川上未映子のレビュー一覧

  • きつねのトッドのおはなし

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    ネタバレ

    またまたピーターの妹のフロプシーといとこのベンジャミンのこどもたちがピンチ。こどもたちは生まれたばかりなので、『フロプシーのこどもたち』よりも時系列では前のはなしかな?
    アナグマ・トミーときつねのトッドの対決。こどもたちをさらったのがトミーだし、どちらの味方もしたくはないけど、ドッドよりはトミーに軍配が上がっていてほしいな。
    孫をちゃんと見てなかったバウンサーおじいちゃん、水に流してもらってよかったね。

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    2023年02月08日
  • ピーターラビットのおはなし

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    川上未映子さんの新訳で。ピーターラビットって結構シビアな話だと思う。(おとうさんはパイ姿でしか出てこないし)挿絵がいくつか追加されているらしい。元の版のものは自分の昔の本があるはずだ……

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    2023年01月23日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    気づかなかったけど、読んだことがある本だった。第一章がインパクトあるけど、第二章の方が小学生の彼らの微妙な心の揺れ動きが伝わってきた。

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    2023年01月01日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    小学校6年生の麦くんとヘガティーが、内に抱えるモヤモヤに蹴りをつけて大人へと成長していくお話。
    第一部は麦くんの語りで、スーパーの店員、ミス・アイスサンドイッチに対する彼自身と周囲の意見とのギャップに戸惑い、自分の感覚は間違っているのかと疑問に感じる様子が印象的。
    第二部はヘガティーの語りで展開され、彼女はある日、自分に関する衝撃的な事実を知ってしまう。

    川上未映子作品ならではの口語調で書かれているが、語り手の心情の奥底までこれでもかってくらいの勢いで文章化されていて、文章は難しくないのに内容は重め、というか、考えさせられる内容だった。周囲と自分の考えや感じ方に違和感を感じる麦くんとヘガティーの姿はとても美しいなと思った。

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    2022年10月21日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    川上未映子さんの言葉選びは美しい。改めてほう、と思わずため息をついてしまうような言い回しの数々に虜になる。

    本作は、彼女と彼女の記憶について、シャンデリア、マリーの愛の証明、ウィステリアと三人の女たちから成る短編小説集。(なんだか最近短編ばかり読んでいる。ほんとはどっぷり長くて素敵な小説に浸りたい)

    登場人物は、ほぼ女性。
    美しい描写に反して、正直なところ内容は読んだ端から抜けてしまった。

    彼女と彼女の記憶については、不気味さを孕みながらも優雅な主人公が美しい。
    シャンデリアでは、自分の力で不自由なく日々を過ごす主人公の、気紛れな虚無感が垣間見えて良かった記憶。
    毎日デパートに通い、ハイブランドの新作を購入する毎日…。卑しいかもしれないし、きっと心の豊かさは手に入れ難いんだろうけど、人生で一度くらい、そんな生活をしてみたい。笑

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    2022年10月02日
  • ベンジャミン・バニーのおはなし

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    川上未映子さんの新訳で。これは昔読んだし、たぶん家にあった気がする。ピーターのいとこベンジャミン・バニーのおはなし。

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    2022年09月21日
  • 赤りすナトキンのおはなし

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    川上未映子さんの新訳のピーターラビットシリーズ。これは昔読んだことがあるような……ないような……。装丁がかわいくてすき。

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    2022年09月21日
  • ラヴレターズ

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    吉本ばななさん、西川美和さん、小池真理子さん、岩下尚史さんの作品が好きでした。

    吉本ばななさんの一節は、あまりに素敵で手帳に書き写した。

    「…ほんとうに心から、彼が幸せであることを、健康であることを、あらゆる災厄が彼とご家族を避けて通っていくことを、なにかすばらしいものに護られていることを、祈ります。」

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    2022年09月04日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    4篇の話が入っているが、なんとなく感覚的に女しかわからない話だなーと思った。4篇とも、ほとんど女性しか登場しない。最後の話だけ、よくある気の小さいモラハラ夫が登場しますが、恋愛場面も女性のみです。
    個人的にお気に入りの話はシャンデリア。毎日デパートに入り浸っては目にするアイテム一つ一つのブランドと品物名を心の中に唱える主人公が、優しさで差し出されたハンカチに対してはブランド名を唱えなかった(ノーブランド)けど価値を感じた的なところとか。
    人の優しさはプライスレス感動!てことじゃなくて、女はいくら社会的に成功してても、自分の力でガポガポ稼いでも、それでは満たされない。結局暖かい家族、それもできれば優しいダンナと美男美女じゃなくていいから五体満足の二人の子どもがいる女に比べればそういう人達も圧倒的負け組に括られてしまうという世の中の評価を反映してるのかも、なんて感じました。

