川上未映子のレビュー一覧

  • ヘヴン

    匿名

    購入済み

    胸が痛い。体も心も傷つけられて、それでも我慢しなくちゃいけないなんて事はない!虐めを通じて強く結びついた2人。お互いが心の支えになれた時もあっただろうけれど。虐めを耐えてる自分達がとてつもなく強くて優しい人だなんて、そんな考え方は寂し過ぎる。何もかも放り出していいんだよ。と、彼と彼女に何度も語りかけるました。容姿が良くても頭が良くても、人の痛みが分からずに残酷な人間はいる。その行為が醜いとも考えない頭が空っぽの奴ら。そんな奴らの相手になる事なんてない!

    #切ない

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    2025年08月05日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    コジマと百瀬それぞれの考えに揺れる僕が印象的。
    半ばまでコジマに共感していたが徐々に怖く感じて、何故だか百瀬には安心した。
    二ノ宮についてジャイアンのようなイメージが浮かぶたび優等生でモテる人物だったことを思い返したが、彼は本当にモテるのか疑問。

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    2025年07月20日
  • ラヴレターズ

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    5/30
    ラブレターだけだと感情移入が難しかったけどそれぞれグッとくるものがあった
    「それでも私は仕事から帰ってきて家に灯りが付いているのを見ると足取りが軽くなってしまうのよ。」
    1度永遠の愛を誓った人とずっと同じ気持ちを持って生きていくことは不可能なのかな。同じじゃなくても大切に思う気持ちは変わらずに持っていたらそれでいいのかな

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    2025年07月03日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    少し前に読んだ「騎士団長殺し」
    に関する対談多め
    意外にシャーマンチックな所が
    ある人なんだな〜と思った
    もしくは煙に巻いているのか?
    普通は小説やエッセイより
    対談の方が読みやすいけど...今回は逆!
    いつもの村上文体と違うので
    なんだかちょっと読みづらかった

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    2025年06月14日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    まずこの小説は、何か劇的なことが起こったり、何か特殊な人が登場するわけではない。私の、あなたの隣に存在しているかもしれない人々。もしくは私達自身かもしれない。無自覚の悪意や、ちょっとした意地悪。身に覚えがあるからこそ読んでいて背筋がヒヤリとする。

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    2025年05月30日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    娘について、を読んだとき、どこか共感できてしまうような気がして空恐ろしさがつま先から鳩尾まですうっと広がってくるような気にさせられる。
    フィクションなら着地はこうなるんだろうと予測しながら読むのに、そうはならない。そのもやもやがかえってリアル。

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    2025年05月29日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    わたがしみたいに柔らかいのに、触れた瞬間どろりと溶けてしまうような春の不穏さを味わえる短編集。

    「青かける青」の美しい文章に打ちのめされたあと「あなたの鼻がもう少し高ければ」でスーッと肝が冷えた気分に……。「ブルー・インク」はほのかに村上春樹の風味。

    春のほのぼのした心地良さの中に身の毛がよだつゾクりとしたちぐはぐさがあり、夢中で一気読みしました。

    「あなたの鼻がもう少し高ければ」が一番お気に入り。どこにでもいる若い女の子のどこにでもありえる日常。現代を生きる若い女の子の心情の生々しさは、もはや物語ではなく現実だった。

    SNSの幻惑的な世界に魅了され、小さいスマホ画面から大きな夢を見る

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    2025年07月21日
  • 愛の夢とか

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    川上未映子さんはどの話しも独特な雰囲気とテンポがあり、そのリズムにはまると最後、沼におちます。

    生活の中のまばゆい光も痛みの重さもどちらも存在し、白昼夢のような空気に包まれたかと思いきや、急に現実に戻されるような緩急のある短編集。「愛の夢とか」は物語自体が芸術に昇華されているように感じた。

    「十三月怪談」が一番印象的。強い想いや願い、川上未映子さんの魂が宿った筆力に胸がいっぱいになりました。

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    2025年07月30日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    しずかななにかが追い立ててくるようなこわさ。まさにパンデミックの中、身動きできない家の中から感じていたザワザワそのものが文字を、文を成しているような。なぜこれがこわいのか、きっと自分の人生を振り返るとわかる。

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    2025年04月28日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    「青かける青」
    「あなたの鼻がもう少し高ければ」
    「花瓶」
    「淋しくなったら電話をかけて」
    「ブルー・インク」
    「娘について」

    世界がどうなるかわからなかったパンデミックの淵、きれいな悪意に満ちている六篇。
    うとうと、夢と現のあわいで眠るようにしながら読みおえた。

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    2025年04月28日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    蔓延する感染病。

