川上未映子のレビュー一覧

  • すべて真夜中の恋人たち

    購入済み

    内気な人の恋

    他のサイトのレビューを読んでいると、    
    主人公に感情移入出来なくてイライラした、
    というのが結構あったが、
    それは読者が外向的な性格だからだろう。
    内向的で人付き合いが苦手な人なら
    必ず共感出来る作品。

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    2017年08月28日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    読んだことのある作品もそうでない作品もあったけれど全体を通して楽しかった。
    やっぱり太宰治が好きだなぁと。

    女生徒、恥は読んだことのあった作品。好きな作品は何度読んでも楽しめるし、何度だって読みたくなる。
    そのうちまた読みたい。

    古典風、秋風記。今回初めて読んだ作品の中ではこの2篇が私の中でベスト。2度、3度と読み込んでいきたい。

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    2017年07月13日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    2016/10/22
    たけくらべ

    これまで、樋口一葉がなぜお札に載っているのか不思議だった、という以前に気にもとめてこなかったのだけれど、たけくらべ、面白すぎて一気読み。文体が軽快でリズミカル。読んでて気持ちがいい。そして何より、思春期の登場人物の心の内を表す文章は秀逸で、それはもうかゆくてかゆくてたまらない背中をピンポイントでさすってもらったかのように、私の胸にストンと落ちた。今回は川上未映子さん訳で楽しんだが、また違う翻訳でも読んでみたい。

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    2016年10月22日
  • 世界クッキー

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    ネタバレ

    川上さんのエッセー集。タイトルのルーツは、

     世界クッキー、なはんて書いてみると「うふふ、世界のほうも、クッキーのほうも、ここで隣り合わせになるなんてことは、夢にも思ってなかったはず」

    と、あとがきにあるように、全然別の世界の言葉の出会いと化学反応に文章を書くことの喜びを見出している作者ならでは。

     章ごとに、からだのひみつ、ことばのふしぎ、ありがとうございました(文学賞受賞などの際の感謝の言葉)、きせつ、たび、ほんよみ、まいにちいきてる、ときがみえます、と、とても面白いカテゴリー分けになっている。

     しょっぱなの「からだのひみつ」から、彼女の独特の感性が爆発。特に、彼女のこだわる「境

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    2013年07月01日
  • 世界クッキー

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    川上未映子さんのエッセイ集は3冊目、どれも好きだけれどこれが一番好き。この人の言葉のリズムと相性がいいのかなと思う。「夜のなかに見えるもの」が一番好き。

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    2013年05月29日
  • 世界クッキー

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    川上未映子。語り口調で日々の何気無い事象をその独特な視点で捉える。もう話し方というか、そのシュールさというかなんか好きな文でした。燃える顔そして失われたお尻、や境目が気になってあたりがほぅ。と読み読みしてた。

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    2013年01月05日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠6-7ヶ月の時に本屋で見つけて購入。
    「父とはなにか、男とはなにか」の章。何となくの世間の雰囲気を鋭く表現している所が、刺さった。他の作品も読みたくなった。
    出産して、子育てを経験してからまた読みたい。

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    2026年05月03日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    読むときによって受け取り方が変わってきそうな本でした
    自分の選択によってどうなっていくか、どう向き合っていくべきか考えなおす機会になった
    大切な人との向き合い方はもちろん、自分を大切に想ってくれている人との向き合い方も
    どうしていきたいか考える機会になりました
    悩む時間もステキなことなんだなあと

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    2026年05月02日
  • 黄色い家(下)

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    殴り書き。ネタバレあり。

    苦しい。黄色い家を読み終えて感じたことは、この一言だけでした。世の中の不条理。負の連鎖。お金、貧乏、家庭環境、グレーゾーン。とにかく誰にもどうにもできない。
    主人公の花は、障がいギリギリの母親との生活を中学生まで過ごす。その最中に出会った黄美子さんに惹かれて一緒に暮らすことになるが、結局、母親の二の舞というか、ヤングアラーの話しでもあると感じた。金銭面の管理や家事を、母親と暮らしていた期間に主人公がこなしていたし、黄美子さんとの暮らしでも同じことをしていた。
    蘭や桃子、映水や琴美の話もそれぞれインパクトのある話や関係ではあったが、あくまで主人公と黄美子さんに焦点を当

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    2026年05月01日
  • きみは赤ちゃん

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    子供達が赤ちゃんだった頃を思い出します。
    未映子さんと同じように、赤ちゃんの頃のことは子供は覚えていないだろうけど、私が全部覚えているよと思っていました。
    読みながら思い出したこともたくさんありましたが、残念ながら覚えていられなかったこともたくさんありそうです。
    大変だったけど大事な宝物の時間、デジタル化して全部見られたらいいのに。

    下の子がもう2年生なので、ママ〜と寄ってきてくれるのは今日が最後かも!体温や匂いやぷにぷにほっぺを全部吸ってやるー!と毎日思いながら過ごしています。

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    2026年04月29日
  • 黄色い家(下)

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    面白かった。終盤の勢いがすごくて出張の行きの飛行機で一気に読み切ってしまい出張中の読書計画が崩れました。序盤に想像していた展開や終わり方とは違っていたので再読してみるのも面白そう。
    どの小説も多かれ少なかれそういうものだとは思うのだけど、川上さんの小説は登場人物の状況や性格・特性などへの想像力が働く距離にいるのかどうかで印象が大きく変わりそうだなといつも思う。花や黄美子さんの性質や振る舞い、そして生き方などに、共感したり、「そうだよねがんばったね」ってなる人もいれば、「なんでそんなことを…」とか「こんな人いるわけない」と感じる人もいるんだろう。その距離をつくるものは性格・性質でもあるし、あるい

