小川一水のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この巻までで、読むのをやめた人が
いたのもわかる。苦しい展開が続く…
毎回、一言では現せないのは
複雑な種族と多様な場面の切り取り方にある
今回も悲しい結末に向かいつつ
希望がチラリと見えては途絶え…
なんだけど
「謎の生命体達による人類を巻き込んだ
ただの代理戦争」にならない。
これでようやく一巻につながるのかな?
オススメの読み方
①一巻上下巻を読んで良さそうなら全巻読む
②既刊全巻買って読む
③全巻出てからまとめて読む
逆にオススメできないのは
途切れ途切れに少しずつ読む…これをやると
だんだんと何が何だか誰が誰だか
わからなくなるので注意が必要です。
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Posted by ブクログ
ネタバレパート1からは想像もつかない展開、そして結末。
巨大という言葉では形容できないほど大きな陰謀と振り回される人類たち。
本巻でも引き続き激しい艦隊戦は繰り広げられるが、本巻の見所はそこではないだろう。
シュタンドーレとブレイドの戦いこそが本巻の見所だと思う。本作のタイトルであり、宿怨PART3第2部第5章のタイトル"天冥の標"。ミクロな戦いではあるが、この戦いが暗雲立ち込める太陽系の先行きに対する光だったのかもしれない。
多くの人が平和ボケしている感じが現実感があり興味深かった。対岸の火事から目の前の火事になり、最終的に自分のこととなってようやく剣呑な思いをするさまがリア -
Posted by ブクログ
ネタバレ本巻ではついに明確に太陽系外生命体が登場し、救世群の暴走の裏側が判明してくる。
時が経ち成長したイサリと救世群との考え方の違いは広がるばかり。そんなイサリをよそに、救世群はついに太陽系に対して戦争を始める…
人数こそ少ないものの、カルミアンのテクノロジーにより圧倒的な力を見せつける救世群。対して、相手の力量を見誤り後手後手のロイズとMHD。しかしMHDのジェズベルにはまだ隠してることがありそうで…
そしてジェズベル自身が太陽系外生命体の雰囲気を醸し出す。
かなりSF色が強くなってきた本巻。政治、謀略、戦争、太陽系外生命体…
個人的にはすごく面白い。宿怨とはこういうことか、と。500年近く閉鎖 -
Posted by ブクログ
非常に面白かった。
そろそろ大詰めを迎える場面となった。長い道のりだったような感じだが、今回は結構最後あたりが、一気に解決してしまえという感じもあったような...。まあ、やはりいつまでも同じ人類同士で争っていたくはないし、冥王斑の治療方法も確立したと言っても良いと思うので、太陽系の人々も含めて共に助け合いながら生きるのが最善だろう。
後は、カルミアンやセレス内部にいる2つの存在などとの関係がどうなっていくか見ものだ。それに、なにやらまた新しいキャラが出て来てるようだが...。副議長アシュムもまだ謎の人みたいだし、ミヒルもどうなるのか。カドムは最初出て来た時は、どうなることかと思ったが、ここ -
Posted by ブクログ
小川一水『導きの星』は、シンプルにいえば、地球外生命体を進化させる超SFです。加えて、地球そのものの新たな歴史を目指す、未来小説です。時間感覚も空間感覚も真に宇宙的なスケールであり、どこを切っても魅力の果実で溢れている。
しかも、このあらたな人類を見守るという行為が、「地球」の人類の安全を守るものなのか、宇宙人類の発展を促すものなのか、結局もっと高位である「超人類」の意思によるものなのか、はたまたそれがそのまま宇宙の発展なのか....
時間的にも空間的にも広がりを持つ本書では、一方で細部にも丁寧なこだわりをみせています。進化に伴う代々のオセアノ人の風俗や暮らしぶりの変遷、オセアノ人の風貌、 -
Posted by ブクログ
メニーメニーシープにおいて、植民地臨時総督による体制が崩壊した後の話。
天を目指すもの、メニーメニーシープの情勢、アクリラ・アウレーリアの三本立てでの話の展開のようだ。
ここに至ってようやくメニーメニーシープの住人たちは、自分たちが植民惑星に住んでいるのではないということに気づき始めたようだ。人々をまとめる新大統領エランカの心理描写が興味深い。咀嚼者は無敵だと思われたが、彼らも元々は人間であり、得体の知れない殺人鬼ではないことから、この地下住民の抹殺を考えているのではないのだろう。再び救世軍との戦いが繰り返されそうだが、今度は前回のような悲壮な結末ではなく、もっと進化した関係を結んで欲しいと -
Posted by ブクログ
"「おまえが偽薬売りと呼ばれるわけがわかった(中略)そうやって思わせぶりに役に立ちそうなことを言うばかりで、何ひとつ解決しやしないからだ」
「それはね、僕が何かを解決してもーーーいや、その通りかな」
「では、あなたは実際には何もできないのね?」
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こんばんは、精神的に追い込まれ始めると、SF小説を読みたくなる。あまりにもプロセスコンサルティングな「偽薬売り」に共感したので取り急ぎ。
全10巻の第9巻、シリーズ14冊目。刊行から7年経過。物語内では、スタートからすでに800年経過。大した長さじゃないね。
800年のヒトの歴史、地球の歴史では決してなく、宇宙の歴史