小川一水のレビュー一覧

  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    宇宙を泳ぐ魚や自由自在に形を変える粘土の船ってアイデアが面白い。
    主人公ふたりのキャラ付けも最高!控えめなようで実は結構思いきるときは大胆なテラも、虚勢を張りながら強気に活躍するダイオードも可愛い。

    世界観や「なぜその役割分担が固定化したのか?」のあたりはまだまだ1巻時点では語られてない謎や歴史がありそう。

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    2023年12月01日
  • 老ヴォールの惑星

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    ネタバレ

    ・ギャルナフカの迷宮
    ・老ヴォールの惑星
    ・幸せになる箱庭
    ・漂った男
    の4編からなる短編集

    いい意味でも悪い意味でも、
    隔絶された世界でどう生きるのか
    ということを描いた作品群と感じた。

    『ギャルナフカの迷宮』
    地下迷宮に幽閉された人々、1人1つの地図を渡され、食糧と水のありかが書かれている。他の人と地図を奪い合うのか、それとも手を取り合って生きていくのか。

    『老ヴォールの惑星』
    とある惑星に棲む宇宙人が、近い将来隕石が衝突し惑星が滅亡することが判明する。他の惑星に生命体がいることを信じて、発信を続けていく。

    『幸せになる箱庭』
    宇宙のプロフェッショナルの数名の人類が、とある惑星へ向

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    2023年10月19日
  • 復活の地3

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    全三巻を通して、作りこまれた世界観や設定と、その中での人々の行動に考えさせられ、そして熱くなる作品でした!

    舞台となるのははるか未来、人類が宇宙間の国家で暮らす星間国家の時代。未曽有の震災に襲われた惑星レンカを描きます。

    読んでいて、相当な作りこみが感じられます。大震災により混乱する民衆や行政の姿が、個人それぞれの視点、そしてよりマクロな視点からも詳細に描かれます。

    人々それぞれの行動、起こる事件が一つ一つリアルで、SFという設定を忘れさせるほど。

    震災直後の描写が落ち着いたと思ったら、そこから新たな内閣の誕生、軍部の暗躍、権力闘争やクーデターといった国内の争い、一方でレンカをめぐって

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    2023年09月12日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    初めの方はSFらしい難しい設定が多くて読みづらいけど、中盤以降は世界観にすんなり入れてキャラクターに感情移入しながら楽しく読めた

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    2023年08月29日
  • 天冥の標 IX PART2 ヒトであるヒトとないヒトと

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    SF。シリーズ9作目part2。通して14冊目。
    とても良かった…。
    クライマックスに向けて進んでいる感じがスゴイ。
    エフェーミアさん好き。以前に名前出てたっけ?
    あと3冊。楽しみすぎる。
    シリーズ読み終わっても、また読み直したいな。

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    2023年08月17日
  • 復活の地2

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    震災からの復興の様子を描く2巻。

    政治経済、さらに外交や民族問題など、あらゆる観点から話が描かれます。一方で個人の思いにも焦点が当てられ、さらに惑星に危機が迫ることも明らかになるなど、読み応え十分でした。

    まとまった感想は最終巻の3巻で書く予定。

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    2023年07月16日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ3

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    ネタバレ

    故郷のガス惑星FBBを飛び出して「汎銀河往来圏」を目指すテラとダイオードの姿を描く大宇宙巨大ロケット百合SF第3巻。星系を股にかける大冒険ということで、二人が飛び回る世界が広がって前回までとはまたひと味違う面白さに心が躍り、何だかんだとテラが大々大好きなダイオードのデレた姿に微笑ましくなりました。そして今回は「粘土」や「光貫環」が何であるかという真実が明かされるとともに、テラとダイにまつわる衝撃の事実が発覚して驚愕。二人はこれからどうなってしまうのか…。続編が大いに楽しみです。

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    2023年07月02日
  • 時砂の王

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    ネタバレ

    自分を自分たらしめるものは何か?十万年の戦争に耐え抜き、任務を達成させるような強いものとは何か?オーヴィルにとっては愛であるーーサヤカとの儚い夢のような。あらゆるものが時の風に吹かれ、時の砂に埋もれ、遥か遠くの時間枝に別れてしまっても、胸に残る愛の残像。これらが本作の根底に流れており、知性体としてのオーヴィルをぶれることなく描いている。
    叙情的な描写の繊細さもさながら、時間遡行と歴史改変をテーマにしたSFとしても秀逸である。未来からの援軍が来ないので、この時間枝が滅びることが分かってしまう辛さ。カッティ・サークの冷徹なまでの理屈は分かるのだが、どうしても情緒の部分で受け容れることのできないもど

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    2023年05月31日
  • 天冥の標 V 羊と猿と百掬の銀河

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    また、また違う世界のお話、宇宙農場を舞台にした冒険譚と、謎の知性体「ノルルスカイン」の生い立ちが明かされる。その壮大なスケール感に圧倒される。

    宇宙農場の農夫・・・いやいや実は。
    また、物語のピースがはまり始めて、ますます次巻が楽しみになります。

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    2023年05月10日
  • 天冥の標 IV 機械じかけの子息たち

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    エロ!!
    エロはきらいじゃないですが、さすがに全編となると・・・。

    ただ、これも意味があって最後はちゃんと繋がっていくんだろうなぁ。
    そう思うと、小川先生すごい!

