川上未映子のレビュー一覧
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芥川賞作家の川上未映子さんが村上春樹氏に4回にわたりインタビューする対談集。内容は、主に村上氏の小説の書き方、文章へのこだわり、スタンス、特にインタビュー直前に発行された「騎士団長殺し」について、様々な角度から切り込む形である。
村上氏は過去の著作をあまり振り返って読まないそうで、その理由は今ならもっとうまく書けるのにと思ってしまうからとのこと。本書の中でも、「え、そんなこと言ったっけ?」とか、小説の登場人物の名前を忘れたり、覚えていないこともたくさんあった。
私はわりと最近「村上さんのところ」を読んだので、彼の人柄や考え方は入っていた。基本的なところは一貫している。
本書では、川上未映子さん -
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Posted by ブクログ
むむむ まず、読者の好き嫌いがはっきり分かれそうです。
改行があまりなく、ひたすら独白が続くので興味を持ち続けられるかどうかに依ると思います。
しかし、綴られる独白からの感情や、ノスタルジーをそそられる言葉の数々、巻子、夏子、緑子の関係性などなど、ピンポイントで泣かせてきます。私は第一章を読んだ後しばらく続きが読めませんでした。
第二章の、特に中盤を過ぎるとグッと面白くなってきて、どうなるだろうか、と期待するのですが、個人的にはラストは「あー、そっちかぁ…」となってしまいました。
女であること。
子供を作れる体であること。
でもそれが、未婚であり恋人がいないという理由だけでできないこと。
そう -
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のらりくらりとした師匠と優秀な弟子の対談みたいな、2人のやり取りが絶妙。
村上春樹の読者は内的な読書を求めてるとか、壁抜けの話とか、今まで村上さんの小説を読みながら感じていた感覚が言語化されていくのが面白い。本人の言葉だから納得感もある。
女性の描かれ方について聞くところは、川上さんのストレートな質問がスリリングで、でも村上春樹小説の理解者としての部分も聞き手として見えてきて、絶妙なバランス感覚で面白かった。
最終章、小説の書き進め方を数字のメモを見返しながら話していくところは、ものづくり論としても興味深かった。「書き飛ばし」のくだりとか。
村上春樹さんの本も川上未映子さんの本ももう一 -
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村上春樹さんにとって小説とは何なのか、について、川上未映子さんが質問攻めにしている本でした。
村上さんは、読みやすい文体を大事にされてること、物語にメッセージや意味を込めたり伝えたりしようとはしてないこと、自我に関する悩み(やその解決)という次元で書いてはいないこと、それよりもっと、無意識(深層心理?)に近い領域で物語をかいていること、読み方は読者に委ねていること、などがわかりました。
川上さんの質問が鋭く熱心なのに対する村上さんの脱力加減というか自然体加減がすごい。面白かった。言及される作品も読みたい気持ちになった。
村上さんが人として謙虚だが小説家としてはプロ意識・自信に満ちてるとこ -
Posted by ブクログ
作品全体に暗喩の雰囲気が漂う村上春樹がよもやプラトンについて明るくないどころか洞窟の比喩も知らないとは、、、、。
徒然に、ある種、語感だけでメタファーとイデアを持ち込んで騎士団長殺しを執筆していると考えると身震い。作品を読むたびにこの人物が象徴しているものはなんなのかなあ、わかんないなあとか思ってたけどそんなこと考える必要もないんだな。
「もやっとした総合的なものを読者がもやっと総合的に受け入れるからこそ、それぞれ自分なりの意味を見出すことができるんです。」
わかりやすいステートメントではなく、善き物語としての小説、それもわりかし長い小説という形で発信を続けていく村上春樹の作品を今後も追い続 -
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読めば読むほど惹きつけられる本〜
麦くんとヘガティー、小学生の目線で、考えてることが次々と適切に表現されて、その表現力に脱帽といったかんじ。
小学生ならではの視点もあり、
純粋で、無知で、名前のついてない感情。
これがあこがれなのかなぁ、あこがれ。。
初恋って気づいて顔が思い出せなくなっちゃうとか、
好きな人に会いたい人にいつでも会えなくなる怖さとか、
付き合ってることにしててとか。
会えるのは毎日会い続けてるからだって。
会いたい人には会えるうちに会っておかなきゃいけない。
血のつながりとか、死別とか、
いろいろ。いろいろ。あこがれって、もう私の年齢になると感じにくい感情だなぁってお