【感想・ネタバレ】天冥の標 III アウレーリア一統のレビュー

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Posted by ブクログ 2021年06月21日

 第1巻に登場した《酸素いらず》アウレーリアの先祖の話。《アンチ・オックス antiox》が《アンチョークス unchokes》に転じたわけだ。カヨも登場するし、フェオドールも身体が与えられる。ミスチフとダダーの因縁も、そしてロイズ非分極保険社団が活躍(?)する。
 なぞの遺跡か構造物、いや宇宙船の...続きを読むドロテア・ワットをめぐっての《酸素いらず》と宇宙海賊、救世群の三つ巴の戦いが描かれている。宇宙空間での対艦戦闘や白兵戦のシーンが多く、第1巻や第2巻とはまた趣きを異にする。

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Posted by ブクログ 2020年09月11日

木星で謎の巨大動力炉であるドロテアワットが起動するというオープニングから、
人類が宇宙に進出した2300年まで時間が進んだ舞台背景の話。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年07月08日

アイザワの名前や、ソネ号、フェオドール、ダダー、ミスチフなど、1・2巻で描かれたものが少しずつ解かれてきた感じ。相変わらずアンチョークスの人達は血気盛んというか。セアキの先祖も出てきてここから付き合いが始まったのか…!という感動もあり。
そもそもがダダーとミスチフの争い?に巻き込まれた太陽系ってのが...続きを読むまたw
続き気になる。

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Posted by ブクログ 2019年10月18日

謎の遺跡「ドロテア・ワット」の探索シーンから始まる今作。ノイジーラント、エスレル会派のアダムスを主人公に据えて彼らと宇宙海賊たちの戦いをメインに物語が紡がれる。「酸素いらず」が訛って「海の一統」になったのか、ふむふむ。千茅たちの子孫である救世群や、カドムの祖先である瀬秋家も登場し、おぼろげながら過去...続きを読むと未来のピースが埋まってきた。地球外の生命と思しきダダーやミスチフたち、被展開体の正体も少しずつ明かされてきた。この後の展開がどうなるのか想像するのも面白いが、その予想をぶっちぎりで裏切ってほしいと思わせる。

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Posted by ブクログ 2019年09月09日

子供のころ見た、宇宙で戦闘するアニメ…そういう世界にどっぷり・違和感なく浸かる読書だった。今までの2巻とのつながりが多々示されつつも、謎はまだ尽きない。

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Posted by ブクログ 2016年01月01日

わぁ〜今度はスペースオペラ系だ^_^
1作目に登場したアクリラたち《海の一統》に繋がる人びとの話がメイン。
物語の始まりである2作目からの繋がりも織り込まれ、長い長い歴史の過程を発見したり想像したりする、ちょっと他の作品には無い楽しみ方ができる、これはひょっとしなくても、ものすごいシリーズなのでは?...続きを読むと思う作品です。
想像するのも楽しい形の宇宙強襲砲艦や、真空でも宇宙服が要らない身体、木星の大赤斑にあった超古代の遺跡…
中高生の時にエンタテイメントなSFをたくさん楽しみましたが、その時に還ったようなウキウキした気分で読みました。読み終わるのがもったいなかった^_^

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Posted by ブクログ 2015年10月11日

前巻までの伏線を回収しつつ、新たな伏線を張る。圧倒的スケールで世界観を築きつつ、ストーリーもしっかりとしてる。読み応え抜群!

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Posted by ブクログ 2014年02月06日

ーーー西暦2310年、小惑星帯を中心に太陽系内に広がった人類のなかでも、ノイジーラント 大主教国は肉体改造により真空に適応した《酸素いらず》の国だった。
海賊狩りの任にあたる強襲砲艦エスレルの艦長サー・アダムス・アウレーリアは、小惑星エウレカに暮らす人々と出会う。
伝説の動力炉ドロテアに繋がる報告書...続きを読むを奪われたという彼らの依頼で、アダムスらは海賊の行方を追うことになるが……。シリーズ第3 巻。


