小川一水のレビュー一覧

  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    始まりの終わり完了。
    ただ、壮大な物語になりそうなので、メニーメニーシープの陥落は、転換点でしかないのだろうな、と感じます。

    ラストで語られたかつて存在した六つの勢力。
    「医師団(リエゾン・ドクター)」「宇宙軍(リカバラー)」「恋人(プロステイテュート)」「亡霊(ダダー)」「石工(メイスン)」「議会(スカウト)」。それらが抵抗した「救世軍(プラクティス)」。

    プラクティスの呼び名がとにかく気になる。羊飼いが「咀嚼者(フェロシアン)」であるイサリをそう呼んでいた。
    咀嚼者の異端であろうイサリを、人間と敵対する存在に救世軍と呼び名がつく理由は?

    覚醒したリリーたち「休息者(カルミアン)」はど

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    2019年02月03日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2

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    これまでの各巻で
    「あとでどうつながっていくんだろう?」と思ってたヤツが
    大きな展開に向かって集まって
    吸い込まれるように一つの流れに合流していくし
    、これまでの人の想いが、今生きてる人を通して繋がる(アクリラなんか特に、読んでて今のアクリラではなく三巻の主人公と思い込んでることが多い、セアキも何人かと重なる)

    この先に何が待っているのか次でわかる。
    あのアレが物語の芯をついてたのね。

    もう「あー!」とか「うー」とか
    しか出てこない…

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    2019年01月30日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2

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    この巻も前巻同様に中編で構成されているけど、前巻とはうって変わって時間軸に沿った流れとなっている。ただ、舞台は多岐にわたり同時並行的に物語が進んでいく。
    内容的には、数巻にわたり貫かれた大きな物語に決着がつく場面もあり、解決策には若干の寂寥感を感じたりした。個人的には破壊ではなく、和解であって欲しかったというか。
    また、物語全体に脈々と流れているテーマについては決着はつかず、次巻に持ち越し。テーマの解決策も提示されたけど、「ここで数巻前の、あのテーマを持ってくるのか」とちょっとビックリした。もっと科学的な解決方法だと思っていたので。まぁ、これもこの物語っぽくてありだよな、とも思ったりもした。

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    2019年01月29日
  • 時砂の王

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    この話をこの作者が書いて1冊に収まるのが驚き
    キャラノベル色が薄まればと思うのは好みの問題か
    SF的仕掛けは文句なしに見事

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    2019年01月12日
  • フリーランチの時代

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    「小川一水は『老ヴォール』あたりから火星人に乗っ取られていたんだよ!」
    「なんだっ(r/散々
    火星人全滅を名作扱いしてきたんだから人類滅亡させられても仕方ないよね

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    2019年01月12日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART1

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    読み終わってしまった。
    現代最高の日本長編SF、最終章3部作の1冊目。

    ここまで長々と語ってきた歴史が収束する感じが大好き。
    来月の続きが待ち遠しい。
    このシリーズをリアルタイムで追いかけることができたのは本当に幸運だと思う。

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    2018年12月29日
  • アリスマ王の愛した魔物

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    今後のAIとヒトの関係性はどうなっていくのか、名付けることも難しい偏執・主体、優しい少し不思議なできごと、いろいろなテーマが綺羅星のように散りばめられて素晴らしい体験をさせてくれました。ありがとうございます。
    今後も楽しみにしてますので、何卒お体をお大事に。

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    2018年12月28日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART1

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    サブタイトルから、何となく「あの人」がでてくるんではないか?と予想していたけど、出てきた。

    断章数編で構成されている。
    ・月に着いた頃の救世群 2079年
    ・現在、強大な力を持つ異種族との闘い(の初手)2804年
    ・地球側が何故とてつもない規模の巨大艦隊を保持しているのか?ここ300年の歩み 2504年
    ・現在 2804 MMS 種族を超える
    ・現在?オムニフロラ内?

    懐かしく、亡くなってなかったっけ?と
    思い出すのに末尾の年表、登場人物一覧を見る場面もあった。
    七月から追いかけ読みをはじめててもコレなので、リアルタイム勢は読み返すことをお勧めします。

    懐かしい人の登場にニヤニヤ
    太陽系

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    2018年12月28日
  • 青い星まで飛んでいけ

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    久しぶりに宇宙・天体のSFを読もうと思って、新聞の読書欄で見つけて手にした短編集。
    宇宙系が全体の半分くらいしかなかったのは予想外だったけれど、さらに予想外だったのは宇宙系でない短編が抜群によかったこと。特に「占職術師の希望」はブラックも効いていて秀逸。予想を裏切って余りある面白さにやられた。
    この本に収められた短編に共通して感じたのは、人間の善良な部分へのスポットの当て方。この当て方が絶妙だから、ハッピーエンドとは言えない話も後味が悪くない。

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    2018年11月18日
  • BLAME! THE ANTHOLOGY

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    劇場版が面白くてノベライズを探していたけれど、このアンソロジーもとても面白かった。
    設定資料集とか関連資料を探して読みたくなる気持ちが分かる気がする。
    原作を読みたい気持ちも高まった。
    181103

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    2018年11月03日
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART2

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    料理で言うと
    これまでの巻が、厳選した食材集め
    この巻の前あたりから調理開始(下ごしらえ)
    次から調理〜そして最終へ!
    ややジャンプの海賊漫画的な
    異能力者達がちらほらしてるの気になるけど
    頭の中で変換されて困る…

