川上未映子のレビュー一覧

  • グロスターの仕たて屋

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    川上未映子さんがピーターラビットシリーズを最近翻訳したものの中の一冊。

    もちろん、慣れ親しんだいしいももこさんの訳も良いのだけれど、50年近く経って、今の言葉で今の作家さんが付けた訳は読みやすく、情景を思い浮かべやすい。

    とても久しぶりだったので、内容を忘れていて、新鮮に読めた。ほっこり。
    ねこのシンプキンくん、キミもがんばれ。

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    2022年07月13日
  • ラブソングに飽きたら

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    山内マリコさん作品記録 11

    超遅咲きDJの華麗なるセットリスト全史
    (山内マリコさん)と
    雨宿りの歌(あさのあつこさん)が
    印象的。

    こういった短編集でないと出会えない、
    出会わなかったであろう作家さんの
    作品も読むことができて良かった。

    川上未映子さんの作品は
    わたしにはまだ難しいな、、
    もう少し大人になったら分かるのだろうか。

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    2022年03月20日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上春樹さんが文章を書く上で大切にしていることをを、聞いて目から鱗が落ちた。

    大事なのは語り口。小説でいえば文体です。
    信頼感とか、親しみとか、そういうものをうみだすのは、多くの場合語り口です。まず、語り口に魅力がなければ、人は耳を傾けてくれない。
    できるだけわかりやすい言葉で、できるだけわかりにくいことを話そうと。


    確かに好きな作家を選ぶ時、私の場合ストーリーというより、文体やリズムが合うみたいなことを本能的に感じとっている気がする。

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    2022年03月07日
  • 夏物語

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    むむむ まず、読者の好き嫌いがはっきり分かれそうです。
    改行があまりなく、ひたすら独白が続くので興味を持ち続けられるかどうかに依ると思います。
    しかし、綴られる独白からの感情や、ノスタルジーをそそられる言葉の数々、巻子、夏子、緑子の関係性などなど、ピンポイントで泣かせてきます。私は第一章を読んだ後しばらく続きが読めませんでした。
    第二章の、特に中盤を過ぎるとグッと面白くなってきて、どうなるだろうか、と期待するのですが、個人的にはラストは「あー、そっちかぁ…」となってしまいました。
    女であること。
    子供を作れる体であること。
    でもそれが、未婚であり恋人がいないという理由だけでできないこと。
    そう

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    2025年12月18日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    のらりくらりとした師匠と優秀な弟子の対談みたいな、2人のやり取りが絶妙。

    村上春樹の読者は内的な読書を求めてるとか、壁抜けの話とか、今まで村上さんの小説を読みながら感じていた感覚が言語化されていくのが面白い。本人の言葉だから納得感もある。

    女性の描かれ方について聞くところは、川上さんのストレートな質問がスリリングで、でも村上春樹小説の理解者としての部分も聞き手として見えてきて、絶妙なバランス感覚で面白かった。

    最終章、小説の書き進め方を数字のメモを見返しながら話していくところは、ものづくり論としても興味深かった。「書き飛ばし」のくだりとか。

    村上春樹さんの本も川上未映子さんの本ももう一

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    2022年01月16日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    騎士団長殺しの政策秘話が聞けて良かった。
    文章力とは読みやすさを追求していく事である。心に響く語り手とは謙虚であり誠実なんだと痛感した。
    読みやすくて心地よい二人の対談に癒された。

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    2021年12月03日
  • ラヴレターズ

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    吉本ばななさんのラブレターが好きだった
    愛って本当に人それぞれで尊い
    誰かが誰かを大切に思う感情だけじゃなくて、憎しみとか痛みもひっくるめて愛だな

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    2021年09月21日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上春樹さんにとって小説とは何なのか、について、川上未映子さんが質問攻めにしている本でした。

    村上さんは、読みやすい文体を大事にされてること、物語にメッセージや意味を込めたり伝えたりしようとはしてないこと、自我に関する悩み(やその解決)という次元で書いてはいないこと、それよりもっと、無意識(深層心理?)に近い領域で物語をかいていること、読み方は読者に委ねていること、などがわかりました。

    川上さんの質問が鋭く熱心なのに対する村上さんの脱力加減というか自然体加減がすごい。面白かった。言及される作品も読みたい気持ちになった。

    村上さんが人として謙虚だが小説家としてはプロ意識・自信に満ちてるとこ

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    2021年09月05日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    作品全体に暗喩の雰囲気が漂う村上春樹がよもやプラトンについて明るくないどころか洞窟の比喩も知らないとは、、、、。
    徒然に、ある種、語感だけでメタファーとイデアを持ち込んで騎士団長殺しを執筆していると考えると身震い。作品を読むたびにこの人物が象徴しているものはなんなのかなあ、わかんないなあとか思ってたけどそんなこと考える必要もないんだな。
    「もやっとした総合的なものを読者がもやっと総合的に受け入れるからこそ、それぞれ自分なりの意味を見出すことができるんです。」

