川上未映子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ結構好きだった。
不気味で救いようのない雰囲気に引き込まれた。
コジマは 辛いことを受け入れて乗り越えることを美徳としていたが、それを主人公に押し付けて勝手に期待をし、考えが違うとわかると泣いて なにもわかっていないと言い放つ姿に重さを感じた。
理不尽な苦しみに耐える必要はないと思ったし、私はコジマの考えには共感できなかった。
主人公は百瀬と向き合おうとしたり、現状をどうにかしたいと思う気持ちがあったと思うが、コジマは 黙って受け入れることがアイツらに抵抗する唯一の手段だと考えていた。
読んでいる時、二人が報われて欲しいと思ったが、二人の考えはかなり違った。
主人公は、コジマに共感していなかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ文章が綺麗で本当に好きな感じだったんだけども、終始しんどい。逃げればいいと思ったし、酷すぎる虐めに耐える行為に意味あることだと思えない。でもコジマにとってはそれが意味あることでそれを乗り越えてこそ、という考え方で…。
もうコジマの思想は恐ろしい程に確立していて、心は壊れてしまったのだと。2人が普通の友達になれればどれだけ良かったことか……。
今後コジマが大人になって、今までの習慣や考え方は意味なかったんだって思う時は来るのかな……それともずっと縛られて生きていくのだろうか。
主人公は、たくさん苦しんだ分、新しい目で色んなもの見て友達つくって恋人つくって普通に幸せに過ごしてほしいよ。コジマといて -
Posted by ブクログ
作家・川上未映子さんの出産・育児エッセイ。妊娠発覚から1歳になるまでを赤裸々に綴った一冊。そうそう、そうだった!と自分の育児を振り返りながらの読書でした。
作家さんだけあって、感性や表現力や着目点などがさすがです。喜びも大変さも試練も盛りだくさん。感情の振れ幅も半端ない。
振り返れば幸せな時間だったなぁと思うのだけど、日々のあれこれは大変ではあったよね。
妊娠中のつわりのつらさ、新生児時期の授乳・おしめ替え・寝かしつけのエンドレスループと自分の細切れ睡眠の日々。
その時はこの日々が永遠に続く気がしたけど、赤ちゃんは確実に成長していくのよね。赤ちゃんの時期は案外短い。成長は喜びでありちょっとの寂