小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 III アウレーリア一統

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3巻も面白かったです。2巻の人々の子孫が登場人物で、この登場人物の子孫が1巻の人々……大河スペース・オペラにふさわしいスケールの大きさで良いです。
    アンチョークス家とセアキ家、カヨちゃんにフェオドール。フェオドールこの頃喋ってたんだ…しかも2巻のフェオが使ってたAI。
    ダダーの話によるとセアキ家は華奈子の子孫っぽい。アンチョークスの始祖爆誕からの歴史ももの凄かったです。心を押し殺さずに機能を変えるのか。そしてここからこの2家仲良いのですねきっと。
    ドロテア・ワットという木星の大赤斑にあった巨大動力炉、これアクリラが見付けてた戦艦?と同じ名前してるけどそのものなのかな。
    それにしても大主教デイム

    0
    2023年11月05日
  • 老ヴォールの惑星

    Posted by ブクログ

     オススメして頂いて読みましたが、面白かった……!
     環境が「生物」に与える影響や変化をテーマにしたSF短編四作。いずれも完成度が高く、設定の斬新さ・科学的説得力・ストーリーテリングの全てが高水準。そして皮肉を残しながらも爽やかなハッピーエンドというのがとても素敵///
     四編のどれもとても楽しめましたが、個人的には表題作「老ヴォールの惑星」と、「漂った男」の二編が特に好みでした。
     前者はヒトとは異なる生命体の目線での異星間交信への挑戦という設定が興味深く、また、スケール感のある惑星の設定に驚嘆させられます。想像力が全く追いつかないけれど、青一面の世界に群れを成す「生命体」をぼんやりと思い浮

    0
    2023年11月03日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イサリとアイネイアの軽い掛け合いから始まる導入は物語に引き込まれ読みやすかった。
    最後のこの章のオチとしてもアインがいかに善意を持った青年かが表現されていてなんだか胸を打たれる。
    その後祖母の背景がありこれまでの経緯に納得。
    ラバーズたちと救世群の新たな関わりもここから明らかになり、ロイズとの関わり。
    ロイズの裏の方でうごめく陰謀、救世群のロサリオの背後にいる異星人のか変わりなど今後の展開がきになる。

    0
    2023年10月16日
  • 天冥の標 II 救世群

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    救世群〈プラクティス〉は元々患者群。惑星メニー・メニー・シープが舞台だった1巻から、800年巻き戻った地球を舞台にした2巻も地続きなんだなと思わされました。
    パンデミックが描かれているけどこの本が書かれたのは2010年代、コロナ禍を経験してる今読むとますますこのシリーズの過酷さが身に沁みます。1度かかると、回復出来ても一生隔離というのも過酷。
    これがあったから地球を離れてるのか…?でも冥王斑だしプラクティスだし追いかけてきてるよね??
    すべての発端、、、続きも読みます。
    装画すごいな…スタジアムにずらりと並ぶ救護テント。

    0
    2023年10月09日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

    Posted by ブクログ

    3巻は脱出後のお話で、いよいよ往来圏に到達します。前半はちょっと説明的な文章が多くて、なかなか読み進められませんでしたが、中盤以降テラとダイオードが不自由ながらも自由に動き始めてからは面白くなりました。
    なかなか衝撃的な事実がババっと提示されてこの巻は幕を閉じますが、次巻以降も2人は暴れてくれそうです。

    0
    2023年10月08日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こんな終わり方ある!?これは序章に過ぎないんだろうけど、という1巻でした。
    愛着覚えたキャラほとんど退場してしまい、これからどうなるのか…寧ろメニー・メニー・シープ、存続できるのか。
    イサリと、クレヴ改めリリーがキーパーソンかなぁ。
    地球からやってきてたふたりも気になります。あんなに簡単そうにハーブCまでこれるの?
    2巻は1巻よりかなり前の地球から始まるそうで、この星とはしばしお別れですが、続きも楽しみです。

    0
    2023年09月13日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

    Posted by ブクログ

    ――

     推進剤はあなた。



     …難点は、何処へ飛ぶかが自分でも解らないところ。けどそれって操舵のせいだよね。エンジンにも罪はないよね。
     というわけで待望の3作目。SF読者になったのが遅めの自分が、こういう国産SFをリアルタイムで読んでいける、というのは幸せなことなのだろうなぁと思います。振り落とされないように努力する必要があるサイクロンだけれど、その分入り込んだときのズキズキ感が、たまらん。
     スピーディに展開する物語は、あれよあれよと核心へ到達したかに思えたところでまたぶっちぎられて。ランナウェイがランナウェイされるという衝撃の展開もまた別の衝撃に置き換えられてしまえば、不思議と読み

    0
    2023年09月12日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白かった〜!巻数の多さに怯んでたけどグイグイ読めておすすめして頂いて感謝です。
    人間、自ら改造してる人間、原住民?の知性体、アンドロイド…と多種多様にたくさん出てくるけど、この人誰だっけ?という混乱を全くしないのもすごい。何故か個別の意識を持ってる《石工》のクレヴが好き、話し方がかわいい。
    加えて、惑星ハーブCの植民地メニー・メニー・シープの歴史や〈領主〉の悪政と《海の一統》との対立もてんこ盛り。世界観作り込んであって好みです。
    《ラバーズ》は「そうだろ」となりました。エランカ議員がどうなるかだ。
    別行動とってるカドムとアクリラ、それぞれ大変なことになっているので下巻も楽しみです。初期の自治

    0
    2023年09月01日
  • 銀河英雄伝説列伝1

    Posted by ブクログ

     それぞれいろんな方向性の作品が読めて楽しめた。巻末の著者の言葉で、どういう興味や視点からその舞台やキャラクターを選んだのかが書かれていたのもよかった。
     表題作が、意外なところに舞台が設定されていつつ、その後の歴史の流れに思いをいたせる面白さがあって一番好きかな、と思う。

     2巻以降も企画されてるのかな?

