川上未映子のレビュー一覧

  • すべて真夜中の恋人たち

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    不器用な人の不器用な生き様、
    恋愛にはまっていく様子が
    心に刺さる言葉で伝えられていた物語

    正直、主人公と自分を重ねるということは
    できないキャラクターだったけれど

    それでも、その苦しさや、弱さは
    どうにかしてあげたいと思うほど
    ひしひしと伝わってきました

    川上さんは本当に
    こみあげてくる思いや
    とめどなく溢れ出てくる感情を
    表現するのが上手で
    心を揺さぶられるシーンがたくさんありました

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    2026年07月03日
  • きみは赤ちゃん

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    出産のリアル
    「出産を経験した夫婦とは、もともと他人であった2人が、かけがえのない唯一の他者を迎え入れて、さらに完全な他人になっていく、その過程である」

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    2026年07月01日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    不器用な校閲者の冬子。そのレベル違いな不器用さに周囲は苛々させられ、彼女を様々な「捌け口」にしていく。そんな冬子に優しく接してくれるこれまた不器用な男性に出会って、という話。川上さんの紡ぐ言葉の美しさが光る。

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    2026年07月01日
  • きみは赤ちゃん

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    時系列を追ったリアルな妊娠出産育児エッセー。人から妊娠出産の詳細まで聞く機会はあまりないので、興味深かった。

    作家という特殊な職業だからだろうが、育休どころか産休さえ取らず、夜間授乳しながら働き続けるのは危険だと思った。身体を労ってほしい。。

    川上未映子さんは感受性が豊かすぎて、正直読んでいて気持ちが落ち込んでしまう部分もあった。

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    2026年06月30日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    「真夜中は、なぜこんなにもきれいなんだろうと思う。」

    最初の一文が、美しくて切なくて、触りたくても触れない、みたいな、心に残る言葉たちだった。読み終わってみれば、この小説自体の印象と重なった。どんなに歳を重ねても、自ら選択し決断することは怖いし、言わなくてもいいことも言ってしまうし、保身や見栄のために嘘をついてしまう。私たちは全部抱えてぐちゃぐちゃになりながら生きているんだなぁ、人間って愛おしいなぁ、と。

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    2026年06月30日
  • 乳と卵

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    ネタバレ

    この、絶対スッキリ解決しないだろうという感じ、文学だわ。芥川だわ、と思いながら読むと、思わぬところから卵が出てきて、ああ、そういう意味での乳と卵なのねと納得したりするのだけど、でもやっぱり解決とはいかなくて、でも仄暗い、小さな台所についた蛍光灯の明かりくらいの明るさの、希望というものが、あたりを包んでいるようなそんな不思議な温かさがあった。

    と、分かりやすいけれど長い不思議なリズムの文章が、読みにくいような、心地いいような、ということで、感想も早速それに引っ張られてしまうのであります。

    個人的には、乳と卵、で、終わらせて欲しかった。2話構成と知らなくて、彼女たちの先の未来の話があるのかと期

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    2026年06月29日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    後半にかけて読み応えがあった
    主人公に感情移入はできなかった、聖が入江さんにイラつく気持ちもわかる
    聖が入江さんを羨ましく?思う気持ちもわかる
    てか学生の頃のあのキモ男は成敗されていてくれ

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    2026年06月24日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    入江さんになんか共感できるところが多くて、でも聖みたいに生きたいともおもった、
    もう少し大人になったらまた読みます

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    2026年06月28日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    老婆として、娘として、少年として、生きながら他人と摩擦を繰り返し。他人は恋人だったり友人だったり肉親だったり親友にも変化する。自分の本心をのぞくのが1番怖いのかもしれぬ

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    2026年06月22日
  • 乳と卵

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    作者の文体がすき。女同士のごちゃごちゃ、どーでもいいけどほっとかれたくない情景が目に浮かぶようだった。面白いというより、3人の人生気になるなぁという感じ。

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    2026年06月20日
  • きみは赤ちゃん

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    リアルな妊娠から出産の作者の気持ちが綴られてる。自分のこと、旦那さんへの気持ちを包み隠さず述べてるのが凄い。自分の情緒や理不尽な怒りまで、

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    2026年06月20日
  • 乳と卵

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    女性ならではの話が関西弁で勢いよく綴られていく。

