宮沢賢治のレビュー一覧

  • 銀河鉄道の夜

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    自然の中を散歩したり、星をみることがより楽しくなりそう。星をつなぎあわせて星座を作ったり、星の輝きと生き物の特徴を組み合わせて物語を作ったり。人間の創造性が大昔からどうやって育まれてきたか追体験することができた。 銀河鉄道の夜の終盤のジョバンニの台詞「どこまでも僕と一緒に旅をしてくれる人はいないだろうか」にはとても共感できた。自分と同じ人はいないし死ぬ時はひとりだし夫婦でも隠し事はある。結局わたしたちは孤独だなとおもう。でもその寂しさを超えるのは息を呑むような美しい景色や音楽なのだと思う。

    この類のファンタジーは普段読まないのでうまく感想を書けない。もっとたくさん読んで自分で納得できる文章を書きたい。

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    2026年09月06日
  • グスコーブドリの伝記

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    ◼️宮沢賢治「グスコーブドリの伝記」

    両親が森に消え、妹がさらわれてしまったブドリ。やがて学問を積み、火山局へ勤める。冷害に見舞われたイーハトーブを救うため炭酸ガスの温室効果で温めようと人工的に火山を噴火させることに。ただし誰か1人が残って犠牲になる必要があったー。

    数多くの絵本、書籍を手がけた司修さん。宮沢賢治の童話、また萩原朔太郎「猫町」の絵本原画などの展示に、京都・寺町通りの商店街へ。ざっと見た後、2回のカフェでアイスクリーム?&デミタスコーヒー喫しつつ見本の絵本を読む。

    ほぼ青と白で描かれたイーハトーブの世界。抽象的な絵も多いけれど、そもそもが異世界で、酷い仕打ちから理不尽さ、不穏さも漂う。よく合っている。

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    2026年09月06日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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     賢治独自の世界観に溢れた作品集。一見王道の童話に見えて実は一捻り加えられている、といった作品が多いため、展開及び結末は予想できず、その裏にあるメッセージも解釈するに難い。
     そんな難解な賢治作品であるが、面白く読めた作品もいくつかある。特にラスト2作品として収録された「飢餓陣営」と「ビジテリアン大祭」は気に入った。前者は戯曲であり、軽快な会話のテンポ、勲章を食べるという兵士の限界感、生産体操を通してのハッピーエンドと、ユーモラスな要素に満ちている。対して後者では、ベジタリアン対アンチベジタリアンによる白熱した議論が展開され、それらはユーモアというよりもウィットに富んだ内容である。ベジタリアンとアンチベジタリアン、両者の主義主張は甲乙付け難いほど成熟しており、これを賢治1人が書いたという事実に、彼の視野の広さ、豊富な知性、考えの異なる他者を受け入れる優しさなどが表れているように思う。

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    2026年08月31日
  • 銀河鉄道の夜

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    ちゃんと読んだことなかったなと思って読みました。情景描写が切なくて美しかったです。賢治が本当の幸いとは何かずっと考えていたんだなと感じました。面白いかと言われると、そうでもなかったけれども。

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    2026年08月30日
  • 注文の多い料理店

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    初めてかも知れない
    宮沢賢治作品。
    独特の感性で
    絵本のようだ。
    実際、絵本にもなっている
    みたいだが。

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    2026年08月24日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    新潮文庫の記念で特別な装丁を販売していたことを気に購入しました!
    文体が現代とは違うので読むのにかなり苦労しましたし、正直、自分の知識不足でよくわからないと思う場面も多々ありました。
    ただ、表題作の銀河鉄道では、汽車で向かう銀河の駅の描写や世界観がすごく好きで読めてよかったと思いました。

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    2026年08月16日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    デジタルで読んだ。己の語彙力不足を痛感した。概要っぽいのを少し知ってたけど意外なシーンとかがあって面白かった。宮沢賢治の作品にもう少ししっかり入れるように知識つけたい。

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    2026年08月13日
  • 注文の多い料理店

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    表題作が読みたくて購入。
    昔、教科書で読んだのを思い出し懐かしい気持ちに。
    子供向け絵本になるだけあって、読みやすかった。

    他の題目は、その地域の言葉や独特の言い回しに頭を使う。
    …が、ファンタジー物!と先に思い込めばそこまでハードルは高くない。
    特有の擬音語は面白く、改めて日本語の柔軟さを感じた。

