宮沢賢治のレビュー一覧

  • 童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

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    宮沢賢治は何度読んでも、いくら読んでも良い。心に響く美しい言葉に出会えるから。どれも面白かったが銀河鉄道の夜が初めて見るバージョンかつ、すごく印象的なパートが接続されているためにそれを読むだけでも価値があった。なんだかちょっと文体が賢治に影響されている気もする。

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    2026年02月14日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    ネタバレ

    通読して4ヶ月でやっと読み終わった本。「ぼく星」というドラマきっかけで、実際に宮沢賢治(以下賢治とする)の作品を読んでみようとなってみたものの、文体に慣れるのに時間がかかってしまった。ただこの文庫は賢治の作品の全体像を総括していたため、時間をかけてこの文庫を読み終えることができてよかったと思っている。『銀河鉄道の夜』は、賢治の宇宙像とジョバンニとカンパネルラの友情から語られる哲学を描いていて、名作とされる所以を感じた。『セロ弾きのゴーシュ』は、ゴーシュが動物たちとの関わりを通して、セロ弾き・または人間としての成長を描いている。はじめ解説で「この作品を「ハッピーな内容」をもつものとする見方に疑問

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    2026年01月26日
  • 注文の多い料理店

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    ネタバレ

     賢治の独特な感性で、岩手の風景が幻想的なイーハトーブに変貌する。ユーモラス(時には辛辣)な童話を通して、自然との向き合い方について考えさせられる。
     自然あっての人だ。そのことを忘れてしまい、横暴を振りかざしてしまっては手痛いしっぺ返しを喰らうやもしれぬ⋯

    1,どんぐりと山猫
     どんぐり裁判の判決を通して、世の中に人の優劣など無いと説く。

    2,狼森と笊森、盗森
     大きな岩が語る、森の名前の由来。それはまさに、人が森と共生を試み自然に順応しようとしてきた歴史そのものだった。
     今でも人は、森の住人たちに粟餅を上げることが出来ているだろうか⋯

    3,注文の多い料理店
     小学生ぶりに読んだ。怪

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    2026年01月24日
  • 注文の多い料理店

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    新潮文庫の100冊でプレミアムカバーになっていたので買った
    読むのは何度目かわからない
    いつ読んでも、宮沢賢治の物語は良い

    新潮文庫の100冊2025

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    2025年12月26日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    ネタバレ

    ようやく読みました。

    以下表題作について。

    序盤:おお、余り居心地よくないね……これどうなるんだろうな。おいザネリお前。お前。おまえら。
    中盤:銀河鉄道だーー! 幻想的。大学士に思わずときめき鳥捕りがなんか、何か好き。私もその鳥食べたい。
    終盤:まあ死後の世界的なあれだと思っ、まって。待って? 待って。待ってわかってて覚悟してるのになんか。え? なんか凄いわかってたのにハラハラする。まって。お父さん。お父さん帰ってくるのあのあのあのあのあの、さぁ!!!!!!!!!!

    ジョバンニの不幸は「父親が帰ってこない/仕事による疲労/ザネリという馬の合わない存在」が原因なのですが、父親が金持って帰っ

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    2025年12月06日
  • 宮沢賢治童話集 猫の事務所・銀河鉄道の夜など

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    この秋は熊の目撃情報が私の住む町で毎日報道されています。熊騒動のなか、賢治のなめとこ山の熊が浮かびました。本屋さんで賢治の童話集と出会い早速購入しました。昔は人間の都合で狩猟され皮と熊の胆を売られていた熊が今では生活のためではなく人間の暮らしを脅かす為に退治の対象になっています。今年の猛暑は野生動物をはじめとした大自然の中で生きるもの達に大きな打撃を与えてしまったようです。いつもなら冬眠する熊が人里で食べ物を探し彷徨う姿は可哀想に見えます。人間の都合で温暖化し自然の摂理が乱れている地球を賢治が見たらどんな想いを抱きどんな物語を書くのでしょう。

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    2025年11月25日
  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)

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    山中でこのような店を見つけたとして、果たして自分ならどの段階で引き返そうと疑えるだろうか。銃を預け、外套を脱ぎ、財布を預けて…。内容を知っていても読みたくなる名作。恐ろしいのにどこか愉快なかわいらしさがあって、一口菓子のような短さなのに、元気を取り戻す物語。

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    2025年11月07日
  • 猫の事務所

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    なんて性格の悪い猫達!猫は大好きですがこれは頂けません。理不尽な嫌がらせを受けながらも仕事に誇りを持って一生懸命勤めていたかま猫から仕事を奪い、職場全体でイジメるなんて……。こんな事務所なくなって良かったと思います。

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    2025年10月31日
  • 二人の役人

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    不自然な空間を作り出す役人たちの行動に笑ってしまいました。接待する方向を間違えているように感じます。旧仮名だと温かみがあります。

