川上未映子のレビュー一覧

  • ヘヴン

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    いじめられてる同士の仲だがコジマのいじめに対する考え方と僕の考え方の対比、百瀬の善と悪に対する考え方、僕との議論する場面すごくよかった

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    2026年02月06日
  • 黄色い家(下)

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    最後までそれほどノワール感はなかった。そんなに大したことは起こらない。そして,終わり方はこれでいいのか?とにかくスルスル読めるのにびっくり。川上未映子ってもっと読みにくかったと思うんだけどな。

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    2026年02月04日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    言葉のひとつひとつがきれいでうっとりしてしまうような文章ばかり。装丁も好き。

    人と話すことが苦手で、自信の持てない冬子、殻に閉じこもってしまって、どんどん鬱々としていくシーンは読んでいて苦しかったけど、誰しもこういう繊細さや脆さを持ち合わせていると思う。

    でも、そんな冬子だからこそ、三束さんとのひとつひとつの対話が、本当に大切で、光みたいに感じられたんだろうな。

    学生のころに一度読んだことがあって、その時は冬子にすごく共感できた記憶があるんだけど、今回はもう少しこうすればいいのに!ってもどかしさを感じるシーンも多かった。

    再読して自分の価値観が変わっていることに気づけるのも読書の醍醐味

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    2026年02月02日
  • きみは赤ちゃん

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    友人のおすすめで読みました。
    出産育児のエッセイは初めてです。

    自分が想像したことないような出来事や感情を
    知ることができました。
    出産子育てに対して怖さと楽しみさの
    両方の気持ちが生まれました。

    出産中や、産後に読んだらまた違う感じ方が
    できそうだなと思いました。

    旦那にも是非読んで欲しい作品です。

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    2026年02月01日
  • 乳と卵

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    まくし立てるような読点で紡がれる長い一文が、大阪弁のテンポ感を想起させる文章。小説を読んでいると言えども、女性たちのかしましさを感じる口語文。
    巻子や緑子、夏子の女としての焦りや考えはどこか共感を覚えつつも自分の読解力のなさで咀嚼しきれず、、もう少し年齢を深めた際に再読してみたい

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    2026年01月31日
  • 黄色い家(上)

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    手にとって、出だしに引かれて購入した。
    上巻から下巻の半ばまでは長すぎた。
    ところが最終盤で引き込まれた。

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    2026年01月31日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    映画化決定とのことで読みました。
    主人公の入江冬子は、人付き合いが苦手で勤めていた会社を辞め、フリーランスの校閲者に。
    日々の生活は、自宅で仕事をし、どこへ出かけることもない、いわゆる陰キャ。
    仕事をふってくれる大手出版社社員の石川聖との関わりから少しずつ冬子の心境の変化が生じていく物語。

    読んだ最初の印象は、人はみんな不器用なんだなってことです。
    それは恋愛においても、仕事においても、生活すべてにおいてです。
    もっと素直になればいいのに。
    プライド、慢心、自己否定、引っ込み思案などその他いろんな感情が自分自身を苦しめる。
    まさに恋愛の心境が描かれているものだなぁと感じました。

    三束さんと

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    2026年01月29日
  • 黄色い家(下)

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    個人的には、お金を介して人への執着の方が強く感じられる物語だった
    同じ境遇の仲間がいることに安心感を覚え、その輪を崩さないためにお金や犯罪が足されていく話
    心に孤独と欠落を抱えた主人公
    生まれ育った環境から人恋しく、優しくされるとその人のためにならなんでも出来る、してあげたい、そして「守りたい」と強く思う主人公の一方的な愛を感じた
    根本は「お金があったら。、」という以前に「普通の環境に生まれていたら、、」という気持ちの方が大きいのではないか。

    「解散」というより「解放」
    読んでいて苦しかった。気持ちが沈んだ。
    読み終えて 開放感にホッとした。

    映水は どうなったのかな、、気になるところ。

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    2026年01月29日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    川上未映子が好き、読んでてああこんな感じだったって思った

    短編集、満足感のあるものに巡り合うことあんまないよね
    最後の話の終わりかけの不穏な感じは良かった

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    2026年01月29日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    話は面白いんだけど、全体的に暗くて重くて好みではなかった、、読むのがつらい。
    子供みたいな親という存在がめちゃくちゃ苦手なので、そこのアホな親エピソードが読んでいて気分が悪くなった。
    自分が大切に貯めてきたお金を親に渡さなければならない状況(一応自分の意思で)ってなんなの、、

    中盤まではあんまり入り込めなかったけど後半から面白くなってきた。
    こんなに重たい話だとは思わなかったのでちょっと後悔があるけど頑張って下巻も読む、、、

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    2026年01月28日
  • 黄色い家(上)

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    私は37歳で中高生の頃は恥ずかしながら、
    しっかりめにグレていた。
    そんな私から読んでも信じられないほどリアル。

    中高生のヤンキー、ギャルたちの中には、
    絶対に大人が数人紛れ込んでいる。

    当時は、そんな彼らを
    大人だからというだけで、尊敬してた。

    お金を自分たちより多少持っていて、
    車が運転できて、
    合法的にお酒もタバコも吸えるから。

    でも、いざ自分たちが大人に差し掛かろうとするタイミングで気づき始める。

    「え。この大人、なんかやばくない?」

    そこに紛れていた大人たちって、
    結局は見た目が大人なだけで、
    中身が子供のコドナだったって事に気づく。

    一番怖いのは、それに気づかず、

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    2026年01月27日
  • 夏物語

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    生まれること。生むこと。生む機能を持って生まれるということ。「女」であることは夏の暑熱のようにぴったり肌に貼り付いて、意識しようとしまいと、女の人生は「女であること」から自由にはならない。その息苦しさの果てに広がる、夏空のような開放感が強く印象に残る。

