宮沢賢治のレビュー一覧

  • 宮沢賢治 水仙月の四日

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    ウィー東城店の「日陰コミックを日向に」フェアで手に取った一冊です。1番驚いたのは、挟み込みのしおり。猫しか出てこないオール新作読切コミック雑誌「ねこぱんち」というものがあるそうです。そこで掲載された作品の短編集。

    「原案・宮沢賢治」とある通り、多くは原作通りではなくて、少しずつ改変しながら宮沢賢治「水仙月の四日」「猫」「どんぐりと山猫」を描いています。最終編の「猫の事務所」のみは原作に忠実に描いていますが、どうやらこれが柿生さん宮沢賢治デビューらしく、それ以降は「自分の色を出して」と編集者にアドバイスされて、と描いてきたものらしい。

    だから、賢治の持つ豊穣な自然観やリズムは少ないけど、「あゝいいな、こんなふうにやさしく受け止めてくれたらいいな」と賢治さんなら感想を漏らすじゃないかと思う様な作風でした。

    ちなみに「猫の事務所」で展開されるイジメ問題についての私の解釈は、青空文庫版のマイレビューに載せています。もう現代の教室のカースト制を観てきた様に賢治さんはジメジメしたイジメを描き、それを最後は斜め上からの解決で終わらせて、「(この解決方法に)私は半分同意します」と結んでいるのですが、3年ぶりに読み返して私の意見は未だ変わっていないことを再確認しました。

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    2023年06月13日
  • 注文の多い料理店

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    小学生の時に読んだ記憶が残っていた表題作。童話作家としての賢治が用意した結末は、読む子ども達の気持ちを慮った著者の優しさなのだと感じた。巻末の「収録作品について」で歌物語=オペラという解説は、オノマトペを有効に使う著者の作風を言い当てている。最も印象に残ったのは「なめとこ山の熊」の、猟師と熊の不思議な交流と、猟師の最期の切なさだった。

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    2023年05月20日
  • 注文の多い料理店-宮沢賢治童話集1-(新装版)

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    私はこの本を人気があったので、読んでみました。
    猫山さんが紳士たちを食べようとしている時に、ドキ!っとしました。
    食べられそうになるときに、死んでしまったはずの犬が帰ってきて、びっくりりました。けど、ホッとしました W

    面白かったです!!

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    2022年12月21日
  • 永遠の詩06 宮沢賢治

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    宮沢賢治の詩集ですね。
    たまには詩も読んでみたいなと思いまして、馴染みの深い宮沢賢治さんを選んでみたのですが、軽はずみに読めるものでないと改めて恥じ入りました。
    宮沢賢治さんは「詩集」という言葉を嫌い「心象スケッチ」と言われたそうです。
    観賞解説の詩人の高橋順子さんの案内無くしてはとても読み進められませんでした。
    なかには私でもなんとかついて行けそうな詩もありました。
    詩を読むときは深く考えすぎず、自分の中で受け取れるものを感じる事だと思って、静かに目を通していきました。
    解説の椎名誠さんも「ひとつひとつの意味はわからないないけれど、読んだあとになぜか悲しくなってくる。あるいは苦しいなかにも気持ちのどこかが明るく解放されてくる。そういう読後感というものがあります。」と述べられています。
    宮沢賢治さんの生きざまのなかで、宮沢賢治さんの言われる「心象」を読み取るのは至難かも知れないけれども、詩を通して思い至るものがあればと、手にする機会を持てればいいかな。
    この詩集は宮沢賢治さんの全詩より三十一篇を選ばれたものです。
    初めて詩集を手にされる方も、私のようにたまに詩集を読んでみたい者にも、なじみやすくよい詩集ですね。

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    2022年11月12日
  • BUNGO 文豪短篇傑作選

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    学生時代以来、久しぶりに文学作品に触れました。
    短編集で読みやすく、自分が惹かれる文章や作者などが見えてきて、読んでいて面白かったです。

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    2022年07月04日
  • 新編 風の又三郎

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    正直よく、わからなかった。ヨルシカがカバーしていたので読んだ。が又三郎の不思議めいた神秘的とも言える雰囲気が良かった

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    2022年06月03日
  • 新編 風の又三郎

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    ヨルシカとのコラボカバーに惹かれて。宮沢賢治は久しぶりで「やまなし」の印象が少し残ってるくらいでしたので、「貝の火」から続くブラックな作風に驚きました。こういう作品もあるんだなと。その分とても印象に残りました。
    お気に入りは「グスコーブドリの伝記」。不思議の世界を冒険しているような感じが好きです。

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    2022年04月03日
  • 新編 風の又三郎

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    どっどど、どどうど、どどうど、どどう。
    宮沢賢治の作品はこんなに擬人法が多いんだと感じた。宗教的揶揄や人間社会の皮肉といった事もちょっとばかり感じなくもなかった。物語の展開も面白く情景描写も非常に巧みな作品だと思う。

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    2022年02月16日
  • 注文の多い料理店

