川上未映子のレビュー一覧

  • 黄色い家(下)

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    最高!
    カード詐欺を始めてからの展開(つまり下巻の全て)が凄まじくて、「周りの人がおかしい」から「花がおかしい」に変わっていくグラデーションが面白すぎる。ブレイキングバッドみたいだった。

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    2026年01月16日
  • 夏物語

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    子供を持つか持たないか考えるヒントになればと読み始めました。夏子が考えること、仙川さんや善さんが言うこと、全部「そうだよなぁ」となりました。『乳と卵』も読んでいたので、巻ちゃん、緑子も元気でよかったです。最後の逢沢さんのお父さんの話と結末も胸がじんわり温かくなりました。
    夏ちゃん、がんばれ!

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    2026年01月15日
  • きみは赤ちゃん

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    描写がリアルで、読みながらお腹が痛くなったりしたけれど、読んでよかったそんな本。クスッと笑えるところもあり、産後クライシスは自分も周りにあたり散らしてしまうんだろうなぁなんて想像をしながら。またいつか、赤ちゃんができたときに読み返したい。

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    2026年01月15日
  • 夏物語

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    乳と卵リライトから始まる続編という構成。
    夏物語も素敵で気に入ったけれど、乳と卵が抽象的な作品だったので私の中にある乳と卵が別物になったような寂しさはある。

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    2026年01月15日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠に伴うありとあらゆる、そして想像つかないたくさんの不安を、その時その場で感じた思いのまま伝わるように言語化しているのがすごい!
    どのようなステージ、性別の人でも関係なく読む価値があると思う。また何度も読み返していきたい。

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    2026年01月09日
  • きみは赤ちゃん

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    第一子妊娠にあたり手にとった本。
    不安な気持ちを払拭してくれるかのような面白い表現がありつつも、不安な気持ちに寄り添ってくれる温かさを感じた。

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    2026年01月09日
  • 夏物語

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    「もしあなたが子どもを生んでね、その子どもが、生まれてきたことを心の底から後悔したとしたら、あなたはいったいどうするつもりなの」

    15章の善百合子のここからの発言、苦しい、自分何度も人生で思ったことで苦しい、これを精子提供で生まれ育ての父親から性虐待された善ではなく作者が書いたと思ったら苦しい。
    最後、主人公は「忘れるよりも間違えることを選ぼうと思う」と出産を決意するが、善百合子は「生まれてきたことを肯定したら、わたしはもう一日も、生きていけないから」と言う…リアルどおり人を救いきらないのが作者らしかった。他の人のレビューを読んでも善百合子に対する感想が多く、なんか救われた

    ずっとなぜ夏子

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    2026年01月18日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠出産を控えるみなさんに是非読んでほしい
    私は妊娠中に読んで勉強になったし、読んでよかったなぁと思いました

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    2026年01月04日
  • きみは赤ちゃん

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    心情の変化をありのままに綴っている作品。
    自分だけがこう悩んでいるのでは?そんな心が救われる読後感。

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    2026年01月02日
  • きみは赤ちゃん

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    先日、第1子の妊娠がわかり、幸福と不安を感じる日々を過ごしてたので、思わず本作を手に取りました。
    前半の出産パートは、自分でもだいぶ調べていたこともあり、そうだよなこんな感じだよな、とより具体的なイメージを膨らませることができました。

    後半の育児パートは、戦慄しました。妊娠中から若干に感じている夫との気持ちのギャップ。お腹に宿しているからこその、孤独と責任感。産んだあとは、こんなもんじゃないのかと……大変びびりました。
    でも、そんな辛い時間もいつかはかけがえのない思い出になる、というのも母親の特権だと考え、先輩方の後に続き、肩の力をぬいて頑張ろうと思います。
    あと、夫にも読んで欲しいです。

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    2026年01月01日
  • ヘヴン

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    小説の題材は「苛め」です。
    これは社会で起きているであろう真実を、その当事者の思考や哲学を読み解きながら、問題提起している作品であると思います。

    苛めをする側の独善的で倫理観の欠如した思考と、苛めを受ける側の苛めに耐えて受け入れていく人生哲学を、それぞれ登場人物に語らせることで、何が善(正義)で何が悪(不義)なのか、どちらが本当の強者でどちらが弱者なのか、を問うそんな内容でした。

