川上未映子のレビュー一覧

  • 乳と卵

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    初めて川上未映子の作品を読んだ。
    読みにくく、少し時間がかかった。

    緑子と巻子の言いあう場面、面白かった。

    ほんまのことなんて、ないこともある。
    印象に残るセリフも良かった。

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    2025年12月18日
  • 乳と卵

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    大阪弁のリズムが心地よくて1ページの文字量の多さのわりに余計な言葉がない。色々とはっきりした答えは示されずに曖昧さが残る作品だけど、その曖昧さが良かった。

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    2025年12月09日
  • 夏物語

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    正直中盤ごろまで主人公、夏子の心の語りの多さにうんざりしてしまう時もあった(彼女が小説家なので仕方ないのだが…)些細なエピソードや会話が案外最後で繋がったので、全部必要だったんだなと納得。卵子凍結は周りでもよく聞くけど精子提供は全然聞かないし、興味深い議題だと思った。夏子の彷徨ったり突っ走ったり爆発するのは何度かドン引きしたが不思議と最後は夏子の今後を応援したくなる、そんなスッキリな読後感が味わえた。

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    2025年12月09日
  • 夏物語

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    650ページもあるし、一ページ一ページ、なんというかな、詩情に溢れる文章が連なっているので、それらを味わっているとなかなか読み進まなかった。
    主人公には、まあ性別も違うし、味方にはなれなかったという感じだけれど、この先頑張って子育てしてくださいと素直に思えた。

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    2025年12月06日
  • きみは赤ちゃん

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    自分の妊娠をきっかけに読み始めたけど、内容が濃くなかなか進まない。笑 結局正期産になってしまった。産後クライシスの場面では、さすがの語彙力で女性の脳内ではこういうことが起こるんだなあと、言語化されていることでとても勉強になった。クスッと笑えるところも多かった。ぜひ、世の中のパパになる人にも読んでいただきたい!!
    産後に読むとまた違った気持ちで読めるのかもしれない。とにかくいまは、赤ちゃんに会うのがより楽しみになった。

    ーーー誕生日におめでとうっていうのはきっと、この1年、無事にみんなが一緒に生きることができたっていうことに対するおめでとうで、それはほんとうにすごいことなのだと、そういうかもし

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    2025年12月01日
  • 夏物語

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    ネタバレ

    たしかに全ての生き物は生まれることを選べないのかもしれない、と思う。
    「生まれたことを肯定したら、わたしはもう一日も、生きていけない」という善の言葉に、引き裂かれたような気持ちになった。

    生きていくことととはなんなのか、間違うことはどこまで許されるのか、生まれてくることはなんなのか、全部分からないけれど、自分自身の人生をなぞらえながら考えを巡らさずにはいられない小説。

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    2025年11月26日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    川上未映子さんの文章を初めて読んだけど、こちらに語りかけてくれているような少し口語的なところがすごく心地よかった。
    ひとつひとつは短くて軽やかなんだけど、女性に関する社会の問題提起とか、言葉や考えることの大切さとか、今の自分に刺さる話が多かった。
    なんとなく価値観というか感性が似ているのかも…と恐縮ながら思った。別れるとき思わず泣きそうになってしまう人がいるよね、とか、あ〜〜わかるぅ〜〜となった。
    深く息をするのが大事、は私も経験があって、なんだか私がこれから経験したり考えたりすることを先に経験して教えてくれる女性の先輩のような、そんな存在になりそう。

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    2025年11月17日
  • 乳と卵

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    夏物語と重複している内容。乳首の色にこだわる異常な姉。豊胸手術にとらわれることで、生きる意味を見出している状態。精神障害だろうな、と思いつつ進んでいく物語の日常に圧倒された。

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    2025年11月09日
  • 夏物語

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    途中の比喩表現やら情景描写やらが複雑でぽかーんでしたが、同じ女性として、なるほど、と思うところも多かったので★4つ。

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    2025年11月01日
  • 夏物語

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    題材とかメッセージ性とかストリートがどうとかの前に、文章がいいんです。
    的なことを、編集者が主人公に言っている場面がある。

    そうなんだよな。
    文章が好きでその作家さんを読むんだよ。
    正直、ストーリー、メッセージ性は別の話。
    読んでいると、なんだか落ち着く、でもワクワクする文章に出会えると嬉しくなる。