近頃もりもり読んでる天冥の標第3章


後の《海の一統》にあたる《酸素いらず》達の奮闘を描きながら
彼(と呼んで差し支えがあるのなら"あいつ")の動きもじわりと広がる。
中でもやはり、《酸素いらず》達のまっすぐな気概に心惹かれる。


ここからどのように物語が展開していくのか、ページをめくる手と本屋に向かう足が止まらない。




「あなた方の羊がお健やかになりますように」

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月05日

3巻も面白かったです。2巻の人々の子孫が登場人物で、この登場人物の子孫が1巻の人々……大河スペース・オペラにふさわしいスケールの大きさで良いです。
アンチョークス家とセアキ家、カヨちゃんにフェオドール。フェオドールこの頃喋ってたんだ…しかも2巻のフェオが使ってたAI。
ダダーの話によるとセアキ家は華...続きを読む奈子の子孫っぽい。アンチョークスの始祖爆誕からの歴史ももの凄かったです。心を押し殺さずに機能を変えるのか。そしてここからこの2家仲良いのですねきっと。
ドロテア・ワットという木星の大赤斑にあった巨大動力炉、これアクリラが見付けてた戦艦?と同じ名前してるけどそのものなのかな。
それにしても大主教デイム・グレーテル格好良い。動けるおばあちゃんな彼女の過去も描かれるといいです。
プラクティス→フェロシアンの道筋も薄っすらと。身体が変形してるのは今後なんかあるんだろ。。海賊エルゴゾーンとロイズ保険会社は何処へ。3→1の間にここも何かあったのかな。


明らかになっていくこと、未だ謎に包まれていること…3巻なのでまだまだこれからです。読みます。

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Posted by ブクログ 2022年07月22日

やっと話が見えてきた感。特に、全体を見る目線がわかって、読むのが楽になってきた。3巻、4冊、それなりの分厚さを一気に読めるのはすごい。でもやっぱり少し疲れてきたので、次どうするか悩むところ。

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Posted by ブクログ 2022年05月10日

24世紀。海賊狩りで名を馳せる宇宙戦艦エスレルの艦長サー・アダムスは、小惑星エウレカにある救世群の居住地を襲った海賊の裏にエルゴゾーンと呼ばれる巨大犯罪組織の存在を感知し、調査を始める。エウレカから盗まれたのは、12年前行方知れずになったという木星の宇宙遺跡ドロテアに関する報告書。アダムスの母星ノイ...続きを読むジーラント、海賊たちの長イシス、救世群、リエゾン・ドクターらの思惑が絡み合う、宝探しの宇宙冒険活劇。〈天冥の標〉シリーズ第3作。


破天荒な、だが自らの魅力を知り尽くし活用し尽くすことに躊躇がない少年艦長を乗せた装飾過多な宇宙戦艦で、掠奪者たちとバトルしながらその元締めと古代遺跡を探す、クラシカルなスペース・オペラ。スター・ウォーズ的なノリでさまざまな星を旅して風俗を学んでいくのが楽しい。
今回は《海の一統》アンチョークスの先祖、《酸素いらず》アンチ・オックスの人びとが主人公。なぜ肉体改造を施し、電気を動力にする人びとの共同体が生まれたのかが明らかになる。宇宙飛行士が極限状態で見た幻覚が宗教になるというのはありそうだし、リベラルなクリスチャンの未来社会としてノイジーラントの描写が面白かった。
サー・アダムスはⅠ巻のアクリラによく似たキャラクターで、今作の読みどころは彼の魅力に尽きる。ミクマックをはじめとするクルーたちや、セアキとグレアもアダムスという巨大な恒星のまわりを廻る星だ。(ミクマックとの体格差同性愛描写、JUNE…?と思ったけど(笑)) 正義感とアンチ・オックスとしての矜持に溢れ、感情表現が激しいアダムスと一緒に怒ったり泣いたりするうちに冒険は佳境に入っていく。脇キャラではいきなりタイマンバトルを仕掛けてくるデイム・グレーテルおばあちゃんが好き。この人の全盛期の話も読みたい。
ドロテアの謎は残ったままだけど、これは『星を継ぐもの』的な展開になっていくのだろうか。アクリラの代ではアウレーリア家の船として伝わってたけどロイズが持ってっちゃったし……それともアンチョークスのタペストリーになってるのは名前をもらっただけの別の船なのかな?
海賊狩りの矜持に胸を熱くなる爽やかな冒険小説。だが、彼らもいつか救世群を追い詰める一因になるのかと思うと続きを読むのが少し悲しくなってくる。

