川上未映子のレビュー一覧

  • 黄色い家(下)

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    リアルで切ない。
    人生でけじめをつけずにきた細かいこと、大きな影響はないけどこれまで関わってきた人たちに会いたくなる

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    2026年06月03日
  • 黄色い家(上)

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    黄美子さんの事件を知った花が過去を振り返る。ちょっと不思議な黄美子さんと孤独な少女たちの生活、さらに映水とのつながりも明かされて物語は続いていくが・・・
    最後に事件発生、下巻でどうなるか気になります。

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    2026年06月03日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    文体のせいかもしれないけど冬子がとてもロマンチック。自然の美しい描写が多くて楽しい。その分、他人がどんな思考で話しているのか慮るような文章が書かれてないのも冬子らしくて面白い。

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    2026年06月05日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    いじめを受けている少年少女の話。
    中学生にしてはやけに話の内容が哲学的でびっくり。
    ラストは、「え、終わり!?」って感じだった。

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    2026年06月01日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    誰かの正解をなぞるのではなく、たとえ不器用でも自分の意思で選んだ道が“自分の人生”
    傷つくことを恐れて何もしないことは自分自身の可能性の放棄。
    今の自分を肯定するべき。
    他者との繋がりだけに居場所を求めるのではなく、今自分が立っている場所での静かな時間こそ私の全て。忘れていくことは大切に咀嚼して、自分の一部にしていくプロセス。
    執着を手放し、思い出を美しい結晶に変えてまた1歩踏み出す。
    世界には一生かかっても伝えきれないほどの言葉と感情が溢れている。
    本や写真を初めとする芸術からそれらに触れて、自分の感性を広げたい。

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    2026年05月31日
  • 夏物語

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    ビールを飲む気分か否かみたいに、さまざまなことについてある程度の気分が認められたらいいのにと思う。(もちろん意見をころころ変えたら困る場合もあるが)

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    2026年05月30日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    ネタバレ

    冬子さんが三束さんとの関わりを通して感じる感情、それを表現する言葉が、美しくもどこか胸を締め付けられるようで引き込まれてしまいました。
    聖との衝突が書かれている所が特に好きで、修復を経て強くなる関係の美しさや、聖の心のうちでは生きづらさを抱えていることがよく分かる場面で、人間の魅力が良く表現されているなと思いました。
    最後の選択は、三束さんなりの誠意なのか、本当の事を伝えるのが怖かったのか、両方なのか、また他にも思うところがあったのか、何か事情があったのかは分かりませんが、もっと言葉を交わしていれば、なんて思うのは無粋でしょうか。
    日を追うごとに薄まっていく感情を抱えながら、たまに思い出して泣

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    2026年05月29日
  • 黄色い家(下)

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    2026/5/28
    後半は一気読みだった。

    母親の恋人に、アルバイトで貯めたお金を盗まれたことから家を出、母親の友人と暮らし始めることになる主人公の花。
    同じような境遇の少女2人も加わって、生きていくために犯罪に巻き込まれていく。

    誰が悪いのか、何が悪いのか。
    どうすれば良かったのかわからなくて頭がぐちゃぐちゃになった。
    悪いことだとわかってはいても、生きていくためにはそれしかできない。
    そんな花たちの生き方がとても苦しい。

    川上未映子さんの作品は、表現がとても映像的で鮮やかだと思う。
    特に、母親の友人で生活を共にすることになる黄美子さんと再会する場面や、家をペンキで塗りたくる場面は映画

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    2026年05月29日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    こうやって人はみんな闇バイトのようなものに手を出していくんだな…と、そして主人公がどんどん染まっていって、変わっていく思考や言動がリアルに描かれています。
    追い込まれていく感覚がすごいです。
    もっと他の選択肢はなかったのかと思ったりもしますが、きっと同じような環境の人はいるのだろうなと、色々と考えさせられました。
    とにかくヨンスさん生きてて良かった笑

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    2026年05月28日
  • 乳と卵

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    2008年に芥川賞を受賞した「乳と卵」を約10年経ってリメイクしたものが「夏物語』で、私はそちらを先に読んでいたので、内容はわかっていたけど、今回の方が読みやすかった。
    評価が完全に二分する作品らしいけど、私は好きだ。
    感想にはならないが、
    わたしたち女の思考ってこうなんだ。ぐるぐるとめどなく頭の中のおしゃべりは続くよ。

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    2026年05月27日
  • 黄色い家(下)

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    ネグレクト気味な母子家庭の少女のサバイバルノワール小説
    スナックで働く母の友人だという黄美子に伊藤花が出会い、惹かれ、共に暮らした数年間のお話

