川上未映子のレビュー一覧

  • あこがれ(新潮文庫)

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    心の描写が美しくて、読んでいて楽しかった。特に2番目のヘガティー視点の話がよかった。この作者は「乳と卵」しか読んでなかったので、今回で印象がだいぶ変わった

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    2026年02月08日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    2026.10

    黄色い家が衝撃だったので
    他の作品も読みたくて
    前から気になっていた本
    本屋で最初の一文を読んでこれだ、と思った

    通勤途中にちびちび読み
    最後は週末に一気に読んだ

    脳内再生されて勝手に映画になるのすごい
    川上未映子さんの登場人物の会話は
    私の心をぐさぐさ突き刺してくるので
    かなりずしんとくる
    人間を感じる

    職場のアル中の人のことを考えながら読んでいた

    ===

    P5 夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う。
    それは、きっと、真夜中には世界が半分になるからですよと、いつか三束さんが言ったことを、わたしはこの真夜中を歩きながら思いだしている。
    P161 「そんなのっ

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    2026年02月07日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    みんなが必ず心のどこかに感じている誰かといたいという気持ち、けれども人と関わることの難しさや大変さ、そんなものを感じさせる作品。
    話に起伏はなく、淡々と過ぎていく冬子の日常に気づいたらのめり込んでいてスルスルと読み進めてしまう。
    物語の終わりはどこかすっきりしないが多くの人にとってそうであるように物事にしっかりとしたオチはつかない。
    だからこそ自分の他人との関わり方や今までを振り返りたい気持ちになる。

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    2026年02月06日
  • 黄色い家(下)

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    より所だった居場所を失い、
    お金を稼ぐために新しい稼ぎ口を紹介してもらうとことから始まる下巻。

    裏社会の犯罪に手をそめていく花。
    悪いことだとわかっていてもお金を稼ぐにはこれしかないのだと
    言い聞かせ、のちに花の同居仲間も手をそめていく。。
    慣れてしまえば何てことなく稼げることで
    エスカレートしていく花と仲間たちだったが
    徐々に異変に気付き始め 精神的に追い詰められる。
    花の暴走が、、読んでいて辛すぎたが
    仲間の亀裂が、逆に花を救い出し、少しほっとした。
    まともな大人がいない環境での成長はこんなにも恐ろしい。

    読んでいる自分さえも
    この状況が この環境下で
    普通のことなんだと思ってしまいそ

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    2026年02月06日
  • 夏物語

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    個性豊かな皆さんが面白いです。いろいろと考えさせられますね。十人十色人それぞれだということを再確認しました。

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    2026年02月06日
  • 黄色い家(下)

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    やばい。怖い。気味が悪い。
    無理に言葉を並べるよりも短い感想で表現したいと思った内容です。黄色い家というタイトルからは想像つかない壮絶さ。黄色と相対するような出来事の連続だからこそ黄色い家が余計気味悪く思える。
    犠牲を払って生きる花。読んでいて体力を奪われました。もちろん、褒め言葉です。

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    2026年02月03日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    初川上未映子だと思っていたけれど、2冊目。
    読んでいる間中、柚木麻子の『BUTTER』の表紙を思い浮かべていた。
    事件はなかなか起きないと思いながらもあっという間に読み終えたが、最後の火事になるところで理由も原因もわからないのに衝撃を受けた。あまりに衝撃だったのか、寝落ちしたら知り合いの家が火事になって知人が焼け出された夢を見た(笑)。
    下巻を買ってくる。

    p230
    「だいたいのことは、ぜんぶ調子の問題だよ。理由とか、本当はどうとか、そういうの誰もいらないんだよ。調子に乗ってるやつといると、自分までうまくいってるように感じるだろ、気分がよくなって、ぜんぶうまくいってるように思える。みんなそれ

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    2026年02月02日
  • 黄色い家(上)

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    貧しいシングルマザー家庭で育った主人公・花が、高校生になって家を出ようと孤軍奮闘し、夢を掴みかけては都度母に足を引っ張られる、という話。


    母親関連で唯一良かったことは黄美子さんに出会えたこと。でも黄美子さんにも、花以上に壮絶なバックグラウンドがあって…という上巻。
    花が幸せになりかける度にトラブルが起きて不憫になる…

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    2026年02月02日
  • ヘヴン

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    一気読み。特に後半、苛める側と苛められる側の本音のやりとりの会話がすごい。善悪の価値観や人の本質など単純に規定できないところなど考えさせてられる。

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    2026年02月01日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    はじめての川上未映子さん。
    内容は苦しくて心がぎゅっと掴まれる感じだったけど、言葉選びや文章が美してくて読んでいて心地よかった。人と関わるのもしんどいけれど、誰とも関わらない空気のような存在であることも寂しい、人と関われたとしてもどこか孤独だったりうまく表現できない、そんな人間の生きづらさを感じる本だった。

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    2026年02月01日
  • 黄色い家(下)

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    金によって狂っていく主人公の様子や反社ビジネスに一度でも足を踏み入れたら続けざるを得ない恐ろしさ、常に摘発などの恐れから精神が蝕まれていく様子が上手く描かれていると感じた。
    桃子は好きじゃない

