川上未映子のレビュー一覧

  • 黄色い家(上)

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    序章と最後が面白かった。
    女子同士の会話が本当に話してるようでリアルだった。
    中盤のブルセラがどうとか韓国人がどうとかには興味持てなかった。
    続きが気になる終わり方だったから下巻に期待します。

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    2026年04月07日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナが蔓延し、生活が一変したあの春にまつわる物語を連ねた短編集。

    全話に通じて対話が少なく主人公の心情を丁寧に描写していることと終始不穏な空気が漂っていることが印象的であった。

    心理描写に関しては"不安"や"恐れ"などといった一言でも通じる感情を様々な比喩表現を用いてこれでもかというほど深掘りっているのが印象的だった。
    心理描写ももちろんだか、傍から見た言動に関しても「この人はこういう感情なんだろうな」と読者が一目で分かるような表現が秀逸であった。

    作品の空気感に関しては暗い話が多く、何かが起きる結末でないことが不穏な空気感を作り出していた。起き

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    2026年04月03日
  • 乳と卵

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    私も10代前半で「女性になること」への抵抗感を感じていた。初潮が来ると赤飯を炊くという慣習も意味わからなかったし、身体の変化にもついていけなかった。そのときうまく言葉にできなかった苦しさが、緑子の一言ひとことに詰められていた。正直決して読みやすい小説ではなかったが、その読みにくさこそが、今まで誰も正しく表現できなかった、女であることの苦しい感情たちを見事に表現していた。

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    2026年03月29日
  • 愛の夢とか

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    淡々と話が進んでいく中で、考えさせられるというか人の心の奥深くに存在している闇みたいなやつに気付かされる作品だった。
    ただ、改行も少なく本当に淡々と話が進むため、ちょっと読みづらかった。

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    2026年03月28日
  • ヘヴン

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    やっと読み終えた。3/5 (実際に2.7と近い)
    この本は私には合わなかったと思うけど、一番近い例えとしては、歯医者に行くような気分だった。本当は行きたくないけど、重要だと分かっているから行く。実際に行ってみると、ほとんどの間は不快な気分が続くし、フッ素の味は少なくともマシな方だ。終わってみると、行くことの重要性に気づき、その価値を認めるようになる。でも、それでもやっぱり歯医者が好きになれないという事実は変わらない。

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    2026年03月27日
  • 愛の夢とか

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    「お花畑自身」が1番引き込まれた。
    「アイスクリーム熱」も、まずまず。
    あとはちょっと読み終えるのに苦労した…!

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    2026年03月24日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    どの話も掴みきれないまま終わったという感じ。川上さんの本は初めて読んだけど、なんか、初めての感じ。
    明快なストーリー、なるほどという結末が得られない感じ。
    文章の美しさを感じとる作品なのだとしたらわたしにはまだ難しい作品だったかも。

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    2026年03月24日
  • 乳と卵

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    なんだか不思議な感覚がじんわりくる小説でした。

    言葉での表現があまり得意でなく、良く観察し、独特の感性で物事を感じとるタイプの人たち。
    芸術的なセンスが強くて、真っ直ぐな心を持ってるから世の中を上手く泳ぎことが苦手でちょっと生きづらそうな遺伝子を持つ人たちかな。って思いました。
    若い緑子は思春期に入りこれから色々と戸惑うだろう。
    でも卵かぶり事件で母子の絆が再確認されたのかな。
    このシーンは笑えてしまった。どこの家庭でもありそうな思春期の子とのぶつかり合い。それをこの家族は殴り合いや、言い合いではなく、卵かぶりでしたのだなあ
    彼らは本当に個性的で平和的で、独特の魅力を持つ人たちだ。

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    2026年03月23日
  • ウィステリアと三人の女たち(新潮文庫)

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    川上未映子さんが描く女の話は、繊細で美しく、そして一途の不穏が漂う感じが本当に素敵だなと思う。ウィステリア〜も良かったけど、シャンデリアの虚しさが蔓延る雰囲気も好きだった。ブランド品を買えても満たされない心の寂しさよ。

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    2026年03月20日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    コロナ禍は大騒ぎして馬鹿なことだったと記憶されるんだろうか。いや生きている時に感染すれば死ぬかもしれない得体のしれない「病い」と実感される記憶だと思う。その切迫感がこの小説群に反映されている。「ブルー・インク」の永遠に失われた手紙の物語を読みながら、世界と自分がああこうやって分断されていったんだと思い返していく。個を大切に最大限に尊重することで手に入れたものが、今のあからさまな力の支配を許すことだとは思いたくない。そんな現在をコロナ禍の時点で投射しているように思える作品であった。

