宮沢賢治のレビュー一覧
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「やまなし」クラムボンは笑ったよ 二匹のカニが川底を右へ左へちょこちょこ動く様子が浮かぶ 怖い思いをした時お父さん蟹が優しく不安を取り除き またいつもと変わらぬ生活へ戻っていく クラムボン謎の言葉のようでわたしの想像は蟹の子供達が作った架空の生き物の名前
「ひかりの素足」 ジーンときます。
泣ん坊の幼い弟への愛情 仲の良い兄弟が帰路の途中大雪の中遭難してしまう 楢夫、、、
(読書後就寝 夢を見た 夫がポタポタ大粒の涙を流している。悔し涙だった、人見知りの私への歯痒さが涙の原因だったよう 夫の泣いてる姿。切なかったなぁ いつもワガママ言っているので後悔しないよう思いやり優しい気持ちを表現でき -
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1989年刊。新潮文庫の新編宮沢賢治は童話が3冊。そのなかの1冊。「銀河鉄道の夜」「よだかの星」「シグナルとシグナレス」「セロ弾きのゴーシュ」など、14篇を収める。
「銀河鉄道の夜」、最初に出会った頃にはバージョンがいくつかあって、戸惑った。いまは第4稿に落ち着いている。これも本書の編者・天沢退二郎と入沢康夫によるテキスト研究の賜物。でも、旧バージョンに出てきたブルカニロ博士がいない。
私のイチ押し、「猫の事務所」も入っている。軽便鉄道の停車場近くにある猫の第6事務所。所長は黒猫。一番書記が白猫、二番が虎猫、三番が三毛猫、そして四番書記のかま猫。ウィットとユーモア全開、そして風刺。
巻末エッセ -
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新潮文庫の新編の宮沢賢治は、童話が3冊。本書は、よく知られた「風の又三郎」「グスコーブドリの伝記」「虔十公園林」を柱に、まわりを動物が登場する作品で固め、計16篇。
ツェねずみだの、クンねずみだの、カン蛙だの、ブン蛙だの、ベン蛙だの、ルラ蛙だの、登場するキャラからしてふるっている。ストーリーも多種多様。とくに「フランドン農学校の豚」はブラックで絶品。外来ヨークシャイヤや黒いバアクシャイヤ、そしてカント博士の名前まで出てくる。フランドンはもちろんフランドルのもじり。そしてこの作品、冒頭の原稿用紙1枚分がない! その欠落がさらに想像を掻き立てる。
表題作「風の又三郎」は、読むたびに、なんとも言い難 -
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1990年頃、新潮文庫の宮沢賢治は、天沢退二郎編で全面リニューアル。童話は3冊。そのうち本書は、地方色が濃い作品で固めた一冊。
「注文の多い料理店」、「ざしき童子の話」、「茨海小学校」など19篇。私の推しの「楢ノ木大学士の野宿」も入っている。
読みどころは、巻末の井上ひさしのエッセイ「つめくさの道しるべ」。当時の岩手の田園風景がどんなだったかを書いている。しろつめくさ(クローバー)はヨーロッパ原産。アイルランドの国花、ヴァージニア州の州花でもある。江戸末期にオランダ経由で入ってきたが、本格的に栽培されるのは明治に入ってから。国家事業として痩せた土地に植えられ、牛や馬の飼料(いわゆる牧草)になっ -
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「注文の多い料理店」・「風の又三郎」・「セロひきのゴーシュ」・「銀河鉄道の夜」・「雨ニモマケズ」など、宮沢賢治の代表作14話と詩3編を一冊に収録された童話集です。
価格は少々高額ですが、日下明さんの美しいカラー絵と巻末には注釈や各話の解説が掲載されており、子どもから大人まで繰り返し楽しめる贅沢な一冊だと思います。
宮沢賢治の作品は、子供の頃に読んだ記憶があっても忘れてしまっていたり、作品のタイトルは知っていても実際には読んだことがない、という人が多いのではないでしょうか。
私もその1人で、今回あらためて作品に触れて、宮沢賢治の描く世界に心が洗われる思いがしました。
例えば代表作の「銀河 -
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ネタバレ通読して4ヶ月でやっと読み終わった本。「ぼく星」というドラマきっかけで、実際に宮沢賢治(以下賢治とする)の作品を読んでみようとなってみたものの、文体に慣れるのに時間がかかってしまった。ただこの文庫は賢治の作品の全体像を総括していたため、時間をかけてこの文庫を読み終えることができてよかったと思っている。『銀河鉄道の夜』は、賢治の宇宙像とジョバンニとカンパネルラの友情から語られる哲学を描いていて、名作とされる所以を感じた。『セロ弾きのゴーシュ』は、ゴーシュが動物たちとの関わりを通して、セロ弾き・または人間としての成長を描いている。はじめ解説で「この作品を「ハッピーな内容」をもつものとする見方に疑問
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ネタバレ賢治の独特な感性で、岩手の風景が幻想的なイーハトーブに変貌する。ユーモラス(時には辛辣)な童話を通して、自然との向き合い方について考えさせられる。
自然あっての人だ。そのことを忘れてしまい、横暴を振りかざしてしまっては手痛いしっぺ返しを喰らうやもしれぬ⋯
1,どんぐりと山猫
どんぐり裁判の判決を通して、世の中に人の優劣など無いと説く。
2,狼森と笊森、盗森
大きな岩が語る、森の名前の由来。それはまさに、人が森と共生を試み自然に順応しようとしてきた歴史そのものだった。
今でも人は、森の住人たちに粟餅を上げることが出来ているだろうか⋯
3,注文の多い料理店
小学生ぶりに読んだ。怪 -
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ネタバレようやく読みました。
以下表題作について。
序盤:おお、余り居心地よくないね……これどうなるんだろうな。おいザネリお前。お前。おまえら。
中盤:銀河鉄道だーー! 幻想的。大学士に思わずときめき鳥捕りがなんか、何か好き。私もその鳥食べたい。
終盤:まあ死後の世界的なあれだと思っ、まって。待って? 待って。待ってわかってて覚悟してるのになんか。え? なんか凄いわかってたのにハラハラする。まって。お父さん。お父さん帰ってくるのあのあのあのあのあの、さぁ!!!!!!!!!!
ジョバンニの不幸は「父親が帰ってこない/仕事による疲労/ザネリという馬の合わない存在」が原因なのですが、父親が金持って帰っ -
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この秋は熊の目撃情報が私の住む町で毎日報道されています。熊騒動のなか、賢治のなめとこ山の熊が浮かびました。本屋さんで賢治の童話集と出会い早速購入しました。昔は人間の都合で狩猟され皮と熊の胆を売られていた熊が今では生活のためではなく人間の暮らしを脅かす為に退治の対象になっています。今年の猛暑は野生動物をはじめとした大自然の中で生きるもの達に大きな打撃を与えてしまったようです。いつもなら冬眠する熊が人里で食べ物を探し彷徨う姿は可哀想に見えます。人間の都合で温暖化し自然の摂理が乱れている地球を賢治が見たらどんな想いを抱きどんな物語を書くのでしょう。