川上未映子のレビュー一覧

  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    4編からなる短編集。急に金持ちになった私がデパートのシャンデリアの下敷きになって死ぬ夢想をしながらデパートで毎日デパートで買い物する「シャンデリア」の虚無感が良かった。

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    2021年08月12日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    読めば読むほど惹きつけられる本〜
    麦くんとヘガティー、小学生の目線で、考えてることが次々と適切に表現されて、その表現力に脱帽といったかんじ。

    小学生ならではの視点もあり、
    純粋で、無知で、名前のついてない感情。
    これがあこがれなのかなぁ、あこがれ。。

    初恋って気づいて顔が思い出せなくなっちゃうとか、
    好きな人に会いたい人にいつでも会えなくなる怖さとか、
    付き合ってることにしててとか。

    会えるのは毎日会い続けてるからだって。
    会いたい人には会えるうちに会っておかなきゃいけない。

    血のつながりとか、死別とか、
    いろいろ。いろいろ。あこがれって、もう私の年齢になると感じにくい感情だなぁってお

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    2021年08月05日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    美しく、どこか神秘的で、でも残酷で
    シャンデリア、川上未映子さんの書くデパート毎回エグくてグロくて煌びやかで最高です。

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    2021年05月18日
  • ラヴレターズ

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    p29 「頭の裏、みせられたら。上手ににこぼさずに文学を並べられたら、喉の奥を見せあいっこして残った言葉をピンセットで摘みたいな。」

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    2020年12月28日
  • 世界クッキー

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    ネタバレ

    世界クッキー
    (和書)2010年03月29日 19:26
    川上 未映子 文藝春秋 2009年11月13日


    川上未映子が朝日新聞のファッション関係の欄に書いているの読んだことがあり(記憶が正しければ)、今回この本を読んでみようと思いました。論理的な構築の仕方が面白く感じるところが色々ありました。

    次は小説を読んでみようと思います。

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    2020年09月25日
  • ラヴレターズ

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    ラブレターってとても甘くて幸福なものだと思ってる。色んな愛や感情を愛を覗き見させてくれてありがとう。温かい。

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    2020年03月06日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    目から鱗な様々な視点を、面白おかしく紹介してくれる様なエッセイ。
    最後まで飽きることなく読めました。

    黙読をするのに、頭の中で音声にしてから読む人とそうじゃない人の2種類になるという話、
    自分は何の違和感もなく前者だったけどもそれだけじゃないんだということを知って率直に驚きました。

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    2019年06月03日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    皆さんのレビューが良かったこともあるが、表紙の絵に惹かれて購入。
    右の男の子が麦くんで、左の女の子がヘガティー。
    二人が4年生と時の短いお話と、6年生になってからの少し長いお話。
    この作者、初めて読んだけど、台詞がパン、パン、パン、パン、パン、パンと繋がって行く文章のリズムは結構好き。

    サンドイッチ売り場の人に対する麦くんの、不思議な気持ち。それがどんな気持ちなのか自分でも分からない不思議な気持ちってあるよね。
    ミス・アイスサンドイッチと初めて話が出来た後、色んなものを眺めながら、ぼろぼろにはがれた白い線の上を歩いて行く描写が切ないな。

    ヘガティーが偶然知った父の秘密。見知らぬ姉の存在は、

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    2023年03月31日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    未読既読入り交じっていたけれど、男性作家が選ぶ作品とはやはり色が違って面白い。くすっと笑ってしまえるあたり、やはり太宰の魅力。

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    2018年02月11日
  • 世界クッキー

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    17/08/10 (60)
    8月で60冊目。あと40冊。のこのこがんばろー
    川上未映子氏のエッセイ。これで何冊目になるんだっけな。あいかわらず言葉のチョイス、感性にとことん痺れます。ずっとずっとこの人のエッセイは追いかけ続けたい。
    桜にそわそわぞわぞわしてしまうとことか、夜空に勇気をもらうとことか、なんだかすごく共感してしまって。

    P141
    頭のなかにある記憶はそれがどんなに素晴らしくても、誰にも見せることができないのだな。

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    2017年08月12日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    ‪川上未映子のエッセイ集。『すべて真夜中の恋人たち』で繊細な言語感覚に打ちのめされたのだけど、意外と“こっち側”の人間なんじゃ?と思えてくる親近感。『いつか風呂敷をたたむ手』に書かれた世界の存在の話が刺さった。日常の一見すると何でもない事を拾って広げる感性がやっぱり凄いんだろうな。‬

