川上未映子のレビュー一覧

  • ピーターラビットのおはなし

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    この川上さんの新訳と、石井桃子さん訳を比べ読みしてみました。現代にあった訳でした。

    「かみつれをせんじて」→「カモミールのお茶をつくって」

    など 

    6枚の復活した絵も入っていて、新たな楽しみ方ができました。

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    2022年06月08日
  • ピーターラビットのおはなし

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    『ピーターラビットのおはなし』は石井桃子さんの訳の絵本で読んでいたけれど、本作は川上未映子さんの訳。自然に読めて良かったです。
    そして、なによりも嬉しいのが、今まで収録されていなかった6枚の絵が復活してること。マクレガーさんに捕まってしまったお父さんの顛末(マクレガーおばさんに肉のパイにされた)の絵もあります。
    過去に読んだことのある人も必読です。

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    2022年06月05日
  • ピーターラビットのおはなし

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    お母さんが好きなピーターラビット!

    命懸けのいたずらをして、なんとか逃げ帰ってこれた。あんしん。

    カモミールティーおいしそう。黒いちごもたべてみたいな。

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    2022年05月03日
  • ヘヴン

    購入済み

    役立たないけれど、役立つこと達

    私たちが社会に役に立つものを求めるとき、
    私たちも役に立つものであることを求められる。
    これはきわめて当然だけれど、
    私たちは役に立つものばかりから
    できているわけではない。
    私は私自身の役に立たない部分を
    かえって私のアイデンティティを
    表すものとして、「最後まで」
    愛することができるだろうか。
    また、私は、私だけで私であるわけではない。
    私を生み出してくれた者たちも
    私の一部である。
    私は、私の一部が不完全であっても
    かえってそれを愛せるだろうか。

    〇〇は、後ろめたくて
    自分に大きな穴ができたように感じる行為
    かもしれないが、意外と戦略的で
    原罪とも呼

    #ダーク #ハッピー #切ない

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    2022年04月28日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    気持ちが昂る時、そのときを忘れたくない決して忘れないだろうと思った瞬間、風景が押し寄せてくる。
    そしてそれを表現することばがすべて懐かしくて美しい。
    江國香織の夏の匂いを読んだ時と同じ、子供のときの子供目線の不思議な世界を感じた。

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    2022年01月18日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    川上さんと村上さんの対談記録。川上さんの質問がかなりパーソナルな部分にも迫るものだったから(フェミ的観点からの指摘の部分なんか特に)たじたじしつつ受け答える村上さんが浮かぶようで新鮮でした。

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    2021年09月21日
  • あこがれ(新潮文庫)

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     2015年刊行。川上未映子さんのミクロで鋭くキラキラした言語感覚が余すところなく発揮された傑作だった。言語感覚よりも倫理的問題の方に主眼が向かっていた『夏物語』よりも、私はこちらを推す。
     なにしろ語り手が小学生たちなので、「コトバ」との関わり自体が頼りなく、切実だ。「○○だ、でもよくわからないような気がする」というふうに、コトバを挙げてみてはやっぱり違うかも、と首をかしげる所作が繰り返されるなかで、それでいて子もたちの無垢な心の動きが浮き彫りにされていく。コトバとの関係性の微細な揺れがそのまま芸術的な美のおののきのようでもあって、これこそまさに純文学であり、芸術小説だと思った。
     最後の方

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    2021年08月15日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    「対談」って手抜きで本を作ってテキトーに売ってる印象があって普通は読まないんだけど、村上主義者なのでこれは読みました。
    対談じゃなくてインタビューですね。村上春樹を死ぬほど熟読して、どこに何が書いてあるかも、小説の登場人物についても知り尽くし、村上春樹がどこぞのスピーチで何を言ったかもフォローしている川上未央子氏の、一作家として、読者として、ファンとしてのすごいインタビュー。「騎士団長殺し」に出てくる「イデア」と「メタファー」についても一体何なのか(多くの読者が聞きたいところ!?)掘り下げて聞く。
    …まぁ答えは例によって「僕にもわからない。」なんだけど。
    一番心に残ったのは、あぁつまり、村上春

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    2021年08月08日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一文の長さ。次々と思考が湧き上がる思春期の一人称を表現されているなと思った。
    リズミカルで甘酸っぱい世界観。

    「もっとちゃんと考えてから、もっとちゃんと答えればよかった」

    あこがれとは未知へのとらわれ。
    自分なりの美しさ(ミスサンドイッチ)へのあこがれ。
    自分なりの正しさ(家族像)へのあこがれ。

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    2021年08月07日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    初めて読んだ川上未映子の作品。掴みどころがなくて流れるような文章だったけど、綺麗で美しいだけではなく、暗く醜い表現も隠さずに書かれているのがよかった。表紙は最後まで読んでからもう一度見ると胸が詰まる。久しぶりに夢中になって読み終わった本だった。

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    2021年06月29日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    短編集。

    比喩と言っていいのか、その美しさとか新鮮さに、
    身も心も持っていかれて幸せな読書だった。

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    2021年06月04日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    読み始めは「???」だったけど、読み終わった時は定期的にやって欲しいと思いました。
    「そんな質問しなくても」とか「失礼じゃない?」って思う質問も慣れてくると(ってなんか変な言い方だけど)面白くなってきた。