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    2022年08月04日
  • ピーターラビットのおはなし

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    3mに読んだ
    母の顔しか見ない
    言い回しが少し古めかしいので、読み方がたどたどしくなってしまい、退屈そうだった
    母側がレベルアップして、そのうちリベンジしたい
    もう少し子が成長した頃に読みたい

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    2022年05月30日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    川上さんの本は、なんだか狂気的な気がする。
    オーディブルの読み上げだと特に、なにか日記を読んでいるような、誰かに読ませるように書いていないような不思議な感じの文体。

    途中までは、つまらなかったんだけど途中からの引き込まれる感じもすごい。

    小学生が主人公だけど、脳内は小学生レベルではない感じ(笑)
    血が繋がっていても、他人は他人。
    なるほど。

    たしかにそうなんだけど、たしかにかなりヘビーな内容だと思う。人間の関わり合いって。型にはまった考えとそうでないものがある。

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    2022年03月24日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上春樹は「物語の力」を信じているし、読者との「信頼関係」を重んじている。だからいつも、安心して読める。そういう作家はきっと稀有なのだ。
    彼の人格、主義、主張の是非など一切問わず、一読者としてのまっさらな川上未映子がするすると切り込んでいくさまは、いっそ気持ちいい。

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    2022年01月08日
  • 世界クッキー

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    川上未映子さんのエッセイも喋り言葉みたいにつらつら並んでいるので、話している事を聞いてるようにすとんと入ってきます。文章を読んでいる感覚があまり無い。
    でもそれでも、ハッとする表現があったり立ち止まって振り返る部分があるので、楽しかったです。
    多和田葉子さんももっと読みたくなりました。

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    2021年11月14日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    「騎士団長殺し」についてのインタビューなので、読んでないとわからないと思う。半分ぐらいで停止。そのうち再読する。

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    2021年08月10日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    ベガティーとかチグリスとか、外国ぽい名前とどこか翻訳ぽい文章がお洒落ぶってるようで最初受け付けられなかったけど、ラストが良かった。「きみは赤ちゃん」もそうだったけど、川上さんは親子関係のせつなさみたいなのを描くのがとても上手な方だと思う。ハードカバーの装丁がめちゃくちゃ素敵。

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    2023年08月15日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    「彼女と彼女の記憶について」はホラーだったのか?モヤモヤしたまま話が終わる。
    「シャンデリア」が一番面白かったかな。最後に金持ちのおばあさんに言うセリフにびっくりしたけど。
    「マリーの愛の証明」はよく分からなかったし、表題作「ウィステリアと三人の女たち」に関しては、妄想⁇と入り込めず挫折…
    最初の2作は面白かったのにな。

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    2021年07月25日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    女とは、なんてじっとりして混沌とし、強くて時には儚いのか。美しい表現とは裏腹に、異質な主人公たち。その心情に同じ女性として吸い寄せられる。ぜひ男性の感想が聞いてみたい。きっと恐怖でしかないと思う。

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    2021年07月22日
  • ヘヴン

    購入済み

    醜さの扱いが難しいところ

    醜い子を、醜く書く、というアプローチが、個人的には嫌いだし、違和感を持ったし、疑問を感じた。
    主人公のお友達がみんなの前で裸になる時とかね。
    容姿が劣っている女の子が、ある瞬間にだけたまらなく美しく主人公には見える、という方が、僕は心を動かされます。
    ありません? 容姿の作りが悪くても美しい女性のある瞬間。
    そういう瞬間は世間的常識を超えてくると思うんだけどなあ。
    女性作家が同性を描く時、そうなってしまうのかな。
    性差がすごく嫌いな作家さんだし。

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    2020年02月14日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    ネタバレ

    「女生徒」や「恥」は好き。
    自分のことを綴った話はいかにも太宰らしい。度々出てくる弟くんが、このあと若くして亡くなってしまうんだなあと思うと辛い。

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    2020年02月02日
  • ラヴレターズ

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    それぞれの物語。関係の数だけ物語がある。
    ラブレター集だし言葉での表現にグッときたとこもあるけど、その後ろに垣間見える言葉になっていない行間に味わいがある。

    2020.1.1

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    2020年01月01日