて行けていない感じだが、ここを突破してこその下巻なのでがんばって読みましょう。
物語の全体像がほとんど見えないまま進んでいく、不安と混乱に満ちた作品。 記憶を失った主人公の視点を通して、こちらもまた状況を理解できないまま放り込まれ、現実と妄想の境界が次第に曖昧になっていく。 特に、断片的な資料や学説、意味深な会話が次々と提示されるが、それらが明確につながることはなく、常に疑念...続きを読むを抱えながら読み進めることになる。 この「分からなさ」そのものが不気味さを生み、精神がじわじわと侵食されていくような感覚を覚えた。 物語の核心にはまだ触れられていないものの、上巻だけでも十分に狂気と異常性が伝わってくる。 理解しようとするほど不安が増していく感覚は強烈で、下巻で何が明かされるのかを知りたい気持ちと、これ以上踏み込むことへの怖さが同時に残った。
十年近く前に読んだ本書を再読。 漫画版を読んだ上で時系列に注意しながら読みました。 角川文庫版+YouTubeの朗読音声、と言う読み方なのでずが、この読み方だとキチガイ地獄外道祭文がリズム良くて良いです。 講談調の箇所も勢いが有ります。 ・病院での目覚め ・若林博士との出会い ・作中作としての...続きを読む『ドグラ・マグラ』 ・キチガイ地獄外道祭文 ・狂人の一大開放場 ・脳髄は物を考える所にあらず ・胎児の夢 ・正木博士の遺言状 まで。まだまだついていけてる状況です。
チャカポコで心折れそうになりましたが、とりあえず上巻読み切りました。 主人公は何者なのか。 思い出させようとしているのか、犯罪者に仕立て上げたいのか。 疑心暗鬼になりながら読むと、感情移入できて読みやすいかもです。 今はまだどちらの医者も信じられないでいます。 本と関係ないかもですが、表紙がどうして...続きを読むも好きじゃないです笑 あとチャカポコは斜め読みでいいらしいです。 木魚を愉快に叩いてるなーって思いながら読んだら割と読めました笑
まだ上巻なので、ちゃんとした感想は下巻にて。 お下劣な表紙は米倉斉加年の作品とある。絵をものする人とは知らなかったが、調べてみると随分と評価が高いよう。 三大奇書の残り二つ「黒死館殺人事件」、「虚無への供物」、読んだことがあるのに(但し、黒死館の方は途中で敢えなく挫折)、本作「ドグラ・マグラ」は一...続きを読む度も手に取ったことがなかった。ミステリーファンとしては、いつかは読まねば、と思っていた作品。 冒頭、主人公(らしき人物)が、自分が誰だか分からない、というインパクトのあるスタート。(島田荘司の「異邦の騎士」をふと思い出した。) 正木敬之(まさき・けいし)九大医学部精神科教授が残した文書を読み進める中で、主人公が誰なのか徐々に見えてくるが、上巻ではまだ正木教授の遺書の途中で、真相は未だ藪の中。(ところで、正木教授の名前は、正気軽視の駄洒落か?) 教授が残した文書の中では、「チャカポコ、チャカポコ」のオノマトペが妙に耳に残る。あと、アンポンタン・ポカン君。 下巻は、毒されないように、時間を置いてから読もうと思う。
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