    物語は、斜視が原因でクラスの男子生徒から日常的に苛めを受けていた14歳の中学生である「僕」のもとに、「わたしたちは仲間です」という手紙が届くところから始まります。それは同じクラスの女子生徒「コジマ」からの手紙で、

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    2026年01月01日
  • きみは赤ちゃん

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    出産は私にとってまだ全然身近なトピックではないけど、めちゃくちゃ共感して笑えて救われるエッセイだった。
    あんなに美しくかっこよく見える川上さんでもくよくよさめざめすることあるんだな、と。そりゃ私でもくよくよさめざめするよなぁ。

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    2026年01月03日
  • きみは赤ちゃん

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    凄まじい本を読んだ。
    性別関係なく、全人類が読むべきだと思った。
    無関係の他人であるわたしでも、わたしの生まれた時を想像して泣いた。母はこんな気持ちだったのかと思い、また泣いた。
    この感想を書きながら、また泣きそうになっている。

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    2025年12月28日
  • 愛の夢とか

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    十三月会談を読んで、時子の感覚のように過ごしているわたしは、もしかして死んでいるのかな?と意味もなく辺りをキョロキョロ見回した。

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    2025年12月27日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    冬子の真っ直ぐな気持ちがあまりにも痛々しくて切なくて泣いてしまった。
    聖、恭子など周りのキャラが意地悪でなんだか腹が立った。聖が冬子のデート終わりにかけた言葉が最悪すぎるて。
    ガラケー、喫茶店での時間などなんだか懐かしい雰囲気が素敵。
    人肌恋しいこの時期にこそ読むべき小説。空気が透き通って薄い冬の寂しさを感じさせてくれる。

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    2025年12月27日
  • ヘヴン

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    リアリティないじめの描写。
    いじめた側は、何もなかったように人生を過ごしていくんだろうな…
    いじめられた側は、死ぬまでその記憶は消えない。決して…

    コジマは、その後どのようになったのか?1か月前に読み終えたのにずっと頭のなかにこびりついています。苦しいが読むべき小説です。

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    2025年12月26日
  • 夏物語

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    むっっちゃよかった!

    すんごい、小説を読んだ…
    本を読み続けて本当に良かった…!と思えるぐらい、素晴らしかった
    川上未映子さん、初めて読んだ、今まで読んでこなかったことを後悔
    600ページ超の作品で、ひたすら主人公の思考がつらつら〜と書かれているけれど、ぐんぐん引き込まれる。主人公の頭の中を丸々見せられているような文章が、良かった
    重いテーマで、何が正解かわからないけど、正しく悩み考え切ること、が大切だと思いました

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    2025年12月14日
  • 乳と卵

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    人間のもとは卵、いや万物のもとは卵といってもいいかもしれない。それは生殖だけじゃなくて、人間の持つ感情や肉体を体感させてくれる唯一のものとしての卵。射精責任というワードも登場する現代の文壇シーンが象徴するように、やはり人間を生み出すという観点において女性は責任を持ってしまう。持たされてしまう。しかし、それでも私たち女は血を流しながらも生きていくのである。

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    2025年12月09日
  • ヘヴン

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    百瀬の言うことも分かるし、コジマの言うことも分かる。全てのことに意味があると思いたかったが、案外そんなことはなく、全てが偶然の上に成り立っているのかもしれないと、最近は思っている。
    苦しいばかりの世の中で、善悪を自分の中に宿すためのよすがを見つけるのはとても難しい。
    「僕」は最後に、誰の言葉も介さない、自分だけの世界を見たのかもしれない。

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    2025年12月20日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    本当に大好きな著者さん。川上未映子さんの作品はなんだろう、ずっと宙に浮いてるみたいな、なんだかずっとふわふわしてるような感覚と物語にある不気味さとか悲しさとか美しさがなんとなく掴めないような物語で、その読中の不穏さが充溢した甘美な世界にどうしても浸りたくなる時がある。そんな衝動に駆られることが本当にある。
    この短編集で描かれている「春」は、私たちを取り囲む世界が一変してどうにも出来なかった「コロナ禍の春」のこと。人間の醜い部分ややさしい部分も含めて、何もかもが孤立化してしまって戸惑いながらも生きていた日常が思い出されて少し苦しかった。

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    2025年11月18日