宮沢賢治のレビュー一覧
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ネタバレ私は宮沢賢治を優しくて綺麗で空想的な世界観だと想像していたのが、実際に読んでみると貧困、虐め、理不尽な死など現実の非情な一面ががっつり描かれていて面食らった。特によだかの星、ひかりの素足、銀河鉄道の夜が顕著で、優しい心をもった主人公が報われずに深い悲しみを背負いっていくのが辛かった。宮沢賢治は優しい人間が報われず、誰も彼もが苦痛を伴う現実世界を苦にして、全ての生物が向かう先の死後の世界を絢爛に描いたのではないかと思った。
そして作中で度々口にされる自己犠牲だが、私は宮沢賢治は自己犠牲を絶対的な善とする事に懐疑的に思っていたのではないかと思った。
銀河鉄道ではカムパネルラが、ひかりの素足では一郎 -
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漢字 小学校中学年以上
フリガナ あり(部分的に)
文字の大きさ 小
長さ 長い(240ページ)
出版年 2000年
内容 「雪渡り」「よだかの星」「ざしき童子のはなし」「祭の晩」「虔十公園林」「ツェねずみ」「気のいい火山弾」「セロ弾きのゴーシュ」「ふたごの星」「風の又三郎」
感想 解説の「同情心ということ」一文にあるとおり、「ミンナニデクノボートヨバレ」るタイプの人物に注目した作品が多く収録されている。「虔十公園林」では、「ああまったくたれがかしこく、たれがかしこくないかはわかりません。」という台詞が強く心に刻まれた。「風の又三郎」の独創的な自然描写も長く脳裏に残りそうだ。
個人的には、子ど -
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漢字 大人レベル
フリガナ あり(部分的に)
文字の大きさ 小
長さ 長い(324ページ)
出版年 1996年(改訂新版)
内容 童話集「注文の多い料理店」に収録されていない、生前の発表作を年代順に収録。また「ペンネンネンネンネン・ネネムの日記」が付録されている。
感想 二つ目の解説が大変よい。宮沢賢治の作品は知性や論理ではなく、「身体で読む」べきもの、という。個人的には、子どものころは賢治作品を全く理解できなかったが、大人になった今、とても深く感じ入っている。年齢関係なく、読める「時」があるように思う。その「時」をつかめば、さほど説明のされない奇妙な展開やウィットの効いた風刺、また絵画的な風 -
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「生と死を見つめ、"ほんとうの幸"を問いつづけた宮沢賢治。不朽の名作『銀河鉄道の夜』をはじめ、人間の心理を紡いだ多彩な童話を美しく幻想的な絵で贈ります」
とにかく挿絵の日下明さんの絵が素敵。
表紙はカラーだが、中の挿絵もカラーでぜひ見てみたい。
子どもの頃いくつか読んではいたが、それはただ読んで内容をわかった気でいただけ。大人になると宮沢賢治の伝えたかったこと、考えていたことが少しわかったような気がした。
貧困や病気、弱いものいじめ、戦争。
童話の中でもたくさんの問題が出てくる。現代にもある問題ばかり。だからこそ、現代人が読むべき本なのかもしれない。
「どうかにくむこと -
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宮沢賢治記念館に行く予定があり、予習の為に購入。文庫本で読んだことのあるものもあったが、今回は小学生の子どもでも読めるようにとこちらを購入。
挿絵もあり、字も大きくとても読みやすかった。
子どもの頃は正直よくわかっていなかった宮沢賢治。大人になっても読み返してみるととても深くて面白い。
よだかの星でちょっと泣きそうになった。
宮沢賢治の育った岩手の情景や匂いや色まで感じられそうな作品がたくさんで、とてもよかった。
記念館に行くのが待ち遠しい。
【宮沢賢治 童話集】
注文の多い料理店/どんぐりと山猫/オツベルト象/ツェねずみ/やまなし/よだかの星/水仙月の四日/雪わたり/虔十公園林/セロ -
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きらきらの表現が多様で、星とか宝石とかに詳しい人なのかな。文を読んで目の前がきらきらする。
純文学?名作?的な作品を読んだことは多くなく、自分で買った小説では初めてだと思う。読み進めるのが難しい、読点の位置や文章、言葉が今と違いすぎる。
内容も現代の雰囲気とはちがう。ちゃんと読みとれたのかわからない。でもたぶん銀河を旅する列車に乗って、そこで出会う人達との邂逅を楽しんだんだよね?たぶん。そして自分なりの幸せを探そうとしたんだよね、と思った。
今はこのくらいの読解だけど、いつか読み返した時にどうなるのかなと思って、それが読んでる時から楽しみ。
よだかの星も、少しつらいけど、燃えることがで -
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何人かの私の本棚のフォロワーの方には話したことですが、今年は宮沢賢治生誕120年、また銀河鉄道の夜を書いてから100年の節目の年に当たります。
私も盛岡の大学で、啄木と賢治を学び、そのまま12年も盛岡に居ずいてしまいました。
私はどちらかと言えば、啄木に重きを置いて、研究の端くれをしていましたが、今年は上記の理由で、どうしても賢治先生(岩手県民は、尊敬の念を込めて、宮沢賢治をこう呼びます)を読みたかったのです。
賢治先生は万能型の天才と今では言われておりますが、文学においては「擬音使いの天才」と言われております。
ドキドキとか、バンバンではなく、突拍子もない言葉で擬音を表現するのです。こちらも