宮沢賢治のレビュー一覧

  • 銀河鉄道の夜

    購入済み

    カラーページに魅せられて

    カラーページの中にカンパネルラが持っていたような黒曜石でできた銀河鉄道の路線図が書かれている。それが何よりも美しい。たくさんある銀河鉄道の夜のコミックの中で一番惹かれました。このままアニメ化してもいいと思うほどの完成度だと思います。

    0
    2018年10月16日
  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)

    Posted by ブクログ

    ・話に出てくる2人がだんだん料理になっていくのが楽しいし、自分たちが食べられるときづいた時のあわてるようすが心に残っています。
    ・おなかをすかせた兵隊の2人が、おいしいものを食べられると思ったら、自分たちが食べられるというところがおすすめのポイントです。
    ・昔、吉田先生に読み聞かせをしてもらって、とてもおもしろかった。
    ・僕がこの本を選んだ理由は、人が大きい店に行って食べようとしたら逆に人が大きい化け猫に食べられそうになるところです。
    ・最初はお客さんからの注文が多い人気の店の話だと思っていたけど、お客さんに対しての注文が多い店で、最終的には山猫に食べられそうになってびっくりしたからです。

    0
    2019年01月30日
  • 注文の多い料理店

    Posted by ブクログ

    久しぶりに手に取った宮沢賢治。
    日本語の暖かさ、美しさ、情景とそこに潜む怪しげな不思議な何か。
    話の美しさに心がときめいて、こんなだったかしらとワクワクした。
    小さい頃から何度も何度も読んでいるけれど、よむたびに、私という読み手の年齢が変わると印象も、気がつくところも変わって行く。
    そういえば星の王子様も、年齢とともにちがうところに心を動かされる。
    美しい賢治の話に、読み進むのがもったいなくなった。
    また、読みたい。

    0
    2017年12月03日
  • 注文の多い料理店

    購入済み

    注文の多い料理店

    良い

    0
    2017年11月13日
  • 宮沢賢治/中島敦

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治はまるでジミ・へンドリックスのようだ。最盛期のジミは、自分の体内から自然と音楽が湧き出るように曲が作れたという。音楽を言葉に変えればまさに賢治がそうなのではないだろうか。
    中島敦は、個人的には名人伝が最も好きな作品だけれど、本書への収録作品の中ではやはり悟浄出世だろうか。いや、どれも甲乙つけがたい面白さだった。

    0
    2016年12月07日
  • セロ弾きのゴーシュ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    童話の短編集。有名な話のやまなし。セロ弾きのゴージュ。が入っている。
    やまなしは、リズムとかに目線で書かれた内容がとても新鮮である。セロ弾きのゴージュは徹夜で練習しながら、かっこう、猫、ネズミ、を相手にセロを披露することによってどんどん上手になる。ストーリーが面白い。親しみやすい作品。

    0
    2016年10月10日
  • 童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

    Posted by ブクログ

    岩波文庫版は長く読めてませんでしたが、いよいよ、手に取りました。賢治の世界、なんとも言えないですね。銀河鉄道の夜、他の出版社のものを読んだことがありましたが、改めてその奥の深さ、文章表現のあり方などに大きく感銘を受けました。

    0
    2016年10月01日
  • 新編 風の又三郎

    Posted by ブクログ

    どれもかわいらしくて大好き。と思ってのめりこむ気持ちをおいてけぼりにして、物語はばっさり切れて終わる。途方に暮れてどっちに歩いたらいいかわからなくなる。

    まるで夢から覚めたばかりで、現実にチューニングを合わせられないような。

    0
    2016年07月28日
  • 注文の多い料理店

    Posted by ブクログ

    冒頭の「きれいにすきとおった風を食べ・・・」の文を読んで一気に心をつかまれた。
    とても美しく美味しそうな言葉の使い方。
    ただこの一文を読んだだけで私は虜になりました。
    どのお話も不思議でした。面白いではなく感動でもなくそれでも確かに心に残る話ばかりでした。

    0
    2016年07月05日
  • 宮沢賢治/中島敦

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治と中島敦。
    『東北・南洋・中国・韓国など周縁から文学の中心に迫った
    純粋かつ豊饒なる作品世界』
    という帯の解説。
    中島敦は初めて読みました。
    南洋の世界の『環礁』や日本占領時代の朝鮮の
    『巡査の居る風景』。中国の故事を基にした、
    『李陵・司馬遷』『弟子』『悟浄出世』『悟浄歎異』
    独特の世界観は引き込まれる感覚や、心象の描きかた、
    その土地の風俗や風景やにおいが濃密に描かれていて
    面白いと思います。
    宮沢賢治の童話と詩。特に詩の『春と修羅』と『疾中』は
    声に出して読むと、ぞくぞくとする内容です。
    また、『ひかりの素足』と『ポラーノの広場』は
    不思議な感覚の童話です。これも引き込まれる感じ

    0
    2016年07月03日
  • 注文の多い料理店

    Posted by ブクログ

    “これらのちいさなものがたりの幾きれかが、おしまい、あなたのすきとおったほんとうのたべものになることを、どんなにねがうかわかりません。”


