川上未映子のレビュー一覧

  • 黄色い家(上)

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    夢中になって読んでた。黄美子さんの過去の話を聞いたあと、花が黄美子さんを見た時の心理描写がなんとも言えない切なさがあって、印象的。下巻も楽しみ。
    なんで200万渡すん……となったがやはり親というのはそれだけデカい存在なのか。

    トロスケにお金を盗まれたかもしれないとなった時の、花が感じた畳み掛けるような絶望感が凄まじくて、ページをめくる手が止まらなかった

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    2026年06月10日
  • 黄色い家(下)

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    下巻は黄色い家での生活が崩壊していく流れがハラハラドキドキ描かれます。大黒柱となった花は苦悩の連続・・・
    現在に戻って描かれるラストは納得! 映水さんがいい味出してます。

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    2026年06月10日
  • きみは赤ちゃん

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    妊娠と出産…。
    分かっていたつもりだったけど、全然分かっていなかったし、結局は自分が経験しないと、すべてが分かることはないんだろうなあ。
    いや、経験してもすべてが分かることはないんだろうなあ。

    特に男性に読んでほしい。

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    2026年06月08日
  • 黄色い家(上)

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    うーん、どんどん読み進められるのだけど、なかなかに重い…
    下巻の最後、救いはあるのだろうが…?

    全体の所感は下巻読み終わってからにするけど、とりあえず上巻で気に止まったフレーズを書き留めておきたい。

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    こんなにとてつもない量のエネルギーを、1人の人間がどうやって受け止めて、それを背負うことができるんだろう。音楽を聴くだけで涙が出たり、会ったこともない誰かがいるだけで救われる人がいたり、勇気が出たり、自分もその一部になりたいというような気持ちに、どうして人はなるんだろう。
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    「おまえの人生どうなんだって訊かれたら、なんで答えるんだろうって」
    「それは誰に訊かれるの?」
    「え?」

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    2026年06月05日
  • 黄色い家(下)

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    リアルで切ない。
    人生でけじめをつけずにきた細かいこと、大きな影響はないけどこれまで関わってきた人たちに会いたくなる

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    2026年06月03日
  • 黄色い家(上)

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    黄美子さんの事件を知った花が過去を振り返る。ちょっと不思議な黄美子さんと孤独な少女たちの生活、さらに映水とのつながりも明かされて物語は続いていくが・・・
    最後に事件発生、下巻でどうなるか気になります。

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    2026年06月03日
  • ヘヴン

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    ネタバレ

    いじめを受けている少年少女の話。
    中学生にしてはやけに話の内容が哲学的でびっくり。
    ラストは、「え、終わり!?」って感じだった。

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    2026年06月01日
  • 夏物語

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    ビールを飲む気分か否かみたいに、さまざまなことについてある程度の気分が認められたらいいのにと思う。(もちろん意見をころころ変えたら困る場合もあるが)

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    2026年05月30日
  • 黄色い家(下)

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    2026/5/28
    後半は一気読みだった。

    母親の恋人に、アルバイトで貯めたお金を盗まれたことから家を出、母親の友人と暮らし始めることになる主人公の花。
    同じような境遇の少女2人も加わって、生きていくために犯罪に巻き込まれていく。

    誰が悪いのか、何が悪いのか。
    どうすれば良かったのかわからなくて頭がぐちゃぐちゃになった。
    悪いことだとわかってはいても、生きていくためにはそれしかできない。
    そんな花たちの生き方がとても苦しい。

    川上未映子さんの作品は、表現がとても映像的で鮮やかだと思う。
    特に、母親の友人で生活を共にすることになる黄美子さんと再会する場面や、家をペンキで塗りたくる場面は映画

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    2026年05月29日
  • 黄色い家(下)

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    ネタバレ

    こうやって人はみんな闇バイトのようなものに手を出していくんだな…と、そして主人公がどんどん染まっていって、変わっていく思考や言動がリアルに描かれています。
    追い込まれていく感覚がすごいです。
    もっと他の選択肢はなかったのかと思ったりもしますが、きっと同じような環境の人はいるのだろうなと、色々と考えさせられました。
    とにかくヨンスさん生きてて良かった笑

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    2026年05月28日
  • 乳と卵

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    2008年に芥川賞を受賞した「乳と卵」を約10年経ってリメイクしたものが「夏物語』で、私はそちらを先に読んでいたので、内容はわかっていたけど、今回の方が読みやすかった。
    評価が完全に二分する作品らしいけど、私は好きだ。
    感想にはならないが、
    わたしたち女の思考ってこうなんだ。ぐるぐるとめどなく頭の中のおしゃべりは続くよ。

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    2026年05月27日
  • 黄色い家(下)

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    ネグレクト気味な母子家庭の少女のサバイバルノワール小説
    スナックで働く母の友人だという黄美子に伊藤花が出会い、惹かれ、共に暮らした数年間のお話

