宮沢賢治のレビュー一覧

  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    前々から読もう!と思っていて、ついに表紙に惹かれて購入。
    今更になって初めて通しで読みました。

    文章表現がすごく独特だと思います。ライトノベルボケだった私にはなかなか読むのに苦労してしまいました。
    文章表現が独特で難しい感じがして、完全に読みとくことはできないのに、何故か思い浮かぶ情景。感覚的というのでしょうか。

    これは時間をかけて、繰り返し読んでいきたい作品です。

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    2012年12月12日
  • セロ弾きのゴーシュ

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    幼稚園生だった時によくこれのアニメ版にお世話になったため、なつかしくなって今更原作を購入。
    当時はなにも考えずに観ていたけれども、宮沢賢治だったのね…

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    2012年11月16日
  • 銀河鉄道の夜

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    教科書以外で宮沢賢治さんの本を読んだのは始めて・・?
    (いや、セロ弾きのゴーシュ読んだわ)
    なんだかほんとに、世界観が独特で、ファンタジーっぽいんだけど
    ちゃらちゃらしたおとぎの国とはまったく違って、
    読んでてもなかなか頭の中でイメージしにくい世界でした。
    薦められて、ついには頂いてしまった本です。
    でも宮沢賢治さんの本は一生物で、いくつになっても読み返して深くなる本だと思っています。だから大切にします

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    2012年11月14日
  • BUNGO 文豪短篇傑作選

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    名作と言われる作品はやっぱり名作!

    昔は感じなかった面白さや奥深さを今は感じるのは、私が歳を重ねた証拠なのかも。
    今の恋愛作品にはない面白さ!

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    2012年10月26日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    素晴らしい想像力&創造力!
    その時代、その何にもない(と思われる)時代、
    しかも岩手のど田舎で、
    こんなこと、よく考えられるな~。

    その当時の手塚治虫か藤子不二雄って感じかも…
    宮沢賢治、素敵過ぎです。

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    2012年09月10日
  • セロ弾きのゴーシュ

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    「雪渡り」
    人間はなにかってえとすぐ自分の失敗をきつねのせいにする
    きつねたちは屈辱を強いられているんだ
    だから「ああいう大人になってはいかんよ」という趣旨の教育的イベントを
    開催し、人間の子供たちも何人か誘い出したりする
    団子も出るのだ

    「氷河鼠の毛皮」
    毛皮を身にまとっていい気になってる人間たちに
    どうぶつの秘密警察が魔の手をのばす

    「オツベルと象」
    象を労働者として使い、大儲けするオツベル氏
    両者の関係ははじめのうち良好だった、しかし
    やがてなぜか低賃金・重労働が強いられるようになる
    まあなんだ
    下の人間(象だけど)が「楽しく」仕事をやっているのを見ると、
    バカにされたような気分にな

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    2012年09月07日
  • グスコーブドリの伝記

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    ブドリが生きて来た中で、多くの人達に助けられたように、自分の生きてきた意味を見出すかの様にみんなを助ける為に自己犠牲となるブドリ。宮沢賢治の思想が読み取れる作品だと思う。

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    2012年08月25日
  • 注文の多い料理店

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    大人が読んでも面白い童話。題名は聞いたことはあるけど、読んだことがない作品の一つだったので手に取ってみた。
    子供のときに読んでみたらどうかといわれたら、方言や昔の言い回しが難しいので、ちょっとつらいかも。
    たくさんの擬音語が、感性を膨らませる良い話だと思う。

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    2012年08月14日
  • ますむら・ひろし 宮沢賢治選集 1 グスコーブドリの伝記

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    映画版グスコーブドリの伝記を見てきて、原作が気になったので購入。
    こちらの絵柄も素朴でとてもかわいいです。

    映画では描かれていなかった部分が補完できてよかったです。
    ネリは生きていたんだなあ。。あとコトリの存在感。
    沢山ありますが、この2つが一番映画版と違う部分かなと感じました。
    映画版も原作コミックもどちらも良さが違って面白いと思いました。

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    2012年07月15日
  • セロ弾きのゴーシュ

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    グスコーブドリの伝記が収められている短編集。

    ブドリに最後の決断をさせたのはなんだったのか。

    読み終わったあと、銀河鉄道の夜の「僕はもうあのさそりのように、本当にみんなの幸せのためなら、僕の体なんて100回焼いてもかまわない」という、台詞を思い出しました。