    年代によって悩みが異なり、それをお互い隠したがるから、余計に理解できない。そのせいで関係も悪化する。

    似たようなことって周りにも起こりうる。
    そんな時は西武ライオンズの今年のスローガン、「打破」でいこう。本作もそのパワーは負けてないと思う。

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    2026年06月19日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    冬子さんの心の葛藤や変化がリアルなような、そうでないような、、なんとも言えないけど三束さんとの不思議な関係が面白く感じた

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    2026年06月18日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    つらい話。一回半分まで読んで読むのを諦めてまた最初から読み直した。読み終えることができてよかった。主人公の主体性のなさとコツコツしたところが好きではある。2人の関係も好きではある。と油断していると時々出てくる尖った思考や言葉が突き刺さってくる。突き刺しにくる。真夜中の二人の話。読めてよかったと思っている。真夜中に散歩したことを思い出す。真夜中に散歩しながら会話したことを思い出す。真夜中に散歩しながら会話して笑ったことを思い出す。

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    2026年06月18日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナ禍のお話。
    短編集。
    タイトル通りこわいもの。
    お化けとかそういうのではないけど現実にあるこわいものの話。
    美しい文章だった

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    2026年06月16日
  • 乳と卵

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    すごく生々しかった。
    女性が抱える、女性ならではの悩みが生々しく描かれている。女性は男性よりも身体的な成長が早い。成長に合わせた身体的な変化も特徴的(表現合ってるのかわからんけど)。生理とか胸の成長とか。特に緑子の身体と心のギャップから生まれる疑問や感情に、「ほぇ〜」ってなってた。そらそうよなぁ。自分で自分のこと気持ち悪いって思う時期絶対あるやろうなって思った。
    豊胸を考えてる巻子がホステスっていうのも絶妙。女性の行動心理は男性精神のうえに立ってるんやろか。いくぶん生きにくいやろうな、、って。他人事のような感想超えて、もはやそれを理解しようとまで思えた。最後はハッピーエンドやったと信じてる。緑

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    2026年06月21日
  • ヘヴン

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    2026/6/16
    苛めを受ける中学生男子の物語。
    似た境遇にいるコジマ、苛める側の百瀬、医師、母親との会話からそもそも存在しない問いに存在しない答えを探し続ける主人公が印象的だった。
    確かに色々な対比が散りばめられていて、文章的にとても読みやすい。
    後半で主人公が誰の考え方・生き方を真似るでもなく下した決断に、本文には描かれない主人公の未来の明るさを感じた。

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    2026年06月16日
  • 乳と卵

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    ネタバレ

    本の薄さから読みやすいと思ったら、読点だらけで、句点のない文章が本いっぱいに詰まってて、戸惑いました。改行もほぼなし。でも、慣れると頭には情景が浮かぶ不思議な文章です。独身の主人公、豊胸を考えている主人公の姉、しゃべらなくなった姪っ子。これは母娘の物語なのか、女の物語なのか、わからなくなりました。三宅香帆さんは母娘としてあげられていたけれど、意外にさっぱりしてるんですよね、この母娘。卵を頭にぶつけ合うという謎の心理戦(?)は、床掃除がとても心配になりました。芥川賞、ふーむ、不思議。豊胸は怖いです。

    でも、娘は生理を隠そうとしたり、母娘の軋轢があの卵合戦で解消されたとは、なんか納得ができない。

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    2026年06月14日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    モヤモヤとした中で進んで行くストーリー。
    でも、この気持ち、分からなくもない。
    わざと?ひらがなで書いている部分だったり、独特の空気感だったり、読むというよりは、感性を研ぎ澄まして「感じる」本かな。

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    2026年06月13日
  • ヘヴン

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    感想がすごく難しい。刺さる人には刺さるのかしら。

    すべてのものごとには意味があるのだから受け入れるとするコジマと、すべてのものごとは偶然が重なっただけなので嫌なら自分で変えるしかないとする百瀬の考え方、どちらにも納得できる。
    むしろ私は、「嫌なら自分で変えるしかないけど、それでもどうしようもならなかったことはきっと何か意味があること」と思うようにしている。

    但しコジマの思想はあまり理解できない。
    いじめを受け入れるも拒絶するも勝手だが、いくら汚れたままでいることが本人に特別な意味があるからといっても、風呂に入らないことかで周囲に迷惑も不快感も与えているのは事実。それでいて、いじめてくる人間

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    2026年06月03日