川上未映子のレビュー一覧
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今まで気になりつつも作品を手に取ったことはなかった川上未映子さん。
平台に並ぶ新刊文庫のコーナーで、ひときわ目立つラブリィな表紙に目が行って、今回初めてページを開いてみました。
そしたら「イズミヤ」の文字が目に入り、あ、そうか、大阪の子やったんやな、とそこにあった行を読んでみると、思っていたよりもなんとなく気が合いそうな気がして、買ってみました。
今回のこの「世界クッキー」は雑誌や新聞に掲載された文章をまとめた本で、話題はいろいろあるのだけれど、特に、「本に関すること」や「言葉や文章に対する気持ち」を書いたものは、とくにおもしろく感じました。
単語の気持ちになってみたこと?
確かに、な -
Posted by ブクログ
第一部は貧乏がずっと根底にある物哀しい雰囲気と、お姉ちゃんのいきなりの豊胸手術の話で進んでいって、正直微妙で最後まで読めるか不安になったけど、第二部に入ってからは物語にはまりこんで読むことができた。
貧乏で大変で辛いこともたくさんあったけど、出てくる女性陣はみんな一生懸命生きていて、優しくて、その優しさが切なくて何度も泣けた。特にお姉ちゃん優しい。「いつでも、お姉ちゃんやで」号泣。
緑子も反抗期終わって素敵な女性に成長してくれて良かった。
実際に子どもがいる身としては、お金はあるに越したことはないので、最後せっかくなら貰えるものは貰っとけって思ったけど、まぁ小説なので。主人公たちのこれからの未 -
Posted by ブクログ
初読み作家さん。
全体的に静かで、繊細で、淡々とした展開
でも、飽きずに読めたのは
文章がとても美しいからだろうな と思った。
主人公冬子、孤独で人とのコミュニケーションが
うまく取れない人物。
年上の男性教師 三束さんと出会い
静かに不器用に交流していく
2人の繊細な距離感は素敵、なんだけど······
冬子は一歩踏み出すのにお酒を飲む。
それも、酔うほどにかなり飲む…
お酒が苦手な私にとっては
え? 臭くないの?
待ち合わせした相手がいつもお酒の匂いがするってどうなの〜?三束さん!
と余計な事を考えた。
後半の、
冬子と三束さんがどうなっていくのかは、
読み応えあったし、
冬子とは