川上未映子のレビュー一覧

  • 夏物語

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    個性豊かな皆さんが面白いです。いろいろと考えさせられますね。十人十色人それぞれだということを再確認しました。

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    2026年02月06日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    初川上未映子だと思っていたけれど、2冊目。
    読んでいる間中、柚木麻子の『BUTTER』の表紙を思い浮かべていた。
    事件はなかなか起きないと思いながらもあっという間に読み終えたが、最後の火事になるところで理由も原因もわからないのに衝撃を受けた。あまりに衝撃だったのか、寝落ちしたら知り合いの家が火事になって知人が焼け出された夢を見た(笑)。
    下巻を買ってくる。

    p230
    「だいたいのことは、ぜんぶ調子の問題だよ。理由とか、本当はどうとか、そういうの誰もいらないんだよ。調子に乗ってるやつといると、自分までうまくいってるように感じるだろ、気分がよくなって、ぜんぶうまくいってるように思える。みんなそれ

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    2026年02月02日
  • 黄色い家(上)

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    貧しいシングルマザー家庭で育った主人公・花が、高校生になって家を出ようと孤軍奮闘し、夢を掴みかけては都度母に足を引っ張られる、という話。


    母親関連で唯一良かったことは黄美子さんに出会えたこと。でも黄美子さんにも、花以上に壮絶なバックグラウンドがあって…という上巻。
    花が幸せになりかける度にトラブルが起きて不憫になる…

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    2026年02月02日
  • ヘヴン

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    一気読み。特に後半、苛める側と苛められる側の本音のやりとりの会話がすごい。善悪の価値観や人の本質など単純に規定できないところなど考えさせてられる。

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    2026年02月01日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    15歳の出会いが主人公 花の運命を変えていく。
    文化住宅に母と暮らしていた花。
    飲み屋で働いていた母は殆ど家におらず
    時々母の知り合いや友人がその文化住宅に泊まりに来ていた。
    花が15の夏休みに吉川黄美子という女性が来ていて
    その出会いが花の運命を変えることになる。
    暮らしぶりから貧困生活だったので
    お金に対する執着や家を出たいという思いがあった。
    黄美子さんと共に、人生を変える覚悟を決めた花。
    そこでの人との出会いは、ますます花のお金への執着を加速していく。
    より所だった場所を失うまでの上巻。

    こんなにもつらい現実があるのか。。。という感想。
    何かを得ると なくしてしまう花の運命。。
    その

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    2026年01月31日
  • 黄色い家(上)

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    『乳と卵』以来。上手くなったなぁというのが正直な感想。凄く読みやすくなってる。回想から入るとか,ベタだけど本作では効果的。ノワール小説的な要素はまだ出てこない。これからの盛り上がりに期待。

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    2026年01月31日
  • きみは赤ちゃん

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    TikTokで流れてきて気になってポチッた本。
    お風呂で湯船に浸かりながら、
    寝る前にベッドで読みながら。
    何日かかけて読んだけど共感の嵐。

    そうそう、そうなんだよな〜わかるわかる、
    と思いながら読み進めたし
    何回か噴き出して笑ってしまうところもあった。

    川上未映子さんの作品初めて読んだけど
    好きになった。
    他の作品も読んでみたい。

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    2026年01月27日
  • ヘヴン

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    イジメの描写が凄惨で読むのが辛くなるが、僕、コジマ、百瀬、二ノ宮達、それぞれの視点からグイグイ引き込まれて、いっきに読み進んだ
    従うとは?強さ弱さとは?について考えさせられる
    僕とコジマの密かな交流が、いつか二ノ宮達にバレて酷い目にあうだろうとヒヤヒヤしながらも、その交流がなければ心も体も死んでいただろう
    読者としての辛くてやりきれない気持ちは義理母との関係に救われる
    コジマのしるしへのこだわりや、その後は気になるが、ラストシーンの輝く景色が僕の未来を照らすヘヴンなんだと感じた

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    2026年01月25日
  • ヘヴン

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    なんでもない最後の並木道がヘヴンだったんだろうな。にしてもイジメの描写が辛すぎるんだよなーーーーーーーー

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    2026年01月21日
  • きみは赤ちゃん

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    ネタバレ

    ここまでリアルに出産、育児を語ったエッセイは初めて読んだ。想像以上にしんどいことがあるけど、子どもの愛しさはそれ以上にかえがたいんだなぁ、
    エアロビの話は面白かった、将来子どもができたら読み返したい。

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    2026年01月18日
  • 乳と卵

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    意図的に変わった文体でかかれているため読みにくかったですが、短いのでなんとか最後まで読むと、面白かったし読後の余韻もありました。この文体だからこそ面白いのかも。

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    2026年01月15日
  • 夏物語

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    5年前に買ってから一度も読んでおらず、今読むべきかもと感じ、読み始めた。
    知人から感想や内容などざっくり聞いていたが、全く別の話だったため知人にがっくりきた。(感想は人それぞれだが、知人はこの本を利用し反出生主義を強要してきた為)

    私自身主人公と重なる部分が多かった為、読んでる最中にかなり苦しんだが20代のうちに読んで良かったと本当に思う。

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    2026年01月09日
  • ヘヴン

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    _好きなシーン
    ・"みんな好き勝手言うけど、あなたの話しか聞かないから"
    安心感 抱擁感 安堵感 信頼感