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Posted by ブクログ 2020年07月30日

現代地球から300年先の小惑星帯に舞台は移り、宇宙軍、海賊、救世群三つ巴の戦いが軸。「酸素いらず」たちの由来は明かされるものの、大風呂敷は広がるばかりの第3巻。冒頭木星の世界&謎の遺跡の描写は圧巻で、いきなり引き込まれます。戦闘シーンも細かく、イメージを掻き立てるハードSF的世界。なのにブッ...続きを読む飛んだキャラ設定や、やけに軽い言動などもあって…独特なテンション・雰囲気で話が進む冒険譚、読み応えがありました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年06月23日

第1巻の先祖、第2巻の子孫たちの物語。アンチ・オックスの活躍をえがく。クアッド・ツーというシステムは、うまいが、地味とも感じた。艦隊戦のどんぱちはない。大航海時代のような船への乗り込んで制圧という戦いだ。第1、第2はページをめくる手が止まらなかったが、今回はしばしば止まった。断章でダダーとミスチフが...続きを読む語られるが、何なのか。被展開体というのが分からない。

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Posted by ブクログ 2019年02月04日

プラクティスと宇宙海賊とアウレーリア。地球外文明の遺産を巡る三つ巴の争奪戦。
真っ向勝負のスペースオペラ。

ドロテア上での最終決戦で明かされたダダーとミスチフの関係。2巻の冥王斑の曝露が物語の始まりかと思っていたけど、データに生きる彼らの誕生、生存理由が起源であり、伏流水のように地球人類の歴史と進...続きを読む化・未来と共に生きていくのだろうか。
彼らが表舞台に束の間現れたのが、ドロテアでの決闘か。
観察・共生のダダーと、そうでないミスチフ。
「オムニフロアと睦んでしまった」というのはどういうこたなのか?

断章で語られたダダーと羊飼いの接触。メニーメニーシープへの伏線がまた一つ。

断章のナンバリングが「四」なのは何故?2巻は「二」。
抜けているのは、今後挟まれてくるということ?









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Posted by ブクログ 2018年08月03日

天冥の標シリーズ三作目
宇宙船乗りの一族が
古代兵器を追うというド派手なアクションSF
スペオペ要素満載です。
随所に出てくるキーワード
二作目の登場人物の子孫
そしてまだ一作目と、結びつかない事象など
まだまだ全体像が見えない。
リアルタイムで読んでた人達
よくこのモヤモヤに耐えれたなぁ…

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Posted by ブクログ 2018年01月29日

SF。シリーズ3作目。
今回はアクション満載のスペースオペラ。2310年。宇宙が舞台。
やはりアクションは映像で観たい(自分の想像力が及ばないせいだけど)。
アウレーリア、カヨ、セアキ、セナーセー、フェオドール、救世群、冥王斑、ダダー、華奈子などなど。1作目、2作目との繋がりが目に見えてきた!
主人...続きを読む公アダムスが性格的に幼い印象で、ストーリーも派手に展開され、とても賑やかな1冊でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2015年03月30日

3巻にしてようやくのSF展開。ひと段落してきたところで少し気になりだしたのが人が死にすぎる安易な展開。舞台となる時空が広大なので登場人物が使い捨てになりがち。あと、意外性を追求するあまりに話の作りが荒く、その「実は」って設定は本当に必要なの?みたいなところもボチボチ。あと人称も雑で、それが輪をかけて...続きを読む「実は」展開を安っぽくしちゃってる気がする。
隔離された集団同士が接触した際のウィルス交換のリスク。大航海時代に実際に起きていた問題だけど、SFの世界では不思議と忘れられていた概念だったかも。この辺をリアルに言及してるのは面白いと思った。
呼吸(酸素)不要=真空でも大丈夫、って誤解が後を絶たないというか。ちょっと残念。気圧の問題は人体にとってもっと深刻なはずなんですが。

