宮沢賢治のレビュー一覧

  • 猫の事務所

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    上席達から陰湿で卑劣なイジメを受けるかま猫の様子に胸が痛みます。最低すぎる職場です。かま猫は可哀想だけど、他の猫達はザマァでした。横暴だけど獅子ナイス。

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    2025年08月21日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    ネタバレ

    私は宮沢賢治を優しくて綺麗で空想的な世界観だと想像していたのが、実際に読んでみると貧困、虐め、理不尽な死など現実の非情な一面ががっつり描かれていて面食らった。特によだかの星、ひかりの素足、銀河鉄道の夜が顕著で、優しい心をもった主人公が報われずに深い悲しみを背負いっていくのが辛かった。宮沢賢治は優しい人間が報われず、誰も彼もが苦痛を伴う現実世界を苦にして、全ての生物が向かう先の死後の世界を絢爛に描いたのではないかと思った。
    そして作中で度々口にされる自己犠牲だが、私は宮沢賢治は自己犠牲を絶対的な善とする事に懐疑的に思っていたのではないかと思った。
    銀河鉄道ではカムパネルラが、ひかりの素足では一郎

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    2025年08月17日
  • ツェねずみ

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    周囲は普通に親切だったのに、まるで当たり屋に当たられたみたいな状況…ツェねずみ、なんて性格が悪さ!こんな奴は嫌われる。自分も気をつけようと思います。

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    2025年08月16日
  • 風の又三郎

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    漢字 小学校中学年以上
    フリガナ あり(部分的に)
    文字の大きさ 小
    長さ 長い(240ページ)
    出版年 2000年
    内容 「雪渡り」「よだかの星」「ざしき童子のはなし」「祭の晩」「虔十公園林」「ツェねずみ」「気のいい火山弾」「セロ弾きのゴーシュ」「ふたごの星」「風の又三郎」
    感想 解説の「同情心ということ」一文にあるとおり、「ミンナニデクノボートヨバレ」るタイプの人物に注目した作品が多く収録されている。「虔十公園林」では、「ああまったくたれがかしこく、たれがかしこくないかはわかりません。」という台詞が強く心に刻まれた。「風の又三郎」の独創的な自然描写も長く脳裏に残りそうだ。
    個人的には、子ど

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    2025年08月07日
  • 注文の多い料理店/野ばら 11

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    ネタバレ

    私はおいしくごはんをたべるとおもったのにさいごにはたべられそうになったからびっくりしました。
    けれど白い生き物が助けてくれて聞きいぱつだなと思いました。

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    2025年07月30日
  • セロ弾きのゴーシュ

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    漢字 大人レベル
    フリガナ あり(部分的に)
    文字の大きさ 小
    長さ 長い(324ページ)
    出版年 1996年(改訂新版)
    内容 童話集「注文の多い料理店」に収録されていない、生前の発表作を年代順に収録。また「ペンネンネンネンネン・ネネムの日記」が付録されている。
    感想 二つ目の解説が大変よい。宮沢賢治の作品は知性や論理ではなく、「身体で読む」べきもの、という。個人的には、子どものころは賢治作品を全く理解できなかったが、大人になった今、とても深く感じ入っている。年齢関係なく、読める「時」があるように思う。その「時」をつかめば、さほど説明のされない奇妙な展開やウィットの効いた風刺、また絵画的な風

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    2025年07月06日
  • 宮沢賢治童話集 雨ニモマケズ・風の又三郎など

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    3冊目の宮沢賢治童話集。

    どっどどどどうど どどうど どどう
    有名だけど、その先を読んでいなかった。風の又三郎の中の風の表現は宮沢賢治独特のもの。音楽のような要素も含まれていてとても面白い。子どもには声に出して読みきかせたら楽しいだろうな。

    雨ニモマケズ...は何度読んでもいい。宮沢賢治の自然と共存し、周りに気を配り慎ましく生きる。私も「ソウイウモノニワタシハナリタイ」。

    今回もまた挿絵がよかった。



    宮沢賢治 童話集
    雨ニモマケズ【詩】/祭りの晩/月夜のでんしんばしら/貝の火/まなづるとダアリヤ/おきなぐさ/風の又三郎

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    2025年04月11日
  • 注文の多い料理店

