川上未映子のレビュー一覧

  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    川上未映子のゆる〜く鋭い考察がぽんぽんぽんと楽しめるエッセイ88編。
    世の中への切り込みが、ゆるくて他人事で、でもどこか鋭くて、でも語り口調はゆるい。
    好きなのは「わたしを蹴り上げる雪の日の」「春と過去の、かさなるところ」「すべてはあの謎にむかって」。

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    2017年10月25日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    ぜんぶの後に残るものと人生が用意するもの、どちらも読んでいるので詳しいレビューはそちらを参照。
    何回読んでも川上未映子さんの言葉選びのセンスが好きだなと思うのです。

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    2017年09月21日
  • 世界クッキー

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    この独特のテンポ、まるで樋口一葉のような、、と思ったら作者は樋口一葉が好きみたい。
    しかも色んな雑誌に掲載されていたのを集めたから、独特の上に文章の長さやテーマが全然違ってて、あっちこっちに揺られている感覚がした。

    ストレートパーマの話や甥っ子の話はすっと頭に入るけど、概念や哲学のような抽象的なことを言われると途端に、あれ、この話はなんの事について言ってたんやっけ、、となっていた。

    『乳と卵』が芥川賞を受賞した辺りに作者がテレビに出ていて、確か哲学書を何冊も持っていたし読んでいたのがすごく印象的。こんな綺麗な人と哲学、、その組み合わせが不思議だと感じていた。

    その時から私は哲学はちょっと興味ないなぁ、たぶんこの作者の本を読むことはないだろう、、と正直思っていたけどエッセイならなんとか読めた。
    普通の日常を書いたのが面白いから、日常系ばっかり集めたエッセイなら読みたいかな。

    20170110

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    2017年01月10日
  • ラブソングに飽きたら

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    音楽をテーマにしたアンソロジー。
    好きな作家の加藤千恵さんが筆者の中に入っていたので手に取りました。

    ラブソングとタイトルに入ってますが
    それぞれの短編はラブソング以外の曲もテーマになっています。
    実在する曲が使われていたり
    架空の曲だったりもしたけど

    加藤さんの『約束のまだ途中』と
    あさのあつこさんの『雨宿りの歌』がよかったな。


    加藤さんの作品は、結婚する親友(小学生からの仲良し)との思い出の曲を中心としたストーリー。
    自分の状況と結構かぶるところがあり、かなり共感出来ました。

    あさのあつこさんの作品は、少しミステリーっぽい側面もあるんだけど、小学生の時にある事件に遭遇し雨にトラウマを抱えている女性の話。
    最後の真相が解明された時のすっきり感と運命としかいえない展開もなんだかよかったです。

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    2015年07月14日
  • ラブソングに飽きたら

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    ネタバレ

    恋愛と音楽を絡めたアンソロジー。切なかったり、元気を貰えたり、不思議な話だったり…そんな8つの作品が収録されている。好きな作家ばかりだったので、読むのは楽しかった。どの作家もその作家らしい特色が出ていた印象。椰月美智子の作品が読んでいて1番印象に残った。

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    2015年06月20日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    「男性作家が選ぶ太宰治」は、どの話も小説の王道のごとく、
    シンプルにストレートに面白かった。
    対してこちらは、エッセイ風だったり、入れ子構造になっていたりと、
    やたらと技巧に凝っているのが目立つ。
    他人と同じものを選びたくないという女性心理だろうか?
    私の頭が単純なのか男性寄りなのか、「男性作家」の方が断然良かった。

    本書でいちばん気に入ったのは、角田光代さん選の「恥」
    「自分を暴かれる傷みが、読む快楽になることを知った」というコメントに膝を打つ。

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    2015年06月05日
  • ラブソングに飽きたら

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    これは好きな作家さんだらけのアンソロジーですごく楽しみにしてたんですが、うーん、期待はずれかな。
    加藤千恵さんの親友のハワイでの結婚式に向かう話は好き。椰月さんの20歳離れた過去の恋人との再会も好き。山内さんはガッカリして、あとは川上未映子さんのはさすが。

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    2015年03月16日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    改めて読み返し、未読なもの、既読なものまちまちだなと思った。
    わたしも江國さんと同じで太宰作品ですきだとはじめに感じたのは女生徒です。
    そして角田さんの言うように太宰作品は読み手が、私自身が書かれていると思い込むなにかがあること。
    もっと広い世代に読んでもらいたいですね。

