川上未映子のレビュー一覧

  • 世界クッキー

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    ネタバレ

    川上さんのエッセー集。タイトルのルーツは、

     世界クッキー、なはんて書いてみると「うふふ、世界のほうも、クッキーのほうも、ここで隣り合わせになるなんてことは、夢にも思ってなかったはず」

    と、あとがきにあるように、全然別の世界の言葉の出会いと化学反応に文章を書くことの喜びを見出している作者ならでは。

     章ごとに、からだのひみつ、ことばのふしぎ、ありがとうございました(文学賞受賞などの際の感謝の言葉)、きせつ、たび、ほんよみ、まいにちいきてる、ときがみえます、と、とても面白いカテゴリー分けになっている。

     しょっぱなの「からだのひみつ」から、彼女の独特の感性が爆発。特に、彼女のこだわる「境

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    2013年07月01日
  • 世界クッキー

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    川上未映子さんのエッセイ集は3冊目、どれも好きだけれどこれが一番好き。この人の言葉のリズムと相性がいいのかなと思う。「夜のなかに見えるもの」が一番好き。

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    2013年05月29日
  • 世界クッキー

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    川上未映子。語り口調で日々の何気無い事象をその独特な視点で捉える。もう話し方というか、そのシュールさというかなんか好きな文でした。燃える顔そして失われたお尻、や境目が気になってあたりがほぅ。と読み読みしてた。

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    2013年01月05日
  • 夏物語

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    女性の物語
    家族、性、生と死、愛がギュッっと詰まった一冊
    生まれてくる子どもって幸せなのか、新しい家族の形、読むたびに捉え方の変化を楽しめそう

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    2026年08月15日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    この方にフェミニズムを語らせたら一流なのではと思うほど、たいていの女性が目をつぶっている部分を鋭く指摘する著者が、とてもかっこいいと思いました。自分自身も無意識に見過ごしていたことに気づかされ、考えさせられました。

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    2026年08月15日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    登場人物のちょっとした一言がグサグサ刺さって他人事としては読めなかった。
    周りとどう関わって自分を認識するのか。思うところがたくさんあった

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    2026年08月15日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    何も大きな事件とかが起きるわけでもなく、淡々と物語は進んで行く。ただただ美しい文章。映画化どうなるのか気になる。

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    2026年08月14日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    暗く、静止した物語。しかし欠片ほどの光が美しい文体で描かれている。
    物語に通底する主人公の「弱さ」は、程度の差こそあれ自分にも共通するものであるが故、読み進めることに辛さ生じる箇所も多々あった。
    ただ、ストーリーテリングそのものよりも、美しい文体と精緻な心象描写により作品に納得感を与える筆者の手腕に圧倒されながらあっという間に読み終えた。

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    2026年08月13日
  • 黄色い家(下)

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    あっち側とこっち側を隔てるものはなんなのだろう。
    今で言うところの闇バイトで稼ぐ、ということなんだろうけど、すごく壮絶。罪の意識が重い人、軽い人、わからない人。誰でもがちょっとしたことであっち側へ行ってしまう気がして、とても怖い。

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    2026年08月13日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    優しくてドロドロしていて冷たくて心地よい本
    明るさはないけれど真っ黒じゃなくて紺っぽいイメージ
    今このタイミングで読めてよかったと思う
    刺さる文がいくつも

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    2026年08月12日
  • 黄色い家(下)

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    いつになっても誰も何も救われない。正しくはないが間違ってもいない、と言う表現。でも結局救われない。キミコに対する憐憫。

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    2026年08月10日
  • きみは赤ちゃん

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    ネタバレ

    妊娠初期です。
    読んでよかった。

    妊娠中、出産、育児のあれこれが、いち体験記ですが、わかります。
    特に夫への感情の予習ができてよかった。
    夫に育児をしてもらう時に申し訳ないとか、ありがとうと言ってるのって何とか?
    来るであろう夫への苛々に対して少しは客観的に付き合えるかな。

    夫に本を薦めましたがまだそんな気分ではないみたい。

    ほか出産時のあれこれ、子どもへの愛情や、母乳の痛さなど、、
    漠然と不安!な出産後までをちょっとイメージができた!