    成人後ゆっくりとした時間の中で、丁寧に読む本だったと評価したい。
    私のように病院の待合室で読むと、バタバタしてしまい読み直しするページが増え大変かもしれない。

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    2026年08月09日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    おおお、芸術とはまさにこういう作品のこと…。文学なんだけど音楽のようでもあり絵画のようでもあり映像のようでもあり、そのどれにも足りない。本を読んだというより、宮沢賢治の世界の上映会に行ったという感じに近い。「よだかの星」「銀河鉄道の夜」が好きだった。

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    2026年08月09日
  • 注文の多い料理店

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    どんぐりと山猫
    よいどんぐりとは、という裁判の話。導入も展開も脈絡なし。手紙をすんなり受け入れるのも不明。でもそういうもん、ファンタジーの中にすでにいると思って読む。多分再読。
    裁判のおかしさやどんぐりの個性かわいさを温かく見ている、ということかな

    狼森と笊森、盗森
    なぜ黒坂森はこのタイトルの仲間にならないのだろう。最後はみんな粟餅がもらえて嬉しかったね。森に個性があって、まぁかわいさがあるのかな。自然に生かされてる、というのは言い過ぎか。

    注文の多い料理店
    紳士2人が読み手と同じ立場だから読みやすい。ザ人間。他の作品の入りにくさは、設定や理解がすでにイーハトーブの中だから難しいんだなぁ

    烏の北斗七星
    桃の果汁のような陽の光
    烏にも人間と同じような戦いがあるってこと。でも争いたくて争ってるわけではないってこと。

    水仙月の四日
    ビール色の日光
    難解。一息で読めず一回寝て最初に戻って読み直したけど。冬の訪れを知らせる妖精的なこと?

    山男の四月
    出来事はわかるけど、話がわかっているか怪しい。人間とファンタジー?珍しい設定な気がする。井伏鱒二の感じ。

    かしわばやしの夜
    赤銅づくりのお日様が、南の山裾の群青色したとこに落ちて
    賑やかで愉快な世界。結局何だったんだと言われたらそれまで。生き物と自然と人間が仲良し

    月夜のでんしんばしら
    わからんかった

    鹿踊りのはじまり
    人間と動物に境界線があって、人間が人間の見方で、ストーリーがあって、読みやすいけど宮沢賢治らしくない。

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    2026年08月12日
  • 銀河鉄道の夜

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    難しい。
    「やまなし」ずっと好きなお話
    「いちょうの実」なんだかかわいくて好きだった
    「よだかの星」苦しい
    「ひかりの素足」ひかり、の描写が印象的
    「風の又三郎」どう解釈すればよいのか
    「銀河鉄道の夜」ずっと眩しいお話

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    2026年08月06日
  • 注文の多い料理店

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    ネタバレ

    喋る登場人物の1人として山や石や狐など、どういう生き物?形態?を問わず、当たり前のように登場するのが童話らしくて面白い。
    表題作は今さら読むまでもないくらい内容を知っているが、改めて読んでも凄い作品だなと感じる。
    岩手県の郷土に属した話が多く、分かりやすい話と分かりにくい話が混在している。検索すると思った以上に深読みしている人もいて、そこまでいくと子供向けではないやんけーと突っ込みたい。


    本書は、あらたに私が編むこととなった新潮文庫版宮沢賢治童話集三冊のうちの一冊であって(他の二冊は「銀河鉄道の夜』『風の又三郎」)、童話集『注文の多い料理店」全篇と、その自筆広告文に示された「古風な童話としての形式と地方色とを以て類集した」という著者の編集意図の延長上に、同じく濃密な地方色のうちに普遍的主題を追求発展させている個性的な作品群を加えて、「ドリームランドとしての日本岩手県」の風や光、草や土や人や動物たちの生気のあふれる一巻をと意図したものである。p393
    天沢退二郎氏のあとがき

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    2026年07月27日
  • 銀河鉄道の夜

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    言葉にするのが難しいけどなにか感じるものがあった。宮沢賢治は「よだかの星」と「よく利く薬とえらい薬」が好き。

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    2026年07月22日
  • 宮沢賢治童話集 グスコーブドリの伝記・春と修羅(序)など

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    いくつかは子供に読み聞かせた。
    伝わってるかな?何か感じるものがあれば嬉しい。「永訣の朝」の「あめゆきとてきてけんじゃ」の一節を気に入ったようで、確かに教科書に出てきたとき、印象的なフレーズだったなぁと思った。