    冒頭で40代の花は、黄美子が起こした少女障害監禁の事件をニュースで知る
    当時一緒に暮らしていた欄に連絡を取り、自分も同じ状況にあった事の回想

    ある日、いつの間にか家で隣に寝ていた黄美子
    母からはネグレクト気味で、学校ではいじめられている花にとって黄美子の醸し出す雰囲気は自らの生活の清涼剤
    しかし、黄美子は冷蔵庫を食材でいっぱいにして出ていってしまう
    そして、高校生になった花は黄美子と再会する
    家を出て黄美子と同居し、スナック「れもん」を始める二人

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    2026年05月26日
  • 黄色い家(上)

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    昔一緒に暮らしていた女の人が少女の監禁で逮捕された事件から振り返る自分も同じような暮らしをしていた過去

    所謂、毒親なのだろうけど
    そんな生活からの脱却にしても、必ずしも安心できるものではない

    詳細な感想は下巻でまとめて

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    2026年05月25日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    人はなぜ、どのように水商売や裏社会に落ちていくのかというのがすごくリアルに描かれているなと感じます。
    主人公はすごく働き者で、真面目にコツコツ貯まったお金が、自分の親や身の回りの人のせいでなくなっていくのが、何とも切ないです。
    最終章では貯めたお金もなくなり、職場であるお店も燃えてしまったところで終わったので、ついにこれからやばい仕事に手をつけるのか…?というところです。続きが気になります。

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    2026年05月24日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上春樹ファンである小説家川上未映子が、村上春樹本人と対談したものを収録。熱狂的なファンのため、川上は細かい内容まで質問して、村上は質問に答える。なかでも『国境の南、太陽の西』、『アフターダーク』のような長編と短編に中間に位置する作品は、世間的にはあまり評価されていないと対談で言及されているが、川上はそのような作品こそ、村上作品の核なるものが詰まっていると指摘した点が印象的。また女性ファンの立場として、村上春樹の女性描写に若干の不満を募らせており、それに対して、村上が答えに窮してなんとか答えるところも、ある種の緊張感があって興味深かった。

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    2026年05月23日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    もう少し早く読めば理解できたあの時の気持ちもたくさんあったのだろう。

    読みながら傷つけられ、いつの間にか優しく包み込まれている。そんな作品に感じた。

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    2026年05月22日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    川上未映子氏の全米批評家協会賞最終候補作品。
    自己表現が苦手で人間関係に臆し流されるままに生きるいわゆる「腐女子」の冬子が主人公。その良し悪しは断定せずありのままの状態を起点として聖・三束らとの出来事をもとに平坦さを維持しつつ心情の変化(後半に大波)を描く手法が見事。
    必ずしもハッピーエンドともバッドエンドとも言えないけれども、自分の居場所や在り処を確認し、冬子の感情を言語化という形で発露するシーンがよい。

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    2026年05月18日
  • 黄色い家(下)

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    闇バイでためたお金で幸せになれますか?
    お金がすべてでしょうか?
    人は生まてから不平等だな。子供は親を選べない
    主人が平穏な日常を過ごせるのだろうか?

    いま自分が置かれた立場から色々考えさせられた本でした

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    2026年05月15日
  • きみは赤ちゃん

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    心がほっこり温まった。
    妊活中で今後の不安もあるけど妊娠・出産を客観的に見て、自分にもこんな日が来たらかけがえのない時間を大切にしたいとと思った。

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    2026年05月14日
  • 乳と卵

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    『乳と卵』 川上未映子

    「ほんだら生まなんだらよかったやん、お母さんの人生は、あたしを生まなんだらよかったやんか、みんなが生まれてこんかったら、なんも問題はないように思える、うれしいも悲しいも、何もかもがもとからないのだもの。」

    多様性が叫ばれる時代に生まれた。
    いつのまにかテレビのコンプラはすごく厳しくなって、昔のように父親が笑いながら「これ見ぃ」っていう顔が見れなくなった。
    整形は悪ではなくて、同性を好きになってもおかしくなくて、離婚も悲しくて悪いものではない。
    そうとでも言わないと、なんだか、疎外感を覚えてしまう。そんな時代。

    この作品もそうなのかな、と最初は思った。
    だけどもっと

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    2026年05月13日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    ニュースの記事で、黄美子が監禁・傷害事件で裁判にかけられたことを知った花。それを契機に、彼女らに蘭と桃子を加えた四人で擬似家族のように生活していた記憶が蘇る。冒頭のような状況に至るまでに何があったのか、花の回顧録。

    お金は、買えるものしか買えない。
    ほとんどの物はお金で変えるが、買えないものが欲しい時、人はどうするのだろう。買えないものがほしくならないようにするための仕込みが、幼少期になされるのだろうと思った。子どもと呼ばれる時代に、親の庇護下にあたりまえのようにいられるうちに、挑戦も失敗も、不遜な態度も無茶な甘えも、一生分吐き出して大人になれなかった花は、なるべくしてこの結末を迎えたのだと

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    2026年05月13日