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    2026年04月29日
  • 黄色い家(下)

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    上巻の感想で「続きが楽しみです」と書いちゃったんだけど、「楽しみ」ってのはちょっと違ったのかもしれない。

    下巻はいよいよ皆が犯罪に関わっていくフェーズ。花ちゃんに感情移入して、ずっと息苦しかった。蘭や桃子ほどのいい加減さを持ち合わせていれば良かったのかもしれないけれど、真剣に生きようとすればするほど犯罪にからめとられ、巻き込まれていく。花の生き方を上から目線で否定することも可能だけれど、本人目線で見れば「他の選択肢はなかった」ように思える。そんな花ちゃんの生き様を追体験する650ページ。濃厚でした。

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    2026年04月28日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナ禍で世界中が混沌とした不安と恐怖に埋もれていた頃のお話。6つの短編集。
    それぞれ全く異なるシチュエーションで人間関係も違うのに、それぞれのお話に抱く印象は白い深い靄のような闇。
    病棟から出られない孤独、他人の悪意が自分に向けられた時の嫌な汗と喉の渇き、心臓の鼓動の早さ、生と性、自分の中の悪魔。
    あの頃、世界の時間が歪んだ時、それぞれの出来事が不穏で心に影を落とすような引っ掛かりのあるお話たちでした。

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    2026年04月27日
  • きみは赤ちゃん

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    芥川賞作家の川上未映子氏が描く妊娠から出産、ベイビーが1歳になるまでのエッセイ。ややシニカルな小説家ならでは観察眼と表現力で「出産とは何だんだ?!」が泣き笑いの物語として紡がれる。
    どこまでいっても男性には本質的に理解できないであろう(自分が「あべちゃん」だったら今頃激詰されているかな…)「女性にとっての出産」を心身変化とともに少しでも感じることができる。特に何かと斜に構えている川上氏が「とにかくいとしい存在」「この子に会うために私は生まれてきた」という想いが理屈抜きに湧き上がってくると述べているのが印象的。

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    2026年04月27日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    読みにくくはないのだけど、下巻と途中までは入り込めず時間がかかった。

    貯めたお金を銀行に預けず、部屋に保管していたのでこれは盗まれてトラブルになるのだと予想していたが、そんな浅い話ではなかった。

    お金があることが必ずしも幸せだとは思わないけど、お金があることによって解決する問題は多い。

    私もお金がない生活が不安で、お金を貯めないとという強迫観念みたいなのがある。お金を稼ぐことが何かの手段ではなく目的になってしまう。

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    2026年04月27日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    ネタバレ

    主人公は30代後半で、フリーライターをやっている。30代後半の時期は周りはみんな誰かと結婚したり子どもを産んでく中で、孤独で生きてる。そんな主人公を見て静かな世界に居ることを感じた。

    人が恋に落ちる瞬間を丁寧に書いてあった。常に相手の事を考えてる。そう思った瞬間、自分が恋をしてることに気づく。そんな感じ。それは、10代でも30代でも変わらないことに気づけた。

    聖との間における、人間関係や三束さんとの縮まらない距離も恋愛ドラマとかみたいな、急展開もなくゆっくりと進んでいく感じがこの本の儚さを作っていた。

    個人的には最後は納得いなかったが、少し余韻が残った。静かな夜に1人で読む本にぴったり。

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    2026年04月27日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    少しずつ、取り戻す?感じ。取り戻すものなんてなかったかもしれないけど。お酒の力借りたって、なんだっていいから、なりふり構わず、光を。

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    2026年04月26日
  • 愛の夢とか

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    溶けそうな夢たち。
    不思議な読後感が残って、ふとあれってどうなったんだろうとか、何気なく忘れられないお話たち。
    ふわふわと夢の中みたいに惹き込まれます
    とてもすきな感覚を持ちました

    十三月怪談
    どうなったの、会えたのかな?
    すべて夢のように語らい、ふたりともたのしく幸せに終われるといいな。

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    2026年04月26日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    川上未映子さんの綴る言葉の美しさというか、飾っていないのに端正で引き込まれていく雰囲気が圧倒的に大好きです。
    ですが今回は、登場人物の冬子、三束さん、聖の誰にもあまり共感が持てずなかなか読み進めることができませんでした。聖のセリフで「あなただって皮一枚めくったらそのへんのどこにでも転がってるお粗末な欲望でぐちゃぐちゃなくせに、自分がそれをできないからって、ごまかして都合のいい物語をくっつけてうっとりしてるのをみるとむかつくってだけの話よ。」という言葉があるけど、キツイ一言だけどまさに冬子を言い当てていて、というか自分にも当てはまっていて、なかなかグサッとくるセリフでした。
    あと、三束さんもよく

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    2026年04月26日
  • きみは赤ちゃん

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    何とも言えない感情を言葉に変換できてすごい
    まだ経験したことはないけれどこれが女のリアルか少し前の本だけど今も大して変わってないんだろうな環境は
    それでも赤ちゃんの存在は尊くて泣けてきた

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    2026年04月25日