小川一水のレビュー一覧

  • 時砂の王

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    ネタバレ

    西暦248年、不気味な物の怪に襲われた邪馬台国の女王・卑弥呼(彌与)とその従者の幹であったが、突如現れた「使いの王」オーヴィルと人語を発する剣カッティに命を救われる。

    彼らは2600年後の未来から来た人工知性体で、太陽系奪回軍の参謀総長である知性体サンドロコットスのサブユニットとして創られた有体知性であるメッセンジャー・O(オリジナル、個体名はオーヴィルを選択)と、遡行軍統括の時間戦略知性体カッティ・サーク(女性の声で本体は別の場所にある)であり、彌与が襲われた物の怪は「ET」と呼ばれていた。

    オーヴィルは西暦2598年に、人類の第一拠点である太陽系中枢府で生まれた。彼は人類が知識化したほ

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    2020年05月10日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    小川一水のライトSF。ガス惑星を泳ぐ魚を捕る女漁師ペアのおはなし。
    ゆるゆりじゃないよ、ガチゆりだぁ!

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    2020年04月15日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    #日本SF読者クラブ 「コオロギ岳」ではない。「木星前方トロヤ群」がわかなくても大丈夫です。時間SFなんだけど、難しい理屈は無視して(?)スラスラと読むこと。新型コロナ疲れの頭には、一服の清涼剤となるでしょう。
    コミカルな「時砂の王」という例えもあったが、言いえて妙です。作者が「天冥の標」の執筆の合間に書いた作品である

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    2020年04月14日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    ネタバレ

     凄く面白く読んだが、結末はあまり好みではなかった。
     もう少し長くあって欲しかった、と思うのは、欲張りだろうか。きちんと許可を受けて、(たとえそれがストーリーを進行させる上で要請されるシーンでなくとも)漁をするシーンはもっと見たかったし、二人の結末が描き切られていたか、というとちょっと落ち着くには足りない感じがした。今後の展開は示してあるから想像はつくけど、一番盛り上がるところで終わってるような気がする。
     ダイオードが過去の記録を漁っていたのは、合法的に結婚するためではないかと思いながら読んでいたのだが、結局「想いが通じ合っていれば」とか「世界なんて関係ない」みたいな、百合だとありがちな結

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    2020年03月29日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    「アステリズムに花束を」にあったものの長編。とても良かった。 今から6000年後、宇宙で魚を捕獲する百合。操縦士のツイスタと、変形粘土を思考で操り魚を捕獲するデコンパ。ツイスタは男、デコンパは女が一般的。氏族とか、男だ女だと、未来でもこんななのかねぇ…と思ってしまうが、女コンビでとやかく言われつつもお互いに理解していく様子はとても良い。

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    2022年01月16日
  • 天冥の標 VII 新世界ハーブC

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    ネタバレ

    再読。絶望的な状況で子供たちがどう動いたか。つらい状況の中で、最後に次の世界に通じる風を感じられる。

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    2021年02月18日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    新年早々続けて小川一水。
    「風の邦、星の渚」はSF要素薄めだったけど、こちらはSF要素満載。
    なんと言ってもみんな大好き時間SF。
    ずっとわくわく、にこにこしながら読めてたし、オチもきれいに決まって文句なし。
    小川一水にハズレ無し!

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    2020年01月05日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    読書会で勧めていただいた一冊。
    バイクとオペレータとのお話 ろーどそうるず
    西洋と東洋があべこべのやつ ゴールデンブレッド
    醜い数学が得意な王様のお話 アリスマ王の愛した魔物
    ちいさな宇宙の港町 星のみなとのオペレーター
    じいちゃんの形見の車と美人ロボット リグ・ライト

    全部よかった。評判とおりのろーどそうるずもよかったですが星のみなとのオペレーターが可愛くて。AIが好きになるお話たちでした。

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    2019年12月19日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    ネタバレ

    意思、であるとか

    意志、であるとか。

    ひとが作り出したものに、それが宿るのかというのは、ひとつの大きなテーマだろう。

    そこには、宿って欲しいと、思う場合と、宿られてはたまらない、と思う場合があるような。


    宿って欲しい、と思うのはどこか、
    愛着、や信頼感みたいなものを、作られたもの、と共有したいと云うか、
    それぐらい出来てもいいんじゃない? と云うか、どうせやるならここまでやってやろう、みたいな思いがそうさせていて、


    宿られてはたまらない、というのは、
    そういう感情の機微、みたいなものを大事にしたいから、
    或いはそれすらひとの手で造られてしまったらと思うとゾッとするから、本能的に反

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    2019年11月08日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    おすすめしてもらった、ろーどそうるずも良し。
    一番は、最後の短編かな。
    権利とか、資格とか決めてるのは人間で、
    時が経つにつれて捉え方も変化して
    だから何だって自分次第なのよきっと(飛躍?)

