小川一水のレビュー一覧

  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ

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    ネタバレ

    ある星にたどり着いた宇宙船の人々はその星に資源があることを期待していたが、あいにく着いた星はガス惑星で資源を得られそうになかった。しかし、大気中を泳ぐ魚が資源化できることが分かり、漁を発達させ、得られた資源をもとに繁栄していく。結果的に主人公らの時代では封建的な氏族社会になっていたが、テラとダイの二人は異例の女性同士のペアで漁に挑み、色々な慣習を打ち破ろうとする。

    スピード感のある漁の様子とテラとダイの絡みが魅力。ガス惑星に沈んでいる生き物が自身から魚を作っており、人類にそれを大気圏外まで運んでもらうことで脱出を図っている、という話も個人的には好みだった。

    オーディブルで聴いたが、耳慣れな

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    2025年08月06日
  • 煙突の上にハイヒール

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    このタイトルからは伝わりにくいがSF短編集
    しかも働く女性、にスポットを当てている
    個人的には水上タクシーの話が著者の漂った男を彷彿させる「いっけええええ!」感溢れていて好み
    SFの設定があるってだけで働く女性の短編集としてとても素晴らしい本でした
    意外と無いしね、こういうの

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    2025年08月04日
  • 老ヴォールの惑星

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    「ギャルナフカの迷宮」「老ヴォールの惑星」「幸せになる箱庭」
    「漂った男」の四篇を収録。

    読友Mirokuさんのお勧めで購入しました。
    実は、SFが苦手なんですが、小川作品は、SFと知らずに
    読んだら印象がよくて抵抗なく読めました。

    ギャルナフカの、人間としての意識を持ったまま
    脱出を諦めない思考が感動的。暴走したとしても心情的に
    納得できて、楽な方に逃げてないのがいい。最後のシーンも好き♪

    「漂った男」の最後の1行で感動。
    もう脱力しながら泣きそうになりました。
    すぐに先を想像できちゃうところもスゴイです。
    想像を絶する孤独って、体験したことないので、読みながら
    ゾクゾクしました。

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    2025年07月20日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    凄まじいスピードで上巻を読み終えてしまい、下巻に突入。
    各地でいろんな人が様々な思惑で行動する様を見るの好き。群像劇!って感じがして。
    いろいろなことが起きてたけど、凄まじいスピードで読んでしまったが故にあっさりした印象になってしまった。今度はもっとゆっくり読んでいこう

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    2025年07月03日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    ドキドキワクワクするようなSF本を読みたいな…と思って手に取ったこの本、いいですね…とても不穏で…終始不穏でたまらない。
    SF系だと新世界よりくらいしか読んだことなかったけど、こういう世界の謎が徐々に明かされていく感じがとても好き。わからないことだらけの今が一番面白いのか、ここからどんどん面白くなっていくのか期待して読もー

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    2025年07月03日
  • 老ヴォールの惑星

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    ネタバレ

    1番最後の話が、1番好みだった。
    最後までどうなったか見たい派としては、しっかり最後まで見たかった気もしますが。
    やりとりがとてもよかった。

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    2025年07月02日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (上)

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    併読する本の中に一つは長く潜れるシリーズ物を入れておきたい性分です。今回選んだのが長くあたためていた天冥の標シリーズ。まったく事前情報入れなかったのでメニー・メニー・シープ下巻も、今後の話もどう展開していくのか予想ができなくて、それだけ広がりを感じさせる世界観で良かった、というのがシリーズ突入1巻の率直な感想。楽しんでいきたい。

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    2025年06月23日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ 3

    購入済み

    言ったぁっぁっぁ

    3巻、苦節3巻。やったね。おおむね全読者が読みたかった展開があったような気がします。タイトルのランナウェイ。やっぱそうなるよね、ってかんじ。

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    2025年06月07日
  • 時砂の王

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    時間樹や時間枝というアイディアが面白いし、時間を遡行して機械群が各時代に進行するのを人型人工知性体が追跡する……などと書くと小難しいイメージが浮かぶかもしれないが、不思議とこれがスルスル入ってくる文章に化けているから面白い。
    人の世の儚さと虚しい運命、それでも、いやだからこそ生きる人々の姿が脳裏に焼き付く。SFではあるが「ひとり」の生きた人間が時代と歴史という足跡になる、そんな風に語りかけられた気がした。

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    2025年06月05日
  • フリーランチの時代

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    全五篇が入っていますが、その根底には小川一水という作家の持つあっさりとした文体の色が出ていながらも、その題材の持つ多様性が飽きさせない力を持っていました。
    特に、アルワラの潮の音という短編が面白く、大昔の太平洋アジアの島々を舞台に繰り広げられる青年の成長譚とエイリアン退治の組み合わせはかなり惹きつけられた。

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    2025年06月03日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ 2

    購入済み

    いまはまだ

    百合×宇宙漁を売りにしている本作品ですが、まだ百合要素はほぼないと言っても良いでしょう。関係値ゼロからのスタートだったので進行はゆっくりめ。こういうじっくり関係を育てていく作品、私は好きですよ?