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    本棚にあったのを再読。表題作のほか8篇を収録。

    表題作はいつ読んでも面白い。ストーリー自体も面白いし、文章のリズムも好きだ。収録の他の作品はあまり読んだ覚えがなく、また新鮮な気持ちで楽しめた。

    子供の頃はなんとなく「子供っぽい」と敬遠していた宮沢賢治だが(笑える)、大人になった今、すごく楽しんで読める。残酷な出来事は起こらないし、風や山が歌うのだ。

    そういえば「天空の城ラピュタ」も子供の頃は同じ理由で嫌いだった(これまた笑える)。今は宮崎駿の作品の中で一番好きだ。

    10年後に読んだらまた別の感想を持つのだろうか。

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    2025年04月07日
  • 宮沢賢治童話集 猫の事務所・銀河鉄道の夜など

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    「生と死を見つめ、"ほんとうの幸"を問いつづけた宮沢賢治。不朽の名作『銀河鉄道の夜』をはじめ、人間の心理を紡いだ多彩な童話を美しく幻想的な絵で贈ります」
    とにかく挿絵の日下明さんの絵が素敵。
    表紙はカラーだが、中の挿絵もカラーでぜひ見てみたい。

    子どもの頃いくつか読んではいたが、それはただ読んで内容をわかった気でいただけ。大人になると宮沢賢治の伝えたかったこと、考えていたことが少しわかったような気がした。
    貧困や病気、弱いものいじめ、戦争。
    童話の中でもたくさんの問題が出てくる。現代にもある問題ばかり。だからこそ、現代人が読むべき本なのかもしれない。

    「どうかにくむこと

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    2025年04月06日
  • 宮沢賢治童話集 注文の多い料理店・セロひきのゴーシュなど

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    宮沢賢治記念館に行く予定があり、予習の為に購入。文庫本で読んだことのあるものもあったが、今回は小学生の子どもでも読めるようにとこちらを購入。

    挿絵もあり、字も大きくとても読みやすかった。

    子どもの頃は正直よくわかっていなかった宮沢賢治。大人になっても読み返してみるととても深くて面白い。
    よだかの星でちょっと泣きそうになった。
    宮沢賢治の育った岩手の情景や匂いや色まで感じられそうな作品がたくさんで、とてもよかった。

    記念館に行くのが待ち遠しい。

    【宮沢賢治 童話集】
    注文の多い料理店/どんぐりと山猫/オツベルト象/ツェねずみ/やまなし/よだかの星/水仙月の四日/雪わたり/虔十公園林/セロ

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    2025年04月06日
  • 銀河鉄道の夜

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    きらきらの表現が多様で、星とか宝石とかに詳しい人なのかな。文を読んで目の前がきらきらする。

    純文学?名作?的な作品を読んだことは多くなく、自分で買った小説では初めてだと思う。読み進めるのが難しい、読点の位置や文章、言葉が今と違いすぎる。

    内容も現代の雰囲気とはちがう。ちゃんと読みとれたのかわからない。でもたぶん銀河を旅する列車に乗って、そこで出会う人達との邂逅を楽しんだんだよね?たぶん。そして自分なりの幸せを探そうとしたんだよね、と思った。

    今はこのくらいの読解だけど、いつか読み返した時にどうなるのかなと思って、それが読んでる時から楽しみ。

    よだかの星も、少しつらいけど、燃えることがで

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    2025年03月26日
  • 銀河鉄道の夜

    購入済み

    宮沢賢治先生の言葉は本当に独特で綺麗だなぁとしみじみしました。片山愁先生の絵も、作品への愛を感じられて素敵でした。
    銀河鉄道の夜もセロ弾きのゴーシュもどちらもとても良かったです。
    銀河鉄道は実際乗ってみたいと凄く思うし、セロ弾きは動物達がとても可愛らしくて最高でした。

    #癒やされる #切ない #感動する

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    2025年02月18日
  • 注文の多い料理店