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    2019年11月06日
  • 天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河

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    被展開体という生命か…。神の新しい解釈ですな。悪い宇宙人といい宇宙人がいるという説にも反しないね。しかし、まだメニーメニーシープには結びつかないなぁ。役者はだいぶ揃ったのだけれど。

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    2019年09月22日
  • 天冥の標 IV 機械じかけの子息たち

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    ラゴスやラバーズのルーツが明らかに。ただ…マージの求道は…密教などの性を伴う修行に似て、何か禁忌を感じてしまう。メニーメニーシープへ至る道はまだ明らかにされていない。

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    2019年09月15日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    ネタバレ

     夏はSFが読みたい気分で、以前読んだ『天涯の砦』がめちゃくちゃ面白かったので選ぶ。話が難しい時間SFであり、未知との遭遇でもある。未来の少年二人が読んでいてどっちがどっちかよくイメージできない。最期は感動的だった。

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    2019年09月05日
  • 時砂の王

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    壮大な話が読みやすい文章で書かれている。
    翻訳本にはない日本らしい言葉遣いが美しく、清々しい気持ちになった。

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    2019年08月26日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    車載AIから太陽系内に人類が広がっているような世界まで、いろいろなタイプのSFが詰まってます。表題作の「アリスマ王の愛した魔物」は数学、統計、コンピューターあたりがテーマですが、こちらはファンタジー色が強いかな。
    個人的には「星のみなとのオペレーター」が一番好きかな。

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    2019年07月27日
  • 天冥の標 II 救世群

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    全10巻の第2巻
    地球上のパンデミックのお話
    全10巻のスケールが大きすぎて自分にはついていけるか心配。すでに第一巻の内容も忘れてしまっているし・・・

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    2019年07月06日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    SF。時間SF。
    ストーリーもシンプルで、キャラクターもコミカルで読みやすい。
    サクッと読めて気楽に楽しめる一冊。
    カイアクの会話が、少しズレていて面白い。

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    2019年06月05日
  • 時砂の王

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    人類を滅亡させた謎の生命体を滅ぼすべく、特殊な兵士たちが何度も過去へ遡るタイムリープものSF。この手のジャンルではタイムパラドックスにどう説明をつけるかが肝になってくるが、本作では過去に遡った時点で未来に影響を与える行為をすると即座に現世に反映されるシステムを採用しているため(タイムリープ小説の時系列を説明する時の時制のややこしさは異常)過去に遡った兵士たちは、もう二度と自分達の生まれた現世に戻ることはできない。

    22世紀初頭や第二次世界大戦期など様々な時代に飛んだ兵士たちは一進一退の攻防を繰り広げるが、最後には敗れてしまいその都度過去の時代に飛んでいく。物語が始まるのはまだ日本に邪馬台国が

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    2019年05月06日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART3

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    随分と壮大な構想で長きにわたって楽しませてもらったシリーズ。ありがとう。
    このところ話がどう収束するのか?本当にこのままでまとまるのか?と心配していたのだがXのパート1〜3では、まとまりきらず少々強引な幕引き感もないことはない。
    最近のSFを読んでいてふと思うのが、50年前のSFと想像できているテクノロジーのアイデアがあんまり変わらないなぁということ。確かに実際のテクノロジーや科学の発展で表現は進化してるのだろう。でも、昔の作家達が描いていたワープや人工知能、クローンとかを超える科学的な未来テクノロジーや未来社会って読んでみたいなぁ。

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    2019年04月07日
  • 天冥の標 VII 新世界ハーブC

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    小惑星セレスの地下シェルターに逃げ込んだ人類のあけぼの。

    ここでやっと「メニーメニーシープ」につながりました。彼の地の始まり、そして太陽系の終幕。

    次巻から「メニーメニーシープ」の続きになっていくのか?「救世群」が外で何をしているかはわからないけども。「メニーメニーシープ」は西暦2803年。「新世界ハーブC」終了時点は2555年。この語られていない時間で、「咀嚼者」たちは何をしていたのか。

    メララの子守唄に込められた心情が、未来への希望になってくれることを願わずにはいられない。
    『ちゃぁこいアラート、ちゃぁこいアラート
    サソリに遭ったら逃げ込んだおることよ
    ぼんだい体とか

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    2019年03月10日