川上未映子のレビュー一覧

  • 夏物語

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    終わり方が自分の中で消化できなかった。
    それは、様々な主張があってそのどれもが納得できてしまうもので自分の中でこれといった意見が一つにがまとめられないからからかもしれない。
    かなりページ数があったが、描写が素晴らしいからなのかスラスラと読むことができた。
    もう一度読み返したい。

    15 生まれること、生まれないこと
    17 忘れるよりも
    善さんの眠っている子を起こすという事例と逢沢さんのボイジャーの事例が印象的だった。

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    2026年06月20日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    記憶を箱としたときのその扱い方が特徴である。箱は自由には開けられないし、他人が持っていることもある。つまり、箱を開ける瞬間は、完全に受動的だということだ。

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    2026年06月20日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    おそらく最新の(?)インタビュー集で、内容が濃く面白かった。現代の創作者の立場を川上さんが代弁すると同時に村上春樹が現代社会をどう捉えているのか気になっていた部分が解消された気がする。

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    2026年06月20日
  • きみは赤ちゃん

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    なんだかこんなにしっかり書いてくれている本があるんだなということにまず感心してしまった。共感できる人もできない人も絶対いる本だけれど、ボリュームがあって、感情がたっぷり。
    大変な当時の瞬間を書き残して下さった事に感謝。無知だったと思い知った一冊。

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    2026年06月19日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    森鴎外 青年
    かわいいな!男の子やな!
    頑張れよっ
    大人になって読むからこの感想なんやろうか
    今読んでよかった

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    2026年06月19日
  • 黄色い家(下)

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    花と、蘭と、桃子と、黄美子さんの4人の生活が少しずつ崩れていき、ある時堰を切ったように大崩壊するところが印象的で、特にそのパートはグイグイ読み進めてしまった。
    花が、蘭と桃子に、「花は黄美子さんに騙されてる、いいように利用されてる」ことを告げられた時の描写が劇的で、つい読者である自分も、当たり前のように10代の頃から夜に仕事をしている花に見慣れていたせいか、ハッとさせられた。

    面白かったです

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    2026年06月19日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    親密な関係の女友達と主人公の入江冬子はそっくりで、彼女を思い浮かべながらこの本を読んでいた。性的なシーンは読んでいるだけで実際の光景は見ていないのに生々しく映像が頭に浮かんで、そういった経験のある彼女にとっては苦しい場面の一幕になるであろうと思った。この本を私と同じく買った彼女はこのシーンを読んでどう思うのか...
    水野くんが入江さんに言った「何も言葉を持たないし、何を考えているのかも分からない、イライラする」それは彼女がかつて言われた言葉でもあった。この言葉を読んで以降、彼女も同じような悩みを持ちながら生きて今を過ごしているのではないかと思った。

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    2026年06月19日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    繊細な心を持つ主人公のラブストーリー。
    アルコールを飲まないと他者との会話も難しい。心を保つのがいっぱいいっぱいで生きている冬子。
    三束さんに出会い、恋をして、解れていったり、壊れかけたり、自分自身も知らない色々な感情に出会い、翻弄する。
    儚い恋、実って欲しかったなあ。
    三束さんは職業のこと以外でも、冬子の純粋さとの不釣り合いさとかそう言う点でも心苦しかったのかなあ。三束さん自身は年齢を重ねている分、心の穢れも多少なりともあるでしょうから。
    三束さんにとっての冬子はちょっとした寂しさを埋めるのに丁度いいくらいの相手だったのだろうか。
    かなりの年齢差があり、それに加えてここまでピュアな恋愛小説っ

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    2026年06月18日
  • 夏物語

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    どの登場人物の考え方も正解だなていうか、その考え方に裏打ちされる経験があることも描写されてるからまあそうなるよなと。子供を持つ、持たないに正解はない気がした。主人公だけがよくわからないかんじはあった。
    自分が子なし主婦で、子供が欲しいのか欲しくないのかいまいちわかってないのはどの立場の言ってることもわかるからなんとなく迷いがあるからで読んでよかった