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    先日NHKで宮沢賢治特集をやっていたので積読から引っ張り出してきた。
    前に読んだ宮沢賢治の本は、途中で原稿がないとかで半端に終わった作品や宗教色が濃過ぎて意味がよくわからないものだったが、今作は全て完結しており、賢治の弟である清六氏の解説や年譜等も掲載されていて楽しい☆お話の中ではなにより、注文の多い料理店がダントツで好き☆それから山男の四月、鹿踊りのはじまりも良かった☆余談だがぜひ鹿踊りも見てほしい、本当にこの作品通りだと思ったからだ。
    ゴッホもそうだが生きてるうちに評価されるべき楽しい作品ばかりでした。

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    2024年12月22日
  • 宮沢賢治童話集 猫の事務所・銀河鉄道の夜など

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    猫の事務所を読む為に読みましたが、色々な短編が入っていて面白かった。特に感動したのはやはり銀河鉄道の夜。あらすじを何度も読んでるので、わかっているが、やはり読むと切なく幻想的な名作だとわかる。ジョバンニの本当の幸いの為なら僕は体を何度だって焼かれても構わないと言うフレーズに何度も優しい子だとグッときた

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    2024年11月24日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    銀河鉄道の夜を集めているので購入。出版社ごとに銀河鉄道の夜を出してくれるのは、大変ありがたい。表紙や中の収録作品が違うだけで買ってしまう。宮沢賢治の銀河鉄道の夜が一等好き。これからも集めていくので、いつか本棚が銀河鉄道の夜だけで埋まればいいな。

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    2024年10月22日
  • 【語注付】銀河鉄道の夜

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    何人かの私の本棚のフォロワーの方には話したことですが、今年は宮沢賢治生誕120年、また銀河鉄道の夜を書いてから100年の節目の年に当たります。
    私も盛岡の大学で、啄木と賢治を学び、そのまま12年も盛岡に居ずいてしまいました。
    私はどちらかと言えば、啄木に重きを置いて、研究の端くれをしていましたが、今年は上記の理由で、どうしても賢治先生(岩手県民は、尊敬の念を込めて、宮沢賢治をこう呼びます)を読みたかったのです。
    賢治先生は万能型の天才と今では言われておりますが、文学においては「擬音使いの天才」と言われております。
    ドキドキとか、バンバンではなく、突拍子もない言葉で擬音を表現するのです。こちらも

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    2024年10月22日
  • 銀河鉄道の夜-宮沢賢治童話集3-(新装版)

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    銀河鉄道の夜、キラキラ輝く鉱物のような美しさの中に静かに心を揺さぶられる切なさがある。
    何度読んでもじんわりと涙が滲む物語。
    個人的には『水仙月の四日』も好き。雪国ならではの自然の厳しさが雪童子や狼などのキャラクターによって幻想的に彩られる。辺り一面真っ白な世界に彼等が飛び回る光景が目に浮かぶ。

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    2024年10月16日
  • 新編 風の又三郎

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    岩手旅行に行くので宮沢賢治を深めよう第二弾。自然の描写が素晴らしく、でっかい何かを読んでいる感じがします。
    本書の中では、やまなし、フランドン農学校の豚、鳥をとるやなぎが特に好きでした。畜殺する際に豚自身から許可証を取るという現代っぽさ。古さを感じないなと思います。

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    2024年10月09日
  • 注文の多い料理店

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    学びの多い一冊。
    注文の多い料理店からは「都合の良い思い込み」を学ぶことができた。人は自分の都合のよいものを見て解釈してしまう。一歩引いて俯瞰して見ればおかしいことに気がつけない。

    「土神ときつね」からは嫉妬の感情とリスクを学べ、「なめとこ山の熊」からは環境によって強者と弱者が入れ替わる社会構造を学ぶことができる。

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    2024年09月07日
  • 注文の多い料理店

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    幼い頃からとても大好きなお話。
    特に、主人公達が牛乳のクリームを顔や手足に塗ったり、お酢の入った香水をぱちゃぱちゃとふりかけたりするシーンがお気に入り。もしあのまま体中に塩を揉みこんで扉を開けてしまっていたらどうなっていたのだろう、というゾクゾク感も最高。
    タダより怖いものはないということや命や自然についてまで深く考えさせられるような作品だと感じた。また、自身は捕食者だと信じて疑わない彼らが実は被食者側だった、という事実に気づく場面が実に滑稽で良い。

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    2025年06月15日