川上未映子のレビュー一覧

  • パイがふたつあったおはなし

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    ピーター・ラビットシリーズの十七巻目ですね。

     犬のダッチェスは、猫のリピーのお茶会によばれました。ごちそうは、ねずみのパイみたい。でもダッチェスはねずみを食べたくありません。
     そこで、ダッチェスは自分でパイを作って、入れかえようと思いました。作戦はうまくいくのかな?
     
     猫のリピーは、このシリーズでよく出てくる猫のタビタさんのいとこです。ビアトリクス・ポターの得意な猫の絵が、とても可愛いですね。
     犬のダッチェスも愛らしく描かれています。
     とてもあどけないどたばた騒ぎが、愉しい物語でした。ビアトリクス・ポターは、この物語を友達の赤ちゃんに送ったみたいです。
     川上未映子さんは訳で、抑

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    2024年08月02日
  • ジンジャーとピクルスのおはなし

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    ピーター・ラビットシリーズの18冊目ですね。
    猫のジンジャーと犬のピクルスの二匹は、雑貨店ををひらいています。お店は品ぞなえが、ばつぐんなので、いつもお客さんがやってきます。
    でも、お客さんは、つけで買い物をするので、お店はだんだんお金がなくなってきました。
    ジンジャーとピクルスはどうするのかな?

     ビアトリクス・ポターは農業経営をしていましたので、こうしたお店のお話が語らされます。擬人化の楽しい、また、寓話の要素があるのがピーター・ラビットシリーズの魅力ですね。
    なんといっても、ビアトリクス・ポターの絵の美しさが物語を美しく彩るのも人気のひとつですね。
    物語がたくさんあって、ビアトリクス・

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    2024年06月26日
  • まちねずみジョニーのおはなし

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    ネタバレ

    ピーター・ラビットシリーズの絵本ですね。
    シリーズの十三巻目です。
    「まちねずみジョニーのおはなし」と言う題名になっていますが、いなかのねずみティミーとの、おはなしですね。
    そう、イソップのお話のオマージュと言えます。
    ですから、ビアトリクス・ポターは作品の始めに「あちらにいるイソップにささぐ」と記しています。

     いなかのねずみティミーは あるとき やさいかごにはいって いましたが なんとそのまま 町までつれていかれました。
     とほうにくれた ティミーですが つれていかれたお家で まちねずみジョニーと であいます。
     さぁ~? これから ティミーとジョニーの ものがたりが はじまります。

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    2024年05月17日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    〈彼女と彼女の記憶について〉
    東京で女優の端くれのような仕事をしながら、嫌みにならない程度に計算し尽くしたブランド品を鎧のように身にまとい、田舎で行われる同窓会に参加した彼女に、私ははっきりとした好感を抱く。
    そこで突然ぽんと手渡される記憶の箱。黒沢こずえという少女と仲が良く、一緒に遊んでいたこと。黒沢こずえという少女に自分がかつてしていたこと。そして黒沢こずえという少女が辿ることになったその後の顛末。
    黒沢こずえが、独りきりではなく、もう一人の女性と亡くなったと聞いたときの、主人公の心情はどんなだろう。安堵?嫉妬?罪悪感? 何も感じない、なんてことはないはずだ。
    私も、誰に会いたいとかではな

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    2024年05月08日
  • ラヴレターズ

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    ネタバレ

    圧倒的に西川美和のラヴレターが良すぎる


    いろんな人の本気のラヴレター(実在する人宛て)を覗き見できるため、若干の背徳感がある。

    「なんだかんだあったけどまあそこそこにいい感じでぼちぼちお互いやっていこうね〜」というメッセージを、それぞれが添い遂げるパートナーだったり、二度と合わない初恋の人だったり、恨み怨みの愛人だったりに向けているのがおもしろい。山あり谷ありの人生を追体験している気分だった。

    西川美和のラヴレターは、宛先の相手の印象が、こちらの中でジェットコースターみたいに乱高下するからなかなか像が定まらないんだけど、最後はそこに落ち着くのか〜って感じだった。あつあつの肉まんを食べ終

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    2024年04月30日
  • つまさきティミーのおはなし

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    ネタバレ

    ピーター・ラビットシリーズの絵本ですね。
    灰色りすの夫婦のお話です。

    灰色りすの つまさきティミーと つまのグッディは
     ふゆにそなえて 木の実をたくさんあつめました。
    あるとき 忘れんぼうのりすの銀色しっぽに 木の実をぬすまれたと うたがいをかけられてしまいます。
    さぁ~たいへん どうなるのでしょう?

