川上未映子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今まで気になりつつも作品を手に取ったことはなかった川上未映子さん。
平台に並ぶ新刊文庫のコーナーで、ひときわ目立つラブリィな表紙に目が行って、今回初めてページを開いてみました。
そしたら「イズミヤ」の文字が目に入り、あ、そうか、大阪の子やったんやな、とそこにあった行を読んでみると、思っていたよりもなんとなく気が合いそうな気がして、買ってみました。
今回のこの「世界クッキー」は雑誌や新聞に掲載された文章をまとめた本で、話題はいろいろあるのだけれど、特に、「本に関すること」や「言葉や文章に対する気持ち」を書いたものは、とくにおもしろく感じました。
単語の気持ちになってみたこと?
確かに、な -
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
全体的に静かで、繊細で、淡々とした展開
でも、飽きずに読めたのは
文章がとても美しいからだろうな と思った。
主人公冬子、孤独で人とのコミュニケーションが
うまく取れない人物。
年上の男性教師 三束さんと出会い
静かに不器用に交流していく
2人の繊細な距離感は素敵、なんだけど······
冬子は一歩踏み出すのにお酒を飲む。
それも、酔うほどにかなり飲む…
お酒が苦手な私にとっては
え? 臭くないの?
待ち合わせした相手がいつもお酒の匂いがするってどうなの〜?三束さん!
と余計な事を考えた。
後半の、
冬子と三束さんがどうなっていくのかは、
読み応えあったし、
冬子とは -
Posted by ブクログ
ネタバレこの、絶対スッキリ解決しないだろうという感じ、文学だわ。芥川だわ、と思いながら読むと、思わぬところから卵が出てきて、ああ、そういう意味での乳と卵なのねと納得したりするのだけど、でもやっぱり解決とはいかなくて、でも仄暗い、小さな台所についた蛍光灯の明かりくらいの明るさの、希望というものが、あたりを包んでいるようなそんな不思議な温かさがあった。
と、分かりやすいけれど長い不思議なリズムの文章が、読みにくいような、心地いいような、ということで、感想も早速それに引っ張られてしまうのであります。
個人的には、乳と卵、で、終わらせて欲しかった。2話構成と知らなくて、彼女たちの先の未来の話があるのかと期