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    宮沢賢治の書く物語はちょっぴりダークなおとぎ話のようで、読んでいて楽しい。
    『毒蛾』の情景の描写が特に素敵で好きだった。
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    ざわざわ鳴るススキの中に、「西洋料理店・山猫軒」がありました。都会から猟に来た二人の紳士が、入ってみると…表題作「注文の多い料理店」ほか13編収録。これを読んだあなたは、世界を構成している基準が揺らぎ、自分と他者の間がきしんだ時の痛み、恐れを感じながら、魅力的な賢治ワールドを発見するでしょう。

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    2022年01月31日
  • 新編 風の又三郎

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    ネタバレ

    風の又三郎。大人たちが発破(ダイナマイト)を使って自然を破壊する場面。子どもたちが毒もみ(山椒を川に撒いて魚を獲ること)を楽しんで行う場面。三郎の描かれ方が怖い。「モリブデンの鉱脈は当分手をつけないことになった」という状態になり転校。風の又三郎は、自然そのものだなあ。もっと味わって読めそう。

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    2021年12月29日
  • 注文の多い料理店

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    20世紀最大の日本人作家と評する人もいる宮沢賢治の本。

    昔読んだ 注文の多い料理店 を

    再度読みたくなっててにした。

    満足です。

    このきっかけは、たまに土曜日チラシと一緒に配達される
    Beに
    宮沢賢治の読みたい本10冊のランキングが出ていて、
    それに刺激されたからだ。

    宮沢賢治文学は、風と山猫 がキーワード。

    ※ ASAから別の新聞を配達してもらっている。

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    2021年12月25日
  • 注文の多い料理店

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    「序」がステキすぎる。この世で最も美しい序文だと思う。この透き通った物語がキラキラしくて大切に思う。この序を根底に置いて全編読むと、賢治が語りかけてくるように思う。

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    2021年12月18日
  • 風の又三郎

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    ちゃんと読んだことはなかったので。地方語が多くて読みづらいところはあるけど、それだけ昔は言葉が豊かだったのだなと思う。

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    2021年12月04日
  • 銀河鉄道の夜

    購入済み

    以前読んだ時からかなり時間がたっていることもあり、改めて見直してみようかと購入しました。好きなストーリーではあるものの、やはり古さを感じてしまうところはあり、ちょっと満点はつけれませんでした。

    #感動する #ほのぼの

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    2022年09月28日
  • 童話集 銀河鉄道の夜 他十四篇

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    宮沢賢治の世界では、人は動植物、自然と対話することができる。対話できるのは何か特別な力を持っているからではなく、ごく自然に誰でもできる。
    それが当たり前だから、特別な設定は一切いらない。
    動植物や自然と、本当の意味で共存するとは、こういう世界なのかもしれない。

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    2021年07月08日
  • 銀河鉄道の夜

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    原作は何となく読みずらいイメージがあり漫画からと思い読み始めた。絵がとても綺麗で親しみやすかった。カンパネルラとの別れは薄々予感は出来たものの、やはりかと少しショックを受けたが、お父さんの言葉が救いだったと思う。というかお父さん強いな。

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    2021年06月30日
  • 銀河鉄道の夜

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    賢治作品の中でも、特に叙情的な作品を中心に7品を収録。
    表題作『銀河鉄道の夜』は、3〜4回目の再読になるが(中学・高校・成人後、節目に読んだ記憶…)、これまではよくわからないままでいた。今回、本作が多次元思想によって描かれたものと気づき、また近年神秘主義的な知識を得たことで理解が容易になったこともあり、自分なりの解釈はできた。というよりも、本作は「正解」のない、それぞれが己の解釈を持つ作品だと思う…そもそも、感覚的に理解できる人と、私のように知識によるフォローが必要なタイプに分かれる作品だと思う。
    ただ、情景描写はとにかく素晴らしいので、「理解できないことも1つの正解」と割り切って読むことにも充分価値があると思う。

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    2021年06月07日
  • 銀河鉄道の夜 1

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    れっしゃのたびで,いろいろなめずらしい物のなまえをまなびました。
    ジョバンニのおとうさんがかえってきたのか気になります。

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    2021年04月28日
  • 銀河鉄道の夜

    購入済み

    違う世界

    タイトルはきいたことあっても内容はほほましらず、先日プラネタリウムをみたきっかけに話をよみたいと思い。銀河鉄道、なんとなく黄泉の世界。二人の友達が同じ鉄道にのってきれいな空を旅をする。幻想的で静かで、物悲しくて。素敵な物語でした。

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    2021年01月08日
  • 新編 風の又三郎

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    賢治の作品をちゃんと読むのは初めて。教科書でさわりの部分を知ったり、NHK教育番組で賢治の詩を題材にした映像を見たり。表題作も確かNHKで知ったはず。主に童話を集めた本書を読むと、岩手・花巻の言葉のゆったりした雰囲気や、賢治が使う擬音、オノマトペの面白さを楽しめる。

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    2020年10月23日