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    2026年03月19日
  • 黄色い家(上)

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    初めての川上未映子さん。

    お話のテンポが良くてどんどん進む。花に試練のフラグが立ちすぎて切ない…。

    下巻に続く。

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    2026年03月14日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    なんかもっとお金に関わるサスペンスな話かと思ってたら違ってました。ストーリーの核の黄美子さんがゆったりしているからか、進行ものんびりです。花は母に200万円を貸し、「れもん」も燃えてしまって、頼りの大人である黄美子は全く頼りにならないし、どうするんだろうと思います。特に登場人物全員、善人寄りの思考回路をしているけれど、ちょいちょい癖があるところは気に入っています。黄美子はどんな逮捕されるような悪事をしたのかどうか、きっと本人に悪気なんてないんでしょうが、それを楽しみにし下巻も読みます。黄色い家はどこ。

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    2026年03月14日
  • 黄色い家(上)

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    黄美子さんと花ちゃん達の生活は青春っぽさがあって美しい描写だったけど、水面下に蔓延る生活の不安定さや社会的弱者の運命が拭いきれず、この生活の儚さを感じながら読んだ。下巻はもっとしんどい描写が続くのだろうけど。花ちゃんだってもっとまともな家に生まれていたら、それなりの生活が送れそうな素質はあるはずなのに、結局自分の生まれ育った環境が自分の人生の8割くらいを決めるんだと思うと、世知辛い。

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    2026年03月12日
  • 黄色い家(上)

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    ネタバレ

    中盤が少しだけ退屈だったが、最後また盛り返した。下巻が楽しみ。母親が虐待している暴力的な母親ではなく、でも決していい親ではなく、リアル。一生懸命、子供も嫌いではない、でも自分の方が好き、楽しいことがしたい。
    信頼している大人(きみこさん)実は他の大人からみたら、あの人は、、、ってときの花ちゃんの気持ちもリアルだなぁと。よくあることだよね、ではないが、パーツパーツの事柄とそれにまつわる気持ちに共感

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    2026年03月07日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    これはパンデミックの時期でなくても、人間の心に巣食う。社会と隔離された入院という時間、淡い恋心を抱いていた相手と心が繋がらなくなった時、美しさのあこがれの先にあった汚さ、死を前にしての性への執念、近しい人への優越感。この感情がずっと続くものではないけれど、重苦しく息がつまるような感覚を体験した人は多いのではないでしょうか。

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    2026年03月01日
  • 乳と卵

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    久しぶりに文が合わなくて読みづらかった。
    卵で生まれて乳で育つ。卵と乳がなくなると用済み??まだ生きてる。

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    2026年02月26日
  • 愛の夢とか

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    なかなか、何を言いたいのか理解するのが難しい話が多かった。
    面白かったのはお花畑自身と十三月怪談。
    十三月怪談は若い夫婦の話。妻が若くして亡くなるのだけど、その後の展開が結局どうなるの?と思いました。
    夜寝る前に読んだのでちょっと怖かった。
    死後の世界は多分あるんだろうなとか好きな人が不幸だと辛いなど色々考える話だった。

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    2026年02月07日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    「あなたの鼻がもう少し高ければ」
    実際、ギャラ飲みするための面接ってあるのかなと思った。ズタボロに言われた面接の後で生まれたトヨとマリリンの関わりが平和で、ずっとこのままの世界でいてくれと思った。

    「ブルー・インク」
    書いてしまうと残ってしまうから怖いという感覚はすごく共感した。私も日記が苦手で、自分の感情が文字として残って誰かに見られると思うと怖くて書けない。

    「娘について」
    表向きであからさまに攻撃するわけではなくて、悪気はないんだよっていえるくらいの範疇でコソコソ相手を裏切っているところにモヤモヤした。家庭環境が真逆で、ぬるま湯に浸かっているような野心のない友達に苛々するところはわか

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    2026年02月06日
  • 春のこわいもの(新潮文庫)

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    川上未映子が好き、読んでてああこんな感じだったって思った

    短編集、満足感のあるものに巡り合うことあんまないよね
    最後の話の終わりかけの不穏な感じは良かった

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    2026年01月29日
  • 夏物語

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    生まれること。生むこと。生む機能を持って生まれるということ。「女」であることは夏の暑熱のようにぴったり肌に貼り付いて、意識しようとしまいと、女の人生は「女であること」から自由にはならない。その息苦しさの果てに広がる、夏空のような開放感が強く印象に残る。

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    2026年01月25日