川上未映子のレビュー一覧

  • すべて真夜中の恋人たち

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    わたしは聖と似ているので、冬子にずっといらいらしてしまった。それでも川上さんが紡ぐ愛の伝え方は、すきだ

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    2026年03月02日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    こんなにも触れたら壊れてしまいそうな小説に出逢ったのは久しぶりかもしれない。手に取るように彼女の人柄が想像できてしまう不思議な文体だった。

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    2026年03月01日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    これはパンデミックの時期でなくても、人間の心に巣食う。社会と隔離された入院という時間、淡い恋心を抱いていた相手と心が繋がらなくなった時、美しさのあこがれの先にあった汚さ、死を前にしての性への執念、近しい人への優越感。この感情がずっと続くものではないけれど、重苦しく息がつまるような感覚を体験した人は多いのではないでしょうか。

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    2026年03月01日
  • 乳と卵

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    久しぶりに文が合わなくて読みづらかった。
    卵で生まれて乳で育つ。卵と乳がなくなると用済み??まだ生きてる。

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    2026年02月26日
  • 黄色い家(下)

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    主人公の花と黄美子、そして友人2人と過ごす疑似家族。
    極端な責任感から犯罪に手を染めていく花。
    本来許されることではないが、段々麻痺していき応援したくなる感覚に陥ってくる。

    そんな中、最後に「希望」を見出したように思う。

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    2026年02月25日
  • 黄色い家(下)

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    今の世の中で こういう世界があるのかもしれないと思うくらいリアルに描かれていた。 友達同士で楽しい共同生活だったのが… 。最後 黄美子さんに会えて良かった。

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    2026年02月25日
  • 黄色い家(下)

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    後半に向けて破滅へ向けて落ちていく花が、もがくほど絡まっていき、ジワジワ絶望感が濃くなる下巻。

    花が欲しかったのは、お金ではなくて居場所なのに、追い詰められて居場所を失っていく姿がもどかしい。

    上巻のテーマが「貧困」だとすれば、下巻は「負の連鎖」か。

    「幸せな人間っていうのは、たしかにいるんだよ。でもそれは金があるから、仕事があるから、幸せなんじゃないよ。あいつらは、考えないから幸せなんだよ」
    ヴィヴさんのこの言葉は残念ながら真実だと思う。

    不都合は人のせいにして目を逸らし、今のことしか考えられない人は、未来を想像する人の時間やエネルギーを搾取し、負担を掛けていることに永遠に気付かない

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    2026年02月25日
  • 黄色い家(上)

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    かつて一緒に住んだ女性・黄美子の事件記事を見た花が同居していた当時を回顧していく物語。

    お金に無頓着でネグレクト気味の母親のもとで育った花。

    生きる上で必要な知識というものが世の中にはある。
    それを知る機会がないことは大きなハンデで、資本主義の世の中を渡っていくのはとても難しくなると思った。

    そんな中、選べる選択肢の中で精一杯頑張って、やっと手に入れたものを何度も失う花の絶望感は計り知れない。

    現在から始まるものの、過去同居していた蘭の言動からは、断ち切りたい過去の空気感しかない。

    転落のスタートラインに立った上巻のラストに、これからどうなっていくのか、先が気になった。

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    2026年02月24日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    タイトルから拾える内容では無く冴えないアル中女性の話

    「私の人生の登場人物じゃ無いから」

    こんなん言われたら凹むなぁ

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    2026年02月23日
  • 黄色い家(下)

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    救いがあるのかないのか…
    その場しのぎなのか考えた末のことなのか…
    3人の女の子のそれぞれの生きてきた環境と持って生まれた資質によるものなのか…
    それとも大人たちのせいなのか…
    後半にすすむにつれ崩壊していく様が、関係性がこじれていく様が辛くせつなく、どうにかしてあげられる方法がなかったのかと、現実社会にもこういうことがあるんだろうなぁと考えさせられる内容でした

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    2026年02月23日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    繊細でいて生々しい、美しさと醜さを綺麗に納めたような小説だった。
    全体的に冗長なのが主人公そのものを表しているようで、時折目を背けたくなった。

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    2026年02月21日
  • 黄色い家(上)

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    冒頭で、この小説のオチと思われる、とある女性に関する事件について示唆があるものの、上巻では事件そのものについては全く触れられない。
    主人公がその女性と出会い、どのような人生を送ってきたかが淡々と描かれる。
    上巻のみでは物足りなさが残るが、下巻に期待!