    無くなってしまった日常。

    続いていく日常。

    それまでの当たり前がなくなったことで、
    それまで気付かなかった孤独が浮き彫りになったところも
    あったのかもしれない。

    そんなことを考えさせられるような短編集でした。

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    2025年04月27日
  • 愛の夢とか

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    絶対に女性にしか思い浮かばないような表現や言葉がすらすらと出てきて、それが抽象的な比喩なはずなのに生々しいとすら感じた。
    まさに詩のような文章を書く人だなと改めて感じられる短編集だった。
    初めて作家さんで気に入って買った本です
    (1冊目は「すべて真夜中の恋人たち」でした)

    最後の2篇は夢中になれたけど、その他は私にはあまり合わなかったのでマイナス1に。

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    2025年04月26日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    どこにしまい込んだかも忘れていた罪悪感を不意に見つけてしまった瞬間。息苦しく希望ひとつ探す気にもならない未来への不安と、そんな将来にまだどこか期待をしてしまう自分の醜悪さに嫌悪を覚える。行き場のない心のモヤを宙に浮いた掴みどころのない文章で描かれるオムニバス短編。
    頭から離れそうにもしつこく渦巻き続ける独特の魅力でした。

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    2025年04月21日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    しばらく
    読書から遠ざかって、遠ざかって

    世界の片隅で、
    仕事に追われて、を言い訳に
    無気力に勝てず…、が理由で…

    そんな、
    クッタクタの日々を何とか乗り越えて、
    こえて
    手に取った本書。

    この人の言葉には、
    嘘がないと言うか
    表裏がないと言うか
    体の芯から出てくる感じが「ビッシバッシ」と
    響いて、伝わってくる。
    好きですな。

    かっこつけてない



    カッコいいんだよなぁ


    2011から2022までの11年間に渡るロングスパンのエッセイ集。
    著者が35歳くらいから46歳頃かな
    いわゆるアラフォー時代

    小説の合間に書かれたであろうエッセイたち。

    小説の書かれた時代に合わせて、

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    2025年04月20日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    10月ごろ読み終わったはずなのに、なぜか登録してなかった。
    おもしろかったはず!
    心に残った文章もあったのに忘れちゃった。
    また読まないと。

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    2025年04月06日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    川上未映子さんの小説は読んだことがないのだけど、初めてエッセイ集を手に取ってみた。読者へ語りかけるような文体で、するすると入り込んでくるような感覚。ジェンダーに関する話題もちょこちょこ書かれてるけれど、10年近くたってもこの国はちっとも変わらないよな..と軽く絶望したりもしつつ。1篇ずつが短いので、夜寝る前に毎日少しずつ読むのも良さそう。これをきっかけに小説も読んでみたいと思った。

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    2025年04月02日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    「たとえ元気がなくたって、笑顔でなくたって、強くなくたって、穏やかにいられること。なんとなく、思いついたときにでも、深く、しっかり息をしてみること。そのあとのことは、そのあとやってくるものに、まかせるような、穏やかさで」

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    2025年03月30日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠中に読んだ!いろんな現実に向き合うことになるけど、やっぱりお腹の中の赤ちゃんに会うのがますます楽しみになった。
    産後に再読!息子はいま生後6ヶ月。現実味をもってこの本を読むことができた。あるあるって共感するしたし、最後は涙、涙、涙
    息子に出会えてよかったって心から思う日々に感謝

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    2025年12月22日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    親戚のちょっと年上のお姉さんが優しく話しかけてくれるているようなエッセイ。

    何より、川上未映子さんってこんなエッセイ書かれるのかー!という発見でまた一段と作家さんのことを好きになる。

    ときどき、あなたはどう?と語りかけてくれるから、自分の中のいろんな気持ちや思いを言葉に直して考えるきっかけにもなった。

    雑誌の読者に向けたものだから語り口的にもそう感じるのかもしれないけど、とにかく温かく包み込んでくれる。
    ひとつひとつが短くて読みやすいし、懐かしい人と久しぶりにゆっくり話して心がじんわり温かくなるような、そんな読後感でとっても好きです。

    サイン会に来て涙が溢れてしまった女の子に対するエー

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    2025年03月10日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    川上さんの小説を多く読んでいる訳ではないので偉そうに言えないのだけど、エッセイという性質からか、音楽的な文章だな、という印象を抱いた。
    小説よりももっと自由度が高くて、自らのリズムに気ままに言葉を乗せている感じ。
    (放埒な文章という訳ではない、断じてない)
    詩的、というよりもっと音楽的で何なら歌みたいとさえ思える。

    脳細胞がシャキシャキ動くのを感じる。
    川上さんの言葉の、表も裏もぜんぶ読み取って吸収したいという欲求が、脳細胞の働きを活発にしている気がする。


    なんというか、作家という仕事は、言葉に対するセンスとか感受性の豊かさとかが大事なのだと思うけど、さらに物事や思考をどこまでも深く掘り

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    2025年03月10日