感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2022年07月31日
『詩・林と思想』
ちいさな林にわたしの考えが流れていって…という詩
『セロ弾きのゴーシュ』
下手くそセロ弾きのゴーシュのところに毎晩動物たちが訪ねてきて「先生、音楽を聴かせてください」と言ってくる。なまいきだ。なまいきだ。なまいきだ。それなら聴かせてやるから聞いてみろ!
『どんぐりと山猫』
...続きを読む一郎のところに山猫からの めんどなさいばん の招待状が来ました。
行ってみると山猫裁判長が毎年どんぐりたちの争いに困ってるというのです。
『貝の火』
ひばりの子供を助けたうさぎのホモイは、その御礼にと素晴らしい宝の「貝の火」をもらいます。
素晴らしい宝をもらったホモイは他の動物からも特別扱いされます。
ホモイはだんだん増長してきて…
『グスコーブドリの伝記』
森に住むブドリと家族でしたが、冷害飢饉により離散してしまいます。
ブドリは一人で働きながら育ち、やがて発電所を作る仕事につきます。
発電を利用して、肥料を降らせたり温度調整をすることができるのではないか?そうすれば、僕達のような子供を減らすことができるのではないか。
ブドリはある決断をします。
Posted by ブクログ 2012年02月18日
この中には 詩・林と思想
セロ弾きのゴーシュ 貝の火 グスコーブドリの伝記 どんぐりと山猫が収録されています。
セロ弾きのゴーシュ 私が初めて好きになった宮沢賢治作品です。
どんぐりと山猫 どんぐりたちの言い争う様子がすごく可愛かったです。
グスコーブドリの伝記
それが良いか悪いかは分から...続きを読むないけど人のために自分の身を犠牲にできる人ってすごいと思います。
ブドリをとても尊敬します。
Posted by ブクログ 2009年11月12日
町の活動写真館の仲間の中でも、一番演奏が下手くそなセロ(チェロ)ひきのゴーシュがどのように努力し、成長していくかを描いた作品。6段落構成で描かれている。
数多くある宮沢賢治の短編作品の中でもこの話は特に話の構成がしっかりしていてとてもおもしろかった。
僕が、この話で一番印象的だったのが第1段落...続きを読むの『ゴーシュは虎みたいな勢いでひるの譜をひきはじめる』という文章だ。人をあえて動物でたとえるという所が、宮沢賢治らしい表現だと思いとても素晴らしいと思った。他の様々な場面にも宮沢賢治独特のおもしろい表現がいっぱい組み込まれており、見ていて全然あきなくてすごく見やすかった。宮沢賢治の本の中でもオススメできる一冊だ。