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    2026年08月09日
  • ヘヴン

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    テーマがテーマだけに「ずっと手元においておきたい本」とはならなかったけど、やっぱり""人""の描き方が素晴らしいなと思った。容赦ないけど。

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    2026年08月09日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    みな孤独を抱えていて、それを受け入れられなかったり、受け入れたり、正当化したりして生きていて、それでもやっぱり人と繋がりたい気持ちがあって、どこかに光を求めていて。
    自分は全く冬子ほど閉じた人間でないと思いながらも、読むうちに共感して、ヘブンに続いてこの方独特の繊細な表現に心が揺さぶられてしまった

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    2026年08月08日
  • きみは赤ちゃん

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    息子オニくんを妊娠してから1歳までの日々を描いたエッセイ集。
    最初はところどころ、不妊の人は読めないだろうな、という部分があった。
    妊娠してからの日々、出産、出産してからの日々が時系列で書かれているので没入しやすかった。
    命ってすごい、と思うのと同時に子どもを持つって壮絶だなあと思った。

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    2026年08月06日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    貯めた大金が呆気なく消える経験を未成年のうちに2回も経験するって辛い
    母親の彼氏に盗まれた分と母親の借金の肩代わりした分。
    母親から連絡があった時点でまたお金がなくなると察して読んでるちゃんと腹立った

    タイタニックを見て夢の中にレオナルドディカプリオが出てきたときの「自分で決めた人生を生きる人間なんか、この世にいないってことだよ。」残酷だなと思った

    裕福でも子供に尽くすのではなく自分の飾りとしか思わない親もいるし、まともに働かず子供に頼る親もいる
    どんなに離れても血縁はそう簡単に切れないんだとズーンとする気持ち

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    2026年08月06日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    川上未映子さんのきれいな水みたいな文章を浴びまくれる1冊。
    物語よりもむしろ文章の魅力に虜になる。とくに冬子と三束さんの会話文が本当に良くて、別にそんな幻想的な世界を描いているわけでもないのにうっとり。

    夜に外をあてもなく歩きたくなる。

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    2026年08月05日
  • きみは赤ちゃん

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    作家・川上未映子さんの出産・育児エッセイ。妊娠発覚から1歳になるまでを赤裸々に綴った一冊。そうそう、そうだった!と自分の育児を振り返りながらの読書でした。
    作家さんだけあって、感性や表現力や着目点などがさすがです。喜びも大変さも試練も盛りだくさん。感情の振れ幅も半端ない。
    振り返れば幸せな時間だったなぁと思うのだけど、日々のあれこれは大変ではあったよね。
    妊娠中のつわりのつらさ、新生児時期の授乳・おしめ替え・寝かしつけのエンドレスループと自分の細切れ睡眠の日々。
    その時はこの日々が永遠に続く気がしたけど、赤ちゃんは確実に成長していくのよね。赤ちゃんの時期は案外短い。成長は喜びでありちょっとの寂

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    2026年08月02日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    30代後半の主人公の女性が、年上の「先生」と出会って惹かれていく。

    主題が『センセイの鞄』に似ていて、ついつい比べながら読んでしまった。『~鞄』では二人の逢瀬は居酒屋だったが、本作では喫茶店である。というと、本作の方が健全なように聞こえるが、そうでもない。なにしろ本作の「わたし」こと冬子さんは喫茶店には必ずお飲を飲んでから行くのだから。

    また、本作は恋愛以外にも、校正の仕事や、女友達とのやりとりについても描かれていて、冬子さんの少し危うくなっていく生活の様子がよりリアルに感じられた。

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    2026年08月02日
  • 乳と卵

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    ネタバレ

    緑子が怒るシーン、胸がギュッてなった泣
    家庭環境に恵まれない母子の話で暗くなっちゃいそうなんだけど、緑子の無邪気で面白い日記が挟まることで緩和されてたし微笑ましさすら感じられた。卵割るシーンは、滑稽なんだけど、生まれてこなきゃよかった、みたいな感情とリンクしてる感じがして少し苦しくなった。。

    2個目の話、面白すぎる笑

    川上未映子さん、女性ならではの感情とかを書くのが上手な方だな〜

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    2026年08月01日