    ティミー夫婦を助けるのは、しまりすの夫婦です。
    二組のりすの夫婦のお話は、楽しくて愉快になります。ビアトリクス・ポターの絵はいつも可愛らしさにあふれています。このお話は心が温かくなりますね。

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    2024年04月20日
  • モペットちゃんのおはなし

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    ピーター・ラビットシリーズの21巻目ですね。
    この巻の主役はこねこのモペットちゃん。

    ねずみをつかまえようとして よけられて たなにあたまをぶつけてしまいました。
    モペットちゃんは ねずみに しかえししようとして
     さくせんを かんがえました。
    さぁ~、どうなるのかな?

    これは、どうでしょう!
    主役が、モペットちゃんではなく、お兄さんのトムだったら。トムとジェリーの原作みたいですね。
    ねこ好きの私には、モペットちゃんの絵は最高です。ねずみも可愛く描かれています。いつもでしたら、ねずみにも名前があるのですが、なぜか今回はありませんでした。名前を付けると、もう一冊物語が出来そうですが、残念です

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    2024年04月05日
  • ラヴレターズ

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    作家や俳優などの著名人が、いろいろな相手に対してラブレターを
    書くというコンセプトの作品集。

    ラブレターを出す相手が、必ずしも人ないし生き物とは限らない
    ところが、このラブレター集の面白いところで、
    素直なラブレターもあれば、作家ならではな小説を書いてるような
    ノンフィクションなの?と思うのもあったり、
    まさに、この人と言えばという独特な愛のカタチのラブレターも良かった。

    松尾スズキさんのとある女優への思いを綴ったラブレターは、
    同じ職業としての思いを綴っていて、感動しました。

    一部文体が読みにくいのもありましたが、概ね、他人の書くラブレターを
    のぞき見る感じもあって、楽しめました。

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    2024年03月17日
  • あひるのジマイマのおはなし

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    ネタバレ

    ピーター・ラビットシリーズの九巻目ですね。
    あひるのジマイマは じぶんの卵を あたためたいのですが いつも農場のおばさんが 持っていってしまいます。
    そこで ジマイマは山まで飛んでいって 卵を産むことにしました。
    山に行くと 新聞よんでいる紳士がいました。
    ジマイマは紳士にそうだんします。
    ところがこの紳士は きつなのです。
    さぁ~たいへん、どうなるのかな?

    ビアトリクス・ポターの物語はいつも機知に富んでいます。今回も起死回生のお話しです。
    いつもながら、ポターの絵の美しさに引かれながら物語に引き込まれていきます。
    この時代の物語は寓話の要素がありますから、因果応報で、それでも仲間の手助けで

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    2024年03月14日
  • ラヴレターズ

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    ネタバレ

    大御所によるラブレターのアンソロジー。失恋した時におすすめしたい本。

    俵万智さん、吉本ばななさん、壇蜜さんが特に響いた。『心に墓を建てる』という表現や、吉本さんの清らかな恋愛の瑞々しさも響いた。

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    2024年02月20日
  • はりねずみティギーのおはなし

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    ネタバレ

    ピーターラビットの絵本6巻目ですね。
     
     小さな女の子ルーシーは、とてもいい子なのですが、いつもハンカチをなくしてしまいます。
     この日も、ハンカチを三枚とエプロンをなくしてしまいまた。ルーシーは泣きながらさがします。
     ピーターラビットの仲間たちに、さがしものを見なかったたずねて歩きます。
     たずね歩いて、山のなかにのぼっていきました。すると大きな岩のしたにドアを見つけます。
     ドアの中から、歌っているではありませんか!
     ルーシーは思いきってドアをあけました。
     なんとそこには、おばさんのせんたくやさんがいました。
     ルーシーのハンカチは見つかるかな?

    このお話は、とても楽しい物語にな

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    2024年02月19日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    コロナ禍のせいか、ライフステージが変わりやすい年齢のせいか、ここ3年ほどで人との付き合い方がかなり変わった。
    これまでは仲良くする人を選ぶ時に、正直にいうとメリット・デメリットを頭に浮かべて決めていた。
    でも今は、「この人と今一緒にいたいか。話したいか」を軸にするようになった。
    「誰にどう思われるか」「こうした方が得だ、評価される」という考えではなく、「自分がそうしたい」という気持ちをなるべく優先させたい。

    ■引用
    ・わたしたちはとにかく忘れてしまう生き物だから「今」で繋がっていないと、すぐに見えなくなってしまう。あっけないほどに忘れてしまう。だから大切な人とはできるだけ一緒に「今」を過ごす

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    2024年01月18日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    予想以上に川上未映子が突っ込んだインタビューをしていて、かなり読み応えがあった。
    あの村上春樹が、作品や過去に受けたインタビューで答えた内容との矛盾?を川上から指摘され、ややたじろぐ様な場面もあり、読んでいる方がハラハラ。それでも飄々と村上節でかわしていく?様子はさすがだなと。だけど終始和やかな雰囲気で、2人の信頼関係がこちらまで伝わってきて、作家として人間としてリスペクトし合っているのがめちゃくちゃ伝わってくる。
    さすがというか、とにかくインタビューの内容が濃い。かなり勉強になりました。
    家に例えると、その人の普段の生活や考えてることを1階とすると、日本の近代文学は地下一階を扱っていて、村上

