【感想・ネタバレ】風の又三郎のレビュー

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Posted by ブクログ

少年と村の子供たちとの心象風景を

現実と幻想の交錯として描いた秀作の物語です。



どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ  すっぱいかりんも吹きとばせ


ある風の強い日…

谷川の岸の小さな小学校に、不思議な少年が転校して来ました。

地元の子供たちに少年は、「風の神の子 ではないか?」

という疑念とともに受け入れられたのでした。

さまざまな刺激的行動の末に、学校を去っていきました。


どっどど どどうど どどうど どどう

風は まだやまず、窓ガラスは雨つぶのために曇りながら、
  
また がたがた鳴りました。

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2010年01月16日

Posted by ブクログ

たしか、読書感想文に素直に「よくわからなかった」と書いて、先生に笑われた。確かに感想ではあると。
もうそろそろちゃんと読めるかな? 表紙の絵がいいね。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

谷川の岸にある小さな小学校に、ひとりの少年が転校してきた。小学校の子供たちは落ち着かない気持ちに襲われながらも、少年にひかれていく。少年の周りには、いつも不思議な風が巻き起こっていた・・・。表題作のほかに、賢治世界の多彩な顔を楽しむことのできる作品集。

ひとつひとつの物語は、読み終わったあとにどこか物悲しい気持ちにさせられる。出会いがあれば別れもあり、それは時として悲痛をともなうものになる。生きとし生けるものすべてが持つその感情を、作者は繊細なまでに、しかしはっきりと描いているように思う。
「童話」という括りにはもったいないと感じるほど、彼の作品には深い情愛が刻まれている。

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2011年05月05日

Posted by ブクログ

たまたま返却棚にあったのを図書カウンターで見つけて、すごく久しぶりに宮沢賢治を読んだ。
子供の頃に全集を読んで以来かな、ちょっと今の自分には楽しめなくて途中で挫折してしまった。

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2021年11月20日

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