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    2025年10月30日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    乳と卵、夏物語からハマって読み続けている川上未映子。これは雑誌Hanakoに掲載されたエッセイ集。何気ない日常や思いなど川上さんの考えに触れる一葉で、私はとても好きでした。片思いしている人の声を聞くみたいな気持ちで読んでいて、知らなかったアートや考え方にも触れられて、様々な事を考えさせられたり、自分の知らなかった気持ちに気付けたりしました。これを読んで彼女のInstagramも見てみたりして、やっぱり好きだなぁと思いました。
    デビューした頃は全く興味がなくて読んでみたいとも思わなかったけれど、どこでどんな出会いをするかで自分にとって大切な本や作家になりうる、また書き続けて欲しいと思います。

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    2025年10月06日
  • 夏物語

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    「世界が絶賛する最高傑作! 米TIME誌 ベスト10」の帯が目に入り、じゃあ、読んでみるか…それくらいの気持ちで手に取ったのだけれど、こんな内容だったなんて‼︎ 全く思いもしなかった‼︎
    個人的にいろいろと思うことはあったけれども、一番気になるのは、この本、男性が読んだらどんな感想をもつのかしら?

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    2025年10月03日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    意外にも読んだことがない川上未映子。最初は短編から入りたいと思い手に取った本作。春のゆらめきのような怖いものかなというイメージで読み初めて気づく。春とは、あの年の春のことか。

    すなわち、コロナ発生から間もないあの春、それがどんなもので生活をどのように変えてゆくものなのかまだ誰もわかっていなかったあの2020年の3月-4月。

    海外で沢山の方々がなくなり始めるも、まだ緊急事態宣言が出されていないころ。うっすら不穏な予感が充満しているけれども自分事になってない、あのふわふわした時期。

    その期間を舞台に、6つの短編が収められてる。いずれも感染症が主題ではないが、あのまだ何も知らなかった頃の日常を

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    2025年09月16日
  • 深く、しっかり息をして 川上未映子エッセイ集

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    女性としての人生の先輩と、日常的なあれこれから社会のあり方まで幅広く、でも飾らない言葉でさらっと語りかけてくれるようで読みやすかったし、自分が迷ったり困った時助けてくれそうな話もたくさんあった

    三ヶ月だけ、と、かけがえのない味方 はなかでも印象深くて、この先実践的に私を守ってくれると思う

    あと、そのときケアが生まれた も

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    2025年09月15日
  • 愛の夢とか

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    十三月怪談、あたかも自分の身に起きたような喪失感が読後、感傷だった。ひらがなが多いのは幽霊自身ふわふわとした存在だから?

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    2025年09月07日
  • ヘヴン

    匿名

    購入済み

    胸が痛い。体も心も傷つけられて、それでも我慢しなくちゃいけないなんて事はない!虐めを通じて強く結びついた2人。お互いが心の支えになれた時もあっただろうけれど。虐めを耐えてる自分達がとてつもなく強くて優しい人だなんて、そんな考え方は寂し過ぎる。何もかも放り出していいんだよ。と、彼と彼女に何度も語りかけるました。容姿が良くても頭が良くても、人の痛みが分からずに残酷な人間はいる。その行為が醜いとも考えない頭が空っぽの奴ら。そんな奴らの相手になる事なんてない!

    #切ない

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    2025年08月05日
  • ラヴレターズ

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    5/30
    ラブレターだけだと感情移入が難しかったけどそれぞれグッとくるものがあった
    「それでも私は仕事から帰ってきて家に灯りが付いているのを見ると足取りが軽くなってしまうのよ。」
    1度永遠の愛を誓った人とずっと同じ気持ちを持って生きていくことは不可能なのかな。同じじゃなくても大切に思う気持ちは変わらずに持っていたらそれでいいのかな

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    2025年07月03日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    少し前に読んだ「騎士団長殺し」
    に関する対談多め
    意外にシャーマンチックな所が
    ある人なんだな〜と思った
    もしくは煙に巻いているのか?
    普通は小説やエッセイより
    対談の方が読みやすいけど...今回は逆!
    いつもの村上文体と違うので
    なんだかちょっと読みづらかった

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    2025年06月14日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    まずこの小説は、何か劇的なことが起こったり、何か特殊な人が登場するわけではない。私の、あなたの隣に存在しているかもしれない人々。もしくは私達自身かもしれない。無自覚の悪意や、ちょっとした意地悪。身に覚えがあるからこそ読んでいて背筋がヒヤリとする。

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    2025年05月30日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    娘について、を読んだとき、どこか共感できてしまうような気がして空恐ろしさがつま先から鳩尾まですうっと広がってくるような気にさせられる。
    フィクションなら着地はこうなるんだろうと予測しながら読むのに、そうはならない。そのもやもやがかえってリアル。

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    2025年05月29日