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    2025年05月31日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ1

    購入済み

    面白い

    宇宙で魚を捕える話。

    1巻でやったことといえば、コンビを組んで漁に出ただけ。本当にそれだけなんですが、引き込まれる面白さがあります。絵もクセが強くなく読みやすい。良い作品です。

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    2025年05月31日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    ネタバレ

    根本のSFアイデア自体は独創的であり、脳内映像化しやすくて非常に面白いので堪能した。
    キャラクター2人も対照的で活きが良く、魅力的であり、リーダビリティに優れている。
    然し4巻で思ったのだが、この人達全体、思想が強くないですか?

    どこかしら封建主義の旧体制へのカウンターとしての生き方に縛られている気がして、時折???となりました。
    つまりフェミニズムの闘士とかなんとか、そういうふうに見えかねないというかそうなんですか?
    自由と言ったらどこへなりとも好きな様にして、その、アイデンティティとかそんな大事ですか?という遠回りをちょいちょい感じました。
    その点ではエダとマギリの方がナチュラルにやりた

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    2025年05月27日
  • コロロギ岳から木星トロヤへ

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    21世紀と23世紀が時の蛇『カイアク』の
    難破事故によって繋がれるストーリー。

    23世紀に囚われたカイアクの尻尾の近くに
    たまたまいた2人の少年と、
    21世紀の太陽観測所に突っ込んだ
    カイアクの頭の場所にいた研究員たちが、
    過去と未来を通して助け合い、
    カイアクを救出するストーリー。

    これぞSFジュブナイル。
    引き込まれるストーリー。
    最後に待ち受けるハッピーエンド。
    そして難解な理論を
    理解した気になって読み進めた時の
    誇らしさとワクワク感。

    読むべき名作です。

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    2025年04月14日
  • フリーランチの時代

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    地球幼年期の終わりを彷彿とさせる
    短編集を詰め込んだ小川一水の作品。

    どの作品も面白いが
    1の『フリーランチの時代』
    5の『アルワラの潮の音』が特に面白い。

    フリーランチの時代の、
    「無料の昼食は存在するのよ」
    という下りは
    『月は無慈悲な夜の女王』へのオマージュで
    思わずニヤリとしてしまう。

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    2025年04月14日
  • 天冥の標 I メニー・メニー・シープ (下)

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    ネタバレ

    待ちに待った下巻!

    正直もっと書いて!という部分がいっぱい。
    ・アクリラ帰還、に伴うカヨのナレ死
    ・いつの間にかのキャスラン退場
    ・カドムのイサリへの蛙化現象の経緯
    などなど

    読んでてキツかったのは、上巻であれだけイサリイサリ言ってたのに、イサリ喋り始めた途端、コレが蛙化現象か?というくらいカドムが冷めた態度で、読んでて最後までイライラした。コイツにタコハのにーちゃんはもったいなかった!

    それでも終盤怒涛の展開で次巻以降気になるし、マルフォイぐらにしか思ってなかったユレインが時行様ぐらいに見えて応援してしまう。
    舞台は時間も場所も変わるみたいだけど、誰が再登場してくるのか楽しみにして

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    2025年03月05日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART2

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    ネタバレ

    PL 2025.3.3-2025.3.4
    救世群プラクティスと2PA艦隊陸戦隊の正門軍団、MMC新政府軍とダダーのフェオドールの裏門軍団、アクリラ、カドム、イサリ、クルミ姉妹たちの破れ手袋号がついにドロテア攻略に。
    一方、ラゴスやユレインたちは茜華根禍と手を結ぶためにシェパード号で旅立つ。
    ここまでくると、オールスター登場の反面、退場していく主要キャラもいて寂しくなる。
    いよいよ残り一冊。途轍もなく壮大なこの物語がどんな結末を迎えるのか。

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    2025年03月04日
  • 天冥の標 X 青葉よ、豊かなれ PART1

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    ネタバレ

    PL 2025.2.28-2025.3.2
    コルホーネン、ジニ号の立役者。
    そんなの忘れてるよ!
    最終巻のPart1。
    シグナレスウォー後の、セレス以外の人類が辿った道が明らかになる。コルホーネンとパラスのヴァンデイたちと地球の運命が語られる。
    そしていよいよカルミアンもノルルスカインも協力してオムニフロラに抗する闘いが始まる。

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    2025年03月02日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    面白さは安定。
    期待通り。
    シリーズはこれで終了かな。
    百合ネタが少し読みにくいのは許容。
    中国語読み?の単語が覚えきれないのだけど、読みの語感が良き。

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    2025年03月02日
  • ツインスター・サイクロン・ランナウェイ4

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    完結編。テラとダイのコンビとエダとマギリのコンビの対決が主軸ですが、これまでの登場人物の再登場もあったりして、完結編らしい構成になっています。最後の余韻がいかにもSFぽくて気持ちいい。
    映像で観たいけど、いろんな意味で難しいだろうなぁ。

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    2025年02月27日