小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 VI 宿怨 PART1

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    CL 2025.1.27-2025.1.30
    6巻PART1
    だんだん繋がってきて面白くなってきた。
    ただ、ワクワクする感じではなく、不穏になってきたのでドキドキ。

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    2025年01月30日
  • 天冥の標 III アウレーリア一統

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    ネタバレ

    CL 2025.1.11-2025.1.14
    アウレーリア一統。
    《酸素いらず》アンチ・オックスから《海の一統》アンチョークスへ。
    矢来華奈子の子孫らしいリエゾンドクターの医師セアキ(瀬秋)。
    ロボットメイドのカヨに、フェオドール。
    ノイジーラントの主星セナーセー。
    そしてもちろんドロテア。
    1巻と2巻の歴史を繋ぐ3巻。
    まだまだわからないところも多く先は長い。
    アンチ・オックスのアダムスとアンチョークスのアクリラは似ているのに、瀬秋のジュノとカドムが全然タイプが違うのが面白い。

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    2025年01月20日
  • 天冥の標 II 救世群

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    CL 2025.1.4-2025.1.6
    全ての発端を描く第2巻。
    いきなり舞台は現代の地球。主人公は日本人。
    未知の病原体との闘い。この作品はコロナ前だけど、コロナ禍を経験した2025年に読んでいるとその脅威をいっそうリアルに感じる。
    容赦なく主要人物を殺すことにはもう慣れたけど、この冥王斑の出現が全ての始まりというのなら、この先どうなってあのメニー・メニー・シープまで行き着くのか、そしてその先は?
    楽しみすぎる。

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    2025年01月06日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    CL2025.1.2-2025.1.3
    世界が終わったようなラスト。
    全10巻の序章のような1巻上下だった。序章というには濃密な内容で、この世界が、この物語がどう動いてどう展開していくのか。先が気になる。

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    2025年01月04日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    CL 2024.12.29-2024.12.31
    ずっと読みたかったSFシリーズ。
    やっと手をつけることができた。全10巻17冊のまずは一冊目。先を期待できる内容でよかった。
    さあ、どんどん読むぞ。

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    2025年01月03日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART3

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    ネタバレ

    800年にわたる大叙事詩も完結。
    終わりよければすべて良し、とはいかないけれど……登場する全ての生き物たちが、待ち受ける運命に全力で抗っている様を読み身体に力が入り、その結末にそっと息を吐きました。

    ノルルスカインはミスチフと一緒に永久の眠りに就いたのかしら。。

    新星爆発(超新星爆発ではなかったみたい。それでもでかい)を、たくさんの犠牲を払って乗り越えたセレスは太陽系に帰ることにしたのかな。
    ラスト、ヴァンディの子孫に会ったのは、イサリとカドムの子…?そしてその後ろにいる金髪、君はダダーのアクリラかな??ノルルスカインも人型で接触してきたことあったし。。

    こんなにすったもんだしたけど、後年、他の地点から見たらよくある新星爆発としか観測できない、というのも良かったです。
    脈々と続いていく歴史の1ページでしかない。でも、それが尊いです。

    最終章が2019年なのも良かった。この時点からちゃんと、800年後にまた仲良くなれることを信じてた人たちがいたんだな。しかもオバちゃんから千茅への手紙っぽい(;_;)
    諦めなければ、取り返せないことはない。きっと。


    『おめでとう。もう、やめていいのです。あなたは。ーーーこの苦しい旅路に飽きて、さらに先の光景を見たいのでなければ』


    2024年9月29日から小惑星が地球の重力圏に入って、2ヶ月ほど地球の衛星になるそう。
    肉眼では見えないそうですがワクワクします。
    セレスを引っ張ってきた後の地球も、月とセレスと衛星が2個になるのかなぁ。浪漫です。

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    2024年09月30日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2

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    ネタバレ

    ここで退場してしまう仲間たちが出てくるのが寂しい。スキットル…。
    ルッツとアッシュも寂しい、ルッツの遺言も。
    ミスチフ攻略に立ち塞がる最大の敵だと思ってたミヒルも、いざ対峙してみたらミスチフに操られてただけだというのも切なかった。

    ドロテア掌握パートは物理的バトルで凄い。
    茜華根禍率いるでっかい樹木の異星人とコンタクトしにいったラゴスやユレインたちパートもすごいな。植物……

    ようやく、ミスチフ攻略手段が決まったけれど、イサリにするなら元の身体を取り戻すのが先な気がしなくもない。
    最終巻もあと一冊。どうなるの??

