宮沢賢治のレビュー一覧
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どんぐりと山猫
よいどんぐりとは、という裁判の話。導入も展開も脈絡なし。手紙をすんなり受け入れるのも不明。でもそういうもん、ファンタジーの中にすでにいると思って読む。多分再読。
裁判のおかしさやどんぐりの個性かわいさを温かく見ている、ということかな
狼森と笊森、盗森
なぜ黒坂森はこのタイトルの仲間にならないのだろう。最後はみんな粟餅がもらえて嬉しかったね。森に個性があって、まぁかわいさがあるのかな。自然に生かされてる、というのは言い過ぎか。
注文の多い料理店
紳士2人が読み手と同じ立場だから読みやすい。ザ人間。他の作品の入りにくさは、設定や理解がすでにイーハトーブの中だから難しいんだなぁ
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ネタバレ喋る登場人物の1人として山や石や狐など、どういう生き物?形態?を問わず、当たり前のように登場するのが童話らしくて面白い。
表題作は今さら読むまでもないくらい内容を知っているが、改めて読んでも凄い作品だなと感じる。
岩手県の郷土に属した話が多く、分かりやすい話と分かりにくい話が混在している。検索すると思った以上に深読みしている人もいて、そこまでいくと子供向けではないやんけーと突っ込みたい。
本書は、あらたに私が編むこととなった新潮文庫版宮沢賢治童話集三冊のうちの一冊であって(他の二冊は「銀河鉄道の夜』『風の又三郎」)、童話集『注文の多い料理店」全篇と、その自筆広告文に示された「古風な童話とし -
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ネタバレ「銀河鉄道の夜」を含めた短編集。
「オツベルと象」は教科書で読んだのを思い出した。労働者をいじめたら、いつか反撃される。税金が上がり続ける世の中を風刺していると感じた。
「よだかの星」は、よだかはなぜ星になりたかったのだろう。命を燃やしてでもなりたいもの。命より重いものがよだかにはあった。よだかにとってのほんとうのさいわいがあった。
「銀河鉄道の夜」はカムパネルラの死がジョバンニに生きる意味をあたえたように感じた。ほんとうのさいわいとは何だったのか。最後のシーンを読んで思った。カムパネルラにとっては自己犠牲。でもジョバンニにとっては幸せを家族と共有すること。家族と生き続けること。 -
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ゴーシュはフランス語で「左(左手)」や転じて「不器用・ぎこちない」という意味だそう。
三毛猫からは「感情を込めること」、かっこうからは「正確な音階」を学び、ただ楽譜通りに弾くだけだったゴーシュが、音楽の楽しさに目覚めていく。
最初は下手な演奏を動物に馬鹿にされたと勘違いし、八つ当たりもしていたゴーシュが、共に過ごすうちに彼らを思いやるようになり、人間的にも温かくなっていきます。
野ねずみの病気の子供をセロの響きで治したとき、音楽は単なる技術ではなく誰かを癒すためのものだと悟り、オーケストラの本番での自信へとつながります。
「怒る感情もさっぱり出てない」と言われた演奏に、怒る感情が込められた -
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銀河鉄道の夜は未完とということもあって、難しくてよくわからなかった。
他の短編の方が好きだった。特に貝の火が良かった。解説に書いてあった、「因果律を露骨ならしむるな」という言葉が印象に残っている。悪いことをしてもすぐに貝の火は砕けないどころか、より美しくなっていく、しかし、最終的には砕けてどこかへ飛んでいってしまう。悪いことをするたび貝の火が曇る単純な話だったらそのままの解釈しかできないけれど、因果律が露骨じゃないことで広い解釈を生んで良かった。
日頃の行動というものは、道徳に背くことをしてもすぐに実害は出ない、むしろ良い方向に物事が動いたりするけど、最終的には破滅的な結末を招いてしまう。とい