    愛する人を守るための決断。優しく強くないとできないなぁ。

    詩のようであり、童話であり、大人になってから読むとまた違う印象を受けました。

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    2012年07月15日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    「銀河鉄道の夜」
    以下の短編を収録。


    ・やまなし
    ・いちょうの実
    ・よだかの星
    ・ひかりの素足
    ・風の又三郎
    ・銀河鉄道の夜


    「やまなし」と「風の又三郎」は別の本「風の又三郎」で読みました、多分。なので、一番お気に入りは「よだかの星」です。もしかしたら読んだ気もするけど、それでも一番良いです。


    よだかの哲学的な考えとそれを具現化する姿に悲しめばいいのか、同情すればいいのか、それとも「良かったな」とよだかに声を掛けるべきなのか、とても悩む作品です。鑑賞での武田氏も「よだかの星」を好きだと仰っていますが、その気持ちがとてもよく分かります。


    また、表題の「銀河鉄道の夜」は「よだかの星

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    2012年06月17日
  • 銀河鉄道の夜

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    はじめは文章がとっつきづらい。でも我慢して読み進めるとどんどん引き込まれる。ラストの切ない読後感が良い。

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    2012年06月05日
  • 注文の多い料理店 イーハトーヴ童話集

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    宮沢賢治の代表作とも言えるタイトルの作品が
    収録されている文庫本。

    これを読むといつも不思議な感じに
    とらわれます。
    何回も読み返していて本もボロボロになって
    きているのですが、何回読んでも読後感が
    変化する興味深い童話です。

    宮沢賢治と言う大作家の自然観、宗教観が
    凝縮されている本ですし、彼の優しさと言うものを
    感じさせてくれる珠玉の一冊だと思ってます

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    2012年02月18日
  • セロひきのゴーシュ-宮沢賢治童話集4-(新装版)

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    この中には 詩・林と思想
    セロ弾きのゴーシュ 貝の火 グスコーブドリの伝記 どんぐりと山猫が収録されています。
    セロ弾きのゴーシュ 私が初めて好きになった宮沢賢治作品です。

    どんぐりと山猫 どんぐりたちの言い争う様子がすごく可愛かったです。

    グスコーブドリの伝記
    それが良いか悪いかは分からないけど人のために自分の身を犠牲にできる人ってすごいと思います。
    ブドリをとても尊敬します。

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    2012年02月18日
  • セロ弾きのゴーシュ

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    なんとなく久しぶりに読んでみた。 子供のころ読んだのとは違う感想をもった。 『猫の事務所』の最後、上長である獅子が言った言葉に、「私」はなぜ、「半分」だけ賛成したのか?とか。

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    2012年01月22日
  • 童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

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    言わずとしれた有名小説。きちんと読んだことはなかったので読んでみた。銀河鉄道という舞台で感情豊かに生き生きと動く人々や瑞々しい風景は、素晴らしく、やはり宮沢賢治の評価は揺るぎないなと思った。

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    2011年09月11日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    ネタバレ

    「銀河鉄道の夜」をちゃんと読むのは初めて。まずは「やまなし」、今読んでも不思議で分からないなぁ、という感想。小学校の授業で読んだのが懐かしい。「よだかの星」も高校でプリントで配られて読んだことがあった。「いちょうの実」、「ひかりの素足」、「風の又三郎」は初めて。さて「銀河鉄道の夜」に限らず宮沢賢治の話は読む人それぞれの思い浮かべる風景は違うんだろうなと感じた。それに時代が違うからニュアンスとかが分かりにくいと感じる部分もあった。注釈も多いし。しかしそういう部分は飛ばしてもいいから作品全体の雰囲気を味わえればそれで充分。「銀河鉄道の夜」はジョバンニに自分の子供時代を重ねて感じるものがあり、なによ

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    2013年04月15日
  • 風の又三郎 アニメカバー版

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    ネタバレ

    谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。

    ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
    「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。

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    2011年05月05日
  • 風の又三郎

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    ネタバレ

    谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。

    ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
    「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。

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    2011年05月05日
  • どんぐりと山猫

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    一郎の挙げる「偉いどんぐり」の条件に他のどんぐり達が静まり、
    めでたく閉廷となりハッピーエンドだ。
    山猫裁判長からたのまれて、一郎が思いついた判決とは?

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    2011年04月18日