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    2026年01月25日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    ・あなたの鼻がもう少し高ければ
    ・娘について
    がおもしろかった。
    全体的に暗い印象。
    あと「美人が書いてんだろうな~」という空気感がある。文章から美が滲み出ている感じ。美への解像度が高いというか、美しさを知ってるというか。私はいまイメージでものを言ってますよ。

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    2026年01月23日
  • 黄色い家(下)

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    堕ちていくだけの下巻。最終章は別にして、こんな底辺のバカな女の話など読むんじゃなかったというのが感想です。こんなこと知らなくて良いし、不愉快でつまらなかったです。どうせ作り話の小説を読むのなら読んで良かったと思う本を読みたいと改めて思いました。

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    2026年01月21日
  • 夏物語

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    母と子、そして生殖を巡る物語でした。
    幼い頃に母と祖母を続けて亡くした主人公の夏子は、姉と助け合って大阪で暮らしてきた。その後、東京で一人暮らしをしながら作家をしているのだが、37歳になって自分の子どもに「出会いたい」と思うようになる。しかし、夏子はセックスが苦痛で以前の恋人と別れており、恋人や配偶者を得ることには諦めがある。そんな中、AIDのことを知りAIDで子どもを産めないかと考えるようになる。
    独身子なし、シングルマザー、AIDで産まれた人、反出生主義…夏子は様々な人たちの思いを聞き、どうして自分は子どもが欲しいのかと考える…。
    親のエゴではない命はない…というのは、その通りで。AIDで

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    2026年01月20日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    年末年始の休暇中に上下巻を一気に読んだ。物語に勢いがあり、読みやすく、ページをめくる手は止まらなかったが、おそらく再読することはないと思う。

    帯には「なぜ少女たちは金を稼げる犯罪に走るのか」とあったが、正直なところ、小説に社会学的な答えを求めるのは少し違うのではないかと感じた。登場人物たちが置かれている立場や環境は、確かに一般的な家庭からは想像しにくい部分もある。しかし、それが「犯罪に手を染めてまで金を稼ぐ理由」になるかというと、やや飛躍があるように思えるし、一般論として語れる話でもないだろう。

    作中でヴィヴが語る、「金持ちは自分たちに都合のいいルールを作る悪者だ」という理屈も、言いたいこ

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    2026年01月19日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    主人公のもつ斜視は、友人のコジマにとっては、自分たちの世界への拒否のシンボルだったけど、彼にとってはただのスティグマだった。だとしても、全肯定されることで、自分を客観的に見られるようになったことは彼に撮って大きかったと思う。主人公が最後に選んだのは、斜視を治療することだったけど、コジマを失ったからできた選択だったのか、どうなんだろう。視野が矯正されたあとの初めての世界、解像度が上がって、空気まできらめくような描写が美しい。

    このあと、彼はどういう人間になるんだろうか。家族と転校して、新しいコミュニティにうまく馴染んでいけるのか、あるいは不登校気味ながら学校に残って少し遠巻きにされながら卒業す

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    2026年01月15日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    きっかけ
     みきちゃんが貸してくれて
     「大人の恋の話が読みたくて」
     「でも途中で止まっちゃってます」
     って

    不器用に生きる校閲の仕事をしている冬子と、物理教師の三束さんの話

    感想
     作中に
     絵に描いたような公演の網のゴミ箱
     とか
     停めてある自転車のカゴに誰かが
     空き缶を投げ入れていく
     描写があるけど それが まるで

     誰かに呼び出されて言いたいことを
     一方的に言われ続ける冬子と 被った

     聖(ヒジリ)とか高校の同級生とか
     以前の職場の先輩とか

     文章は 一文がやたら長くて
     冬子の頭の中がこんがらがってて
     こーゆーの嫌いじゃない

     アタシ、読むの大好きだけど

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    2026年01月13日
  • 黄色い家(上)

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    2026.1

    移動中にちびちび読んだ。
    心が苦しい。

    ===

    P123 わたしたちが使える口座はひとつもなかった。
    P126 自分が家を出ることで、なんだか母親を置き去りにするような、自分だけがあの暮らしから逃げ出そうとしているんじゃないかとか、そんな罪悪感めいた思いにもかられていた。
    P147 もちろん嫌な客もいるけど、まあ昼だって頭おかしい客なんかふつうにいるから。
    P203 いま画面で見ているのはきっとその一部に過ぎなくて、それでさえ伝わってくるこんなにとてつもない量のエネルギーを、ひとりの人間がどうやって受けとめて、それを背負うことができるんだろう。人と人のあいだには、どうしてこ

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    2026年01月11日
  • 乳と卵

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    良い意味で読みづらい
    全ての文章に言葉に文字に引っ掛かりがあってそれをひとつひとつ触りながらでないと読めないような
    詩みたい
    知らないのに夏の日の団地の質感や温度や匂いがあってすごい

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    2026年01月10日