小川一水のレビュー一覧
-
「収拾?そんなこと、元々できるわけがないじゃない。走り続けるだけのことよ。みんなが走り抜くまで、ね」
どれが正解かなんて後になってみなきゃわからないから、その時の最適解だと思うやり方で走り抜くしかないんだな。人生。
とうとう、メニー・メニー・シープ人と救世群と太陽系人類が同盟を結んだ。言いたいこと...続きを読むPosted by ブクログ -
「行きましょう、アイン。今はもう、ここが世界よ」
「宿怨」の世界を逃げ延びた人類の生き残り50000人を、ほとんど成人が居ないので17歳くらいの少年少女たちが何とかして生き延びさせようとする。読み終わってみると7巻がこれまでで1番重かった。
地下世界でなんとかして生き延びようと、統率したり居住区を...続きを読むPosted by ブクログ -
「全太陽系応答なし」、第6巻全3冊最終巻の終章題名が重く静かに響き渡ります。
第2巻で描かれる地球でのパンデミックから冥王斑が太陽系を覆い尽くすここまで約500年、つぶさに見てきたわけだけれど……これは重い。
よく、歴史のifやたらればなど話題になることがあるけど、「天冥の標」を読むと「回避する事柄...続きを読むPosted by ブクログ -
宇宙を泳ぐ魚や自由自在に形を変える粘土の船ってアイデアが面白い。
主人公ふたりのキャラ付けも最高!控えめなようで実は結構思いきるときは大胆なテラも、虚勢を張りながら強気に活躍するダイオードも可愛い。
世界観や「なぜその役割分担が固定化したのか?」のあたりはまだまだ1巻時点では語られてない謎や歴史が...続きを読むPosted by ブクログ -
SF。シリーズ9作目part2。通して14冊目。
とても良かった…。
クライマックスに向けて進んでいる感じがスゴイ。
エフェーミアさん好き。以前に名前出てたっけ?
あと3冊。楽しみすぎる。
シリーズ読み終わっても、また読み直したいな。Posted by ブクログ -
震災からの復興の様子を描く2巻。
政治経済、さらに外交や民族問題など、あらゆる観点から話が描かれます。一方で個人の思いにも焦点が当てられ、さらに惑星に危機が迫ることも明らかになるなど、読み応え十分でした。
まとまった感想は最終巻の3巻で書く予定。Posted by ブクログ -
1巻(メニー・メニー・シープ)から読み続けると、?
「あれ、現代?」、しかも内容がコロナ禍と似ている。かなり前に書かれた小説なのに。
お話しは読みやすく、1のある登場人物に繋がるんだろうなと想像できるが、2010年代の地球と2803年のメニーメニーシープまで800年がどう繋がっていくのか、これは楽し...続きを読むPosted by ブクログ -
壮大な物語の始まり。上巻
ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。
人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。Posted by ブクログ -
壮大な物語の始まり。下巻
ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。
人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。Posted by ブクログ -
また、また違う世界のお話、宇宙農場を舞台にした冒険譚と、謎の知性体「ノルルスカイン」の生い立ちが明かされる。その壮大なスケール感に圧倒される。
宇宙農場の農夫・・・いやいや実は。
また、物語のピースがはまり始めて、ますます次巻が楽しみになります。Posted by ブクログ -
エロ!!
エロはきらいじゃないですが、さすがに全編となると・・・。
ただ、これも意味があって最後はちゃんと繋がっていくんだろうなぁ。
そう思うと、小川先生すごい!Posted by ブクログ -
副題が「改変歴史SFアンソロジー」と書かれ、帯には「5人のSF作家が語る偽史」と書かれ、知っている書評家の2人が「大推薦!」としている。5人の作家はいずれも知っている人で、今回は私の嫌いな伴名練もいるが短い作品なので一応読んでみようと思う。しかし、大袈裟に歴史改変SFって言っているが、ちょこちょこと...続きを読むPosted by ブクログ