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Posted by ブクログ 2014年07月13日

少しずつ謎が解けていくようで、1巻にどう繋がっていくのか、2巻からの繋がりはどうなのか、さらに謎が深まるような...でも、やっぱ忘れんようになるべくまとめて読んだほうがいいのかな。

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Posted by ブクログ 2014年06月28日

『メニー・メニー・シープ』からここまで一気読み。
作者のものすごいエネルギーを感じる。SFで、というか小説でできることを全部やろうとしてないか?
ちなみに本作は「ザ・スペースオペラ」

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Posted by ブクログ 2014年05月16日

4/14頃から読み始め。5/15に終了。GWはさんだとはいえ一ヶ月もかかってしまった・・・ハードなSFなので読み詰まるとなかなか進まなかったが、アダムスは可愛いしセアキの危なっかしい性格のおかげで読み終えることができた。前に読んだ3冊分の片鱗がチラホラ出てきたのも良かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年12月20日

スペース・ファンタジー。1巻でもでてきた”酸素いらず”の人々や救世群を中心に2巻の後の世界、1巻の前の世界。救世群やセアキ、フェオドール、ダダー、羊、ミスチフ、ドロテア、電気、船、海賊、開拓者、情報生命体。

人々の意志は時代をまたぎ受け継がれ断絶し、繋がれる。
環境と技術は人の一族の生き方さえも変...続きを読むえてしかし変わらないところも残しつつ一族という枠、居住地という線引をもって思想で団結し反発し、利益を奪い合ったり自身の誇りを取り戻そうとする。

しかし、物語は場所を変え時を変え紡がれて大きな情報生命体の物語を描く。かれは偏在し、多くの目を持ち、ある時は人と接触し、生き抜いていく。ただ彼の思想は思ったよりも人間に影響されているようである。はじめは擬態であったであろうそれが気づけば自身に内面化されていて面白い。1巻時にああなっているのもどういうことなのか、ながいきってそういうものなのかなー。1巻におけるミスチフはあれでいいのかな。もう一回読み直さないとな。

2巻よりも好きでした。性に合ってるだけだと思うけど。

ただ、救世群は結局救われていないし、自分たちを他人のラベリングのままにしか生きれていなくて可愛そうだった。被差別者はいつでもそうなってしまうのか。ただ私にはアダムスとなじようにその痛みを分からないしわかったふりはけしていしてはいけない。
ただ酸素いらず(アウレーリア一族)と救世群はとてもちかい。誇りをどこにもつかと自分たちの拠り所の有無だと思う。

物語は少しづつしか動かない。時が解決すると言っても人間の生の短さを分かってはくれない。一人一人にとっての自分の物語が束になってやっとひとつひとつ巨大な歴史の物語を動かしていくのだと思った。
それが言いたいことではないのだろうが。

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Posted by ブクログ 2013年10月04日

前作、前前作と趣を変え、まさかのスペースオペラだった。

一巻にも登場したアンチオックスという種族が、2300年代の宇宙を舞台に縦横無尽に駆け回る。
奔放にして大胆なアンチオックスは読んでいて楽しい。宇宙技術の発達した時代に、白兵戦を武器に艦隊を蹴散らしていく様は痛快でもある。
 その一方で、二巻と...続きを読む一巻の繋がりも見えてくるため、ようやく物語の全体像が、ぼんやりとではあるがわかってくる。

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Posted by ブクログ 2012年10月17日

シリーズ第三作目。全10巻の予定ということで刊行され続けている大作。
完結すれば日本SF史に残る作品になるだろう、と言われていますが、それは間違いないことを確信しています。最近では6巻目が刊行されたとか。この歴史的な瞬間に追いついておきたいため、また追いかけ始めました。
シリーズの内容は、色々なとこ...続きを読むろで紹介されていますから、ここで繰り返すことはしませんが、一作目が異世界未来SF、二作目がいきなり現代のパニック作品、本作がスペースオペラ風と、時代と世界を飛び回りながら、一本スジの通った世界構成、謎がチラチラと現れているところに、SFファンは魅かれてしまう。
これから世界が広がりながらも、色々な謎が回収されていく楽しみが残されています。
リアルタイムにこの作品群に出会えたことは、ある意味幸せかもしれません。
あまり置いていかれないうちに、最新刊まで追いついていきたいと思います!