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    2023年12月24日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「あこがれ」が小さな冒険につながっていくふたつのお話。第一章は小学四年生の麦くんのお話で、第二章は六年生になった麦くんの親友の女の子、ヘガティーが主人公のお話です。

    このさき、ネタバレありです。というより、今回はネタバレばかりです。読んだことのない方には「てんでなんのことやら」かもしれませんが、あしからず。



    海外文学ぽい感じを試したのかなあと最初は思った第一章。ストーリーからの感想などの、本来メインともいうべき感想からは離れたようなことを言うことになります。

    主人公・麦彦のおばあちゃんの人となりが感じられるところがよかったです。人間の老化は避けられません。でも、まだ十分に動けていた過

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    2023年09月18日
  • はりねずみティギーのおはなし

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    ネタバレ

    人間の女の子ルーシーがハンカチ3枚とエプロン1枚なくしてしまうところからお話は始まります。山を登っていったさきで、洗濯屋さんのはりねずみのティギーさんに出会います。
    この洗濯屋さんのところには色んな動物たちの洗濯物が集まっています。ピーターラビットの服や玉ねぎ臭のついた赤い布もあります。
    そして、ティギーさんが洗濯物を届けたお客さんにピーターラビットとベンジャミン・バニーもいて、嬉しくなりました。
    可愛らしいお話です。

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    2023年08月18日
  • ラヴレターズ

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    好きな人だけチョイスして読みました。
    初っ端の吉本ばななさんのを読んでたら何がどうなってかわからないけど高校のとき一時期気になっていた彼のことを思い出して仕方なくなって自分でもその人に向けてラヴレターを書くまでの始末(自分の携帯の中だけに留めとくよ)

    本当に人を好きになるって大事な感覚よね。

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    2023年07月20日
  • ひげねずみサミュエルのおはなし

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    ネタバレ

    ピーター・ラビットシリーズですね。
    16作目になります。

    この作品はちょっと怖いお話になります。
    子猫のトムが、なんとネズミのサミュエルに食べられそうになるのです。さぁ~どうしましょう?

    イギリスのお話には、マザーグースのようにとても恐ろしいブラックユーモアの伝統があります。
    ビアトリクス・ポターさんも、メルヘンながら、いたずらっ子にはそれなりのリスクを背負わせます。
    日本の小さなお子さんには、ちょっとドキドキが強いかな。
    日本の昔話でも、鬼ババや、うわばみ、カッパ、妖怪、魔物など恐ろしいものが登場します。
    お母さんやお父さんが、しっかり子供を守る気持ちを伝える手だてになりますね。

    この

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    2023年06月24日
  • フロプシーのこどもたち

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    ネタバレ

    『ピーター・ラビット』シリーズの十巻目ですね。

    ピーターの妹のフロプシーは、いとこのベンジャミン・バーニーと結婚して、六匹の子どもをさずかり、子育て中。
    ある時、ベンジャミンは子どもたちをつれて、ピーターの畑にいきます。
    ピーターも結婚していて、キャベツ畑を作っていました。
    残念ながら、ベンジャミン親子に、分けてあげるキャベツがありません。
    しかたがないので、マグレガーおじさんのごみすて場にやってきました。さいわいな事に、花が咲いてしまったレタスがすててありました。
    たべるのに もんだいはありません。おなかいっぱいに たべて おひるねをしてしまいました。
    すると、そこにマグレガーおじさんがや

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    2023年05月27日
  • ピーターラビットのおはなし

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    いたばしボローニャ絵本館にて、原書と2つの訳を比べ読み。
    こちらの新訳は、原書に極力忠実でありつつ、若干今っぽい訳という印象を持った。原書へのリスペクトを感じた点は2つ。まず、原作の絵を省略せずにすべて載せていること。そして、原書同様1文がページをまたぐ構成になっていること。この構成は、次のページが気になってどんどんめくりたくなる効果があると思う。(旧訳では文がページをまたいでいない。)
    今っぽいと感じた点は、文末が「だけれども。」など、文としては中途半端な終わり方になっている箇所が複数あること。カジュアルで話し言葉のような印象を受けた。
    一つ気になった表現としては、ピーターが野菜を食べすぎて

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    2023年05月23日
  • あひるのジマイマのおはなし

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    あひるのジマイマさん、卵をかえすために生みやすい場所をある紳士に提供してもらいますが、その紳士とはきつね!
    もう少しであひるの丸焼きにされてしまうところでした。
    コリー犬のケップと2匹のフォックスハウンドに助けられて、無事、農場に帰れました。
    良かったね。

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    2023年05月18日