宮沢賢治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
宮沢賢治の短編集。よだかの星、セロ弾きのゴーシュも収録。
銀河鉄道に乗って、夜空の星星の間を走り抜けて行く美しい物語 幻想的で物悲しい。
母親思いのジョバンニが健気で愛おしい。カンパルラはいじめられるジョバンニを友達として庇いたいのだけど、言い出せない。
そんな二人が銀河鉄道で旅をし、いろいろな人と出会い別れる。
そして…
ラストが衝撃的。容赦ない。思わず声が出てしまった。えーっ!
銀河鉄道ってもしかして…と気づき始めていた事が明らかになる。
さいわいとは何か?所々で問いかけられる。
とても難しい。
ただカンパルラが救われたのなら、それでいいと思う。
さすが名作。最後まで読まないとわからない -
購入済み
美しい作品
著者宮沢賢治の詩人としてのことば使いの美しさ、童話作家としてのファンタジックなそれでいてどこか非情なところのあるストーリーの展開 が大変にうまく組み合わさった作品だと思う。美しい情緒をたたえた題名も作品をよく表現していてとても良い。
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Posted by ブクログ
カムパネルラに対して、ジョバンニが、空の石炭袋を見て、「僕もうあんな大きな暗やみの中だって怖くない。きっとみんなのほんとうの幸せを探しに行く」って言った時のカムパネルラの気持ちを、宮沢賢治が書かなかったのは、深い理由があるんじゃないかと考えてしまう。あれを言われたカムパネルラは、ちょっとは寂しくなくなったのか?と。 なぜジョバンニは生きながらあの電車に乗れたのか? ジョバンニには、カムパネルラを連れ戻す気があったのか。 気になる所が沢山ある。
連れ戻す気については、長野まゆみさんがカムパネルラ視点の銀河鉄道の夜を作品で書いていて、そこでは、2人銀河鉄道に乗るきっかけになったものに、琴座があ -
Posted by ブクログ
何度も読もう読もうと思いやっと手に取りました。『銀河鉄道の夜』は、数多い宮沢賢治さんの作品の中でも有名な作品なだけあって面白かったです。
読んでいる途中、これってどういうことだろう、何を伝えたいだろうと思える箇所が何ヵ所かあり、想像を膨らませることも含め面白かったです。面白いというより、最初に感じた感情は不思議な感覚でした。
読み終えた後、ネットで書かれているいろんな人たちの考察をみるのも面白かったです。
私は、宮沢賢治さんの『双子の星』という作品が好きなのですがそれに関連した内容があり、とても嬉しかったです。
星好きな人は一度は読んでほしい文学作品です。