    ・"言いたいことがあれば何でも言って、言いたくないことは言わなくていい。"

    普段から母親に感謝の気持ちがあるのに、昔から上手く親とコミュニケーションが取れない自分の申し訳なさと不甲斐なさ、情けなさが込み上げた。
    頭の中で感謝と情けなさを伝えたら号泣した。進路のことだって一緒に考えてくれる姿勢にじんわりした。就職を決めないといけない自分の心の柔らかい所がお湯に包まれた感覚になった。

    最後のくじら公園のシーンは斜視による幻覚を見てるのか、寝てしま

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    2026年01月04日
  • 黄色い家(下)

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    主人公と同年代なので当時の空気感やXのくだりはとても
    懐かしく映像として想像しやすかった。
    自分達の時代、あからさまに貧乏な子はいたし、主人公達ほどでは無いが違法に金を稼ぐ連中はいた。

    時代背景や周りの情景が想像しやすく、上巻は不穏な空気を纏いながらもあまり物語が進まなかったが、下巻からどんどん転がって行く様に進むので読むのが止まらなかった。

    物語としてとても楽しめました。アンメルツヨコヨコ

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    2026年03月01日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    大変な読書だった。嫌な汗をかきそうになる読書。普通に読んでいてつらかった。一気呵成に読んだけれど、それはどちらかというと、こんな気持ちのままじゃ眠れない、という不快感からの解放を求めていたからだ。どうか救いの展開を、と願ったが、中盤になっても終盤になっても、苛烈ないじめの描写はとどまることはなく、むしろどんどんひどくなっていった。これはフィクションなのに、どうして著者はこんな残酷なことを、とどこかで苛立つ部分もあった。けれどその筆の容赦のなさは、「僕」が自らの手で「ヘヴン」を見るための条件だったのかもしれない。

    この小説のテーマの一つが「見る」ということであるのは明らかである。だからこそ著者

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    2026年01月03日
  • 乳と卵

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    思考回路をそのまま写し取ったような文体で、まっすぐ進まない。ああでもない、こうでもない、これかもしれないし違うかもしれない、否定して、また戻って、ぐにゃぐにゃと澱んでいく感じがある。
    読点ばかりで、句点が少ない。
    区切りが少なく、息切れする感じさえある。正直、読みやすいとは言えない。でも、それがこの作品を引き立てていると思った。
    今回、感想を書くのは結構困難であった。ひとまず、自分なりの見解をまとめておく。


    本作の中で、巻子の「どうしても豊胸したい」という願望が強く引っかかる。自分のためだと言い切ろうとするけれど、それは本当に自分の欲望なのか、それとも見られることを前提に内面化してきた価値

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    2026年01月03日
  • ヘヴン

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    ・まずはしんどい。年末年始でないと読めない本。
    ・いじめる側もいじめられる側も考え方は人によって違う。
    ・辛いことからは逃げるが正解だと思うけれど、逃げ方を知っておくことが重要。

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    2026年01月03日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナ禍が舞台になっていて、なんとも言えない鬱屈感、虚しさを色々な立場から描いたもの。
    明確に「これがこうなった」という結論づけるものではないので、少し謎めいた雰囲気があるなと思った。
    1番好きな話は、「あなたの鼻がもう少し高ければ」。美醜の価値観やSNSの莫大な影響力、とても身近に感じた。
    この本を読んで、たくさん書き留めておきたい言葉と出会えた。良くも悪くも、ブレる自分にとても合っている言葉が多かった。

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    2025年12月28日
  • 乳と卵

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    旦那が「川上未映子の文章おもしろいよ」とおすすめしてくれた本。

    豊胸手術を切望する母と筆談する娘、彼らを見守る叔母である主人公。
    側から見たら一見毒親にもなりかねない、夜の商売で生計を立てる母親も、娘としては唯一の身内であり、何か自分にはいえない秘密を持っているような相容れない存在であり。
    筆談でしかコミュニケーションを取れないのも言葉で傷つけてしまうことを恐れての結果であり、しかしそれがより溝を生み、互いに本音を言えないままにずるずると日々を重ねている。もどかしい。だけど、初潮や子を産むことへの言い知れぬ恐怖を抱いている娘の若すぎる感性では、まともに大人と向き合うには辛すぎる。私自身も気付

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    2025年12月28日
  • ヘヴン

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    確かな表現力とテンポよく読ませる文章で構成された一冊でした。この要素だけでも充分に読んでよかったと思えるのですが、登場人物たちが考える哲学や主人公の逡巡も大変面白かったです。

    我々が俗に言うところの「ちょっとヤバい(考え方を持った)人」って、まさにコジマのように自分のなかで成立している論理を、特に強く真だと思い込んでしまうところがあるのだと思います。
    その点主人公は、コジマだけでなく、血は繋がっていないけれども自分の側で目線を合わせてくれる母親や、いじめの加害者側である百瀬とも自ら話し合い、その時その時で揺らいでいくだけの強さや環境が整っていたのが印象的でした。

    とはいえ、頭ではそんなふう

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    2025年12月24日