    個人的には、「グスコーブドリの伝記」が良かった。ブドリが逆境にも負けず働いて生きていく姿、勉学を楽しんで人々の役に立っていくことに生きがいを覚える姿…そして悲しいかな自己犠牲……。今の時代、自己犠牲があまり美化されすぎてもいけないが、ブドリにとって、両親と生き別れた凶作が何よりも許せないものだったのだろう。

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    2026年07月20日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    ネタバレ

    「銀河鉄道の夜」を含めた短編集。
    「オツベルと象」は教科書で読んだのを思い出した。労働者をいじめたら、いつか反撃される。税金が上がり続ける世の中を風刺していると感じた。
    「よだかの星」は、よだかはなぜ星になりたかったのだろう。命を燃やしてでもなりたいもの。命より重いものがよだかにはあった。よだかにとってのほんとうのさいわいがあった。
    「銀河鉄道の夜」はカムパネルラの死がジョバンニに生きる意味をあたえたように感じた。ほんとうのさいわいとは何だったのか。最後のシーンを読んで思った。カムパネルラにとっては自己犠牲。でもジョバンニにとっては幸せを家族と共有すること。家族と生き続けること。

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    2026年07月17日
  • 新編 銀河鉄道の夜

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    正直よくわからなかったので、中田敦彦のYouTube大学の解説動画を見ました。
    おもしろかった。私のようによくわからなかった方は、ぜひ中田敦彦の解説動画を見てほしいです。

    やはり古典文学は、時代背景や言葉の意味を説明してくれる人がいないと私には難しいです。

    日常の合間に気軽に読むには難しいですが、大学の授業で扱うように、深掘りして考察しながら読みたい一冊です。

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    2026年07月13日
  • セロ弾きのゴーシュ

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    ゴーシュはフランス語で「左(左手)」や転じて「不器用・ぎこちない」という意味だそう。

    三毛猫からは「感情を込めること」、かっこうからは「正確な音階」を学び、ただ楽譜通りに弾くだけだったゴーシュが、音楽の楽しさに目覚めていく。
    最初は下手な演奏を動物に馬鹿にされたと勘違いし、八つ当たりもしていたゴーシュが、共に過ごすうちに彼らを思いやるようになり、人間的にも温かくなっていきます。
    野ねずみの病気の子供をセロの響きで治したとき、音楽は単なる技術ではなく誰かを癒すためのものだと悟り、オーケストラの本番での自信へとつながります。

    「怒る感情もさっぱり出てない」と言われた演奏に、怒る感情が込められたのではないかと。上手く演奏できずに泣き、苦しんで真っ赤に血走りながら練習しているゴーシュには、喜びより、怒りの方が感情を表現しやすいだろうし。

    「第六交響曲」について。一般的には、ベートーヴェン作曲の「交響曲第6番〈田園〉」と考察されているらしいです。宮沢賢治の、また住居のイメージにも合うと思う。ネット上には「悲愴」との意見もあるらしく。確かに、動物たちとの練習も合う感じがする。

    最後がいつもわからない。病気の動物に耐えられて普通の人は耐えられないというのはどういうことなのか。カッコウ、怒ってたわけではないというのはどういうことなのか。怒ってたじゃないか。

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    2026年07月13日
  • 銀河鉄道の夜

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    昔の言葉のため読み解くのが難しく、また比喩表現もピンとこないため注釈と検索を繰り返してようやく読み終えた。
    知識や想像力があればもっと美しく読み解けるのにな…と。
    宮沢賢治の作品を気軽に楽しむなら絵本が一番わかりやすく面白いと思う。

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    2026年07月10日
  • 注文の多い料理店

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    小学生の頃に読んで
    当時、「そっちの意味⁉︎」と
    とても衝撃を受けたのを覚えている

    その衝撃を思い出したくて再読した
    何年経っても衝撃的なお話だ

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    2026年06月27日
  • 双葉社ジュニア文庫 銀河鉄道の夜

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    この本を読んで、幸せとは何か、人を思いやることの大切さについて考えました。ジョバンニが銀河鉄道の旅の中で出会う出来事や人々との会話から、ただ自分だけが幸せになるのではなく、誰かのために行動することも大切なのだと感じました。

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    2026年06月27日