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    2026年02月20日
  • 黄色い家(下)

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    17歳の夏、「黄色い家」に集まった女たちの共同生活。まっとうに稼ぐすべを持たない「花」たちは危険な”シノギ”を繰り返し働くが、次第に追い詰められていく。圧巻のクライム・サスペンス!

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    2026年02月19日
  • ヘヴン

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    きつい。

    暴力もそうだけど、
    主人公とコジマの優しさと強さと、
    ちゃんと弱いところ。
    全部が痛い。

    加害側の、わかるようなわからんような
    いじめを正当化する発言とか理屈みたいなのも
    もやもやするし気持ちが悪い。
    あとからじっくり分解するとツッコミどころ満載なんだけど、その場ではよくわからんけど正解っぽい謎理論を用いて相手を言い負かすことができるタイプの気持ち悪いやつ、百瀬。

    主人公が治療を考え始めて
    前に進んだ?
    大事な物の変化?
    によりコジマとの距離が決定的になるのがつらい。

    コジマには主人公に匹敵する、
    もしくはそれ以上の存在感があった。
    だからこそ最後はただ
    コジマが幸せであって

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    2026年02月18日
  • ヘヴン

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    ネタバレ


    斜視でなにもかもがぼんやりと二重に見える。「ロンパリ」と呼ばれ、二ノ宮を中心に、クラスの男子からいじめを受けている。

    二ノ宮
    クラスの中心的な存在。学年でスポーツが一番できて、成績も優秀で、誰が見てもきれいだと思うような男性な顔つきをしている。僕をいじめるリーダー格。

    僕の母

    コジマ
    僕と同じクラスの女子。女子たちに苛められている。

    百瀬
    中学で一緒になった生徒。僕と同じクラス。二ノ宮とおなじくらい勉強のできる生徒。二ノ宮と同じグループ。

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    2026年02月16日
  • ヘヴン

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    哲学的!!10代の思考としてはとても深い。
    こんなにも過酷で狭い世界に身を置かなければならない2人、読んでいてツライ。
    だからこそ彼らの価値観は狭く、そして深くなりやすく、アイデンティティの形成に大きな影響を及ぼす。
    僕の斜視→手術後の視野の拡大は、価値観や未来の展望を感じさせてくれて、ラストは読んでるこっちが救われた。お母さん、あなたがお母さんでよかった。涙
    コジマの話は宗教的にすら感じる部分があって、それぐらいの解釈をしていないと自分を保てなかった、彼女なりの自己防衛だったのかな。

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    2026年02月13日
  • 黄色い家(上)

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    ニュース記事で知人女性による監禁・傷害事件を知った「花」。彼女と二人の少女たちと、疑似家族のように暮らした20年前の記憶が甦る・・・・・。人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか。読売文学賞受賞作!

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    2026年02月13日
  • 乳と卵

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    ネタバレ

    正直何も起きない話ではある。
    登場人物は語り手の女性とその姉、そして姉の娘−−つまり語り手の姪である緑子。
    思春期女子特有の二次性徴の気持ち悪さや自分を産んだ親や繁殖そのものに対する嫌悪感、「こんなしんどい世なら生まれてきたくなかった」みたいな感情が自分にもあったことを思い出しつつ、語り手と同世代の自分はもうそれらに慣れっこになってしまっていて、いつからか生理が来たり性的なものに触れたりちょっと嫌なことがあったくらいではなんとも思わないように鈍麻していたのだなというのを語り手を通して自覚する。
    これといって大きな見せ場はなく、緑子が母に我慢ならなくなって廃棄予定の卵を自分の頭にぶつける奇行に走

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    2026年02月13日
  • 黄色い家(上)

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    下巻こそがこの作品の見どころで、そのための仕方ない序章だと理解していても頁が進まない。ようやく興味が湧いてきた頃に終わるけど、続きを過度に期待しないようにと自分に言い聞かせる上巻。

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    2026年02月11日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    知人と思しき人の逮捕からの過去の話が長すぎ。
    下巻に移る前に終わると思いきや全然終わんなかった。下巻からも多少続きそう。
    多分あのお金も母の彼が奪ったんじゃなくて、母が奪ったんだろうな。
    更に花を見つけてお金の無心にくるんだけど嘘くさいな。
    下巻どうなるんだろうな?

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    2026年02月10日