    小説を読んでいる感じで、インタビュアーの川上未映子さんに自分がなって村上春樹(ここは敬称略)に聞きなさたいこと聞いているような。
    そんな感じです。

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    2021年05月30日
  • あこがれ(新潮文庫)

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    読み終わった後、ものすごく長いため息がでて、呼吸まで疎かになるほど集中して読んでいたんだと思った。
    圧倒的な筆力だと思う。
    心理描写のリアリティがすごいんだろうか。
    主人公は小学生なので、行動(行動原理)は子供なんだけど、思考のプロセスは大人とかわらない。そんな中で知識や経験が足りなくてうまく立ち回れなかったり、できる事に金銭的な制約があったり。
    子供であることの不自由さを知っていたはずなのに、大人になるにつれてどうしてこんな気持ちを忘れていたのか不思議になる。
    チグリスの話も読みたいなぁ。

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    2021年05月09日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    たけくらべ読み終えたところ。樋口一葉を読んでいなかった(日本文学をなんとなく敬遠していた)自分の愚かさを呪う。なんだこの瑞々しさ。おっとりした、それでいて景色のわかる気持ちの持っていかれる文運びと表現(これは現代語訳の賜物かもしれないが)。あー、、、、とにかく今日読めてよかった。

    三四郎読み終えた。NHKの100分de名著の漱石特集を観てうっすら冒頭は知っていたけども、そこからの印象とは違くなっていって。とても良かった。これも繰り返し読みたい。三谷幸喜さん演出の漱石を題材にした演劇、ベッジ・パードン(野村萬斎さん主演)を思い出しつつ、漱石自身の思想はどこかと想いつつ。

    青年、終えた。森鷗外

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    2021年02月14日
  • みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)

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    文庫化されたので実に3年ぶりに再読。
    どんなこと書いたっけなぁと思ってレビューを読み返そうとしたら何も書いてなかった。そうだそうだ、あまりに濃密で果敢で超絶怒涛のインタビューに圧倒されて言葉が出てこなかったんだ、と思い出した。

    インタビュアーとしての川上未映子さんの資質には、ほんとうに驚くべきものがある。
    この本をまだ読んでいなかった2016年頃、NHKのSWITCHという番組で「君の名は。」の公開間近だった新海誠監督にインタビューをしている未映子さんを見たことがあって、彼らはイノセンスについての話をしていたのだけど、未映子さんはそのとき新海誠監督が話すイノセンスに「季節は?」ってさらに突っ

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    2021年07月30日
  • すべてはあの謎にむかって(新潮文庫)

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    面白かった!

    川上未映子さんのエッセイは、全体的に明るく楽しく読めるので好き。
    時々入る大阪弁?川上さん語?みたいなものも、なんだか楽しいし、文章自体はですますなのに、めちゃめちゃフランクな話し言葉がささりこんできたり、ものの喩えがこうなるのね!とぐ、ときてしまう感じがいい。

    エッセイなので1つ1つが短く、ちょこちょこ隙間時間に読むも良し、続けて読み続けて満腹感を得るも良しです。

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    2019年08月18日
  • ラヴレターズ

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    ラブレターと聞いて。
    一番に頭に浮かぶのは好きな異性に対しての手紙。

    と、いうことではないんだよって、それを教えてくれる色んな人の恋文を集めた一冊。
    相手は好きな人にだけじゃなくて、恋する手紙、って広いんだなーと。

    色んな生き方をされた方々の文章は、ステキで繊細で、ほのかに甘く、更に切なくて不思議という、いっぱい違う気持ちにさせられました。

    でもでも。
    読み終わって一番に思った事は。

    メールやSNSなど直接的で一対一で、ある意味まっすぐ直線的に対人関係が可能になってきた最近。

    きっと。
    ラブレターを「書いて渡す」ということは、どんどんなくなってて、データでは残ることはあっても、物理的

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    2019年03月07日
  • 世界クッキー

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    川上未映子は好きです。おっさんの本ばかり読んだあとには新鮮な言葉の響き。

    ・そっか、体こそが人生なのだな
    ・「あの作家にだけは会ってみたかった」と言うときに、満たしたいものは本当のところなんであるのだろうか
    ・本を読むには本を読むしかないのだ

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    2018年11月24日
  • 樋口一葉 たけくらべ/夏目漱石/森鴎外

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    いやはや、これは。
    はぁぁあ。
    なんとも。

    いいっ!

    カーソン・マッカラーズの「結婚式のメンバー」のあとがきで、「たけくらべ」を思い出した。だなんて村上さんが書いてたもんだから、気になって気になって文庫をペラペラとめくってみたんですが、原文はもとより、口語訳でさえなんだかちんぷんかんぷんと思ってたところ、池澤夏樹編の日本文学全集で、川上未映子が訳してるって聞いて、そりゃぁ好きだわきっとと思い、このかわいいピンクの全集を手にしました。
    それがほんとに私にしっくりピッタリ!だって川上未映子の「乳と卵」も、「先端で、さすはさされるわ…」も面白いねと思ってたから、そりゃもう楽しめたし、好きだったし

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    2018年08月19日
  • すべて真夜中の恋人たち

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    内気な人の恋

    他のサイトのレビューを読んでいると、    
    主人公に感情移入出来なくてイライラした、
    というのが結構あったが、
    それは読者が外向的な性格だからだろう。
    内向的で人付き合いが苦手な人なら
    必ず共感出来る作品。

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    2017年08月28日