川上未映子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◾️特に好きなもの
悲しみを乗り越えられるわけ
別れのリトマス試験紙
すべてを忘れてしまう私たちは
いっそすべての穴を埋めたい
主人などいない
彼女のような人ならとくに
これっていったい何なんだろう
似てると言ったら烏滸がましいのだろうけれど、私も根っからのネガティブ人間なので、川上未映子さんのエッセイに何度となく出てくる、生きることは強制参加、なぜか涙が出てくる、みんないつか死ぬのに、エトセトラ、そんなような感覚がとてもよく分かって、泣きたい気持ちになる
私は自分の心情を言語化することは好きだけれどうまく帰結することが苦手
拡散して拡散して、なんだこりゃ、私、何がしたいんだっけ?何が好き -
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Posted by ブクログ
注! インタビュー本なのでネタバレ設定にしていませんが、内容にかなり触れています。
年末(2023年のw)、本屋をブラブラしていた時、表紙のフクロウ(あ、みみずく…、ねw)が、なぜかミョーに気に入ってしまって、ついつい衝動買いしちゃった本。
ちなみに、フクロウとミミズクの違いは、羽毛が耳のようにちょこんと出ているのがミミズクで、頭が丸いのがフクロウということらしいけど。
ウチに時々やって来るのは頭が丸い方なせいもあって、ミミズクよりフクロウの方が好きだ(^^ゞ
……って、最近は、文章の終わりに「。」をつけたりすると怒られたり(ニュースで見た)、「、」や絵文字が多いと“おじさんの文章”と -
Posted by ブクログ
川上未映子さんの小説もエッセイも大好きで、全て網羅している。
Hanakoに連載された2011〜2022までのエッセイ。
他のエッセイ本と重なってる部分もあったけれど、やっぱり未映子さん節好きだな。
同い年で、色々な共通点もあり、誰かに何かを買ってもらうのが苦手で、「欲しいものは自分で稼いで買うこと」にある意義や快感を感じる。と言うのも同じ。
話してたら話したら無いほど楽しいだろうなぁ。
それで、今回ホットヨガにハマっていると書かれていて、嬉しくなってしまった。
ジョギングはしてないから分からないけれど、ヨガの呼吸からは、気付きや学びがとても多い。
緊張したり、うまくいかない事があると、 -
匿名
購入済み村上春樹の解体新書
村上春樹さんがどのように物語を紡いでいるのか、何を大切にしているのか、どのような手順で推敲しているのか。そういうあらゆる興味深いことを同じ作家の川上未映子さんが余すことなくインタビューし、それを包み隠さず村上春樹さんが答えているという濃厚なインタビュー。
そしてこのインタビューを通してわかったことはやはり村上春樹さんは稀有な作家だということ。
デビューして40年経ってなおストーリーがどんどん降ってくるなんて。そして彼の紡ぎ出す物語は今もなお新鮮で息切れを感じさせない。他の人が真似しようとしてもできないことははっきりわかる。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ川上未映子さん以上のハルキストはいるのだろうか。
村上春樹さんが忘れていることまで、ディテールまで覚えていてたじたじの場面も。でも、のらりくらり「覚えていない」という春樹さんは本当に覚えてないのかもしれない。
それにしても鋭かった。特に村上作品における女性の描き方、女性の見方についてのところ。
村上さんは、文章を書くのが大好きで基本ポジティブだということ。地下一階の自我の葛藤には興味がなく、地下二階に降りようとしていること。集団的無意識みたいなところに。
文章を読んだら、カキフライが食べたくなるような文章を書きたいというのが、村上春樹さんの目指すところ。
それと忘れちゃいけない直接的なメッセー -
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Posted by ブクログ
川上さんの、何気ない日常を表す言葉の解像度の高さがすごく好きだ。
・「ありとあらゆる世話をするために、どんなにどんなに眠くてつらくても、起きて動かなければいけないのだ。家事をし、公園にもゆき、ハイテンションで遊ばなければならないのだ。このつらさ、渦中にあっても未だにわたしはうまく信じられないのだけれど、とにかくわたしの人生の大部分は自分のものでなくなったと感じるのはこんなときで、そんなときに必須なのが、エナジードリンクだったりするのである」
ここが結構衝撃的だった。
私は出産・子育てについて考えた時、「子どもは別にいなくても良いかな」と思っていた。
だけどこれって、自分でも気付いていない本 -