    もうただただ面白い(語彙力無し)

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    2018年10月25日
  • 天冥の標 VII 新世界ハーブC

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    この巻で一巻に繋がる。
    ここまで読んだら
    完結まで行くしかない。
    読むほど繋がっていく、いよいよ
    振り出しに戻ってきた。

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    2018年10月09日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART3

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    この巻までで、読むのをやめた人が
    いたのもわかる。苦しい展開が続く…

    毎回、一言では現せないのは
    複雑な種族と多様な場面の切り取り方にある
    今回も悲しい結末に向かいつつ
    希望がチラリと見えては途絶え…

    なんだけど
    「謎の生命体達による人類を巻き込んだ
    ただの代理戦争」にならない。

    これでようやく一巻につながるのかな?

    オススメの読み方
    ①一巻上下巻を読んで良さそうなら全巻読む
    ②既刊全巻買って読む
    ③全巻出てからまとめて読む

    逆にオススメできないのは
    途切れ途切れに少しずつ読む…これをやると
    だんだんと何が何だか誰が誰だか
    わからなくなるので注意が必要です。

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    2018年10月03日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART3

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    ネタバレ

    パート1からは想像もつかない展開、そして結末。
    巨大という言葉では形容できないほど大きな陰謀と振り回される人類たち。

    本巻でも引き続き激しい艦隊戦は繰り広げられるが、本巻の見所はそこではないだろう。
    シュタンドーレとブレイドの戦いこそが本巻の見所だと思う。本作のタイトルであり、宿怨PART3第2部第5章のタイトル"天冥の標"。ミクロな戦いではあるが、この戦いが暗雲立ち込める太陽系の先行きに対する光だったのかもしれない。

    多くの人が平和ボケしている感じが現実感があり興味深かった。対岸の火事から目の前の火事になり、最終的に自分のこととなってようやく剣呑な思いをするさまがリア

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    2018年09月21日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART2

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    ネタバレ

    本巻ではついに明確に太陽系外生命体が登場し、救世群の暴走の裏側が判明してくる。
    時が経ち成長したイサリと救世群との考え方の違いは広がるばかり。そんなイサリをよそに、救世群はついに太陽系に対して戦争を始める…
    人数こそ少ないものの、カルミアンのテクノロジーにより圧倒的な力を見せつける救世群。対して、相手の力量を見誤り後手後手のロイズとMHD。しかしMHDのジェズベルにはまだ隠してることがありそうで…
    そしてジェズベル自身が太陽系外生命体の雰囲気を醸し出す。

    かなりSF色が強くなってきた本巻。政治、謀略、戦争、太陽系外生命体…
    個人的にはすごく面白い。宿怨とはこういうことか、と。500年近く閉鎖

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    2018年09月16日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART1

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    ネタバレ

    物語は後半に向けて加速している感じがする。
    新しい登場人物や出会いもありつつ、今まで出てきた要素がどんどん絡み合ってくるのがたまらない。

    本巻は救世群の少女イサリとアインが出会うところから始まる。イサリはアインと出会うことで救世群に疑問を持ち始めるが、救世群の暴走は止まらない。一方、ロイズ傘下のMHDでも大きな動きが…という感じでⅥだけでかなり壮大な物語になっていそう。

    巻末についている人物・用語集が地味に嬉しい。そろそろこんがらがってきたところなので。

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    2018年08月09日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    一つの時代の闘いが終わって
    とんでもない展開が…
    なぜこんなことが起きたのか?
    謎と伏線だらけ

    ここから
    どうやって終わりに持っていくのか楽しみ。

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    2018年07月24日
  • 天冥の標 IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと

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    非常に面白かった。

    そろそろ大詰めを迎える場面となった。長い道のりだったような感じだが、今回は結構最後あたりが、一気に解決してしまえという感じもあったような...。まあ、やはりいつまでも同じ人類同士で争っていたくはないし、冥王斑の治療方法も確立したと言っても良いと思うので、太陽系の人々も含めて共に助け合いながら生きるのが最善だろう。

    後は、カルミアンやセレス内部にいる2つの存在などとの関係がどうなっていくか見ものだ。それに、なにやらまた新しいキャラが出て来てるようだが...。副議長アシュムもまだ謎の人みたいだし、ミヒルもどうなるのか。カドムは最初出て来た時は、どうなることかと思ったが、ここ

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    2018年04月15日
  • 天冥の標 VII 新世界ハーブC

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    『私たちの新しい社会を豊かで素晴らしいものにしましょう。その願いを込めて・・・』
    ブラックチェンバー編。コツコツと積み上げてきたストーリーにのみ許される高み。本当に凄い。脳シナプスの結合が止まらない。 巻を進めるほどにルッツとアッシュの存在が気になってきていたけれど、今は光り輝いてる。

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    2018年03月13日
  • 天冥の標 VI 宿怨 PART3

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    燃え尽きた。ここまでやるか。最終巻ですと言われても納得しちゃいそうな濃度でしたが、もしかするとここからを描きたい物語なのかもしれない。底知れない。凄い。 ブレイドの孤独な戦いが好き。天冥の標とは彼が築いた関係のことかな?

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    2018年03月13日