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    2024年09月19日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    ガッツリハードSFで良かった。
    特に気に入ったのは、和歌を『詠語』(えいご)で詠む世界の平安時代の物語、斜線堂有紀「一一六二年のlovin' life」。あり得ない設定なのに、迫ってくるような現実感。

    伴名 練 「二〇〇〇一周目のジャンヌ」は、無限とも思われる回数人生を、記憶を保ったままシミュレートされる。その無慈悲な繰り返しのあいだ、ジャンヌダルクはどのように過ごすのか。ジャンヌダルクの繰り返しの中の変化、そしてさいごが切ない。

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    2024年08月31日
  • 銀河英雄伝説列伝1

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    銀英伝のトリビュート小説で様々な作家が短編でその世界を描いていて楽しかった。頭がいい人が多いからか推理系が多いな。本編では触れられないあったかもしれない話。本編好きには良い小説家と。それにしても2は出るのか?

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    2024年08月06日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    空間を移動する我々と違って時間を移動する存在、そんな概念の生命体という設定だけで楽しかった。細かいところを考え出すと矛盾はあるのかもしれないけど、2014年と2300年が繋がるのをポップに楽しく読ませられるのって文章力と発想がすごい。
    お姉様方がキャッキャウフフしてるだけでボーイミーツガール的な関係にならない(一方的な文字だけで顔は合わせてない)のも小川一水にしては珍しかった さすがに顔を合わせる策は思いつかなかったのかしら

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    2024年08月05日
  • 青い星まで飛んでいけ

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    小川一水のSF短編集、やっぱり好き。今まで読んだ中でも老ヴォールかこの本が1,2を争う。骨太な世界観を軽やかに描かれていて面白い。なんとなく最後は「セカイ系」に帰着しがちだけど。

    静寂に満ちていく潮、SF作家の考える地球外生命体の言語が興味深い。異星人との◯◯◯◯が始まって何事かと思った。
    守るべき肌、イーガンのディアスポラ×エンダーのゲームみたいだなと思った。本家はものすごいスケールで自己完結してたけど、こっちはそれで良いのかしら。
    青い星まで飛んでいけ、下位頭脳たちがタチコマで脳内再生されるのは私だけ?首を突っ込みたがる悲しい性質(さが)と黒歴史を抱えつつワイワイと宇宙の果てに飛んでくのを想像するだけで面白い。

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    2024年07月19日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

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    ネタバレ

    テラとダイオードのスペース・エスケープ・オペラ?
    故郷のガス惑星を脱出し、銀河を転々とする生活が始まるが・・・

    見た目凸凹コンビの放浪生活記なんだけど、彼女たちを陰から支援する組織にはやはり裏があり、そして、彼女たちが転々とする先に、そしてその旅先で行うことにも、実は偶々以上の理由があって・・・

    比較的短く終わるのかな、と1巻を読んだときには思っていたけれど、なかなかすごい展開で、もう少し続きそうだし、続きが読みたい作品。

    3巻が出たばかりなので、次を待つ間に、「天冥の標」に挑戦するか? あれも最初の方が積読なのだよな。

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    2024年07月07日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    コミックスを読んで、原作が気になったので、積読から取り出しました。
    巨大ガス惑星を周回する氏族船で、"漁船"の継承者のテラは夫となり漁船の操縦者(ツイスタ)を求めているが、なかなか良縁に巡り合えない。そんな折、ダイオードと名乗る少女が、本来男性しか認められないツイスタに名乗りを上げて・・・

    昏魚(ベッシュ)漁をはじめ、テラとダイの操船やら漁やらが面白い。でっかいテラとちっさいダイの百合もよい。続きを読む。

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    2024年07月07日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    時折りボォーッとした頭には難しい解説が挟まるが、想像していなかった展開が続いていく。早く先を読みたくなる。

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    2024年06月28日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ1

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    小川一水のSFのコミック化1巻。
    原作は買ってあるものの、他の多くの本と同じく積読になっている。視力気力記憶力などの問題で、小さい字の本を長時間読むとか大部の本を読み切るのがしんどい。
    というわけで、原作より先にコミックを読んだわけだけれど、うん、面白いしワクワクする要素がしっかりある。
    先日、頑張って「三体」を1作目だけだけど読み切ったので、こちらの原作も読もうかな。

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    2024年06月23日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

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    もう3巻目なので、表紙のキャラクターで脳内イメージして読み進んだ。
    展開が早い、最後の方雑にどんどん話が進んでいってどうなることかと思った。そうする必要があったからみたいだけど、その種明かしも急展開。
    まだ続くんだろうけど、どうなるのこれ…

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    2024年05月19日
  • 煙突の上にハイヒール

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    煙突の上のにハイヒール
    一人用ヘリコプター