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    2017年06月17日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    著者の頭の中は言葉で溢れている。
    他人の頭(心?)の中を覗きみるようで楽しい。
    共感する部分も多々あるし。
    そして、私もいつのまにか”そうやんなぁ””まじかなわんわ”と大阪弁になっているのだった。←この言いまわしも。
    美人だしスタイル良さそうだし、作家として地位も確立しているのに、意外にもネガティヴ思考なんだね。
    まぁ、そこが好きなんだけど。

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    2017年06月06日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    思想がフラットで読みやすいエッセイです。川上作品はあまり読んでいませんが、エッセイからは柔らかい思考のプチ哲学者という印象を持ちました。思索の果てに一周して戻って来たような咀嚼されつくした思想は、半周あたりをバリバリ思考中という血気盛んなエッセイよりも気楽で自分に合っています。文章も、ずるずると長い独特の言葉遊びが、慣れてくると癖になりました。小説ともども、今後も読むのが楽しみです。面白かった。

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    2017年06月01日
  • 世界クッキー

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    ネタバレ

    目に見えるものすべてに心身が反応してしまうような、感受性が強く、実に繊細でありながらも、それでいて、公平に何かを達観しているような大らかな世界観。川上未映子さんらしさがいっぱい「言葉」で表現されていてとても好き。

    「母とクリスマス」「母の熱」がじーんときた。

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    2016年06月28日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    お目当と言えばおきゃんな未映子がおきゃんな美登利をどう描くか興味津々だった「たけくらべ」、しかしながらやはり原作が原作だけに大きく崩すわけにもいかず無難にまとめたかなの印象。
    などと偉そうに言うものの実は私自身ガラスの仮面版たけくらべしか読んでおらずマヤの演技が「こんな美登利見たことない!」と絶賛されても「どんな美登利?」程度のものでしかなかったのだ。
    水仙の造花が切ないしっとりした悲恋の物語を堪能した上での初くらべ、しっくりくるのは亜弓さんではなくやはりマヤだと思うのですが…そうですよね、月影センセw

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    2016年02月10日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    川上未映子訳の「たけくらべ」に興味があった。川上未映子訳に対して賛否あるようだが、これはこれで良いのではないかと思う。

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    2020年05月18日
  • ラブソングに飽きたら

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    今旬な女性作家たちが競演したアンソロジー。加藤千恵、山内マリコ、青山七恵、吉川トリコなど大好きな作家さんがたっくさん。お気に入りは山内マリコ。この人の小説はしばらく読み続けていきたい。

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    2015年06月19日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    やっと読み終わった。長かった!!!
    樋口一葉の『たけくらべ』
    夏目漱石の『三四郎』
    森鴎外の『青年』
    たけくらべは、川上未映子氏の現代語訳版です。初めて読んだ気がします。
    あまりにもおっさんが読むには時期を逸しているようで、あまりにも幼いころの話でありそういう感受性は失われていることを認識しました。
    三四郎と青年は続けて読むと、非常によく似ており
    その雰囲気や情緒が感じられ面白かったと思います。
    本当に忘れていたのですが、『青年』は昔昔、大学の1年か
    2年の時に読んだことがあることを思い出しました。
    その時は、自分の年代とあっていたこともあって
    とても感銘を受けたことを思い出しました。その時の

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    2015年03月22日
  • 世界クッキー

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    ―――ああ、ここには文字しかないではないか―――

    芥川賞をとると親戚が増えたり、
    マンションのエレベータで甥っこを笑わすためにお尻丸出ししてたら、一階でエレベータを待つ住人たちにモニタリングされてたり。。

    川上さんの文体はエッセイでこそ本領を発揮する。

    「世界クッキー」
    というタイトルはよく言ったもので
    「脈絡もなければ調子もちがう、でこぼことした文章のあれこれは
    わたしがじっさいにクッキーなど作ってみたら、こんな具合になるに違いない」
    ということらしい。(完全引用ではございやせん)

    川上さんは、酔っぱらった時の奇行がおもしろい。
    床に置かれた鍋に水、乾麺の散らばりを発見した朝
    それは

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    2013年03月23日
  • 世界クッキー

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    ただの日常も、川上未映子の目を通り、文章になると違ったものになるのが楽しい。語り口調であったり、詩であったり、独特の文章がいい。好きな一文があったりして手元に置きたい一冊。

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    2013年01月31日