小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2

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    ネタバレ

    救世群、2PA、MMSの連合軍がついにドロテアへ侵攻。激しい攻防の末、一旋次やミヒルとの戦いに終止符が打たれる…

    ついにここまでやってきた…!
    オンネキッツやアカネカとの交渉はまだほとんど進展がないが、泣いても笑ってもあと1巻!
    ここまで来たら全員にとって悪くない結末を迎えられることをただただ望む…

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    2023年02月28日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    ネタバレ

    2231年、廃棄された宇宙戦艦に閉じ込められた少年2人を救うため、北アルプスにある太陽観測所に落ちてきた紫蘇漬大根のような時空をまたぐ生命体を通じてコンタクトをとる2014年の観測所員。

    設定のハードな部分は読み飛ばしてもOK(俺もなんとなく分かってないような分からんようなで読んでいた)、時空間の上下流を行き来できる大根生物なんだから、色々やり直しできたりはするわけで、その辺のトリックと2つの舞台のコミカルなやりとりを楽しめる。

    腐女子やりとりな余禄もよし。オタク妄想が世界を救うって設定は嫌いじゃない。

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    2023年01月29日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART1

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    ネタバレ

    2PA副司令のコルホーネンにより太陽系人類と救世群との戦い、シグナレスウォー以降の太陽系人類の歴史が語られる。
    カルミアンはMMS人を自覚し、様々な人種、生命体がダダーのノルルスカインを通して接触する。


    物語としては進んでいないが、読者にとっては怒涛の展開。
    だんだんと真の敵が見えてきて、ヒトとは何かという根源的な問いが全体を取り巻く。
    後少しで完結するとなると寂しさもあるけど、どういう結末を迎えるのか楽しみでもある。

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    2023年01月29日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    斜線堂有紀の上智卒なるほど!と思わせる英語力も見せつけられました。斜線堂ファンなら、この短編だけのために読むべき一冊です。
    ・石川宗生「うたう蜘蛛」
    死ぬまで踊り続ける奇病が蔓延したイタリア。総督の前に、「この流行り病を収束させてみせましょう」とホーエンハイムなる錬金術師が現れる。
    性描写あり、中学生には微妙ライン。
    好み的には合わず。
    ・宮内悠介「パニック――一九六五年のSNS」
    一九六五年の日本。そこには「ピーガー」というSNSが存在した。
    一番心が乗らなかった作品。発想は面白い。
    ・斜線堂有紀「一一六二年のlovin' life」
    和歌を詠むと同時に“詠訳”する平安時代。“詠語

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    2022年12月04日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    歴史に生きる人々の心情を特に焦点が当たっていた話や、SF設定におもむきを置いている話、とアンソロジーの強みを活かした独自の世界観が面白かった。

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    2022年11月27日
  • 時砂の王

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    未来の人型人口知生体と卑弥呼、敵は古代神話に出てくるような物の怪。
    この取り合わせが、作者の発明。

    きわめて“ひと”に近い人口知生体が、二度と自分の過ごした時代には戻れない宿命を帯びて、人類の滅亡を救うべく、歴史をさかのぼる。
    時間SFとしては定石のストーリーであるが、滅亡させようとする勢力の理由と、滅亡してしまう理由が、現代の我々への警鐘であることにポイントがある。

    敵である「増殖型戦闘機械」群との戦闘がその時代ごとに違ってきて、ついに決戦となった邪馬台国の地の戦いの描写はとても迫力があった。

    短いページ数のなかで、壮大なスケールを感じることができた。

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    2022年11月19日
  • 天冥の標 IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと

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    ネタバレ

    学問の心を感じる


    “大きな構図の、外側のさらに大きな構図がわかったところで、いちばん小さな手元の問題が消えてなくなるわけじゃないの。ねえ、知ってるかしら?痛みや悲しみはそれが重なると麻痺してしまうけど、責任というものは、背負えば背負っただけ、無限に重く感じていくものなのよ。
    p100

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    2022年11月03日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART3

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    ネタバレ

    大河ドラマ的に壮大な(すぎる)SF叙事詩


    ●純粋知性体

    「違うね。僕がやっていたのは、何をしないかを決めることだ」 
    ー ダダーのノルルスカイン



    愛欲こそは、自と他を溶かし合う営みこそは、短く儚く焼け死ぬ者にも、無明の混迷に彷徨う者にも、等しく達成の境地をもたらす福音なのだ。

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    2022年10月31日
  • 時砂の王

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    ネタバレ

    敵が過去を遡ってまで人類を滅ぼそうとするので、未来の人間は同じように過去を遡る。結果的に人間が勝つんだけど、それまでどう勝っていくのか気になって一気に読みました。

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    2022年10月02日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    巨大ガス惑星、大気を泳ぐ巨大な昏魚、自在に変型する宇宙船で漁をして暮らす人々。
    …という世界の設定だけでもわくわく。
    そして、夫婦で操船するルールの中で、異例の女性ペアで船を操る、テラとダイオードのぶっ飛びまくりの活躍。


    ぷはー、面白かった。
    ストーリーとしては、あらすじを書くこともできないんだけど、とにかくどっぷり濃いSFな世界と、シャイなんだかエッチなんだかピュアなんだか、ド可愛い女子ふたりのやりとりに、気持ちよく溺れるべし。


    続編あるんだ。
    そりゃ、外宇宙へ行くんだよね???