    カムキャット・アドベンチャー
    猫が太った理由

    イブのオープン・カフェ
    失恋したあと出会った人型ロボット

    おれたちのピュグマリオン
    家庭用人型ロボットの開発者

    白鳥熱の朝に
    パンデミックのあと

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    2024年05月10日
  • 時砂の王

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    邪馬台国の卑弥呼の時代に現れた謎の地球外生命体。それらと2300年後の未来から来た使者が共に戦う時間遡行SF。

    しかしながら、”邪馬台国の卑弥呼”というのは、どうも腑に落ちないですね。おそらく、『渡部昇一の少年日本史』に書かれている事が、真実かなと思うのですが…

    以下、『渡部昇一の少年日本史』P19抜粋-
    (前略)
     邪馬台の「台」は「と」と読めますから、「やまと」に「邪馬台」という漢字を当てて書いたのでしょう。しかも相手には野蛮国という先入観がありますから、「邪」という悪い漢字を使っているわけです。
     そこの支配者は卑弥呼という女王であるというのも、どこかで耳にしたことなのでしょう。日本人から見れば卑弥呼は「日の御子(みこ)」です。日本人は昔から天皇のことを日の御子と呼んでいたのです。だから卑弥呼とは天皇のことなのではないでしょうか。
    (中略)
     しかし「魏志倭人伝」の作者は野蛮人の国の日の御子だから「卑」という字を使って卑弥呼としたのでしょう。
    (後略)
    以上、抜粋終わり-

    結局、白髪三千丈の国の言う事なので、嘘偽りが混ざっているのは仕方ないところ(李白は好きなので、誤解なきよう)。ちなみに本作の著者は、作中で畿内説をベースに本作を書いています。前置きが長くなりましたが『時砂の王』のあらすじと感想。

    巨大で不気味な物の怪に襲われた邪馬台国の女王・卑弥呼は、”使いの王”を名乗る者によって救われました。彼は、地球壊滅から62年後の2598年、海王星の衛星トリトンで目覚めた、強健な身体を与えられた人型人工知性体。敵対する謎の増殖型戦闘機械群を追って絶望的な時間遡行戦を行う中、西暦248年の邪馬台国に降り立たったのでした。彼は卑弥呼と協力し、その時代の人々を巻き込んで人類存亡をかけた最終決戦が始まります。

    多分岐する時間枝を遡って戦い、時に第二次世界大戦、時に猿人の時代まで遡ったりと、タイムパラドックスもなんのその。ただ「地球人類の生存に奉仕する」という第一任務の遂行のために敵との戦闘に明け暮れます。そんな自分たちの行動が、後の時間枝にどのような影響がでるかを、当人たちでもわからなくなっているのがなんともメチャクチャで可笑しかった。あとは、時間遡行した先の大戦時の人類が、利権や愛憎などで協力し合えないという構図が、人類の特徴をよく現しており、卑弥呼の時代の人々が、ロクな武器もないのに団結して戦う姿がとても印象的で良かったです。そのあたりが、”使いの者”のセリフ(P255)に表れていて、感慨深いエンディングにも繋がっていたのだなと思いました。

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    2024年05月10日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ2

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    ハードSF要素も百合要素もアップした第二巻、とゆう感じで、ダイさんの素性が明らかになってゆきます。といっても設定理解に頭が痺れるほどではなく、肩の凝らない一冊です。どっち要素の入門にも最適かと。

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    2024年04月20日
  • 天冥の標 IX PART1 ヒトであるヒトとないヒトと

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    ネタバレ

    9巻でも新展開…10巻で終わるのかと心配になります。完結してから読んでるけど。。
    カドム・イサリとアクリラが合流。長かったな…。
    人間の身体に戻りたい救世群はなんとセレス自体を動かしてふたご座ミュー星付近まで持ってきていたことが判明したとんでもない巻だったけど、リリーたちミスン族は帰還できなかったのでまだまだこの辺のいざこざは続きそう。
    そりゃ300年かかるな…ドロテア・ワットをロケットみたいに使って宇宙空間を粛々と進んできたんだろ。メニー・メニー・シープは地下空間にあったから外が見えなくて、星自体が移動してても気付かないし。
    太陽系人類は生き残っているけど、救世群殲滅のために大艦隊でセレスを追いかけてきてる。また冥王斑パンデミック起こされたら困るそりゃ。。
    ノルルスカインとミスチフの代理戦争かと思いきや、大筋はこれなんだろうけどこれだけじゃ収まらない様相を呈してきました。

    やっぱり戦争は、どことどこが戦ってるときっぱり判定できないんだなとつくづく思います。巻き込まれたり参戦したり。

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    2024年04月12日