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    2015年03月12日
  • 世界クッキー

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    短い枚数で作者を取り巻いた色々、仕事や旅行や私生活がまとめられており、そのどれもが心地よいリズムの文章で読めたので、手軽に読めるエッセイとして最適。カバーもかわいい。

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    2014年10月06日
  • 世界クッキー

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    ふわっとなるものやクスクスなるものやナルモドとなるものやほっとなるものやいろんなものが詰まっておりました。

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    2014年08月21日
  • 世界クッキー

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    言葉の選び方がいいな、と思った。肩の力を抜いて読めるエッセイ。「夜のなかに見えるもの」が自分の今までの経験と重なってなんとなく励まされるような、気持ちになれた。

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    2014年01月09日
  • 世界クッキー

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    『ヘヴン』を書いた人、というとなるほどと思える。
    『すべて真夜中の恋人たち』を……というと「え!」っとなりそうな気がする。

    不思議。不思議すぎる。
    で、この人のこの空気感はどこから来るのだろうと思うと、それこそ「読点の美しい不規則」なのではないかと思う。

    バランスが取れた、均整な、とはおよそ無関係・破天荒な味があるのに、時々自分の共感ポイントをずばっと突いてくるのだからやっぱり不思議であるなぁと思う。

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    2013年07月30日
  • 世界クッキー

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    こういった種類のある種の繊細さは、ほんとうに信頼がおける繊細で、ああなんだかおかしい気分になるのはわたしだけではないんだと思うと安心してありがたい。坪内逍遥賞のくだりをよんで、みえちゃんの生活は村上春樹とほんの少しだけでも交わったことがあるんだと知ったら、もうなんだかうらやましさとなんでわたしは交わらないのだろうという疑問とで頭がいっぱいになってきもちわるくなった。

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    2013年06月17日
  • 世界クッキー

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    非文学的に彼女の日常を連ねた本。

    数ページで1つの章が構成されており、

    日常世界のあれこれが書かれています。

    あまり文学文学はしていないけれど文学女子(青年)に見られたいわ、

    と思う人が読むとそれっぽいです。

    表紙も可愛いし(笑)

    本を読みたいと思ったときに読む本。

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    2013年05月26日
  • 世界クッキー

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    作者の生活が垣間見れた
    独特の文体が心地よいときもあればすんなりと入ってこなくて苦しいときとある
    声に出して読むとしっくりくるな
    エッセイみたいなもん

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    2013年03月29日
  • 世界クッキー

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    未映子氏のおしろぺろんをわたしは飛行機の中で読んだのだけどどうにも我慢できなく笑ってしまってその時離陸した。
    テーマごとに分かれて合って、年代は前後していると思う。そのせいか文体も少しずつ変化があっておもしろい。
    わたしは書きなれてきた感のあるまさにエッセイ風味の文章が好き。(旅行のあたりとか?)
    しょうじき、この人は生きていてしんどいだろうなあと思うような感受性というよりはもうイタコっぽいところがあると思われる。
    わたしも色々としんどいことこの上なしだけど、この人よりはましだと思える。あ、心が軽い。
    誰にも傷つけられているわけでなし、攻撃もなく自分から勝手にグシャグシャになってしまうこのしんどさ。
    もとい、ひとつの発見が。
    あまり好んでいなかった太宰治をまた読み進めはじめた。まず積読本にあった「ろまんドウラン」から手にとると、
    これまでみたことのない太宰がいて、これがみんなの言う太宰の面白さなのだろうと初めて体験した。
    今、読んでてとても面白い。笑ってしまう。未映子様ありがとう!

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    2012年11月09日
  • 世界クッキー

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    エッセイ集。
    川上未映子って多感な人なんだろうなというのが伝わってくる。何気ない日常がこの人だとこうかんじてしまうのか!と驚くこともあったり。自分でもよくわかんないんだけど、「未映子様っ!」って言いたくなった。
    文章は散乱しているし、1文が5行くらいあったりするのに、流れみたいなものがあって、話のオチ…じゃないな、締め方?がとても好きだなぁって思った。

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    2012年10月25日
  • 世界クッキー

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    相も変わらずすてきな語調、語感。
    すっかりやみつき。たのしいな。

    でも、あとがきでちょっと泣いたり。
    やさしいなあと思ったのです。
    言葉は、ただの言葉のわりに、
    なによりもこころを動かすことがあるな。

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    2012年06月10日
  • すべて真夜中の恋人たち

    あ

    購入済み

    あ

    今まで一番飛ばし読みした本。かなり気持ちが暗くなる。

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    2016年09月20日