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    2025年10月31日
  • 二人の役人

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    子供の目から見た役人たちの可笑しな行動を見てクスッと笑ってしまいました。いつの時代であっても接待は準備が大変ですね。

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    2025年10月31日
  • 谷

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    近所のお兄さんは意地悪だけど、悪人ではなくて、その点はホッとしました。子供だけで危ない場所でキノコ取りすることへの警告でもあるのかな?崖、谷の怖さの描き方が良かったです。

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    2025年10月31日
  • ツェねずみ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    可愛いねずみさんの物語なのかな?と思って読み始めて、直ぐに頗る性格の悪いねずみだな!とムカムカしました(笑)うーん、自業自得!こんな相手とは関わり合いたくないし、自分もなりたくないと思いました。

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    2025年10月31日
  • 新装版 銀河鉄道の夜

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    おびのりさんがレビューされた本が手にしたくて書店に行きましたが、2022年の本書しかなかったのでこちらを購入しました。

    とにかく美しいです。
    藤城清治さんの世界は、色鮮やかで繊細で幻想的です。

    巻末に「この絵本は影絵劇の全場面を幅10mのスクリーンに投影して撮影したものだ」と書かれていて、その美しさの中にある独特な雰囲気に、なるほどとため息がでました。

    ラストの宮沢賢治さんの言葉にも、今の世の中をわかっていたかのような憂いを感じます。

    宮沢賢治さんの代表的な作品を、藤城清治さんの影絵が見事に表現した素晴らしい作品でした。
    帯に紹介されていた影絵の絵本、グリムとアンデルセンが気になります

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    2025年09月29日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    宮沢賢治の文学に初めて触れた。
    「銀河鉄道の夜」は以前読んだ気がしたが、内容を大体忘れていたので、半ば新鮮な気持ちで読めた。
    賢治の文学はその筆致が独特だった。
    いい意味で童心に立ち帰れるような幼さと、それに伴うやさしい感じがある。いいな、と思う作品は多かった。
    なんか全体的に人間より動物とか物とかの方が喋ってて、主人公とかもそっち系が多かった。これは賢治の作風とか世界観なんだろうか。


    以下、印象に残った作品
    「よだかの星」
    「ひのきとひなげし」
    「銀河鉄道の夜」
    「セロ弾きゴーシュ」
    「ビジテリアン大祭」

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    2025年09月19日
  • 注文の多い料理店

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    ネタバレ

    この年齢になって、やっと宮沢賢治が沁みる。
    面白かった。
    「狼森と笊森、盗森」が特によくて、
    人と森(自然)が対話するのが、なんとも尊く感じられた。
    「序文」も素敵。
    解説も面白かった。知らないことたくさん。
    宮沢賢治、改めて素晴らしい。
    というか、好き。

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    2025年09月07日
  • 注文の多い料理店

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    評価するのも烏滸がましいほどの名作。
    独特なリズムの文章と、寓話のようでいてどこか不気味さを帯びた物語は、読むたびに新しい発見がある。

    宮沢賢治作品は読むたびに印象が変わる不思議な魅力を持っている。
    子どものころに読んだときと、大人になってから読んだときとでは、まるで別の物語のように感じられるはずです。
    一度は手に取って、その唯一無二の世界観を味わっていただきたい一冊です。

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    2025年09月01日
  • 愛蔵版 宮沢賢治童話集

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    銀河鉄道の夜をもう一度読んでみたくて、どうせなら他の作品も読みたかったので、代表作が収録されたこの愛蔵版を購入した。ちょっと高かったけど、日下さんの素晴らしいイラストと豪華な装丁が宮澤賢治の澄みきった世界観を表現していて大満足。永久保存版として何度も読み返したいし、飾っておきたい一冊。

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    2025年08月30日
  • 谷

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    危ない場所に子供だけでいったら危ないよって言ってるような内容で、子供達の危機感がしっかり機能しているところが良かったです。

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    2025年08月29日
  • 注文の多い料理店

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    注文の多い料理店の他、たくさんの童話が掲載。
    そのどれもが星のように美しく、哀しく、かわいらしく、あたたかく、血が通っている。
    どんぐりと山猫や、注文の多い料理店などのお話もだけれど、後半の雪渡り以降のお話が殊に素晴らしい。
    気のいい火山弾、おきなぐさ、なめとこ山の熊
    などは涙なしでは読めないくらい。
    どのお話も本当に読む方の心に深く染み入る何かを残してくれる。
    それに比べて、現代の人間の壊れようはなんだろう。
    自然を破壊し尽くし、金に変えていく亡者と化した人間。悲しすぎる。悔しい。
    今こそ賢治は絶対に読まれるべきだと思う。

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    2025年08月26日
  • 二人の役人

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    読みやすいのは新仮名ですが、旧仮名バージョンもこれはこれで味があって好きです。旧仮名だとなんだか可愛らしい感じになります。

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    2025年08月26日