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    2026年06月16日
  • 黄色い家(下)

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    途中、かなりの重さに読むのをしばらく中断。しかし再開後は一気読みだった。
    黄美子さんは、考えることが苦手な人というのだろうか。生い立ちのせいもあるだろうが‥
    登場人物は皆キャラが立っているが、蘭と桃子は結果的には常識人だったようだ。
    花の思考回路は自分に近い部分がある、と感じるところがあり、それを桃子にビシッと指摘されて、うぐぐ、と胸に食い込んできた。

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    「苦労するのは、いいことなんですか」
    「いいことだとは言ってないよ。しょうがないってこと。でも苦労もできない馬鹿よかましでしょ。あいつらは幸せかもしれないけど、馬鹿だよ。」

    自分だけが苦労してきたぶってるとこね。どんなふうでも人には

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    2026年06月14日
  • ヘヴン

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    やっぱり、この人の小説は、最もわかりやすい(ように見える)救済が訪れるわけではない。最後よかったな。

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    2026年06月14日
  • 黄色い家(上)

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    夢中になって読んでた。黄美子さんの過去の話を聞いたあと、花が黄美子さんを見た時の心理描写がなんとも言えない切なさがあって、印象的。下巻も楽しみ。
    なんで200万渡すん……となったがやはり親というのはそれだけデカい存在なのか。

    トロスケにお金を盗まれたかもしれないとなった時の、花が感じた畳み掛けるような絶望感が凄まじくて、ページをめくる手が止まらなかった

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    2026年06月10日
  • 黄色い家(下)

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    下巻は黄色い家での生活が崩壊していく流れがハラハラドキドキ描かれます。大黒柱となった花は苦悩の連続・・・
    現在に戻って描かれるラストは納得! 映水さんがいい味出してます。

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    2026年06月10日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠と出産…。
    分かっていたつもりだったけど、全然分かっていなかったし、結局は自分が経験しないと、すべてが分かることはないんだろうなあ。
    いや、経験してもすべてが分かることはないんだろうなあ。

    特に男性に読んでほしい。

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    2026年06月08日
  • 黄色い家(上)

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    うーん、どんどん読み進められるのだけど、なかなかに重い…
    下巻の最後、救いはあるのだろうが…?

    全体の所感は下巻読み終わってからにするけど、とりあえず上巻で気に止まったフレーズを書き留めておきたい。

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    こんなにとてつもない量のエネルギーを、1人の人間がどうやって受け止めて、それを背負うことができるんだろう。音楽を聴くだけで涙が出たり、会ったこともない誰かがいるだけで救われる人がいたり、勇気が出たり、自分もその一部になりたいというような気持ちに、どうして人はなるんだろう。
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    「おまえの人生どうなんだって訊かれたら、なんで答えるんだろうって」
    「それは誰に訊かれるの?」
    「え?」

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    2026年06月05日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    ネタバレ

    〜1周目〜
    2023.07.04
    恋愛物語というか、大人の女性が大人でありながら少しずつ成長していく物語になっていた。
    奥手すぎるとイライラする部分もあったけど繊細な人々の話なのだなと思った。

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    2026年06月04日
  • 黄色い家(下)

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    リアルで切ない。
    人生でけじめをつけずにきた細かいこと、大きな影響はないけどこれまで関わってきた人たちに会いたくなる

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    2026年06月03日
  • 黄色い家(上)

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    黄美子さんの事件を知った花が過去を振り返る。ちょっと不思議な黄美子さんと孤独な少女たちの生活、さらに映水とのつながりも明かされて物語は続いていくが・・・
    最後に事件発生、下巻でどうなるか気になります。

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    2026年06月03日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    文体のせいかもしれないけど冬子がとてもロマンチック。自然の美しい描写が多くて楽しい。その分、他人がどんな思考で話しているのか慮るような文章が書かれてないのも冬子らしくて面白い。

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    2026年06月05日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    いじめを受けている少年少女の話。
    中学生にしてはやけに話の内容が哲学的でびっくり。
    ラストは、「え、終わり!?」って感じだった。

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    2026年06月01日