あらすじ
日本の近代文学史を彩るキラ星たち。そんな作家の代表作を短篇中心にコンパクトな一冊に収める文学全集。各巻に詳細な年譜を附す。本巻では、童話作家・詩人・農村指導者・宗教思想家として多彩な面をもつ著者の代表作から、独自のユーモア、ファンタジー、そして普遍性をも兼ね備えた、唯一無二の世界を感じることができる。
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Posted by ブクログ
小さい頃父によく読んでもらった本です。特によだかの星が大好きなお話で、寝る前に読んでもらっていました。
今は猫の事務所が好き。
*収録作品*
革トランク
毒もみのすきな署長さん
風の又三郎
気のいい火山弾
茨海小学校
セロ弾きのゴーシュ
どんぐりと山猫
鹿踊りのはじまり
注文の多い料理店
蜘蛛となめくじ
猫の事務所
オツベルと象
飢餓陣営
よだかの星
二十六夜
やまなし
グスコーブドリの伝記
*詩*
「春と修羅」(序)
春と修羅
報告
風景観察官
岩手山
原体剣舞連
永訣の朝
無声慟哭
あすこの田はねえ
青森挽歌
*歌曲*
星めぐりの歌
大菩薩峠の歌
Posted by ブクログ
いわゆる小説ばかりを読んでいたので、文学的なものも読んでみようと思い買ってみました。
宮澤賢治さんの作品をちゃんと読むのは初めてで、こんなにSFというかメルヘンしてるとは思わなかった。方言やら昔の文体なので読むのに苦労しました。
印象に残ったのは「よだかの星」と「あすこの田はねえ」の最後の詩。