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Posted by ブクログ 2012年10月15日

ライトノベルっぽい普通のSF。
美貌惣領とか読んでて恥ずかしい…。ラノベSFは美少女がつきものだろうが、美少年でもいいですかみたいな?BLも散りばめたし、レズっ子もいますよ~。

それはさておき、次第に明かされる謎と冒険活劇にドキドキしながら読み進められて楽しい。船の描写がかっこいいのだが、頭がつい...続きを読むていかず絵が思い浮かべられないのが残念。再読しなければ。

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Posted by ブクログ 2012年10月07日

宇宙で宇宙海賊との闘いを描き、SFらしい素晴らしい展開で、最後にダダーから見た人類に侵略する異星人の戦略を見る。木星の大赤班を使った風車のエネルギーが、どれだけのエネルギー量なのか、今後の長い人類史にどう影響を及ぼしていくのか、ちっぽけな人類の視点でなくダダーの視点から楽しませて頂くことにしましょう...続きを読む。巻が進むごとに、傑作の度合いが高まってきますね。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

天冥の標第3章。
2章は現代アウトブレイク小説で、3章は太陽系開拓期になっている。
だんだんと1章に到る路は整備されていくようで、どう路を整えるか興味深い。
この時点だと救世群が冥い状態のままで、読者的に2章の後を引いて可哀想な感じが強いです。

小川さんは、私がSFに望む「何か変化のあった環境での...続きを読む人の営み」を構成して書くことに長けていて、毎度とても面白い。
今回一番端的なのはアンチ・オックスの一統の生活だが、何故そうなったかというエピソードも小川さんらしく、いくつかのサバイバル系の短編を思い出す。

最終的にはダダーとミスチフの戦いに収斂しそうな感じではあるが、そこに乗っかる人々の歴史の積み重ねは、甚大なものになることだろう。
とりあえず半分ぐらいまでは早々に進まないかと、楽しみにしています。

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Posted by ブクログ 2019年01月16日

IとIIの中間に位置する時代の話である。今回の内容で以前のシリーズの話のつながりがおぼろげながらわかって来た気がする。
IIに較べて悲壮感のようなものが感じられないのは、未来を舞台にしているからだろうか、瀬秋のキャラクターが影響しているからだろうか。結構重要人物が死んでいるのであるが、どちらかという...続きを読むと戦闘ものという感じで楽しめる話だった。登場人物にそれぞれ個性があって興味深い。

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Posted by ブクログ 2017年12月17日

宇宙海賊編。毎巻舞台が違っていて、子孫や先祖は出れどもキャラは一新。でもちゃんと魅力的。色々と繋がってきたように見えて、よく考えるとまだまだ。何だか面白いけど、自分が一体何を読んでいるのか、未だ分からない。知りたい。

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Posted by ブクログ 2013年03月23日

天冥の標 第3巻
2310年、酸素いらずのアウレリーア家が巻き込まれた出来事
この巻はスペース・オペラ的な感じで、2巻までとは違った味わい
 少しずつ謎が明らかになってきているが、全体のつながりはまだ見えない。話の展開がはやく、訳が分からない内に読み終わってしまうので、しばし立ち止まって、振り返る時...続きを読む間をつくった方が良いかもしれない。

1巻と3巻で共通に出てくるもの
セアキ、アウレリーア、酸素いらず、カヨ

2巻と3巻で共通に出てくるもの
アイザワ(チカヤの子孫)、救世群、リエゾン・ドクター、ミスチフ

1巻から3巻まで共通して出てくるもの
冥王斑、フェオドール、ダダー、羊

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Posted by ブクログ 2012年08月28日

スペースオペラを書いてみました!って感じ。よく調べてるし、勉強になる。ただ宇宙に出た時に体が破裂しないのはなぜなのか、仕組みを知りたいような。

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