    0
    2023年08月27日
  • 天冥の標 IX PART1 ヒトであるヒトとないヒトと

    Posted by ブクログ

    SF。シリーズ9作目part1。通して13冊目。
    シリーズ完結に向けて、大きくストーリーが動き出した感じ。
    スケールは更に大きく。
    カルミアンやダダー側の視点もあり、主要登場人物が勢揃い。
    残り4冊を読むのがとても楽しみ。

    0
    2023年08月01日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

    Posted by ブクログ

    SF百合漁業小説第3作、シリーズ進んでも相変わらずおもしろいのは流石。
    BDPからの「どっちが?」のくだりが最高すぎてニヤニヤしてしまった。
    終盤の展開が衝撃すぎて3度読み、百合とか以前にSFだもんね……ここからどうなっちゃうのか……。

    0
    2023年07月31日
  • 復活の地1

    Posted by ブクログ

    惑星を襲う震災を描いた1巻。スケールの大きさもさることながら、民衆の行動や政治の様子などがリアルで、作り込みのすごさを感じました。

    まとまった感想は最終巻の3で。

    0
    2023年07月16日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

    Posted by ブクログ

    三部作完結…

    なんとも評価に困るお話だなぁ。

    しかし、末永く、銀河の終わりまで幸せに暮らせる、のだろうか?
    粘土の子らは、銀河ネットワークで幼年期の終りを歌う、のかな…

    0
    2023年07月02日
  • 時砂の王

    Posted by ブクログ

    タイムトラベル×卑弥呼という舞台設定だけでも好奇心をくすぐられるSF。更にこの舞台設定に時空を超える愛が練り込まれてる。時間軍の設定も構成も工夫されているし、邪馬台国の民衆と「物の怪」の戦闘もなかなか面白かった。もっと細かく書こうと思えばいくらでもできそうなところをスッと終わる潔さ。

    0
    2023年06月07日
  • 時砂の王

    Posted by ブクログ

    アレクサンドルは凍結から目覚めたのか。釈然としない?知性対サンドロコットスのサブユニット
    因果効果、時間枝、ハイブリッド、カッティサーク 奪われた人類の
    釈然としない部分はあるけど数万年単位の大きな人類の戦い、壮大だった。時間遡及し歴史改変した時間枝がパラドックスで消えるのでなく「滅亡する」という選択肢が絶望的。

    0
    2023年07月04日
  • 天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ここでようやく過去の話が繋がってくる話があり、目からウロコというかすごく楽しく読むことができました。

    次がどんどん楽しみになってくる。

    0
    2023年05月21日
  • 第六大陸2

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1967年の宇宙条約に基づく月の商業利用禁止訴訟、NASAとの関係、思わぬ相手からの横槍、宇宙デブリの掃除、資金繰り問題、そして未だに見えないヒロインの本当の目的と、その背後にある父娘関係...
    未知の存在を匂わせる形での終幕は、さらなる続編への期待も感じさせてくれます。
    数々の課題をクリアしながら月面結婚式場の建設を目指す姿は、SFである一方で、極地での建設工事プロジェクトの記録のようでした。

    0
    2023年05月18日
  • 第六大陸1

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本の民間企業が大富豪の資金援助の下で月面基地を開発する「第六大陸」。ロマンがあるねぇ。
    スポンサーとなるのは大富豪の娘さん。基地をつくる目的がなかなか明かされないが、結婚式場とはニヤリ。巻末でさらなる目論見がほのめかされかれて、そして動き出すあの大国...
    第一巻は建設着工までが描かれていて、土木やら建設やら泥臭い現場仕事に光が当たっているのがなんだか嬉しい。

    0
    2023年05月15日
  • フリーランチの時代

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    小川一水さん作品の3つめ。おもしろいわ。

    「フリーランチの時代」:ファーストコンタクトなのに全くドラマチックでないところがいい。生きるか死ぬかの選択でアッサリとエイリアンになることを選ぶシーンがいい。

    「Live me Me」:事故で肉体を失い、辛うじて残っていた脳の活動をシステムに差し出すことで身体を卒業して生きていく。肉体を失った後の自我、感情、愛の行方が感動的。

    「Slowlife in starship」:宇宙船で暮らすニートの話。宇宙船の中で猫を追いかけたりとか、まったりした感じがいい。

    「千歳の坂も」:科学と医学の発達により、延命処置が寿命を追い越すようになった時代。健康

    0
    2023年05月05日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART3

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    25世紀末。〈救世群〉議長の娘イサリはスカイシー3で脱走し、ボーイスカウト活動中だったMHD社の最高責任者の息子アイネイアと出会う。濃密な一日を通じて友人になった二人。だが、〈救世群〉の中枢は非染者社会への宣戦布告に向けて着々と準備を進めていた。太陽系外からやってきた異星人カルミアンや、被展開体のミスチフとノルルスカインの思惑も絡み合い、遂に全太陽系を巻き込んだ大戦争が幕を開ける。〈天冥の標〉シリーズ第6作。


    5巻までのキャラの縁者たちが大集結。イサリの名前がでるだけでもアガるが、メイスンたちの祖先であるミスミィがやっと登場してきたのが嬉しい!彼女たちと出会ったばっかりに、〈救世群〉は戻れ

    0
    2023年03月01日