2011年〜2022年に”Hanako”に連載されたエッセイ。
こうやってまとまって本になって読めるのは嬉しい。
この間に著者は出産、子育てと目まぐるしく環境が激変し
体調もおもわしくない中で小説も書いて、育児もしていたんだ。
サイン会で若い女性が著者を前に泣いてしまうという、なんだかわかる気がする
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私も若くはないけどうるうるしてしまいそう。
小さい頃、家に一冊も本がなかったという著者は小学校で新学期にもらってくる教科書を貪るように読んだという。
作家になるべくしてなった人、そして私たちにいろんなことを(社会の不条理なことも含め)提示し考えるきっかけを作ってくれる。
ポリティカル・コレクトネスのこともこの言葉も初めて知った。
「主人」とは言わないけど旦那とは言っていた。
相手に夫を旦那さんはとか言ってる。
あまり杓子定規に考えてもあれだし難しいね。
銀色さんに”とにかく3ヶ月は耐えて、3ヶ月後は違った景色が見えるから”という言葉に支えられて苦境を乗り越えてきたんだとか。
それと「美人は骨格」という名言が。頭蓋骨の形の良さが決めてらしい。著者は絶壁でウィッグを愛用してたらしいけど
私から見ればじゅうぶんべっぴんさんだけどね。
スタイルを維持するためにヨガとランニングもしてるともこと。あー見習いたし。