宮沢賢治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。
ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。 -
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ネタバレ谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。
ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。 -
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2/7/10
積読
日記体の「或る農学生の日誌」は面白かったが、他は琴線に触れなかった。
ちいさな木ぺん、続きが知りたいなあ。
100ページくらいまで読んで中断。
4/17/10
いま読んでる
森鴎外を読んだので調子に乗って文学を。でも鴎外より読むスピードが遅くなるのはなぜだろう?
4/27/10
読み終わった
賢治の初期の作品集、だということを巻末の解説で知った。この本は解説を先に読んだほうがいいかもしれない。というのは、「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」といった後期の作品に見られる、賢治独特の世界観を、本書に納められている作品は持っていないからだ。
本書「イーハトーボ農学校の春」は -
Posted by ブクログ
町の活動写真館の仲間の中でも、一番演奏が下手くそなセロ(チェロ)ひきのゴーシュがどのように努力し、成長していくかを描いた作品。6段落構成で描かれている。
数多くある宮沢賢治の短編作品の中でもこの話は特に話の構成がしっかりしていてとてもおもしろかった。
僕が、この話で一番印象的だったのが第1段落の『ゴーシュは虎みたいな勢いでひるの譜をひきはじめる』という文章だ。人をあえて動物でたとえるという所が、宮沢賢治らしい表現だと思いとても素晴らしいと思った。他の様々な場面にも宮沢賢治独特のおもしろい表現がいっぱい組み込まれており、見ていて全然あきなくてすごく見やすかった。宮沢賢治の本の中でもオススメ