川上未映子のレビュー一覧
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面白かった。すごく元気をもらう。
なんて誠実な方。
弱さや繊細さ強さ、全部がみずみずしい言葉で、サラサラっと書かれてる。
女であること、恋愛すること、離婚すること、モテる事、断捨離、運動すること、子の成長、川上さんと長い時間、ダラダラとお茶をしながら話しまくったかのような、読後感!Posted by ブクログ -
パワーがある方なのだと思う。息がしにくいな、何となくちからが入ってしまうなと思う世界を感じとって、考えて、言葉にしてくれる。それは時間も労力も半端なく、私がスルーしてしまったことを日記や手紙のようにして、どうぞと差し出してくれたようなエッセイだった。川上さん自身の出産や育児やしごとに関しての想いもし...続きを読むPosted by ブクログ
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存在や記憶、そして愛というもの。
人間がどんな時代も問い続けていくのだろう、
生きている間はそれらを完全に理解することはできないし、死んでもそれはわからないのかもしれないが、
考えないで生きるのは、果たして人間を人間たらしめているのだろうかPosted by ブクログ -
ひとつひとつのエッセイがとても優しく、心に沁みます。
雑誌hanakoで連載されていたエッセイの選りすぐり。
最初の頃から妊娠、出産を経て、長編を書き、世界中で読まれるようになり、インタビューを受け、と川上未映子の月日を重ねた上の変化。切なくて温かくてキュンとなる。涙が出る。
読む人の気持ちに寄り添...続きを読むPosted by ブクログ -
まるで私に語りかけてくれているような、やさしくてお茶目な言葉。
もったいなくてちょっとずつ読んだ。
未映子さんが少しずつ変わっていくのがわかって(悪い意味じゃなく)、そのときどきの時代の空気感が感じられて、自分の記憶じゃないのに「そのとき」を思い出すような不思議な懐かしさもあって、てらおかなつみさん...続きを読むPosted by ブクログ -
エッセイが好きになったきっかけの一冊。
日頃思ってることや考えてることを、丁寧かつ独自の物差しで言語化してくれて、秘密の女子トークという感じがして、本当に心の拠り所だった。
全部を読み終えてなお、タイトルがしっくりくるというか。躓いたときにも、うまくいっているときにも、この言葉を思い出したい。Posted by ブクログ -
とても読みやすい随筆集です。雑誌に掲載されたもののようですが、その人となりにとても興味を持ちました。まるで娘のように思えます…Posted by ブクログ