    わかりやすいステートメントではなく、善き物語としての小説、それもわりかし長い小説という形で発信を続けていく村上春樹の作品を今後も追い続

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    2021年09月01日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    対談である。そして、その作品として「騎士団殺し」があげられている。自分は未読なので、内容を理解できないと思われた。あとで機会があれば読み直したい。

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    2024年07月22日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    4編からなる短編集。急に金持ちになった私がデパートのシャンデリアの下敷きになって死ぬ夢想をしながらデパートで毎日デパートで買い物する「シャンデリア」の虚無感が良かった。

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    2021年08月12日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    読めば読むほど惹きつけられる本〜
    麦くんとヘガティー、小学生の目線で、考えてることが次々と適切に表現されて、その表現力に脱帽といったかんじ。

    小学生ならではの視点もあり、
    純粋で、無知で、名前のついてない感情。
    これがあこがれなのかなぁ、あこがれ。。

    初恋って気づいて顔が思い出せなくなっちゃうとか、
    好きな人に会いたい人にいつでも会えなくなる怖さとか、
    付き合ってることにしててとか。

    会えるのは毎日会い続けてるからだって。
    会いたい人には会えるうちに会っておかなきゃいけない。

    血のつながりとか、死別とか、
    いろいろ。いろいろ。あこがれって、もう私の年齢になると感じにくい感情だなぁってお

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    2021年08月05日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    美しく、どこか神秘的で、でも残酷で
    シャンデリア、川上未映子さんの書くデパート毎回エグくてグロくて煌びやかで最高です。

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    2021年05月18日
  • 乳と卵

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    自分の体? 句読点が多く、本当に自分が生活していて自分が心の中で瞬間的に思っていることや見ていることのように淡々と書かれている。

    自分の体について、登場人物達はあれこれと考える。体の中には血が流れていて、女は月に1度月経が来るということは皆理解しているはずなのに、そこの意味を見出そうとして、体がムズムズしてくる。

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    2025年12月16日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    『思いもよらないことが起こって、思いもよらない人が、思いもよらないかたちで死んでいく。僕が一番言いたいのはそういうことじゃないかな』
    『僕の文章というのは、基本的にリアリズムなんです。でも、物語は基本的に非リアリズムです』
    『つまるところ、小説家にとって必要なのは、そういう「お願いします」「わかりました」の信頼関係なんですよ』
    『物語とか、男性とか井戸とか、そういったものに対しては、ものすごく惜しみなく注がれている想像力が、女の人との関係においては発揮されていない…いつも女性は男性である主人公の犠牲のようになってしまう傾向がある』
    『トロントの新聞によると、トロントの書店で盗まれる本は村上春樹

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    2021年04月21日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    ★★★2021年4月★★★


    読み終わってからだいぶ経つ。
    本に入れた折り目を見直しつつ、印象に残ったことを書いていく。


    村上「本当のリアリティっていうのは、リアリティを超えたもの」
    「ボイスをよりリアルなものにしていく。それが僕らの大事な仕事」
    「学生運動の頃の、言葉がまったく無駄に終わってしまったことへの怒りみたいなものが強くあった」
    「トランプは人々の地下室に訴えることだけを言いまくって、それで勝利を収めたわけ」
    「日本人の感覚では、あの世とこの世が行き来自由なわけです」
    「僕にとっては文章がすべてなんです」
    「自分がそうであったかもしれないけど、実際にはそうではない自分の姿」

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    2021年04月11日
  • ラヴレターズ

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    p29 「頭の裏、みせられたら。上手ににこぼさずに文学を並べられたら、喉の奥を見せあいっこして残った言葉をピンセットで摘みたいな。」

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    2020年12月28日
  • 世界クッキー

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    ネタバレ

    世界クッキー
    (和書)2010年03月29日 19:26
    川上 未映子 文藝春秋 2009年11月13日


    川上未映子が朝日新聞のファッション関係の欄に書いているの読んだことがあり(記憶が正しければ)、今回この本を読んでみようと思いました。論理的な構築の仕方が面白く感じるところが色々ありました。

    次は小説を読んでみようと思います。

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    2020年09月25日
  • ラヴレターズ

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    ラブレターってとても甘くて幸福なものだと思ってる。色んな愛や感情を愛を覗き見させてくれてありがとう。温かい。

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    2020年03月06日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    目から鱗な様々な視点を、面白おかしく紹介してくれる様なエッセイ。
    最後まで飽きることなく読めました。

    黙読をするのに、頭の中で音声にしてから読む人とそうじゃない人の2種類になるという話、
    自分は何の違和感もなく前者だったけどもそれだけじゃないんだということを知って率直に驚きました。

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    2019年06月03日