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    2026年01月31日
  • 黄色い家(下)

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    下巻も一気読みである。上巻で主人公たちはよりどころであったスナック「れもん」を失う。そこからは生活費を稼ぐため、背に腹は代えられぬと、どんどん裏社会の仕事に手を染めていく。そのスピード感ある展開と高まる閉塞感は、幻想的な夢物語のようですらある。

    主人公が仲間に対して背負う責任感が苦しい。私もどちらかというとこういう思考にはまりがちで視野が狭くなるタイプなので、他人事のようには読めなかった。少ししっかりしているばかりに、すこし状況理解力があるばかりに、女たちが生活していくうえでの大黒柱を担い、司令塔になり、教育係にもなり、よかれと思って行動しているのになぜか少しずつ自分たちの首が絞まっていき、

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    2026年01月31日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    15歳の出会いが主人公 花の運命を変えていく。
    文化住宅に母と暮らしていた花。
    飲み屋で働いていた母は殆ど家におらず
    時々母の知り合いや友人がその文化住宅に泊まりに来ていた。
    花が15の夏休みに吉川黄美子という女性が来ていて
    その出会いが花の運命を変えることになる。
    暮らしぶりから貧困生活だったので
    お金に対する執着や家を出たいという思いがあった。
    黄美子さんと共に、人生を変える覚悟を決めた花。
    そこでの人との出会いは、ますます花のお金への執着を加速していく。
    より所だった場所を失うまでの上巻。

    こんなにもつらい現実があるのか。。。という感想。
    何かを得ると なくしてしまう花の運命。。
    その

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    2026年01月31日
  • 黄色い家(上)

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    『乳と卵』以来。上手くなったなぁというのが正直な感想。凄く読みやすくなってる。回想から入るとか,ベタだけど本作では効果的。ノワール小説的な要素はまだ出てこない。これからの盛り上がりに期待。

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    2026年01月31日
  • 黄色い家(下)

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    下巻の方が一気に読めた。
    普段私が送っている日常の知らないところで、こういった生活を送っている誰かがいることを考えさせられた。
    読んでいて苦しくなるところも多々あるけれど決してこれはフィクションと割りきれないし、このような日常を送らなければいけない人が今もいて、近年の犯罪と日本社会の姿が映し出されてる。
    花が前に進めていることが希望があって救われました。

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    2026年01月30日
  • 黄色い家(下)

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    すごい物語だと思ったけど、なんか思っていたのとは違うお話しだった。

    上巻の初めに黄美子さんが同居していた若い女の子を監禁して暴行した罪で裁判を受けてる記事を花が見つけるところから始まる。

    そして花たちが黄美子さんと蘭と桃子と過ごした10代後半から20歳位までの話しに進んでいくんだけど、ずっと黄美子さんがカリスマで若い子を手懐けて犯罪に巻き込む感じのクライムサスペンスだと思っていた。
    読んでいくうちにアレなんか違うなと(^^;;

    面白いし、読みやすいし、先も気になるんだけど、どうみても今よりも悪い状態になる先しかないのがわかるので読み進めるのが苦しかった。

    芦沢央さんの『汚れた手をそこで

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    2026年01月30日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    みんな、どうやって生きているのだろう。
    今日を生きて明日もそのつづきを生きることのできる人たちは、どうやって生活しているのだろう。
    どうやって、まともな世界でまともに生きていく資格のようなものを手に入れたのか
    ねぇお母さん、生きていくのって難しくない?

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    2026年01月28日
  • 黄色い家(下)

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    読んでいて苦しかった。

    主人公がお金を稼いで生きるのに必死で
    ふと周りを見渡した時に、
    真っ当に会社に勤めればいいっていうのはわかるけど、みんなどうやってそっち側にいく権利を手に入れたの?って
    リアルだなと思った。

    生まれついたときから育った環境がまともでなければ、当然学校で上手くやれるはずもなく
    進学できないので働くしかなく、
    働いても知的な能力がない場合は働き続けることができず
    知的な能力っていうのは遺伝だったりするから、それは連鎖することが多く
    仕方ないから悪いことして稼ぐしかなかったり、夜のお仕事しかできることがなかったり

    真っ当な側からすれば努力不足なんだけど、
    その努力ができ

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    2026年01月28日
  • 黄色い家(上)

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    久しぶりに読書の時間がたまらなく待ち遠しいという感覚になりました。些細な言葉もその後につながっていきそうで少しもこぼせない、この後の展開が非常に楽しみです。上下巻一緒に買っておいてよかった、、

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    2026年01月27日
  • きみは赤ちゃん

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    TikTokで流れてきて気になってポチッた本。
    お風呂で湯船に浸かりながら、
    寝る前にベッドで読みながら。
    何日かかけて読んだけど共感の嵐。

    そうそう、そうなんだよな〜わかるわかる、
    と思いながら読み進めたし
    何回か噴き出して笑ってしまうところもあった。

    川上未映子さんの作品初めて読んだけど
    好きになった。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月27日