    宮沢賢治の童話集「注文の多い料理店」。賢治は小学生の頃から大好きでよく読んでいましたが、やはり圧巻です。
    高校生になって久しぶりに読みましたが、賢治の世界観にすぐ引き込まれてしまいました。
    こちらの本はほとんど賢治が出版した童話集「注文の多い料理店」を再現していて、かなり凝っているなという印象を受けました。
    表題作「注文の多い料理店」を筆頭に、
    ・「どんぐりと山猫」
    ・「狼森と笊森、盗森」
    ・「烏の北斗七星」
    ・「水仙月の四日」
    ・「山男の四月」
    ・「か

    0
    2015年11月30日
  • 銀河鉄道の夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    木野陽さんによる『銀河鉄道の夜』コミカライズ。
    当然話はわかっているんだけれど、いやだからこそか、こういう感じになるんだなあ・・・と思う。
    終盤、2人きりにまたなってからとか。ああ。


    厚みのある紙+ハードカバーの装丁で、しっかりしたイラストで、棚に置いておいて嬉しい。
    ずっと置いておいて、いつか子どもが手に取ったりするようになると良いなと思う。

    0
    2015年10月02日
  • セロ弾きのゴーシュ

    Posted by ブクログ

    個人的に好きな話が一番入ってる。

    ●雪渡り
    ●やまなし
    ●氷河鼠の毛皮
    ●シグナルとシグナレス
    ●オッペルと象
    ●ざしき童子のはなし
    ●猫の事務所
    ●北斗将軍と三人兄弟の医者
    ●グスコープドリの伝記
    ●ありときのこ
    ●セロ弾きのゴーシュ

    0
    2015年08月30日
  • 雨ニモマケズ

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治を読み返してみようと不意に思い立ち手に取った本です。表題となる「雨ニモマケズ」ほか「春と修羅」などから詩と、「ポラーノの広場」、「四又の百合」が収録されています。
    詩はどのように読めばいいのか。様々な解釈があるでしょう。文字の並びが音となることで、その魅力は変わるのでしょう。目で文字をとらえ、書かれている内容を読み、口に出して音として聴く。それぞれでそれぞれの楽しみが生まれるでしょう。そして切り取られた世界が広がるのが魅力でもあるでしょう。
    併録された「ポラーノの広場」でも歌が登場します。歌の詞は目と心を刺激し、音を奏でます。これらには実際に曲も付けられているので音曲として聴くとまた違

    0
    2015年06月19日
  • BUNGO 文豪短篇傑作選

    ドラマ&映画化作品

    コンセプトがわからないという声が各所でちらほらとありますが、
    BUNGO -日本文学シネマ-という題で放送されていた短期ドラマと
    同シリーズで映画化された作品を集めたものです。

    数年前に短期ドラマを見てそれっきりでしたが、
    最近になり原作をじっくり読みたいと思い出したとき、
    こういう短編集になっていると知り(紙で)購入しました。

    これら全部をそれぞれに読もうとすると、
    (特に短編は)ちょっと苦労するので
    こんな短編集はありがたいですね。

    もっと増えてほしいです。

    映像の方もおすすめですので興味のある方はぜひ。

    0
    2015年05月25日
  • 注文の多い料理店

    Posted by ブクログ

    なんども なんども なんども
    読み返してしまう本です
    序から始まって どんぐりと山猫
    注文の多い料理店 月夜のでんしんばしら いい!(*^^*)

    解説の
    兄 宮沢賢治の生涯!!(/´△`\)

    0
    2015年03月28日
  • 注文の多い料理店

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治『注文の多い料理店』
    結構、怖い物語だったんだね・・・ゾクッとくる感じを絵が手助けしていて、とても良かった。

    0
    2015年01月23日
  • 新編 風の又三郎

    Posted by ブクログ

    宮沢賢治やっぱり好き。
    この本読んで改めて思った。
    日本の子ども向けの童話や童謡がもともと大好きで、それは宮沢賢治がいたからこそ生まれてきたもんなんかも知らんなと勝手に思ってる。
    (絶対違うけど)
    銀河鉄道の夜が一番大好きやけど、この本もすごいよかった。
    昔の人の書くこわーいくらーい感じも興味深かった。

    0
    2014年11月06日
  • グスコーブドリの伝記

    購入済み

    映画化もされた名作

    銀河鉄道の夜など有名作品が注目されることが多い宮沢賢治ですが、この作品も負けず劣らず名作です。アニメ化もされ話題を集めました。
    検索しますといろいろなネガティブなコメントも見つかりますが、純文学としてとても読みやすく、子供にもオススメできる童話です。
    また、青空文庫に慣れていない人には、坊っちゃんとともにオススメしたい読みやすさとボリュームです。
    展開も速く今読んでも色褪せない名作だと思います。

    0
    2014年08月27日
  • 新編 風の又三郎

    Posted by ブクログ

    又三郎も読んでいなかったので。昔のドラマで先生役の水谷豊がオルガンを弾き、「どっどど どどうど どどうど どどう」と児童達に歌わせるシーンを何処かで見たような気がする。
    クラムボン好き。かぷかぷ。

    0
    2014年08月01日