    小川一水さん、いつか読みたいと思いつつも、代表作「天冥の標」シリーズに挑まずに、つまみ食いしております

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    2022年09月23日
  • 天涯の砦

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    中から確認できない事故の全容。
    それぞれが隔離された中、つながるのは声のみ。
    他に生存者がいる。それはどんなにか勇気づけられることだろうと思うのだが…。

    硬質なSFとのレビューに、ついていけるか心配したが無用だった。
    作者としても挑戦だったという、それぞれの登場人物たちの強い自我・行動が、物語をひっぱってゆく。
    時折不用に感じることもあるのエピローグだが、この作品では心地よく楽しめた。
    もし映像化されるなら、音と映像で最大限緊迫感を盛り上げてほしい。

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    2022年09月07日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

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    相変わらずの世界観と愉快さ。
    今作は2人の関係性がより深まって、その様子も微笑ましくて◎
    ダイさんの、まくし立てる話し方が可愛くて結構すき。笑

    3作目もあるかな?
    コミカライズもたのしみだな〜

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    2022年07月24日
  • 天冥の標 III アウレーリア一統

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    やっと話が見えてきた感。特に、全体を見る目線がわかって、読むのが楽になってきた。3巻、4冊、それなりの分厚さを一気に読めるのはすごい。でもやっぱり少し疲れてきたので、次どうするか悩むところ。

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    2022年07月22日
  • 天冥の標 II 救世群

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    急に現代に逆戻りと思ったけど、読み終えてみると急でもない気がしてきて何とも言えない。実は1巻ってこうだったのか?とか色々浮かんでしまう。面白かった。

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    2022年07月18日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    政争系の話は読めない本は本当に読めないが、これはそれ以外の要素が多分に加えられていて読み易い。そして読み進めるうちに世界が掴めてきて、最後の展開に続きを考えさせられる。流される読書。

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    2022年07月16日
  • 天冥の標 VII 新世界ハーブC

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    SF。シリーズ7作目。
    政治と都市計画。
    比較的サプライズの少ない、控えめな展開だったが、遂に1巻と繋がった…。
    あと7冊。とても楽しみ。

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    2022年07月12日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    めっちゃ評価が高かったので、期待して読んだ。やっぱり天冥の標の作者だけあって、SF部分のディテールがすごい。
    登場人物たちの動機や位置付けなんかも絶妙で、これから大きなスケールの物語に発展していきそうな勢いを感じる。
    ただ、この作者の恋愛感というか、人情の部分、なんか私とは違う感性なんだよなぁ。
    このストーリーが愛をベースに描かれてると思うので、そこがズレてるからどうしても最終的にはなんかしっくりこない。
    続刊を読むかは、もう少し時間を置いて咀嚼してからにしたい。

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    2022年07月08日
  • 老ヴォールの惑星

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    小川一水という人は『天冥の標』で超有名なSF作家。
    日本SF界では次世代の日本SFを代表する一人と言われている。
    『老ヴォールの惑星』は初期の中編4話を集めたもの

    表題作「老ヴォールの惑星」
    他の惑星に住む住人、生命体、知性という概念が、人間の想像を超えるとすると……。
    この作品では、生み出される生命体の様式はその惑星の環境が決定づけている。
    イメージすることがなかなか難しいが、不思議と納得できる物語。

    「漂った男」
    誰もいない惑星にたった一人取り残される物語といえばアンディ・ウェア「火星の人」が思い浮かぶ。
    不時着した惑星の環境がこの人の幸福と悲劇をもたらすことになる。
    全て水面の大きな

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    2022年06月28日
  • 銀河英雄伝説列伝1

    ネタバレ 購入済み

    士官学校生の恋は
    ヤンが士官学校時代。同級生の恋バナをキャゼルヌ少佐にしたことから不穏な話に…キャゼルヌ夫人がまだキャゼルヌ少佐と交際中、名探偵さながらに謎を解く話。

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    2022年06月26日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    小川一水さんこんなのも書けるんだ、イヤ書けるだろうけども。
    素晴らしいです、最後のAIのやつ。
    車か、そうきたかって。
    いろんな意味でもこれまでのくびきから解放されてる世界かー。来るかなー。来るかなー。バイクとかもっと愛着湧くんじゃない。

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    2022年06月18日