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    2023年05月10日
  • 天冥の標 II 救世群

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    1巻(メニー・メニー・シープ)から読み続けると、?
    「あれ、現代?」、しかも内容がコロナ禍と似ている。かなり前に書かれた小説なのに。
    お話しは読みやすく、1のある登場人物に繋がるんだろうなと想像できるが、2010年代の地球と2803年のメニーメニーシープまで800年がどう繋がっていくのか、これは楽しみ、次巻を早く読みたくなります。

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    2023年05月10日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    壮大な物語の始まり。下巻
    ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。
    人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。

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    2023年05月10日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    壮大な物語の始まり。上巻
    ここはどこなのか、イサリは人間?、また"海の一統"の設定がいい。
    人間、改造人間、アンドロイド、異星人等、登場人物のキャラがいい。謎が大きく、でも話しは庶民中心に、いづれ国、星、宇宙、時間軸まで超越して進む、読書好きなら読むべき小説だと思う。SF好きなら迷わず読むべし。

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    2023年05月10日
  • 老ヴォールの惑星

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    ネタバレ

    これは面白い。極限状況におかれた孤独な者が、他者とのつながりを見いだして懸命に生きようとする、そんなシチュエーションの短編集4編。

    「ギャルナフカの迷宮」:政治犯として捕まった主人公が地下迷宮に放り込まれる。わずかな食糧と水、迷宮の地図の一部だけを頼りに脱出を試みるが、迷宮の中には「生肉喰い」がいて...
    極限状況での孤独なサバイバルのはずが、少しずつ様相が変わっていくところにグイグイ引き込まれる。

    「老ヴォールの惑星」:超臨海水の海面が支配する世界のお話。天変地異をきっかけに惑星外交信を夢見るが...
    感動的な展開が待っている。

    「漂った男」:8億平方キロの海原しかない惑星パラーザに遭

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    2023年05月05日
  • ifの世界線  改変歴史SFアンソロジー

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    副題が「改変歴史SFアンソロジー」と書かれ、帯には「5人のSF作家が語る偽史」と書かれ、知っている書評家の2人が「大推薦!」としている。5人の作家はいずれも知っている人で、今回は私の嫌いな伴名練もいるが短い作品なので一応読んでみようと思う。しかし、大袈裟に歴史改変SFって言っているが、ちょこちょことタイムスリップさせる程度のレベルじゃないかと思い、あまり肩肘張らずに読み始めた。

    全体を読み終えた感想としては、石川宗生が意外と健闘している、宮内悠介は全く響かなかった、斜線堂有紀は新しい概念で歴史を引き戻し、小川一水はスパイ系の要素を加え、一番驚いたのは伴名練。伴名練、やればできるじゃないか、ダ

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    2022年11月29日
  • 復活の地1

    匿名

    購入済み

    発刊時期

    紙の書籍は東日本大震災前に発刊されています。
    当時の首相がこの作品を読んでいたら、上に立つものとしてまた違った対応の仕方もあったのかと思います。

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    2022年11月27日
  • 老ヴォールの惑星

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    良いですねー。社会科学的な観点も含めて、本寸法のハードSFですね。

    「環境による意識の変容」を共通のテーマとした4篇を収録。といってもそれぞれの作品に繋がりはなく、テイストも様々で、同じ素材を様々な手法で調理したコース料理を味わった感覚です。なかなか贅沢。

    あまりSFを読み慣れていない人が「SF」と聞いて想起するイメージをそのまま作品にしたような、無駄なく引き締まった端正なハードSF揃い。冒頭の「ギャルナフカの迷宮」はSFの「S」風味薄めですが、社会科学系SFと言えますし、普段SFを読まない人にもお勧めできる、文句なしの傑作。
    明るい結末の話ばかり、ではありません。暗い未来が待ち受けている

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    2022年11月02日
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1

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    ネタバレ

    時系列が1巻を追い抜く瞬間「うおお…」って声が出たし同じストーリーを別の人間の語りで進めて(そして伏線を回収して)いくのめちゃくちゃ鮮やかで面白い。そして広義のセアキと広義のイサリカップル推しの私大勝利の巻でした。

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    2022年09月21日
  • 妙なる技の乙女たち

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    連作短編8作
    近未来、軌道エレベーターってワクワクするような設定
    それを超える彼女たちの溌剌さにしゃんとせねばと
    短編なのに長編的読み応え、抜群の爽快感

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    2022年09月07日
  • 天冥の標 VIII ジァイアント・アークPART1

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    SF。シリーズ8作目。
    ようやくストーリーは1作目に追いつき、アナザーストーリー的な感じ。
    主役のイサリが、1作目の影で何をしていたのかを描く。
    控えめに言って面白すぎ。

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    2022年08月28日