小川一水のレビュー一覧
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「日本の『ハイペリオン』だからぜひ!」と目利きの後輩たちに勧められて読み始めたが、外見描写もなくうじゃうじゃ出てく流キャラ、すごいスピードで進む話。うわわ、これは読書力のすべてを投じても太刀打ちできるか…?と必死で100ページ読んで、「あ、これ下巻」と気づいたわけです。
あらためて上巻から読み直したら…すごいなあ! わかりやすいしw
ああ、このキャラが「シュライク」っぽいのね、そして、続巻にはアイネイアという人物が出るのねと、あくまでハイペリオン類似点に萌えつつ、いや、これは素晴らしくスケールのでっけえオリジナル世界に没入させてもらえる傑作。
人の死に方と言ったらイデオン並みだが、間にいろい -
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SF。短編集。
良作が勢揃い。どの作品も個性的で読み応えがある。
「守るべき肌」がとても好みだった。
「都市彗星のサエ」
ボーイミーツガール。読みやすく、読後感も良い。良作。
「グラスハートが割れないように」
祈り。これは苦手…。祈るより行動したら、と思ってしまう。
「静寂に満ちていく潮」
ファーストコンタクト。異星人の設定が好み。ラストも結構好きだったり…。
「占職術師の希望」
超能力。ささやかな能力で必死に戦っている感じが好印象。
「守るべき肌」
仮想現実。ツルギのキャラ設定に心が震えた。映画しか知らないが、『エンダーのゲーム』ぽい仕掛け。解説によると、グレッグ・イーガン『ディアスポラ』 -
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鴨が偏愛するコミック・アーティスト、弐瓶勉氏の代表作「BLAME!」を元ネタに、現代日本を代表するSF作家が腕を振るった二次創作アンソロジー。
「BLAME!」を読んだことのある方ならお分かりの通り、あの作品は世界設定が全てです。その世界の中で、どれだけ物語を展開できるかが腕の見せ所なわけで、プロのSF作家としても面白いお題だったんじゃないかと思いますねー。収録された5作品は、どれも全く異なるテイストの作品でありながら、ちゃんと「BLAME!」の世界の中で展開しており、なおかつ幅広いイメージを読者の眼前に提示します。「BLAME!」の世界観の揺るぎなさ(換言すると、細かいところは各自の想像に委 -
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宇宙に行ったら何が怖いかって話で、確かに空気が無いってのは怖いっちゃあ怖い。空気なんて地球にいれば常にあるんだから、それが無いってのは怖いって。でも考えてみりゃ船に乗って外洋に出てしまえば、まぁ空気はあるけど、船が沈没したら確実に死ぬし。あの水に入っているだけであっというまに身体が冷え切るっぷりは恐ろしい、水も怖い。飛行機だって何かあったら、空気あったってやっぱり落っこちたら死ぬし。まぁそんなこんなで空気が無い分宇宙も怖いけど、それでもいつか行くんだよねぇ。2001年宇宙の旅が出てからずいぶん経つけど、もう2017年になっちゃったけど、別にアンドロメダ星雲まで行けなくても良いけど、もうちっと身