    冒頭で40代の花は、黄美子が起こした少女障害監禁の事件をニュースで知る
    当時一緒に暮らしていた欄に連絡を取り、自分も同じ状況にあった事の回想

    ある日、いつの間にか家で隣に寝ていた黄美子
    母からはネグレクト気味で、学校ではいじめられている花にとって黄美子の醸し出す雰囲気は自らの生活の清涼剤
    しかし、黄美子は冷蔵庫を食材でいっぱいにして出ていってしまう
    そして、高校生になった花は黄美子と再会する
    家を出て黄美子と同居し、スナック「れもん」を始める二人

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    2026年05月26日
  • 黄色い家(上)

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    昔一緒に暮らしていた女の人が少女の監禁で逮捕された事件から振り返る自分も同じような暮らしをしていた過去

    所謂、毒親なのだろうけど
    そんな生活からの脱却にしても、必ずしも安心できるものではない

    詳細な感想は下巻でまとめて

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    2026年05月25日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    人はなぜ、どのように水商売や裏社会に落ちていくのかというのがすごくリアルに描かれているなと感じます。
    主人公はすごく働き者で、真面目にコツコツ貯まったお金が、自分の親や身の回りの人のせいでなくなっていくのが、何とも切ないです。
    最終章では貯めたお金もなくなり、職場であるお店も燃えてしまったところで終わったので、ついにこれからやばい仕事に手をつけるのか…?というところです。続きが気になります。

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    2026年05月24日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    村上春樹ファンである小説家川上未映子が、村上春樹本人と対談したものを収録。熱狂的なファンのため、川上は細かい内容まで質問して、村上は質問に答える。なかでも『国境の南、太陽の西』、『アフターダーク』のような長編と短編に中間に位置する作品は、世間的にはあまり評価されていないと対談で言及されているが、川上はそのような作品こそ、村上作品の核なるものが詰まっていると指摘した点が印象的。また女性ファンの立場として、村上春樹の女性描写に若干の不満を募らせており、それに対して、村上が答えに窮してなんとか答えるところも、ある種の緊張感があって興味深かった。

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    2026年05月23日
  • 乳と卵

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    『乳と卵』 川上未映子

    「ほんだら生まなんだらよかったやん、お母さんの人生は、あたしを生まなんだらよかったやんか、みんなが生まれてこんかったら、なんも問題はないように思える、うれしいも悲しいも、何もかもがもとからないのだもの。」

    多様性が叫ばれる時代に生まれた。
    いつのまにかテレビのコンプラはすごく厳しくなって、昔のように父親が笑いながら「これ見ぃ」っていう顔が見れなくなった。
    整形は悪ではなくて、同性を好きになってもおかしくなくて、離婚も悲しくて悪いものではない。
    そうとでも言わないと、なんだか、疎外感を覚えてしまう。そんな時代。

    この作品もそうなのかな、と最初は思った。
    だけどもっと

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    2026年05月13日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    怖かった……特に最後の「娘について」がとても怖かった……。
    普通に生きている(つもりの)彼女のうちにある悪意が一気に芽吹くその様が何とも言えない。
    ラスト、彼女と彼女の関係がそれでも続くのだということ(続かせようとしてしまうこと)が、苦くて滑稽で、でも生きてくってそうだよねって納得する部分もあって、いやぁ痛いなぁ。

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    2026年05月12日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナ禍描写がありますが、あまりその時代背景の違和感は気にならず楽しんで読むことができました。
    人が考えている本音と、そばの人がうけとっていること、感じていることはだいぶ違くて、奇妙なすれ違いがあるなと思いました。それがすごく面白いです。怖くはないです。
    他の本もまた読んでみたいです

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    2026年05月06日
  • 黄色い家(上)

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    主人公の伊藤花は、小さなネット記事で監禁・傷害事件に関する事件を見つけ、吉川黄美子という名前に思い当たる。
    今から二十年くらい前、まだ若かった頃の数年間を家族のように一緒に過ごした人だった。
    加藤蘭と玉森桃子、あの時一緒に暮らしていた二人は今どうしているのか。
    あの頃の記憶が一気に蘇る…。
    元々母のホステス仲間だった黄美子さんと二人でスナック「れもん」を開店し、二十歳と偽って働き始め、同じような境遇の人たちが集まって、働いても働いても一生貧乏で、自分が育ってきたあたりまえの生活とはものすごくかけ離れていて、自分が知りえない世界を目の当たりにして震えが止まらない。
    川上未映子さんの筆致が猛スピー

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    2026年05月05日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナ禍で世界中が混沌とした不安と恐怖に埋もれていた頃のお話。6つの短編集。
    それぞれ全く異なるシチュエーションで人間関係も違うのに、それぞれのお話に抱く印象は白い深い靄のような闇。
    病棟から出られない孤独、他人の悪意が自分に向けられた時の嫌な汗と喉の渇き、心臓の鼓動の早さ、生と性、自分の中の悪魔。
    あの頃、世界の時間が歪んだ時、それぞれの出来事が不穏で心に影を落とすような引っ掛かりのあるお話たちでした。

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    2026年04月27日